3.5 組織外の人との共有

メモ:まずFilr管理者がこの機能を有効にしなければ、ユーザは組織外のユーザと共有することはできません。

Filrでは、組織外の特定のユーザを指定して、コーポレートファイルを表示して、協同作業を行うためにアクセス権を付与できます。

組織外のユーザと項目を共有する際に、そのユーザの電子メールアドレスを使用するとそのユーザのFilrアカウントが自動的に作成されます。次に、ユーザはFilrサイトに登録する必要があります。

3.5.1 共有項目を表示するために外部ユーザとしてログインする

Filrサイト外のユーザが共有項目を受信する際に、ユーザが自分の電子メールアドレスを使用するとそのユーザのFilrアカウントが自動的に作成されます。

次に、ユーザはログインするためにFilrサイトに登録する必要があります。(Filr 1.1より前のバージョンでは、ユーザはGoogleまたはYahooアカウントでFilrサイトにログインできました。この機能は、Filr 1.1以降の新規Filrユーザは使用できません。この変更に関する詳細については、『Novell Filr 1.1 Readme』を参照してください。)

Filrサイトにログインできるようになるには、少なくとも1つの有効期限が切れていない項目を共有している必要があります。

  1. 共有項目について通知する電子メール通知を受け取ったら、そのメールにある共有項目へのリンクをクリックします。

  2. Filrログインページで、名と姓を指定してから、パスワードを作成します。ユーザIDは共有項目が送信された電子メールアドレスになります。これは変更できません。

  3. 登録]をクリックします。

    ユーザはFilrシステムに認証され、共有項目が表示されます。

  4. (オプション)共有している項目の他に、外部ユーザは、タイトルの[パブリック をクリックして、パブリックで使用可能になっているすべての項目を見ることができます。

    ファイルおよびフォルダをパブリックで使用できるようにする機能は、Filr管理者が有効にする必要があります。

3.5.2 ファイルをパブリックにする

ファイルおよびフォルダを組織外のパブリックに対してアクセス可能にできます。ファイルまたはフォルダをパブリックと共有する方法については、セクション 3.3, ファイルおよびフォルダの共有を参照してください。

以下のタイプのユーザは、パブリックと共有されている項目を表示できます。

  • すべての内部ユーザ

  • Filrシステムにゲストユーザとしてログインするユーザ

    Filrユーザアカウントを持っていないユーザは、Filrサイトにゲストユーザとして入ることができ(セクション 1.2.1, WebブラウザからFilrへアクセスを参照)、パブリックと共有されているすべての項目を見ることができます。

メモ:外部ユーザには、パブリックと共有されている項目を表示する権限がありません。外部ユーザがパブリックと共有されている項目を表示するには、ゲストユーザとしてFilrサイトにログインする必要があります。