Distributorのファイルシステム上に存在するファイルをSubscriberサーバのファイルシステムにコピーするとき、Distributionをこのようなファイルで構成するには、このオプションを使用します。
次のフィールドとボタンを使用して、File Distributionを設定します。
ターゲットファイルシステムでDistributionを抽出する場所です。
デフォルトは%DEST VOLUME%です。
重要: デフォルトを変更する場合は、(Enter)キーを押して変更を保存する必要があります。
すべての種類の変数や、実際の場所の名前を使用できます。リテラル文字による場所の例は次のとおりです。
ただし、UNCパスは使用しないでください。すべてのDistributionが1か所だけに送信される原因となります。代わりに、変数を使用します。詳細については、変数を参照してください。
デフォルト名はNew Directoryです。この名前は、送信先のディレクトリ名に変更する必要があります。
重要: デフォルトを変更する場合は、(Enter)キーを押して変更を保存する必要があります。
このボタンを使用すると、ターゲットSubscriberのファイルシステムに追加するファイルおよびディレクトリのディレクトリ構造を作成できます。
Distributorのファイルシステムで、ターゲットSubscriberのファイルシステムにコピーするディレクトリまたはファイルを参照します。
選択した各ディレクトリまたはファイルは、ソースファイルシステムのフルパスで表示されます。このパスは、ターゲットファイルシステムへのコピー時にディレクトリまたはファイルを取得する場所を指定します。ターゲットファイルシステムに作成されるのは、［New Target］ボタンと［Add Directory］ボタンを使用して作成されたパスだけです。［Add Files］ボタンで選択したディレクトリは、このパスの下に追加されます。
ディレクトリを選択すると、その下のすべてのファイルとサブディレクトリも選択され、コピーされます。Server Software PackageのCopy Fileコンポーネントとは異なり、選択したディレクトリからファイルおよびサブディレクトリを削除できません。参照して追加したすべてのディレクトリは展開できません。削除できるのは、［Files To Be Distributed］ボックスのツリー構造に表示される項目だけです。
ターゲットサーバのディレクトリが、Distributionに含まれるディレクトリと同期されるようにします。
警告: Distributionに含まれないディレクトリがターゲットサーバに存在する場合、これらのディレクトリとすべてのファイルおよびサブディレクトリは、Distributionの抽出時にターゲットサーバのファイルシステムから削除されます。
この機能は、特にターゲットディレクトリがルートディレクトリの場合は、大きな問題が発生することがあります。ディレクトリの同期は、Distributionに含まれない既存ディレクトリを意図的に削除する場合にのみ有効にしてください。
このDistributionの作成に使用されたファイルシステムを所有するDistributorが、Distributionに登録されたSubscriberでもある場合、Distributorのファイルシステムは他のSubscriberと同様に処理されます。
同期の詳細については、File Distributionのディレクトリ同期の細分性を参照してください。
ファイルの変更や追加など、Distributionが変更されるたびに新しいバージョンが構築され、Subscriberに送信されます。ただし、Subscriberは、新しいバージョンが送信されない場合でも、Distributionに含まれるファイルがすべてのSubscriberに抽出され、インストールされていることを検証する必要があります。
この検証オプションを使用すると、送信スケジュールの開始時に新しいバージョンのDistributionが送信されない場合、ファイルを確実にインストールするために現在のバージョンを再抽出する要求をDistributorからSubscriberに送信するよう指定できます。
指定した回数だけロックされたファイルの上書きを再試行した後、ファイルの置換に失敗したことにします。このチェックボックスをオフのままにすると、ターゲットファイルシステム上のロックされたファイルは置換されません。
ロックされたファイルに上書きできるように、ロックされたファイルへの接続を強制終了しようとします。このオプションは、ファイルを抽出している場合にのみ適用され、Distributionを構築するためにファイルにアクセスしている場合には適用されません。Distributionを構築しているときに、Distributionに属するファイルがロックされている場合、構築は失敗します。
サーバとNLMTMの接続は強制終了できません。