Novell Clientのアップグレードとは

Novell(R) ClientTMを更新またはアップグレードする方法は、次の3種類あります。


ポリシーパッケージによる特定ファイルのアップグレード

ZENworksTMの機能を使って、指定したファイルを定期的に更新することができます。たとえば、ポリシーパッケージを作成し、毎朝特定のファイルを更新するアクションをこのパッケージに追加することができます。次に、このポリシーパッケージをワークステーションオブジェクトに関連付けるか、またはワークステーションオブジェクトの入っているワークステーショングループ、またはコンテナオブジェクトに関連付けると、そのワークステーション上で毎朝ファイルが更新されます。


アプリケーションオブジェクトによるクライアント更新ファイルの配布

クライアントの更新ファイルは、「Application Launcher」を使って各ワークステーションに配布できます。


ACUによるクライアントのアップグレード

Novell自動クライアントアップグレード(ACU)を使うと、前バージョンのNovell Clientソフトウェアを最新のNovell Clientソフトウェアにアップグレードできます。Windows NT*ワークステーションでは、オペレーティングシステムのアップグレードも可能です。このアップグレードは、ユーザがログインするときに行われます。ACUでは、次の5つの作業が必要です。

  1. NetWare(R)サーバ上でACUフォルダを作成する。
  2. Novell Clientファイルをフォルダにコピーする(ワークステーションによってログイン中に読み込まれます)。
  3. この新規フォルダに対する権利をユーザに与える。
  4. 該当する.CFGファイルや.INIファイルを更新するか、または各プラットフォーム対応のClient用Unattendedファイルを更新する。
  5. 該当するログインスクリプトを変更する。

具体的な要件や役に立つ用例など、ACUプロセスに関する詳細な情報は、各プラットフォームのNovell Clientマニュアルにあります。ネットワークにACUプロセスを導入する前に、このマニュアルをお読みください。クライアントマニュアルは、ZENworks CDにあります。次のマニュアルを参照してください。

4種類の異なるオペレーティングシステム上でClientをアップグレードするためのスクリプトを作成することもできます。

Windows NT、Windows 95/98、Windows 3.1x、およびDOSの各プラットフォームで前バージョンのNovell Clientから最新のNovell Clientに更新する場合、「「Novell Client用ログインスクリプトの例」」を参照してください。