RConsoleJ

ここでは、次のような構成でRConsoleJを開始する方法について説明します。


シナリオ1:IP NetWareサーバを制御するIPクライアント


セキュリティ保護されたIP接続の設定

RConsoleJ Clientは、TCP/IPを使用してRConsoleJ Agentと直接通信します。


RConsoleJ Clientはセキュリティ保護されたIP上でターゲットNetWareサーバと通信する

セキュリティ保護されたIP接続を設定するには、次の手順に従います。

  1. [RConsoleJ Connection]ダイアログボックスで、[Secure IP]を選択します。

  2. ターゲットNetWareサーバのIPアドレスを入力するか、[Remote Servers]アイコンをクリックしてリストからターゲットNetWareサーバを選択します。

  3. RConsoleJ Agentをターゲットサーバにロードするときに指定したパスワードを入力します。

  4. ポート番号を入力します。

    デフォルトでは、[2036]が選択されています。

  5. [Connect]をクリックします。

  6. サーバ認証を行うには、ターゲットサーバが発行するUntrusted Certificate Verificationサーバ証明書に目を通し、[OK]をクリックして承諾します。


セキュリティ保護されていないIP接続の設定

RConsoleJ Clientは、TCP/IPを使用してRConsoleJ Agentと直接通信します。


RConsoleJはIP上でターゲットNetWareサーバと通信する

ConsoleOneからRConsoleJ Clientを実行する場合、[Novell RConsoleJ]ダイアログボックスにNetWareサーバのIPアドレスが表示されます。RConsoleJ Clientを実行する方法については、RConsoleJ Clientの実行を参照してください。

IP接続を開始するには

  1. RConsoleJ Agentのロード時に指定したパスワードを入力します。

  2. ポート番号を入力します。

    デフォルトでは、[2034]が選択されています。

  3. [Connect]をクリックします。


シナリオ2:IPX NetWareサーバを制御するIPクライアント


IPX接続の開始

RConsoleJ ClientはRConsoleJ Proxy Agentを介してRConsoleJ Agentと通信します。これは、ターゲットNetWareサーバがIPXだけを使用しているからです。

RConsoleJ Proxy Agentは、IPとIPXの両方のスタックがロードされているNetWareサーバ(プロキシサーバ)にロードされます。RConsoleJ Proxy Agentは、RConsoleJ ClientからすべてのIP要求を受信し、それをIPX要求に変換して、RConsoleJ Agentに送信します。逆の場合も同様です。


RConsoleJ Clientはプロキシサーバを介してターゲットNetWareサーバと通信する

ConsoleOneからRConsoleJ Clientを実行する場合、[Novell RConsoleJ]ダイアログボックスにNetWareサーバのIPアドレスが表示されます。RConsoleJ Clientを実行する方法については、RConsoleJ Clientの実行を参照してください。

IPX接続を開始するには

  1. [Connect Type]ドロップダウンリストから、[Connect through Proxy]を選択します。IPXアドレスを取得するには[SPX]を、IPアドレスを取得するには[TCP]を選択します。

  2. 前の手順で変更を行うと、デフォルトのポートが選択されます。

    デフォルトは、IPXアドレスの場合は16800、IPアドレスの場合は2034です。

  3. プロキシサーバのIPアドレスを入力するか、[Remote Servers]アイコンをクリックし、リストからプロキシサーバを選択します。

  4. RConsoleJ Proxy Agentのロード時に指定したポート番号を入力します。

    RConsoleJ Clientはこのポート上でRConsoleJ Proxy Agentと通信します。

    デフォルトでは、[2035]が選択されています。

  5. [Connect]をクリックします。