6.2 [フォーム]タブについて

要求フォームと承認フォームの見た目と動作を定義するには、プロビジョニング要求定義エディタの[フォーム]タブを使用します。

図 6-5 [フォーム]タブ

[フォーム]タブには、[フォームの選択]セクション([フォームの選択]についてで説明)と[フォームコントロール]セクション([フォームコントロール]についてで説明)があります。

6.2.1 [フォームの選択]について

フォームを作成、削除、またはプレビューしたり、フォームテンプレートを作成したりするには、[フォームの選択]セクションを使用します。操作するフォームのタイプに応じて、[要求]タブか[承認]タブをクリックします。

図 6-6 フォームの選択

[フォームの選択]ツールバーには次のオプションがあります。

表 6-1 [フォームの選択]ツールバーのオプション

ボタン

説明

クリックすると、[新規フォーム]ウィザードが起動します。

クリックすると、既存のフォームが削除されます。

クリックすると、テンプレートとしてフォームが保存されます。保存しておくと、このテンプレートに基づいて他のフォームを作成できます。フォームはXMLドキュメントとしてプロジェクトディレクトリに保存されます。

テンプレートは、テンプレートを作成したプロジェクト内でのみ使用できます。

クリックすると、フォームがプレビューされます。

既存のテンプレートからプロビジョニング要求定義を作成する場合、テンプレートにフォームが関連付けられていれば、[フォームコントロール]セクションにそのフォームが表示されます。[フォームコントロール]セクションを使用して、フォームインスタンスを変更できます。

6.2.2 [フォームコントロール]について

フォームの見た目と動作を定義または変更するには、[フォームコントロール]セクションを使用します。

  • [フィールド]タブ: データタイプ、コントロールタイプ、およびフォームでのコントロールのレイアウト順序を追加、削除、および変更できます。

    コントロールの追加の詳細については、「セクション 6.3, フォームの作成」を参照してください。個別のフォームコントロールの詳細については、「セクション 6.5, フォームコントロールのリファレンス」を参照してください。

  • [アクション]タブ: ユーザがフォームで実行できるアクションを定義できます。[アクション]ツールバーを使用して、アクションとフォームでのアクションのレイアウト順序を追加、削除、および変更します。

    サポートするアクションの詳細については、「セクション 6.4, アクションのリファレンス」を参照してください。

  • [スクリプト]タブ: [スクリプト]タブを使用して、外部JavaScriptファイルへのコールを定義したり、フォーム定義の一部として格納されるJavaScriptスクリプトを作成します。このタブを使用してスクリプトを作成した場合、このスクリプトはアクションスクリプトExpression Builderで使用できるようになり、どのフォームコントロールイベントからでもコールできます。これらのスクリプトは、イベントスコープではなくページスコープを持ちます。[スクリプト]タブの使用の詳細については「セクション 6.3.4, [スクリプト]タブの使用」を参照してください。

  • イベント