ここでは、次のような構成でRConsoleJを開始する方法について説明します。
RConsoleJ Clientは、TCP/IPを使用してRConsoleJ Agentと直接通信します。
セキュリティ保護されたIP接続を設定するには、次の手順に従います。
[RConsoleJ Connection]ダイアログボックスで、[Secure IP]を選択します。
ターゲットNetWareサーバのIPアドレスを入力するか、[Remote Servers]アイコンをクリックしてリストからターゲットNetWareサーバを選択します。
RConsoleJ Agentをターゲットサーバにロードするときに指定したパスワードを入力します。
ポート番号を入力します。
デフォルトでは、[2036]が選択されています。
[Connect]をクリックします。
サーバ認証を行うには、ターゲットサーバが発行するUntrusted Certificate Verificationサーバ証明書に目を通し、[OK]をクリックして承諾します。
RConsoleJ Clientは、TCP/IPを使用してRConsoleJ Agentと直接通信します。
ConsoleOneからRConsoleJ Clientを実行する場合、[Novell RConsoleJ]ダイアログボックスにNetWareサーバのIPアドレスが表示されます。RConsoleJ Clientを実行する方法については、RConsoleJ Clientの実行を参照してください。
IP接続を開始するには
RConsoleJ ClientはRConsoleJ Proxy Agentを介してRConsoleJ Agentと通信します。これは、ターゲットNetWareサーバがIPXだけを使用しているからです。
RConsoleJ Proxy Agentは、IPとIPXの両方のスタックがロードされているNetWareサーバ(プロキシサーバ)にロードされます。RConsoleJ Proxy Agentは、RConsoleJ ClientからすべてのIP要求を受信し、それをIPX要求に変換して、RConsoleJ Agentに送信します。逆の場合も同様です。
ConsoleOneからRConsoleJ Clientを実行する場合、[Novell RConsoleJ]ダイアログボックスにNetWareサーバのIPアドレスが表示されます。RConsoleJ Clientを実行する方法については、RConsoleJ Clientの実行を参照してください。
IPX接続を開始するには
[Connect Type]ドロップダウンリストから、[Connect through Proxy]を選択します。IPXアドレスを取得するには[SPX]を、IPアドレスを取得するには[TCP]を選択します。
前の手順で変更を行うと、デフォルトのポートが選択されます。
デフォルトは、IPXアドレスの場合は16800、IPアドレスの場合は2034です。
プロキシサーバのIPアドレスを入力するか、[Remote Servers]アイコンをクリックし、リストからプロキシサーバを選択します。
RConsoleJ Proxy Agentのロード時に指定したポート番号を入力します。
RConsoleJ Clientはこのポート上でRConsoleJ Proxy Agentと通信します。
デフォルトでは、[2035]が選択されています。
[Connect]をクリックします。