第7章

サーバの保守

この章では、Novell exteNd Application Serverで一般的な保守タスクのいくつかを実行する方法について説明します。この章には、次の節が含まれています。

 
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アプリケーションサーバのリモート管理

SMCを使用すると、サーバをリモートで管理することができます。1つのSMCコンソールからは、サーバをいくつでも管理できます。クラスタ内のサーバを実行している場合は、管理するサーバクラスタをさらに選択できます。

For more information    サーバクラスタの詳細については、サーバクラスタリング機能を参照してください。

Procedure サーバを管理する

  1. 管理するサーバが実行されていることを確認します。

  2. SMCを開始します。

  3. [選択](サーバ)アイコンを選択します。

    [サーバの追加]ダイアログボックスが表示されます。

    addserver

  4. server:portを指定します。各パラメータの説明は、次のとおりです。

    パラメータ

    説明

    server

    サーバの名前(localhostやhttp://ホスト名など)。

    port

    管理ポート。ポートは、オペレーティングシステムに対するデフォルトのポートではない場合にのみ指定する必要があります。

    For more information    サーバによって使用されるポートの詳細については、個別のポートの設定を参照してください。

  5. OK]をクリックします。

  6. SMCを使用して、サーバを管理します。

 
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AGCLASSPATH変数の設定

アプリケーションサーバでは、Javaクラスをアプリケーションで使用できるように拡張するAGCLASSPATHと呼ばれる環境変数をサポートしています。AGCLASSPATHは、たとえば、データベースドライバなどのサードパーティ製要素をアプリケーションに含める場合に使用できます。この変数は、+cp Javaクラスパスオプション(アプリケーションサーバの起動の説明を参照)の代わりに使用してください。アプリケーションサーバでは、CLASSPATH変数を上書きします。

オペレーティングシステム

説明

NetWare

アプリケーションサーバはNLMによって起動されるため、コンポーネントをセミコロンで区切った「setenv」環境を使用して、AGCLASSPATHを設定する必要があります。次に例を示します。

  setenv AGCLASSPATH=path1;path2;path3;...;pathx 

UNIX

使用するシェルに適切なプロシージャに従って、環境変数AGCLASSPATHを設定します。

Windows

コントロールパネルからアクセスできる[システム]設定ツールを使用して、AGCLASSPATH環境変数を設定します。

 
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展開されたJ2EEオブジェクトの保守

SMCの展開オプションセクションでは、サーバに展開されているJ2EEオブジェクトに関する情報にアクセスできます。

deploymentoptions

各パネルの機能の説明は、次の表のとおりです。

使用するパネル

機能

展開オブジェクト

展開されたJ2EEアプリケーション(EAR、WAR、EJB JAR、アプリケーションクライアントJAR、RARなど)を管理します。

JNDIツリー

SMCによって現在管理されているアプリケーションサーバのRMI JNDI (Java Naming and Directory Interface)ツリー、またはネットワークを通じてSMCで使用できるサーバのInitialContextを表示します。

URLの管理

データベースまたはサーバに対するデフォルトのページを指定する場合に、このパネルを使用します。

[データベースURL] - データベースのURL (http://localhost/MyApp/など)をユーザが要求すると表示されるページ。デフォルトのデータベースページが定義されていない場合、データベースのディレクトリリストがユーザに表示されます(管理者によって許可されている場合)。

[サーバURL] - サーバのURL (http://localhost/など)をユーザが要求すると表示されるページ。デフォルトのサーバページが定義されていない場合、サーバのディレクトリリストがユーザに表示されます(管理者によって許可されている場合)。

リソースアダプタ

展開されているリソースアダプタとそれらの設定に関する情報を表示します。

 
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[展開オブジェクト]パネルの使用

展開オブジェクト]パネルには、次の内容が一覧表示されます。

For more information    詳細については、『機能ガイド』の「J2EE展開」を参照してください。

Procedure 展開されたJ2EEオブジェクトを管理する

  1. SMCを開始します。

  2. ツールバーから[展開]アイコンを選択します。

  3. 展開オブジェクト]を選択します。

  4. 管理する展開済みのオブジェクトが含まれているデータベースを展開します。

    WAR、EAR、CAR、およびRARは、「展開解除」することができます。

    EJB JARは、[有効]、[無効]、[シャットダウン]、および[展開解除]に設定することができます。

    EJBTab

  5. 展開されたオブジェクトを選択し、次のアクションのいずれかを実行します。

    アクション

    説明

    有効

    EJB JARに対してのみ。

    無効になっているEJB JARを有効にします。JARを有効にすると、JARのBeanが使用可能になります。

    無効

    EJB JARに対してのみ。

    有効になっているEJB JARを無効にします。JARを無効にすると、JARのBeanは使用できなくなります。

    JARを無効にすると、JARで実行中のEJBはすべて停止します。無効にしたJARは、明示的に有効にするまで、無効の状態のままになります。

    シャットダウン

    EJB JARに対してのみ。

    現在のサーバセッションのJARとそのすべてのBeanをシャットダウンします。JARをシャットダウンすると、JARのBeanは使用できなくなります。

    サーバを再起動すると、前のサーバセッションでシャットダウンした有効なJARは、再び使用できるようになります。

    展開解除

    展開されたオブジェクトをシャットダウンし、サーバから削除します。

Procedure 展開されたRARを表示する

  1. SMCを開始します。

  2. ツールバーから[展開]アイコンを選択します。

  3. リソースアダプタ]を選択します。

    展開されているリソースアダプタがドロップダウンリストに表示されます。

  4. リストからリソースアダプタを選択し、アダプタの設定を表示します。

Procedure JNDIツリーを表示する

  1. SMCを開始します。

  2. ツールバーから[展開]アイコンを選択します。

  3. JNDIツリー]を選択します。

  4. 実行する機能のラジオボタンをオンにします。

    ラジオボタン

    説明

    RMI

    選択したサーバのRMI JNDIツリーを表示します。

    URLの指定

    ネットワークを通じてSMCで使用できるサーバのInitialContextを表示します。「beetle」という名前のLDAPサーバのInitialContextを表示するには、次のように入力します。

      ldap://beetle/dc=novell.com
    

  5. [URLの指定]をオンにした場合は、[送信]をクリックします。

Procedure デフォルトのデータベースURLを指定する

  1. SMCを開始します。

  2. ツールバーから[展開]アイコンを選択します。

  3. URLの管理]を選択します。

  4. データベースURL]ラジオボタンをオンにします。

  5. デフォルトのページを設定するデータベースを、[データベース]ドロップダウンリストから選択します。

  6. [URL]テキストボックスにURLを入力し、[デフォルトURLの設定]をクリックします。

    URLは、データベースに相対的なURLでなければなりません。

Procedure デフォルトのサーバURLを指定する

  1. SMCを開始します。

  2. ツールバーから[展開]アイコンを選択します。

  3. URLの管理]を選択します。

  4. サーバURL]ラジオボタンをオンにします(このラジオボタンは、デフォルトでオンになっています)。

  5. [URL]テキストボックスにURLを入力し、[デフォルトURLの設定]をクリックします。

    URLは、サーバに相対的なURLでなければなりません。また、データベース名(前の手順で[データベース]ドロップダウンリストから選択したデータベース)が含まれている必要もあります。

    アプリケーションをSilverMasterデータベースに展開する場合は、データベース名を含める必要はありません。

 
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J2EEトランザクションの管理

アプリケーションサーバでは、Novell exteNdメッセージングプラットフォームの一部であるNovell exteNd TM (トランザクションマネージャ)を介してJ2EEトランザクションがサポートされています。 TMは、ORBのトランザクションサービスです。これにより、JTA TransactionManagerインタフェースおよびUserTransactionインタフェースが実装されます。これらのインタフェースは、トランザクションマネージャとアプリケーションサーバ間のコントラクト、およびトランザクションマネージャとユーザアプリケーション間のコントラクトを表します。

TMトランザクションログの設定や、トランザクションを回復するためにTMによって使用されるリソースなどを指定する場合は、SMCを使用できます。

TMによってトランザクションが回復される方法   サーバで重大なエラーが発生し、再起動の必要性が生じた場合は、トランザクションを回復しなければなりません。 サーバの再起動時にTMで実行されるプロセスは、次のとおりです。

  1. TMによって、トランザクションログファイルが読み込まれます。

  2. ログファイルの項目がトランザクション用に準備されていても、トランザクションが完了しなかった場合(つまり、トランザクションがコミットまたはロールバックされなかった場合)、TMではこのトランザクションは回復の必要があると判断されます。

  3. TMによって、多数のスレッドが作成されます(この数は、次の手順の説明に従って、SMCで指定します)。これらのワーカスレッドは、不完全なトランザクションを回復するために使用されます。

  4. リモートリソース(CORBAリソースなど)へのアクセスがトランザクションに含まれている場合、ワーカスレッドでは、これらと同じリソースにアクセスしようとします。リモートリソースを検出できない場合、ワーカスレッドは、リソースに再びアクセスを試みるまで、指定した期間中(SMCで指定した[リソース回復再試行の時間制限])スリープ状態になります。同時に、他の回復ワーカスレッドでは、ログ内にあるその他の不完全なトランザクションを回復しようとします。

Procedure トランザクションマネージャ設定を指定する

  1. SMCを開始します。

  2. ツールバーから[環境設定]アイコンを選択します。

  3. 詳細]を選択します。

  4. トランザクション]タブを選択します。

    tunTransactions

  5. 次のように設定を指定します。

    フィールド

    説明

    作成時にログファイルを事前に割り当てる

    トランザクションログファイルを事前に割り当てるかどうかを指定します。

    ログファイル最大サイズ(kb)

    トランザクションログファイルの最大サイズ(KB単位)。最大ファイルサイズに達すると、TMでは、新しいログファイルの作成を試みます。

    トランザクションタイムアウト (秒)

    TMによって管理されるすべてのトランザクションが完了するまでに許可されている時間。タイマは、トランザクションが開始すると動き出します。

    トランザクションタイムアウト期間が終了するまでにトランザクションが完了しなかった場合、TMはそのトランザクションをロールバックします。

    開発者は、UserTransactionインタフェースを使用して、特定のトランザクションに対するこの値を上書きできます。

    リソース回復再試行の時間制限(分)

    トランザクション回復中にワーカスレッドでリモートリソースを取得できなかった後、リモートリソースへのアクセスを再び試みるまでにワーカスレッドがスリープ状態となる期間を指定します。

    回復ワーカスレッド

    回復中にログファイルを処理するためにTMによって作成される必要のあるスレッドの数。回復ワーカスレッドの数が大きいほど、トランザクションは速く回復します。ただし、回復するトランザクションが多数になることはまれなため、回復にはあまり時間がかかりません。これらのスレッドは、回復が完了した後で破棄されます。

    JTSログファイルディレクトリ

    ディスク内でのトランザクションログファイルの場所

  6. 更新]をクリックします。

  7. 新しい設定を有効にするには、[再起動]ボタンをクリックします。

 
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サーバの動作の監視

SMCには、サーバの動作を簡単に監視できるオプションがいくつかあります。これらのオプションについては、次の節で説明します。

 
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サーバの動作のグラフ表示

さまざまなサーバ統計情報のリアルタイムのグラフを表示することができます。

Procedure サーバの動作のグラフを表示する

  1. 管理しているサーバまたはクラスタを選択します。

  2. ツールバーから[監視]アイコンを選択します。

  3. グラフ]を選択します。

    空のグラフが表示されます。

    chartsPanel

  4. [プロットの追加]をクリックします。

    グラフを作成する統計情報を選択できる[プロットの追加]ダイアログボックスが表示されます。統計情報は、複数のカテゴリに分けられます。

  5. グラフを作成する統計情報を1つ選択し、[追加]をクリックします。plotCountでマーク付けされている統計情報は数の値で、plotDeltaでマーク付けされている統計情報はレコード変更の値です。

    統計情報は、グラフの下の表に追加されます。統計情報の現在の値は、生成されるプロット行の色のまま表示されます。

  6. (オプション)他の統計情報を選択し、そのたびに[追加]をクリックします。

  7. 希望の統計情報をすべて選択したら、[閉じる]をクリックします。

結果   アプリケーションサーバでは、指定した統計情報をすべてプロットし、グラフの下の表に値を正確に表示します。デフォルトでは、値は5秒ごとに更新されます(これを変更するには、[リフレッシュ間隔]ボックスに新しい数値を入力します)。

自動再ロードのための統計情報設定の保存

デフォルトでは、プロットする統計情報は、SMCのセッション間で保存および再ロードされません。

Procedure 統計情報設定を保存する

  1. [グラフ]パネルの下部にある[開始時に現在のグラフを再ロード]ボタンをクリックします。

    [統計情報の再ロード]ダイアログボックスが表示されます。

    reloadstatistics

  2. 開始時にグラフを再ロードする]チェックボックスをオンにします。

  3. ファイル名を指定するか、または省略記号をクリックしてファイルシステムからファイルを選択します。

  4. OK]をクリックします。

グラフ作成データは、SMCを再起動するたびに読み込まれるXMLファイルに保存されます。

グラフデータの保存

デフォルトでは、グラフを作成する統計情報は保存されません。

Procedure グラフデータを保存する

  1. [グラフ]パネルの下部にある[グラフデータをファイルにログ]ボタンをクリックします。

    [グラフデータのログ]ダイアログボックスが表示されます。

    logchartdata

  2. グラフデータをファイルにログ]チェックボックスをオンにします。

  3. ファイル名を指定するか、または省略記号をクリックしてファイルシステムからファイルを選択します。

  4. ログファイルサイズを指定するか、または「0」と指定します。

    ログファイルサイズを指定した場合: 指定したファイルサイズに達すると、データは同じ名前のファイルにダンプされますが、タイムスタンプが追加されます(ファイルを固有にするため)。

    「0」と指定した場合: このファイルのサイズに制限はありません(ただし、ファイルシステムによる制限はあります)。

  5. OK]をクリックします。

データは、タブ区切りのファイルに保存されます。

スケールおよびリフレッシュレートの変更

Y軸のスケールは、[スケール]フィールドに新しい値を指定することによって変更できます(デフォルトは100です)。また、アプリケーションサーバによって値が更新される間隔は、[リフレッシュ間隔]フィールドの値を変更することによって変更できます(デフォルトは5秒ごとです)。

プロットの削除

Procedure プロットを削除する

プロットの編集

スケールがそれぞれ異るさまざまな統計情報をプロットする場合に、そのすべてがグラフで明確に表示されるようにする場合、特定のプロットの乗数を変更して値を等しくし、グラフを読みやすくします。

Procedure プロットを編集する

  1. 編集する統計情報の行で、「乗数カラム」を選択します。

  2. ドロップダウンリストから「乗数の値」を選択します。

統計情報セットの保存

希望の統計情報セットのグラフを作成したら、後でこの統計情報セットを簡単に表示できるように、統計情報セットの仕様をファイルに保存することができます。

注記:   ファイルには、プロットする統計情報のリストは保存されますが、統計情報の値は保存されません。

Procedure 統計情報セットを保存する

  1. セットとして保存する統計情報を表示します。

  2. 保存]をクリックします。

    [保存]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 統計情報セットを保存するファイルを指定します。デフォルトの拡張子はXMLです。

  4. 保存]をクリックします。

    統計情報セットは、[ロード]をクリックすると後で表示できます(次の説明を参照)。

統計情報セットの表示

Procedure 保存した統計情報セットを表示する

  1. ロード]をクリックします。

    [開く]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 表示する統計情報セットを定義するファイルを選択し、[開く]をクリックします。

 
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ログの表示

サーバのログ機能を有効にし、組み込みログクラスを使用してデータベースにログする場合は、SMCでログをリアルタイムに表示できます(ファイルにログする場合、またはカスタムクラスを使用してログを行う場合は、SMCでログを表示することはできません)。別の方法として、PrintLog SilverCmdを使用することもできます。

For more information    サーバのログ機能の詳細については、サーバのログ機能の使用を参照してください。

Procedure ログを表示する

  1. 管理しているサーバまたはクラスタを選択します。

  2. 監視]オプションを選択します。

  3. ログ]パネルを選択します。

  4. 有効にしたログ機能で、表示するログに対応するタブを選択します。

実行できる操作   次の操作を実行できます。

 
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サーバ統計情報のビューの表示

個々のセッションやスレッドに関するサーバ統計情報をSMC表形式ビューで表示したり、サーバ動作の概要を表示したりすることができます。

Procedure 特定のビューでのサーバ統計情報にアクセスする

  1. 管理しているサーバまたはクラスタを選択します。

  2. ツールバーから[監視]アイコンを選択します。

  3. 統計情報]を選択します。

  4. 希望のカテゴリのタブを選択します。

    統計情報は、自動的に更新されます。

実行できる操作   次の操作を実行できます。

統計情報について   後続の節では、表示される統計情報について説明します。

セッション統計情報

このタブには、現在の各クライアントセッションの統計情報が表示されます。

セッション統計情報

説明

ID

AgiSession内部システムテーブルへのコールによって返されたセッションIDを表示します。

ユーザ名

このセッションにログオンしている人またはエンティティのユーザ名を表示します。不明な場合は、「匿名」と表示されます。

状態

接続の状態を表示します。

ログイン

ユーザがログインしている場合(たとえば、ブラウザのログインから)、true (チェックされた状態)を表示します。そうでない場合は、false (チェック解除された状態)を表示します。

ホスト

クライアントソースのホストを表示します(認識している場合)。

アイドル時間

このセッションの最後のクライアント接続が終了してから経過した時間(秒単位)を表示します。

プロトコルバージョン

セッションに対して使用されたアプリケーションサーバプロトコルを表示します。

ブラウザでの統計情報の表示   統計情報は、ブラウザで表示することもできます。ブラウザで、「http://server/SilverStream/Sessions」と指定します。

スレッド統計情報

このタブには、各サーバスレッドの統計情報が表示されます。

statisticsThreadsTab

各フィールドの説明は、次のとおりです。

スレッド統計情報

説明

名前

「非クライアント」スレッドは、さまざまな内部タスク(サーバのデータ構造のクリーンアップなど)に対して使用されます。「クライアント」スレッドでは、着信要求を処理します。SMCの[接続]パネルに一覧表示される[クライアント接続の最大数]の値クライアント接続パラメータを参照)と同じ数のクライアントスレッドが少なくとも存在します。

状態

スレッドの現在の状態についての簡単な説明。

開始日

スレッドの開始日。多くの場合、この日付は、サーバが起動された日と同じになります。ただし、ダイナミックに割り当てられたスレッドに対しては、この値は異なります。

ビジー時間

待機中とは対照的に、スレッドがアクティブに動作し始めてから経過した時間(秒単位)。この値は、一般的にサーバがどれくらいビジー状態であるかを反映しています。

セッション

このスレッドの内部セッションID。ユーザ/ホスト情報を判断するには、[セッション] タブを参照してください。

トランザクション統計情報

このタブには、Novell exteNd TM (トランザクションマネージャ)によって管理されるトランザクションの統計情報が表示されます。

StatisticsTransactionsTab

各フィールドの説明は、次のとおりです。

トランザクション統計情報

説明

アクティブ

このサーバで管理しなければならないアクティブなトランザクションの数。

完了

完了したトランザクションの数。

コミット済み

コミットされたトランザクションの数。

ロールバック済み

ロールバックされたトランザクションの数。

タイムアウト

タイムアウトしたトランザクションの数。

合計

アクティブなトランザクション、ロールバックされたトランザクション、および完了したトランザクションの合計(外部トランザクションは除く)。

アクティブ外部

アクティブな外部トランザクションの数。「外部トランザクション」は、EJBへのコールによってこのサーバに伝達された別のプロセス(異なるサーバやクライアントアプリケーションなど)で開始されたトランザクションです。外部トランザクションは、他のプロセスによって制御されます。

外部合計

アクティブなトランザクション、ロールバックされたトランザクション、および外部トランザクションの合計。

要約統計情報

このタブでは、異なるタイプのカテゴリ要約にアクセスできます。各タブを選択した場合の項目の説明は、次のとおりです。

ブラウザでの統計情報の表示   要約統計情報のほとんどは、ブラウザで表示することもできます。ブラウザで、「http://server:port/SilverStream/Statistics」と指定します。ページは、5秒ごとに自動的に更新されます。

 
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既存のWebサーバとの統合

アプリケーションサーバには、Webサーバによって提供されるページの中から選択したものの要求をアプリケーションサーバにリダイレクトできるようにする「Webサーバ統合(WSI)モジュール」が用意されています。これらのWSIモジュールを使用すると、Novell exteNd Application ServerをWebサーバに統合できます。

For more information    詳細については、を参照してください。



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