MSI(Microsoft Software Installer)パッケージをWindowsベースのアプリケーション用Windowsサーバに配布します。MSIエンジンは、MSI Distributionに含まれるWindowsソフトウェアのインストールに使用されます。MSI Distributionは、ConsoleOneとiManagerの両方で作成および設定できます。
次のいずれかを使用して、Distributionを設定します。ﾄ
次のいずれかを使用して、1つまたは複数のMSIまたはMSPパッケージを追加します。
［Add From Distributor］: .msiファイルと.mspファイルは、このMSI Distributionを所有するDistributorサーバのファイルシステムに保存されている必要があります。
各MSIパッケージを設定するには、［Selected Packages］列でパッケージを選択し、［Edit Parameter List］をクリックして［Edit Parameters］ダイアログボックスを開き、次のフィールドに入力します。
次のオプションのいずれかを選択します。
［Package File Only］: MSIパッケージのみがDistributionに含まれます。
［Package Files and Folders］: MSIパッケージ、同じフォルダ内のすべてのファイル、すべてのサブフォルダとそのファイルが含まれます。これは、MSIパッケージに必要なすべてのサポートファイルが、このフォルダおよびサブフォルダに含まれていることを前提としています。
次のオプションから選択します。
［Install］: MSIパッケージがインストールされます。
［Uninstall］: MSIパッケージがアンインストールされます。
［Patch］: このフィールドはMSPパッケージにのみ適用されるため、淡色表示になっています。
［Administrative Install］: (標準の方法として)MSIパッケージを削除せずにMSIパッケージがインストールされるため、自己修復に使用できます。このオプションは、パッケージの管理イメージと組み合わせて使用されます。詳細については、『InstallShield Tip from AdminStudio』を参照してください。
［Repair］: このオプションを選択した場合は、次のいずれかのチェックボックスを選択します。これは、MSIエンジンに渡して修正の種類を指定する共通MSIフラグです。
［Missing File］: 失われているファイルがある場合のみ、そのファイルを再インストールするようにWindows Installerに指示します。
［Older File］: ファイルが失われている場合、またはインストールされているファイルのバージョンがMSIパッケージに含まれているバージョンより古い場合に、そのファイルを再インストールするようにWindows Installerに指示します。
［Equal or Older File］: ファイルが失われている場合、またはインストールされているファイルのバージョンがMSIパッケージに含まれているバージョンと同じか古い場合に、そのファイルを再インストールするようにWindows Installerに指示します。
［Use Registry Keys］: ユーザごとのエントリすべてを、MSIパッケージからWindowsのシステムレジストリに記述し直すようにWindows Installerに指示します。ユーザごとのエントリとは、HKEY_CURRENT_USERレジストリハイブおよびHKEY_USERSレジストリハイブに含まれているエントリです。
［Computer Registry Keys］: コンピュータごとのエントリすべてを、MSIパッケージからWindowsのシステムレジストリに記述し直すようにWindows Installerに指示します。コンピュータごとのエントリとは、HKEY_LOCAL_MACHINEレジストリハイブおよびHKEY_CLASSES_ROOTレジストリハイブに含まれているエントリです。
［Failed Checksum］: ファイルが失われている場合、またはファイルが破損していることがチェックサムで検証された場合、すべての実行可能ファイルに対するチェックサムを実行してファイルを再インストールするようにWindows Installerに指示します。MSIパッケージのFile TableのAttributes列にmsidbFileAttributesChecksumがあるファイルのみが修復されます。
［Install and Re-Cache］: ソースパッケージではなく、再キャッシュ(ローカル)ソースからファイルをインストールするようにWindows Installerに指示します。
［Shortcuts］: MSIアプリケーションのショートカットを再インストールして既存のショートカットやアイコンを上書きするようにWindows Installerに指示します。
［Different File Version］: ファイルが失われている場合、またはインストールされているファイルのバージョンがMSIパッケージに含まれているバージョンと異なる場合に、そのファイルを再インストールするようにWindows Installerに指示します。
Distributionに変換を含めるには、変換するMSIパッケージ(MSPパッケージではない)を選択し、［Edit Parameters］ボタンを選択して、次の操作を実行します。MSIパッケージの変換ごと、およびMSIパッケージごとに、必要に応じてこれらの手順を繰り返します。
次のいずれかを使用して、1つまたは複数の変換を追加します。
［Add From Distributor］: .msiファイルは、このMSI Distributionを所有するDistributorサーバのファイルシステムに保存されている必要があります。
［Add From FTP Site］: .msiファイルは、FTPサイトから取得できます。
変換ファイルは、［Type］タブの［Selected Packages］列で選択したMSIパッケージの動作を変更するために使用されます。
複数の変換が同じMSIパッケージプロパティに適用されると、そのプロパティは、最後に適用された変換によって適用された値を保持します。
変換の作成と設定の詳細については、ソフトウェアアプリケーションに付属のマニュアルを参照してください。
MSIパッケージに記載されたコマンドラインパラメータを変更できます。
一部のMSI Distributionは、Windows 2000サーバでは抽出できない場合があります。この問題を解決するには、MSI Distributionの抽出エラーを参照してください。