PlateSpin Recon 3.7.2では、ターゲットWindowsマシンでのWindows Disk Countersアドオンの展開および展開解除は、そのターゲットマシンの監視の開始と停止に連結していません。ターゲットマシンをインベントリした後、適切なアドオンをそのターゲットマシンに展開することにより、追加の監視カウンタに対してデータを取得することができます。その後、PlateSpin Reconによって追加のデータが収集されないようにするには、ターゲットマシンからアドオンを展開解除できます。PlateSpin Recon 3.7.2によって現在提供されているのは、Windows Disk Countersアドオンのみです。デフォルトでは、ターゲットマシンの監視の一環として、ディスクカウンタが収集されます。
PlateSpin Recon 3.7.2により、インベントリされたWindowsマシンの監視データを収集する粒度を選択する柔軟性も与えられます。PlateSpin Recon 3.7.2では、Windows Disk Countersアドオンを展開することにより、インベントリされたWindowsマシンに対してディスクレベルおよびボリュームレベルの追加カウンタを収集することもできます。PlateSpin Reconによって追加のデータが収集されないようにするには、ターゲットマシンからアドオンを展開解除します。アドオンは、Windowsマシンで展開したり展開解除したりすることができます。アドオンを展開したり展開解除したりするためのオプションはCitrix XenServerマシンやVirtual Centerマシンに対して使用可能ですが、Windows Disk Countersアドオンは、Citrix XenServerマシンおよびVirtual CenterマシンをホストしているWindows仮想マシンで展開または展開解除されます。
Windows Disk Countersアドオンでは、次の追加ディスク使用率カウンタに対してデータを収集します:
PhysicalDisk_TotalSpaceGB
PhysicalDisk_FreeSpaceGB
PhysicalDisk_UsedSpaceGB
PhysicalDisk_PercentFreeSpace
PhysicalDisk_PercentUsedSpace
PhysicalDisk_UnpartitionedSpaceGB
PhysicalDisk_PartitionedSpaceGB
PhysicalDisk_PercentUnpartitionedSpace
PhysicalDisk_PercentPartitionedSpace
LogicalDisk_UsedMegaBytes
LogicalDisk_PercentUsedSpace
ターゲットWindowsマシンでアドオンを展開すると、このようなマシンのディスク使用率データとディスク割り当てデータは、「ディスク割り当て」レポートと「ボリューム使用率」レポートで取得できます。レポートの詳細については、セクション 5.0, チャートとレポートの生成および表示を参照してください。
メモ:PlateSpin Reconでは、非Windowsマシンの追加ディスク使用率カウンタに対するデータをデフォルトで収集します。
次の節を参照してください:
PlateSpin Reconのアドオンは、ターゲットWindowsマシンをインベントリした後、そのマシンの監視の開始前または開始後に、そのマシンで展開できます。
ターゲットWindowsマシンでアドオンを展開するには:
Data Center Explorerで、ターゲットWindowsマシンを右クリックして[
]をクリックし、[ ]を選択します。[Deploy Add-On]ダイアログボックスが表示されます。
[
]ドロップダウンリストで、展開するアドオンを選択します。デフォルトでは、[ ]が選択されています。PlateSpin Reconでは現在、Windows Disk Countersアドオンの展開のみをサポートしています。
(条件付き) リモートレジストリサービスに依存サービスが含まれる場合、そのようなリモートレジストリサービスと依存サービスを再起動する方法を決定します。
アドオンの展開後にリモートレジストリサービスとその依存サービスが自動的に再起動するよう設定する場合は、[
]チェックボックスを選択します。リモートレジストリサービスとその依存サービスを後に手動で再起動する場合は、 [
]チェックボックスが選択解除された状態にします。重要:リモートレジストリサービスに依存サービスが含まれない場合、Windows Disk Countersアドオンを展開すると、そのリモートレジストリサービスはターゲットマシンで自動的に再起動します。
[
]をクリックします。展開ジョブが完了すると、ターゲットの32ビットWindowsマシンではHWInputMonPofInfo.dll、ターゲットの64ビットWindowsマシンではHWInputMonPofInfo64.dllが、それぞれ展開されます。 machine. これらのDLLは、追加のカウンタを収集するために拡張DLLとしてターゲットマシンで実行するPerfMonに対して登録されます。PlateSpin ReconサーバにあるPlateSpinRecon_installation_directory\services\monitoring\windowsディレクトリのコンテンツは、ターゲットマシンの%systemroot%\PlateSpinRecon-DiskUtilディレクトリにコピーされます。%systemroot%は、c:\WINDOWSやc:\WINNTのような、WINDOWSディレクトリの完全なパスです。
(条件付き) ステップ 3でリモートレジストリサービスとその依存サービスを手動で再起動することを選択した場合、ターゲットマシンでサービスを再起動します。
(条件付き) ターゲットマシンの監視中にアドオンを展開した場合は、次のタスクを実行します:
ターゲットマシンの監視を停止します。
ターゲットマシンの監視を開始します。
重要:ターゲットマシンの開始を停止して開始しなかった場合、Windowsディスク使用率カウンタデータは収集されません。
アドオンの展開状態を表示するには、Data Center Explorerで[
]をクリックした後、[ ]タブをクリックします。展開状態は、[ ]にメッセージとして表示されます。たとえば、アドオンの展開に成功した場合は、次のメッセージが表示されます:
Windows Disk Counter Add-on is deployed.
ターゲットWindowsマシンでWindows Disk Countersアドオンを展開した後にマシンオブジェクトをPlateSpin Reconクライアントから削除すると、結果としてそのマシンで次が実行されます:
ターゲットWindowsマシンのリモートレジストリサービスに依存サービスが含まれない場合、Windows Disk Counterアドオンに関連するすべてのファイルが削除され、PerfMonカウンタが展開解除された後、リモートレジストリサービスが再起動されます。ただし、このような操作を示すメッセージは、PlateSpin ReconクライアントのJob Explorerでは表示されません。
ターゲットWindowsマシンのリモートレジストリサービスに依存サービスが含まれる場合、Windows Disk Counterアドオンに関連するすべてのファイルが削除され、PerfMonカウンタは展開解除されますが、リモートレジストリサービスは再起動しません。ただし、このような操作を示すメッセージは、PlateSpin ReconクライアントのJob Explorerでは表示されません。
Data Center Explorerで、PlateSpin Reconアドオンを展開解除するターゲットWindowsマシンを右クリックして[
]をクリックし、[ ]を選択します。[UnDeploy Add-On]ダイアログボックスが表示されます。
[
]ドロップダウンリストで、展開解除するアドオンを選択します。デフォルトでは、[ ]が選択されています。PlateSpin Reconでは現在、Windows Disk Countersアドオンの展開解除のみをサポートしています。
(条件付き) リモートレジストリサービスに依存サービスが含まれる場合、そのようなリモートレジストリサービスと依存サービスを再起動する方法を決定します。
アドオンの展開解除後にリモートレジストリサービスとその依存サービスが自動的に再起動するよう設定する場合は、[
]チェックボックスを選択します。後でリモートレジストリサービスとその依存サービスを手動で再起動する場合は、 [
]チェックボックスが選択解除された状態にします。重要:リモートレジストリサービスに依存サービスが含まれない場合、Windows Disk Countersアドオンを展開解除すると、そのリモートレジストリサービスはターゲットマシンで自動的に再起動します。
[
]をクリックします。展開解除が完了すると、ターゲットマシンでは%systemroot%\PlateSpinRecon-DiskUtilディレクトリが削除されます。ターゲットの32ビットWindowsマシンで実行しているPerfMonからはHWInputMonPofInfo.dll、ターゲットの64ビットWindowsマシンで実行しているPerfMonからはHWInputMonPofInfo64.dll が、それぞれ登録解除されます。
(条件付き) ステップ 3でリモートレジストリサービスとその依存サービスを手動で再起動することを選択した場合、ターゲットマシンでサービスを再起動します。
(条件付き) ターゲットマシンの監視中にアドオンを展開解除した場合は、次のタスクを実行します:
ターゲットマシンの監視を停止します。
ターゲットマシンの監視を開始します。
メモ:ターゲットマシンの監視を停止して開始しなかった場合、次のエラーが発生します:
Category does not exist
エラーをトラブルシューティングする方法の詳細については、Windowsマシンを監視すると、「Category does not exist」というエラーが監視ログに表示されるを参照してください。
ターゲットWindowsマシンからアドオンを展開解除すると、そのターゲットマシンの[
]ページ([ ]タブ>[ ]セクション)からアドオン展開メッセージが削除されます。