Inventory Serviceオブジェクトの設定では、関連付けられたインベントリ対象サーバのスキャンを設定します。
Inventory Serviceオブジェクトを設定するには
ConsoleOneで、Inventory Serviceオブジェクト(Inventory Service_server_name)を右クリックし、[Properties]をクリックして、[Inventory Service Object Properties]タブを表示します。
次の設定を変更します。
[Inventory Server Role]: インベントリをスキャンするために展開したインベントリサーバに基づいて、インベントリサーバの役割を指定する必要があります。インベントリサーバの役割の理解を参照してください。
[Discard Scan Data Time]: [Inventory Service Object Property]ページで指定する[Discard Scan Data Time]の前に収集されたスキャン情報が格納されているスキャンデータファイルは破棄されます。スキャンデータファイルは、中間サーバ、データベースが接続されている中間サーバ、データベースとインベントリ対象サーバが接続されている中間サーバ、およびインベントリ対象サーバが接続されている中間サーバのいずれかの種類のインベントリサーバから削除されます。
[Scan Directory Path]インベントリ対象サーバから受信した、または他のインベントリサーバからロールアップされたスキャンが格納され、追加処理されるインベントリサーバ上にあるディレクトリ。NetWareインベントリサーバのスキャンディレクトリのパスは、\\complete_DNS_name_of_the_server\directory_path_of_scandirです。たとえば、\\complete_DNS_name_of_the_server\sys:\zenworks\inv\scandirのようになります。Windowsインベントリサーバのスキャンディレクトリのパスは、\\complete_DNS_name_of_the_server\scandirです。
\scandirパスに指定したインベントリサーバ名は変更できません。ただし、ディレクトリを変更する場合は、スキャンディレクトリパスを変更する前に新しいディレクトリがすでに存在していることを確認します。
パスを変更するには
[Enable Scan]: Inventory Serviceオブジェクトに関連付けられたインベントリ対象サーバをスキャンするには、Inventory Serviceオブジェクトのプロパティページに一覧表示されているスキャンオプションを有効にする必要があります。インベントリ対象サーバのスキャンを無効にするには、このオプションの選択を解除します。
[Dictionary Settings]タブをクリックして、必要なソフトウェアディクショナリのルールを設定します。詳細については、ソフトウェアディクショナリのルールの設定を参照してください。
[OK]をクリックします。
注: Inventoryポリシーを変更するか、またはオブジェクトを設定する場合は、常にInventory Serviceを停止します。オブジェクトのポリシーおよびプロパティを設定します。Inventory Serviceを再開します。詳細については、Inventory Serviceの開始と停止を参照してください。