45.2 アドレスセレクタを使用する

新しい項目を作成しているときに項目ビューのツールバーにあるアドレスをクリックすると、[アドレスセレクタ]が表示されます。[アドレスセレクタ]にはアドレス帳が簡略表示され、名前の選択やグループの作成に必要なオプションが用意されます。

45.2.1 アドレスセレクタを理解する

[アドレスセレクタ]はGroupWise全体にわたって他の箇所にも表示されます。たとえば、グループのメンバーを選択する場合や、検索の対象エントリを選択する場合に表示されます。わずかな変更を加えるだけで、状況に応じたオプションのみを表示できます。

[アドレスセレクタ]には、一度に1つのアドレス帳が表示されます。別のアドレス帳を選択して表示するには、参照するアドレス帳ドロップダウンリストのアドレス帳をクリックします。

送信する項目の宛先CC、またはBCフィールドに配置するエントリをダブルクリックします。[Filter Off (フィルタオフ)]アイコンのドロップダウンリストを使用して、エントリのリストに連絡先、グループ、またはリソースのみを表示できます。一致ドロップダウンリストを使用して、名前、名字、名のいずれかを基準にしてリストを検索できます。[+]が表示されたエントリには複数の電子メールアドレスがあります。

アドレスエントリのリストでは、欄を追加/削除したり、欄の順序を変更できます。任意の欄のエントリに基づいて、リストのソート順序を変更できます。[アドレスセレクタ]のサイズを変更するには、ウィンドウの角をドラッグします。連絡先エントリを開いて詳細を表示するには、連絡先をクリックし、詳細をクリックします。

連絡先を右のウィンドウ枠に追加し、グループの保存をクリックしてグループを作成できます。グループの保存ボタンの下向き矢印をクリックすると、グループを保存するアドレス帳を選択できます。アドレス帳を選択しない場合は、[アドレスセレクタ]に表示されているアドレス帳に保存されます。

新しい連絡先は、新しい担当者ボタンを使用して作成できます。GroupWiseのアドレス帳や自身が編集権を持っていない他のアドレス帳(共有アドレス帳やLDAPアドレス帳など)を現在表示している場合は、このボタンを使用できません。新しい連絡先を作成するには、新しい連絡先をクリックし、各タブに連絡先の情報を入力して、OKをクリックします。詳細については、連絡先を管理するを参照してください。

作成している項目で回覧版を作成するには、回覧版をクリックします。詳細については、回覧メッセージを作成するを参照してください。

45.2.2 アドレスセレクタを使用して項目のアドレスを指定する

作成中の項目のアドレスを指定するには、アドレスセレクタを使用します。アドレスセレクタの詳細については、アドレスセレクタを使用するを参照してください。

  1. 作成中の項目で、ツールバーのアドレスをクリックします。

  2. 検索対象ドロップダウンリストからアドレス帳を選択します。

  3. メッセージの主要な受信者(宛先)として指定する名前をダブルクリックします。

  4. CC (写し)受信者を指定するには、CCをクリックし、指定する名前をダブルクリックします。

  5. BC (ブラインドコピー)受信者を指定するには、BCをクリックし、指定する名前をダブルクリックします。

  6. [フィルタ]ドロップダウンリストをクリックして、連絡先、グループ、またはリソースのみをリストに表示します。

  7. 一致ドロップダウンリストをクリックして、受信者を検索する方法(名前、姓、または名)を選択し、受信者の名前を入力します。

  8. OKをクリックします。

ユーザ名がわかっている場合、項目ビューの宛先フィールドで入力を開始します。アドレスセレクタでは、名前補完機能は、現在選択されているアドレス帳から検索を行います。メッセージを送信するユーザが名前補完機能によって検索されたら、入力を中止できます。名前補完機能によって、探している名前に近いが正確には一致しない名前が検出された場合は、上向きまたは下向き矢印でアドレス帳内で隣接する名前をスクロールしてください。名前補完機能によってその人物を見つけられなかった場合には、アドレスセレクタで別のアドレス帳を選択してください。