パッケージとは、Identity Manager 4.0における新しいコンテンツ管理機能です。パッケージには、ドライバを構築するためのポリシーの構成要素が含まれています。すべての新しいドライバコンテンツは、ドライバ環境設定ファイルの代わりにパッケージを使用して提供されます。
パッケージは、Designerを使用して管理、維持、および作成されます。iManagerはパッケージに対応していますが、iManagerを使用したドライバコンテンツへの変更はDesignerでは保持されません。パッケージ管理の詳細については、『Designer 4.0 for Identity Manager 4.0管理ガイド』の「Identity Managerコンテンツの管理
」を参照してください。
ドライバをパッケージにアップグレードするには、次の3つの異なる方法があります。
ドライバをパッケージにアップグレードする最も簡単な方法は、既存のドライバを削除し、パッケージを使用して新しいドライバを作成する方法です。パッケージに必要なすべてのドライバ機能を追加します。パッケージを使用した新しいドライバの作成手順については、各ドライバのガイドを参照してください。手順はドライバごとに異なります。手順については、Identity ManagerドライバマニュアルのWebサイトを参照してください。
ドライバによって作成された関連付けを維持する必要がある場合、ドライバを削除して再作成しないでください。既存のドライバコンテンツをパッケージで置き換えることができます。
ドライバおよびドライバに含まれるカスタマイズされたすべてのコンテンツのバックアップを作成します。
方法については、Section 6.1.2, ドライバのエクスポートの作成を参照してください。
Designerで、ドライバ内に保存されているすべてのオブジェクトを削除します。ドライバ内部に保存されているポリシー、フィルタ、エンタイトルメント、および他のすべての項目を削除します。
パッケージカタログにドライバパッケージをインポートします。
手順については、『Designer 4.0 for Identity Manager 4.0管理ガイド』の「パッケージカタログへのカタログのインポート
」を参照してください。
ドライバにパッケージをインストールします。
手順については、Identity ManagerドライバのマニュアルのWebサイト上のそれぞれのドライバガイドを参照してください。
必要な機能を得るには、基本、必須、およびオプションのパッケージをドライバに追加します。これらの手順は各ドライバに固有です。
手順については、Identity ManagerドライバのマニュアルのWebサイト上のそれぞれのドライバガイドを参照してください。
カスタムポリシーとルールがある場合はドライバに復元します。
方法については、Section 6.6, ドライバへのカスタムポリシーとルールの復元を参照してください。
ドライバは以前と同様に機能しますが、ドライバの環境設定ファイルのコンテンツの代わりにパッケージのコンテンツを使用するようになります。
パッケージに含まれる機能が、ドライバの現在の機能と重複しない限り、現在の状態のままドライバを維持しつつ、パッケージを使用して新しい機能を追加できます。パッケージをインストールすると、パッケージが既存のポリシーを上書きし、ドライバは動作しません。
パッケージを使用してドライバに新しいコンテンツを追加するには
ドライバおよびドライバに含まれるカスタマイズされたすべてのコンテンツのバックアップを作成します。
方法については、Section 6.1.2, ドライバのエクスポートの作成を参照してください。
パッケージカタログにドライバパッケージをインポートします。
手順については、『Designer 4.0 for Identity Manager 4.0管理ガイド』の「パッケージカタログへのカタログのインポート
」を参照してください。
ドライバにパッケージをインストールします。
手順については、Identity ManagerドライバのマニュアルのWebサイト上のそれぞれのドライバガイドを参照してください。
ドライバに必要なパッケージを追加します。これらの手順は各ドライバに固有です。
手順については、Identity ManagerドライバマニュアルのWebサイトを参照してください。
ドライバには、パッケージによって追加された新しい機能が含まれます。