第17章

JSPページの操作

この章では、exteNd DirectorタグライブラリをJavaServer Pages (JSP)で使用する方法について説明します。この節は、次のトピックで構成されています。

 
Top of page

JSPページおよびexteNd Directorタグライブラリについて

exteNd Directorは、JavaServerページ(JSP)に使用するカスタムタグライブラリセットを提供します。これらのタグは、exteNd DirectorAPIで最も一般的に使用されるほとんどのメソッドをラップします。

タグライブラリJARファイル   exteNd Directorタグライブラリは、次のJARファイルで配布されます。

使用タグの詳細

参照先

ContentMgmtTag.jar

コンテンツ管理ガイドのタグライブラリリファレンス

FrameworkTag.jar

ユーザ管理ガイドのタグライブラリリファレンス

PortalTag.jar

ポータルガイドのタグライブラリリファレンス

RuleTag.jar

ルールガイドのタグライブラリリファレンス

WorkflowTag.jar

ワークフローガイドのタグライブラリリファレンス

TLDファイル   これらの各JARファイルは、関連付けられているタグライブラリ記述子(TLD)ファイルを持ちます。TLDファイルは、ライブラリのタグを説明するXMLファイルです。

exteNd Directorタグライブラリは、次のTLDファイルで説明されます。

カスタムタグライブラリを使用するには、JSPページを含むWARに、タグライブラリJARファイルおよび関連付けられたTLDファイルを含める必要があります。

JSPページの配置場所   exteNd Directorリソースとともに、カスタムWebアプリケーションのWARにJSPページをパッケージしてください。 ただし、JSPページは、WARのルートまたはルートのサブディレクトリにあることが必要です。リソースセット内、またはWEB-INF/libディレクトリ内には保存しないでください。

For more information    JSPおよびJava Servlet APIの詳細については、Sunのドキュメントを参照してください。

 
Top of page

プロジェクトへのJARおよびTLDの追加

Directorプロジェクトウィザード(またはCustom Web Appウィザード)を使用してWARファイルを作成すると、[カスタムWebアプリケーション]パネルでアプリケーションに必要なタグライブラリを選択できます。この場合、必要なJARファイルおよびTLDファイルは、自動的にプロジェクトに追加されます。

WARファイルのweb.xmlファイルは、含まれたTLDファイルにタグライブラリURIをマップします(次を参照)。

  <web-app>
  ...
  
   <taglib>
    <taglib-uri>/cm</taglib-uri>
    <taglib-location>/WEB-INF/tag/ContentMgmtTag.tld</taglib-location>
   </taglib>
   <taglib>
    <taglib-uri>/fw</taglib-uri>
    <taglib-location>/WEB-INF/tag/FrameworkTag.tld</taglib-location>
   </taglib>
   <taglib>
    <taglib-uri>/portal</taglib-uri> 
    <taglib-location>/WEB-INF/tag/PortalTag.tld</taglib-location> 
   </taglib>
   <taglib>
    <taglib-uri>/re</taglib-uri>
    <taglib-location>/WEB-INF/tag/RuleTag.tld</taglib-location>
   </taglib>
   <taglib>
    <taglib-uri>/wf</taglib-uri>
    <taglib-location>/WEB-INF/tag/WorkflowTag.tld</taglib-location>
   </taglib>
  
  ...
  </web-app>

 
Top of page

JSPページのカスタムタグの使用

Procedure JSPページのカスタムタグを使用する

  1. ページがカスタムタグライブラリに依存していることをサーバに通知するため、ページにタグライブラリディレクティブを追加します。このディレクティブをページに追加すると、ライブラリのすべてのタグをページで使用できます。 PortalTag.tldに記述されているタグをページで使用できるようにする、タグライブラリディレクティブの例は次のとおりです。

      <%@ taglib uri="/portal" prefix="ep" %>
    

    この例では、WARファイルのweb.xmlファイルが、適切なTLDファイルにURIをマップすると想定します。 この例では、URI/portalは、/WEB-INF/lib/PortalTag.tldにマップされます。

      <web-app>
      ...
       <taglib>
        <taglib-uri>/portal</taglib-uri> 
        <taglib-location>/WEB-INF/lib/PortalTag.tld</taglib-location>
       </taglib>
      
      </web-app>
    
  2. カスタムタグをページに追加します。

    JSPページでPIDページを表示する方法の例は、次のとおりです。

      <ep:displayPID PID="MyPID.html" />
    


Copyright © 2004 Novell, Inc. All rights reserved. Copyright © 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002, 2003 SilverStream Software, LLC. All rights reserved.  more ...