ZENworks 6.5 Server Managementにアップグレードする方法については、次の節を参照してください。
ZENworks for Servers 3.xのコンポーネントは、個別にZENworks 6.5 Server Managementのコンポーネントにアップグレードする必要があります。次に示すアップグレード順序を推奨します。
ZENworks for Servers 3.xのコンポーネントをZENworks 6.5 Server Managementにアップグレードするには2つの方法があります。
GUIアップグレードウィザード: NetWareおよびWindowsサーバをお使いの場合、Novell ZENworks 6.5 Server Management Program CDから実行可能なウィザードの多様なオプションを使って、Server Managementの各コンポーネントをアップグレードすることができます。
DistributorオブジェクトおよびSubscriberオブジェクトをアップグレードするには、すべてのプラットフォームでこの方法を使用する必要があります。
LinuxおよびSolarisサーバのPolicy and Distribution Servicesコンポーネントの場合、Distributorのアップグレードは、スクリプトを使って実行されます。このスクリプトは、既存のZENworks for Serversのバージョンを検出し、アップグレードオプションを提供します。LinuxまたはSolarisのDistributorサーバのDistributorオブジェクトは、まずGUIアップグレードプログラムを使用してアップグレードする必要があります。
Server Software Package: Novell ZENworks 6.5 Companion 2 CDで利用可能な.cpkファイルを使うと、サポートの対象になるそれぞれのオペレーティングシステムのServer Managementの各コンポーネントをアップグレードすることができます(LinuxおよびSolarisサーバのDistributorオブジェクトは除く)。この方法では、アップグレードするSubscriberサーバに送信されるソフトウェアパッケージのDistributionを作成する作業だけが必要になります。
この方法では、Subscriberオブジェクトはアップグレードされません。Subscriberオブジェクトをアップグレードするには、GUIアップグレードプログラムを使用する必要があります。
重要: サーバをZENworks 6.5 Server Managementにアップグレードする際、サーバにインストールされているすべてのZENworks for Servers 3.xコンポーネントをアップグレードする必要があります。たとえば、ZENworks for Servers 3.x Policy and Distribution ServicesをZENworks 6.5 Policy and Distribution Servicesにアップグレードしたが、既存のZENworks 3.0.2 Server Inventoryをバージョン6.5にアップグレードしなかった場合、Server Inventoryをバージョン6.5にアップグレードしない限り、このサーバでServer Inventoryは機能しません。
ZENworks 6.5 Server ManagementとZENworks 6.5 Desktop Managementの間の相互運用性に関する問題については、相互運用性を参照してください。
ZENworks 6.5の変更点と新機能については、ZENworks 6.5 Server Managementの最初のリリースを参照してください。