インストールのプランニング

新しいeDirectoryツリーに1番目のサーバをインストールする場合は、eDirectoryに進んでください。そうでない場合は、既存のツリーへのインストールのプランニングから開始します。

インストールのプランニングには、以下のセクションで説明する作業が含まれます。


既存のツリーへのインストールのプランニング

このセクションの説明は、既存のeDirectoryツリーにNNLSサーバをインストールする場合に常に適用されます。

これには、NetWare®やWindows* 2000などの他のプラットフォームにeDirectoryをインストールしたときに作成したツリー内にある1番目のNNLSサーバ、またNNLSをインストールして作成されたツリー内にインストールした2番目や3番目のNNLSサーバが含まれます。


eDirectoryの設定のデフォルトは単一サーバ

1番目のサーバを簡単に新しいツリーにインストールするために、インストールスクリプトではすでに入力したeDirectoryの情報を、続いてインストールする各eDirectoryのパラメータのデフォルトとして使用します。

これは、NNLSを既存のeDirectoryツリーにインストールする場合にも適用されます。

  1. ツリー名の入力を要求するプロンプトの後で次のプロンプトが表示され、既存のeDirectoryサーバIPアドレスの入力が要求されます。
    Enter the Existing Server IP Address (既存のサーバIPアドレスを入力してください):
  2. 入力したIPアドレスまたはDNS名は、入力した管理者ユーザの名前およびパスワードを使用するターゲットツリーとの接続の確立に使用されます。

    この接続は、スキーマの拡張やオブジェクトの作成などeDirectoryのインストール操作に必要です。

  3. Table 4に概略を示すように、このIPアドレスまたはDNS名は、他のeDirectory設定のデフォルトとして使用されます。


    Table 4.

    NNLSのコンポーネント ワークシートの項目 目的

    Linux User Management

    LDAPサーバのIPアドレス

    インストール

    LUMのユーザ認証の設定

    DirXML®スタータパック

    eDirectoryサーバ

    インストール

    eGuide

    LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名

    eGuideのユーザ認証の設定

    Samba

    eDirectoryサーバのIPアドレスまたはホスト名

    インストール

    Samba

    LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名

    Sambaのユーザ認証の設定

    iFolder

    eDirectoryサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名

    インストール

    iFolderのユーザ認証の設定

    iManager

    LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名

    iManagerのユーザ認証の設定

    iPrint

    iPrintサーバのIPアドレスまたはホスト名

    インストール

    Virtual Office

    eDirectoryサーバのIPアドレスまたはホスト名

    インストール

    NetStorage

    NetStorage認証サーバ

    Novell NetStorageTMのユーザ認証の設定

    IMPORTANT:  アドレスをインストールのために使用する場合、スキーマの拡張などインストール関連の操作を可能にするために、インストールしたeDirectoryのマスタレプリカまたは読み込み/書き込みレプリカがあるeDirectoryサーバをアドレスに参照させる必要があります。

    これに対して、認証要求を処理するサーバにもeDirectoryをインストールしておく必要はありますが、マスタレプリカまたは読み込み/書き込みレプリカを含める必要はありません。


デフォルト以外の設定の指定

ツリー内に2番目以降のサーバをインストールするときに、インストールスクリプトによって表示されるデフォルトのeDirectoryのアドレスまたは名前を、インストール中のコンポーネントのインストール要件または認証要件を満たすeDirectoryサーバのアドレスまたは名前に変更することが必要な場合があります。


eDirectoryの認証設定の変更

サービスをインストールした後でeDirectoryの認証設定を変更する必要がある場合は、『Novell Nterprise Linux Services概要・プランニング・インプリメンテーションガイド』の「NNLSのインストール時に作成されたサービス認証設定の変更」を参照してください。


eDirectory


NICI基本キー

インストールスクリプトのプロンプト:

Please select the NICI Foundation Key (.nfk) file [/mnt/floppy] (NICI基本キー(.nfk)ファイルを選択してください[/mnt/floppy]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EDIR_NFK_FILE

説明:

Novellから入手したNICI基本キーのパスとファイル名です。install.shの実行中は、このファイルにアクセスできる必要があります。

指定できるパラメータ:

Novellから入手した.nfkファイルの完全パスと名前。

プランニングしたパラメータ:

 


ツリーのタイプ

インストールスクリプトのプロンプト:

Selection [New Tree] (選択してください[New Tree]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EDIR_TREE_TYPE

説明:

eDirectoryのインストールで新しいツリーをネットワーク上に作成するか、既存ツリーの一部にするかを指定します。

指定できるパラメータ:

Existing Tree、New Tree

プランニングしたパラメータ:

 


システムクロックの同期

インストールスクリプトのプロンプト:

Is the system clock synchronized with the existing tree? [yes] (システムクロックは既存のツリーと同期していますか? [yes]):

.confファイルのディレクティブ:

なし

説明:

既存のツリーに追加する場合のみ表示されます。この場合、追加しているツリーと同じ方法(タイムサーバなど)で、新しいNNLSサーバのシステムクロックを同期させる必要があります。

このプロンプトに対応するディレクティブはありません。非対話型インストールでは、NNLSをインストールする前にシステムクロックを同期させたものと見なされます。


ツリー名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the new tree name (新しいツリー名を入力してください):

または

Enter the existing tree name (既存のツリー名を入力してください):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EDIR_TREE_NAME

説明:

eDirectoryのインストールで使用するツリーの名前です。

ツリーのタイプ(CONFIG_EDIR_TREE_TYPE)を「New Tree」に設定した場合は、新しいツリーのネットワーク固有名を指定する必要があります。「Existing Tree」に設定した場合は、ネットワーク上にある既存のアクセス可能なツリーの名前を指定する必要があります。

指定できるパラメータ:

有効なeDirectoryツリー名。

プランニングしたパラメータ:

 


eDirectoryサーバポート

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the eDirectory Server Port [524] (eDirectoryサーバポートを入力してください[524]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EDIR_EXISTING_PORT

説明:

このポートは、eDirectoryサーバがネットワーク通信に使用します。

指定できるパラメータ:

有効なポート番号(デフォルトは524)。

プランニングしたパラメータ:

 


既存のeDirectoryサーバIPアドレス

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the existing server IP address or DNS hostname (既存のサーバIPアドレスまたはDNSホスト名を入力してください):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EDIR_EXISTING_IP

説明:

ツリー名(CONFIG_EDIR_TREE_NAME)で参照する既存のツリーを含むeDirectoryサーバのプライマリIPアドレスです。

このディレクティブは、ツリーのタイプ(CONFIG_EDIR_TREE_TYPE)を「Existing Tree」に設定した場合のみ使用されます。

指定できるパラメータ:

指定した既存ツリーを含むeDirectoryサーバのプライマリIPアドレス。

プランニングしたパラメータ:

 


eDirectory管理者の名前とコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the FDN admin name with context (i.e., cn=admin.o=novell) (管理者の完全識別名とコンテキストを入力してください(cn=admin.o=novellなど)):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EDIR_ADMIN_CONTEXT

説明:

タイプフル構文(cn=name.ou=organizational_unit.o=organization)を使用して指定した、eDirectoryツリーにおける管理者の名前と完全識別コンテキストです。

新しいツリーを作成すると、この管理者はそのツリーに対する管理権を与えられます。eDirectoryを既存のツリーにインストールする場合は、そのツリーに対する管理権を持っているユーザオブジェクトの名前とコンテキストを指定する必要があります。

指定できるパラメータ:

有効な管理者の名前とコンテキスト。

プランニングしたパラメータ:

 


管理者のパスワード

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin password (管理者のパスワードを入力してください):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EDIR_ADMIN_PASSWORD

説明:

eDirectory管理者の名前とコンテキスト(CONFIG_EDIR_ADMIN_CONTEXT)で指定した管理者のパスワードです。

このファイルをプランニングワークシートとして使用して、パスワードを記入した場合、パスワードを安全に保護するためにプランニングワークシートを安全な場所に保管する必要があります。

この指示に従ってレスポンスファイルを作成する場合、レスポンスファイルでパスワードを指定する必要があります。インストールスクリプトによって指定したパスワードが割り当てられますが、インストールプロセスが終了した時点でこのパスワードは保存できる設定ファイルに書き込まれません。レスポンスファイルの詳細については、非対話型のクイックインストールまたはカスタムインストールの実行を参照してください。

指定できるパラメータ:

管理者ユーザのパスワード。

プランニングしたパラメータ:

 


サーバのeDirectoryコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the server context [default server context] (サーバのコンテキストを入力してください[デフォルトのサーバコンテキスト]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EDIR_SERVER_CONTEXT

説明:

タイプフル構文(ou=organizational_unit.o=organization)を使用して指定した、このサーバのオブジェクトを作成したeDirectoryコンテキストです。新しいツリーを作成するか既存のツリーにインストールするかに関係なく、このコンテキストは作成されます。

指定できるパラメータ:

eDirectoryツリー内の有効なコンテキスト。

プランニングしたパラメータ:

 


LDAPポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP port number [389] (LDAPポート番号を入力してください[389]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EDIR_LDAP_PORT

説明:

eDirectoryとのLDAP通信にサーバが使用するネットワークポートです。

指定できるパラメータ:

有効なポート番号(デフォルトは389)。

プランニングしたパラメータ:

 


セキュリティ保護されたLDAPポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the secure LDAP port number [636] (セキュリティ保護されたLDAPポート番号を入力してください[636]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EDIR_LDAP_SECURE_PORT

説明:

eDirectoryとのセキュリティ保護されたLDAP通信にサーバが使用するネットワークポートです。

指定できるパラメータ:

有効なポート番号(デフォルトは636)。

プランニングしたパラメータ:

 


iMonitorのHTTPポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the iMonitor HTTP port number [8008] (iMonitorのHTTPポート番号を入力してください[8008]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EDIR_HTTP_PORT

説明:

管理者がiMonitorを使用してeDirectoryツリー内にあるサーバの監視と管理を行うためのHTTPネットワークポートです。

指定できるパラメータ:

有効なポート番号(デフォルトは8008)。

プランニングしたパラメータ:

 


iMonitorのHTTPSポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the iMonitor HTTPS port number [8010] (iMonitorのHTTPSポート番号を入力してください[8010]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EDIR_HTTPS_PORT

説明:

管理者がiMonitorを使用してeDirectoryツリー内にあるサーバの監視と管理を行うためのHTTPSネットワークポートです。

指定できるパラメータ:

有効なポート番号(デフォルトは8010)。

プランニングしたパラメータ:

 


Linux User Management


LDAPサーバのIPアドレス

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP server IP address or DNS hostname [default LDAP server] (LDAPサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名を入力してください[デフォルトのLDAPサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_LUM_EDIR_IP_ADDR

説明:

Linux User ManagementのためのeDirectoryサーバのプライマリIPアドレスです。このサーバは、次の処理に使用されます。

  • このNNLSサーバへのアクセスにLDAPを使用して、指定されたサーバに対するLinuxユーザの認証を行う。
  • 指定されたeDirectoryサーバで、Linux User Managementオブジェクトと設定情報を作成、保存、管理する。

サーバには、インストールしたeDirectoryのマスタレプリカまたは読み込み/書き込みレプリカが必要です。

指定できるパラメータ:

eDirectoryサーバのIPアドレス。

プランニングしたパラメータ:

 


管理者の名前とコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin name with context [admin name with context] (管理者の名前とコンテキストを入力してください[管理者の名前とコンテキスト]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_LUM_ADMIN_FDN

説明:

LDAPサーバのIPアドレス(CONFIG_LUM_EDIR_IP_ADDR)で指定したeDirectoryサーバ上で管理権を持つユーザオブジェクトの完全識別名です。名前とコンテキストの指定には、タイプフル構文(cn=name.ou=organizational_unit.o=organization)を使用する必要があります。

指定できるパラメータ:

「説明」で説明した、管理者ユーザオブジェクトの名前と完全識別コンテキスト。

プランニングしたパラメータ:

 


管理者のパスワード

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin password [******] (管理者のパスワードを入力してください[******]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_LUM_ADMIN_PASSWORD

説明:

管理者の名前とコンテキスト(CONFIG_LUM_ADMIN_FDN)で指定したユーザオブジェクトのパスワードです。

指定できるパラメータ:

管理者ユーザのパスワード。

プランニングしたパラメータ:

 


LDAPポート

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP port number [389] (LDAPポート番号を入力してください[389]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_LUM_LDAP_PORT

説明:

このNNLSサーバへのアクセスに関して、LDAPサーバのIPアドレス(CONFIG_LUM_EDIR_IP_ADDR)で指定したeDirectoryサーバに対してLUMユーザを認証するためのLDAPポートです。

指定できるパラメータ:

有効なLDAPポート番号(デフォルトは389)。

プランニングしたパラメータ:

 


セキュリティ保護されたLDAPポート

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the secure LDAP port number [636] (セキュリティ保護されたLDAPポート番号を入力してください[636]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_LUM_LDAPS_PORT

説明:

このNNLSサーバへのアクセスに関して、LDAPサーバのIPアドレス(CONFIG_LUM_EDIR_IP_ADDR)で指定したeDirectoryサーバに対してLUMユーザを認証するためのセキュリティ保護されたLDAPポートです。

指定できるパラメータ:

有効なセキュリティ保護されたLDAPポート番号(デフォルトは636)。

プランニングしたパラメータ:

 


LDAP検索のベースコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the partition root [partition root] (パーティションルートを入力してください[パーティションルート]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_LUM_PARTITION_ROOT

説明:

LDAPサーバのIPアドレス(CONFIG_LUM_EDIR_IP_ADDR)で指定したLDAPサーバ上でのユーザ、グループ、およびワークステーションオブジェクトのLDAP検索で使用するベースコンテキストです。

このコンテキストは、ツリー内のLUMユーザ、LUMグループ、およびLUMワークステーションオブジェクトと同じかそれ以上のレベルである必要があります。

コンテキストの指定には、タイプフル構文(ou=organizational_unit.o=organzation)を使用する必要があります。

指定できるパラメータ:

指定したeDirectoryサーバ上の有効なコンテキスト。

プランニングしたパラメータ:

 


ワークステーションオブジェクトのコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the workstation context [default context] (ワークステーションのコンテキストを入力してください[デフォルトのコンテキスト]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_LUM_WS_CONTEXT

説明:

インストールでLUMワークステーションオブジェクトを作成したeDirectoryツリー内の場所です。

このコンテキストは、ツリー内にインストールした各サーバによって異なっても問題はありませんが、LDAP検索のベースコンテキスト(CONFIG_LUM_PARTITION_ROOT)で指定したコンテキスト内またはそれ以下である必要があります。コンテキストの指定には、タイプフル構文(ou=organizational_unit.o=organzation)を使用する必要があります。

指定できるパラメータ:

指定したeDirectoryサーバ上の有効なコンテキスト。

プランニングしたパラメータ:

 


PAM対応サービス

インストールスクリプトのプロンプト:

Select PAM-enabled services that you want to make accessible to users who authenticate through eDirectory. (eDirectoryで認証されたユーザがアクセスできるPAM対応サービスを選択してください。)

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_LUM_SERVICE_LOGIN
CONFIG_LUM_SERVICE_FTP
CONFIG_LUM_SERVICE_SSHD
CONFIG_LUM_SERVICE_SU
CONFIG_LUM_SERVICE_RSH
CONFIG_LUM_SERVICE_RLOGIN
CONFIG_LUM_SERVICE_PASSWD

説明:

認証を受けたLUMユーザが使用できる、このサーバ上のPAM対応サービスです。

指定できるパラメータ:

yes、no

プランニングしたパラメータ:

____ login
____ ftp
____ sshd
____ su
____ rsh
____ rlogin
____ passwd


DirXMLスタータパック


eDirectoryサーバ

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the eDirectory server IP address or DNS hostname [default server] (eDirectoryサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名を入力してください[デフォルトのサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_DIRXML_HOST

説明:

DirXML®と共に使用するeDirectoryサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名です。サーバには、インストールしたeDirectoryのマスタレプリカまたは読み込み/書き込みレプリカが必要です。

指定できるパラメータ:

新しいツリーを含むNNLSサーバ、または既存のeDirectoryサーバの有効なIPアドレス。

プランニングしたパラメータ:

 


管理者の名前とコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin name with context [admin name with context] (管理者の名前とコンテキストを入力してください[管理者の名前とコンテキスト]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_DIRXML_ADMIN_CONTEXT

説明:

eDirectoryサーバ(CONFIG_DIRXML_HOST)で指定したeDirectoryサーバ上で管理権を持つユーザオブジェクトの完全識別名です。名前とコンテキストの指定には、タイプフル構文(cn=name.ou=organizational_unit.o=organization)を使用する必要があります。

指定できるパラメータ:

「説明」で説明した、管理者の名前と完全識別コンテキスト。

プランニングしたパラメータ:

 


管理者のパスワード

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin password [******] (管理者のパスワードを入力してください[******]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_DIRXML_ADMIN_PASSWORD

説明:

管理者の名前とコンテキスト(CONFIG_DIRXML_ADMIN_CONTEXT)で指定したユーザのパスワードです。

指定できるパラメータ:

管理者ユーザのパスワード。

プランニングしたパラメータ:

 


セキュリティ保護されたLDAPポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the secure LDAP port number [636] (セキュリティ保護されたLDAPポート番号を入力してください[636]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_DIRXML_LDAP_SECURE_PORT

説明:

eDirectoryサーバ(CONFIG_DIRXML_HOST)で指定したeDirectoryサーバとNNLSサーバが通信するためのセキュリティ保護されたLDAPポート番号です。

指定できるパラメータ:

有効なセキュリティ保護されたLDAPポート番号(デフォルトは636)。

プランニングしたパラメータ:

 


eGuide


LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP server IP address or DNS hostname [default LDAP server] (LDAPサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名を入力してください[デフォルトのLDAPサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EGUIDE_EDIR_HOST

説明:

eGuideユーザが認証を受けるeDirectoryサーバのIPアドレスまたはホスト名です。

指定できるパラメータ:

有効なIPアドレスまたはDNSホスト名。

プランニングしたパラメータ:

 


LDAPポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP port number [389] (LDAPポート番号を入力してください[389]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EGUIDE_EDIR_LDAP_PORT

説明:

LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名(CONFIG_EGUIDE_EDIR_HOST)で指定したeDirectoryサーバとNNLSサーバが通信するためのLDAPポート番号です。

指定できるパラメータ:

有効なLDAPポート番号(デフォルトは389)。

プランニングしたパラメータ:

 


セキュリティ保護されたLDAPポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the secure LDAP port number [636] (セキュリティ保護されたLDAPポート番号を入力してください[636]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EGUIDE_EDIR_LDAPS_PORT

説明:

LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名(CONFIG_EGUIDE_EDIR_HOST)で指定したeDirectoryサーバとNNLSサーバが通信するためのセキュリティ保護されたLDAPポート番号です。.

指定できるパラメータ:

有効なセキュリティ保護されたLDAPポート番号(デフォルトは636)。

プランニングしたパラメータ:

 


LDAP管理者の名前とコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP Admin name with context [LDAP admin name with context] (LDAP管理者の名前とコンテキストを入力してください[LDAP管理者の名前とコンテキスト]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EGUIDE_ADMIN_CONTEXT

説明:

LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名(CONFIG_EGUIDE_EDIR_HOST)で指定したeDirectoryサーバ上で管理権を持つユーザオブジェクトの完全識別名です。

この管理者ユーザは、eDirectoryでeGuideを管理します。また、LDAPツリーでeGuideユーザを検索するためのプロキシユーザとしても使用されます。

指定できるパラメータ:

「説明」で説明した、ユーザの完全識別名。

プランニングしたパラメータ:

 


LDAP管理者のパスワード

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP admin password [******] (LDAP管理者のパスワードを入力してください[******]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_EGUIDE_EDIR_ADMIN_PASSWORD

説明:

LDAP管理者の名前とコンテキスト(CONFIG_EGUIDE_ADMIN_CONTEXT)で指定したユーザのパスワードです。

指定できるパラメータ:

管理者ユーザのパスワード。

プランニングしたパラメータ:

 


Samba


eDirectoryサーバのIPアドレスまたはホスト名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the eDirectory server IP address or DNS hostname [default server] (eDirectoryサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名を入力してください[デフォルトのサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_SAMBA_EDIR_SERVER_HOST

説明:

今回インストールするSambaのためにeDirectoryスキーマを拡張するeDirectoryサーバのプライマリIPアドレスまたはDNSホスト名です。

サーバには、インストールしたeDirectoryのマスタレプリカまたは読み込み/書き込みレプリカが必要です。

指定できるパラメータ:

eDirectoryサーバのIPアドレス。

プランニングしたパラメータ:

 


管理者の名前とコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin name with context [admin name with context] (管理者の名前とコンテキストを入力してください[管理者の名前とコンテキスト]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_SAMBA_ADMIN_CONTEXT

説明:

eDirectoryサーバのIPアドレスまたはホスト名(CONFIG_SAMBA_EDIR_SERVER_HOST)で指定したeDirectoryサーバ上で管理権を持つユーザの完全識別名です。この管理者ユーザは、eDirectoryスキーマを拡張する権利を持っている必要があります。

名前とコンテキストの指定には、タイプフル構文(cn=name.ou=organizational_unit.o=organization)を使用する必要があります。

指定できるパラメータ:

「説明」で説明した、ユーザの名前と完全識別コンテキスト。

プランニングしたパラメータ:

 


管理者のパスワード

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin password [******] (管理者のパスワードを入力してください[******]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_SAMBA_ADMIN_PASSWORD

説明:

管理者の名前とコンテキスト(CONFIG_SAMBA_ADMIN_CONTEXT)で指定したユーザのパスワードです。

指定できるパラメータ:

管理者ユーザのパスワード。

プランニングしたパラメータ:

 


LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP server IP address or DNS hostname [default LDAP server] (LDAPサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名を入力してください[デフォルトのLDAPサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_SAMBA_LDAP_HOST

説明:

このNNLSサーバ上にあるディレクトリとファイルへのアクセスにLDAPを使用してCIFSクライアントユーザ(Windowsユーザなど)を認証するLDAPサーバのプライマリIPアドレスです。

指定できるパラメータ:

LDAPサーバのIPアドレス。

プランニングしたパラメータ:

 


LDAPプロキシユーザ名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the Samba Proxy username with context [LDAP proxy username with context] (Sambaプロキシユーザの名前とコンテキストを入力してください[LDAPプロキシユーザの名前とコンテキスト]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_SAMBA_PROXY_USER_CONTEXT

説明:

LDAPツリーでSambaユーザを検索する権利を持っている、LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名(CONFIG_SAMBA_LDAP_HOST) で指定したLDAPサーバ上のユーザです。

名前とコンテキストの指定には、タイプフル構文(cn=name.ou=organizational_unit.o=organization)を使用する必要があります。

指定できるパラメータ:

「説明」で説明した、プロキシユーザの名前と完全識別コンテキスト。

プランニングしたパラメータ:

 


LDAPプロキシユーザのパスワード

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the Samba Proxy user password [******] (Sambaプロキシユーザのパスワードを入力してください[******]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_SAMBA_PROXY_USER_PASSWORD

説明:

LDAPプロキシユーザ名(CONFIG_SAMBA_PROXY_USER_CONTEXT)で指定したSambaプロキシユーザのパスワードです。

指定できるパラメータ:

プロキシユーザのパスワード。

プランニングしたパラメータ:

 


LDAPポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP port number [389] (LDAPポート番号を入力してください[389]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_SAMBA_LDAP_PORT

説明:

このNNLSサーバ上にあるディレクトリとファイルへのアクセスに関して、LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名で指定したLDAPサーバに対してWindowsユーザを認証するためのLDAPポートです。

指定できるパラメータ:

有効なLDAPポート番号(デフォルトは389)。

プランニングしたパラメータ:

 


セキュリティ保護されたLDAPポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the secure LDAP port number [636] (セキュリティ保護されたLDAPポート番号を入力してください[636]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_SAMBA_LDAP_SSL_PORT

説明:

このNNLSサーバ上にあるディレクトリとファイルへのアクセスに関して、LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名で指定したLDAPサーバに対してCIFSクライアントユーザを認証するためのセキュリティ保護されたLDAPポートです。

指定できるパラメータ:

有効なセキュリティ保護されたLDAPポート番号(デフォルトは636)。

プランニングしたパラメータ:

 


ルート認証局証明書ファイル

インストールスクリプトのプロンプト:

Optional CA certificate file [/mnt/floppy] (オプションのCA証明書ファイル[/mnt/floppy]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_SAMBA_CA_CERT_FILE

説明:

LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名(CONFIG_SAMBA_LDAP_HOST)で指定したLDAPサーバのルート認証局証明書ファイルのコピーの名前とパスです。

eDirectoryのLDAPサーバを使用している場合は、eDirectoryツリーのSSL証明書オブジェクトのいずれかから抽出したルート認証局証明書ファイルを指定します。

証明書はbase64形式とし、ファイルはインストール時にファイルシステム上で使用できる必要があります。また、ファイル名に空白を含めることはできません。

たとえば、エクスポートしたファイルのデフォルト名が「TrustedRootCert - SSL CertificateDNS - linux.b64」である場合、ファイル名を「TrustedRootCert-SSLCertificateDNS-linux.b64」に変更する必要があります。

NOTE:  このNNLSサーバ上に作成中の新しいeDirectoryツリーにSambaをインストールし、そのLDAPサーバをユーザ認証に使用する場合、このディレクティブはオプションです。その他のすべての場合には、セキュリティ保護されたLDAP認証用にシステムを正しく設定するために、インストール時に証明書ファイルを用意する必要があります。

指定できるパラメータ:

LDAPサーバのルート認証局証明書ファイルの名前とパス。

プランニングしたパラメータ:

 


既存のSambaの削除

インストールスクリプトのプロンプト:

Remove existing Samba packages [yes] (既存のSambaパッケージを削除しますか[yes]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_REMOVE_EXISTING_SAMBA

説明:

NNLSをインストールする前にインストールされていたSambaコンポーネントを削除するかどうかを指定します。

NOTE:  インストールスクリプトを複数回実行しても、以前にインストールしたNNLSディストリビューションのSambaは削除されません。以前にインストールしたNNLS製品を削除するには、明示的にアンインストールを行う必要があります。詳細については、NNLSのコンポーネントのアンインストールを参照してください。

指定できるパラメータ:

yes、no

プランニングしたパラメータ:

 


iFolder


eDirectoryサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP server IP address or DNS hostname [default LDAP server] (LDAPサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名を入力してください[デフォルトのLDAPサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IFOLDER_EDIR_IP_ADDR

説明:

次のようなeDirectoryサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名です。

  • グローバル設定とiFolderオブジェクトのためにスキーマを拡張したeDirectoryサーバ
  • iFolderユーザの認証に使用するLDAPサーバとして機能するeDirectoryサーバ

サーバには、インストールしたeDirectoryのマスタレプリカまたは読み込み/書き込みレプリカが必要です。

指定できるパラメータ:

eDirectoryサーバのIPアドレス。

プランニングしたパラメータ:

 


LDAPポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP port number [389] (LDAPポート番号を入力してください[389]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IFOLDER_EDIR_PORT

説明:

LDAPサーバが使用するLDAPポートです。

指定できるパラメータ:

有効なLDAPポート番号(デフォルトは389)。

プランニングしたパラメータ:

 


eDirectory管理者の名前とコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP admin name with context [LDAP admin name with context](LDAP管理者の名前とコンテキストを入力してください[LDAP管理者の名前とコンテキスト]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IFOLDER_ADMIN_CONTEXT

説明:

eDirectoryサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名(CONFIG_IFOLDER_EDIR_IP_ADDR)で指定したeDirectoryサーバ上でスキーマの拡張とiFolderオブジェクトのインストールを行う権利を持つユーザオブジェクトの完全識別名です。

名前とコンテキストの指定には、タイプフル構文(cn=name.ou=organizational_unit.o=organization)を使用する必要があります。

指定できるパラメータ:

「説明」で説明した、ユーザの名前と完全識別コンテキスト。

プランニングしたパラメータ:

 


管理者のパスワード

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP admin password [******] (LDAP管理者のパスワードを入力してください[******]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IFOLDER_EDIR_ADMIN_PASSWORD

説明:

eDirectory管理者の名前とコンテキスト(CONFIG_IFOLDER_ADMIN_CONTEXT)で指定したユーザのパスワードです。

指定できるパラメータ:

管理者ユーザのパスワード。

プランニングしたパラメータ:

 


iFolderサーバのIPアドレスまたはホスト名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the iFolder server IP address or DNS hostname [default iFolder server] (iFolderサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名を入力してください[デフォルトのiFolderサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IFOLDER_SERVER_IP_ADDR

説明:

このNNLSサーバ上でiFolderが使用するIPアドレスです。

指定できるパラメータ:

このサーバ上の有効なIPアドレス。

プランニングしたパラメータ:

 


iFolder管理者の名前

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the iFolder admin usernames [admin] (iFolder管理者のユーザ名を入力してください[admin]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IFOLDER_ADMIN_USERS

説明:

インストール後にiFolderを管理する権利を持つユーザオブジェクトです。このようなユーザの少なくとも1人は、新しいiFolderユーザの作成など特定のタスクについてスキーマを拡張する権利を持っている必要があります。

これらのユーザは、eDirectory管理者の名前とコンテキスト(CONFIG_IFOLDER_ADMIN_CONTEXT)で指定したユーザオブジェクトと同じコンテキストに存在している必要があります。

指定できるパラメータ:

「説明」で説明した、空白を含めずにセミコロン(;)で区切ったユーザ名。

プランニングしたパラメータ:

 


iFolderユーザのデータパス

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the iFolder user data path [/var/opt/novell/ifolderdata] (iFolderユーザのデータパスを入力してください[/var/opt/novell/ifolderdata]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IFOLDER_USER_DATA_PATH

説明:

NNLSサーバ上でiFolderユーザのディレクトリとファイルを保存する場所です。

この場所には、ユーザのファイル保存要件を満たす十分なディスク容量が必要です。

指定できるパラメータ:

このサーバ上の有効なディレクトリパス。

プランニングしたパラメータ:

 


NetMail


管理者の名前とコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin name with context [admin name and context] (管理者の名前とコンテキストを入力してください[管理者の名前とコンテキスト]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_NETMAIL_ADMIN_CONTEXT

説明:

NetMailユーザの認証に使用するeDirectoryサーバ上で管理権を持つユーザオブジェクトの完全識別名です。

名前とコンテキストの指定には、タイプフル構文(cn=name.ou=organizational_unit.o=organization)を使用する必要があります。

指定できるパラメータ:

「説明」で説明した、ユーザの名前と完全識別コンテキスト。

プランニングしたパラメータ:

 


管理者のパスワード

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin password [******] (管理者のパスワードを入力してください[******]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_NETMAIL_ADMIN_PASSWORD

説明:

管理者の名前とコンテキスト(CONFIG_NETMAIL_ADMIN_CONTEXT)で指定したユーザのパスワードです。

指定できるパラメータ:

管理者ユーザのパスワード。

プランニングしたパラメータ:

 


プライマリDNSサーバのIPアドレスまたはホスト名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the NetMail primary DNS server address or DNS hostname [primary server] (NetMailのプライマリDNSサーバのアドレスまたはDNSホスト名を入力してください[プライマリサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_NETMAIL_DNS1

説明:

電子メールアドレスを解決するためにNetMailで使用する1番目のDNSサーバです。

指定できるパラメータ:

プライマリDNSサーバのIPアドレス。

プランニングしたパラメータ:

 


セカンダリDNSサーバのIPアドレスまたはホスト名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the NetMail secondary DNS server address or DNS hostname (optional) [secondary server] (NetMailのセカンダリDNSサーバのアドレスまたはDNSホスト名を入力してください(オプション) [セカンダリサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_NETMAIL_DNS2

説明:

プライマリDNSサーバで解決できなかった電子メールアドレスを解決するためにNetMailで使用するDNSサーバです。

指定できるパラメータ:

セカンダリDNSサーバのIPアドレス。

プランニングしたパラメータ:

 


電子メールのドメイン名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the domain name for the NetMail server [domain name] (NetMailサーバのドメイン名を入力してください[ドメイン名]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_NETMAIL_DOMAIN

説明:

システム上の電子メールアドレスに使用する正式なドメイン名です。「メッセージングシステムのインターネットドメイン名」とも呼ばれます。たとえば、「novell.com」や「mycompany.com」などです。

指定できるパラメータ:

有効な正式ドメイン名。

プランニングしたパラメータ:

 


WebAccessのHTTPポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the NetMail WebAccess HTTP port number [52080] (NetMail WebAccessのHTTPポート番号を入力してください[52080]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_NETMAIL_HTTP_PORT

説明:

NetMailユーザがこのNetMailサーバのアクセスに使用するネットワーク上のHTTPポートです。

指定できるパラメータ:

有効なポート番号(デフォルトは52080)。

プランニングしたパラメータ:

 


WebAccessのHTTPSポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the NetMail WebAccess HTTPS port number [52443] (NetMail WebAccessのHTTPSポート番号を入力してください[52443]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_NETMAIL_HTTPS_PORT

説明:

NetMailユーザがこのNetMailサーバのアクセスに使用するHTTPSポートです。

指定できるパラメータ:

有効なポート番号(デフォルトは52443)。

プランニングしたパラメータ:

 


LDAPポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the NetMail LDAP port number [52389] (NetMailのLDAPポート番号を入力してください[52389]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_NETMAIL_LDAP_PORT

説明:

アドレス帳の検索に使用するNetMailのMsgLDAPのポートです。

指定できるパラメータ:

有効なLDAPポート番号(デフォルトは52389)。

プランニングしたパラメータ:

 


iManager


iManagerサーバのアドレス

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the iManager server address or DNS hostname [default iManager server] (iManagerサーバのアドレスまたはDNSホスト名を入力してください[デフォルトのiManagerサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IMANAGER_ADDRESS

説明:

このサーバ上でiManagerが使用するIPアドレスです。

サーバには、インストールしたeDirectoryのマスタレプリカまたは読み込み/書き込みレプリカが必要です。

指定できるパラメータ:

このサーバ上のIPアドレス。

プランニングしたパラメータ:

 


iManager管理者の名前とコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin name with context (for example, cn=admin.o=novell) [admin name with context] (管理者の名前とコンテキスト(cn=admin.o=novellなど)を入力してください[管理者の名前とコンテキスト]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IMANAGER_ADMIN_CONTEXT

説明:

iManagerで管理するeDirectoryサーバの最上位管理者の完全識別名です。

名前とコンテキストの指定には、タイプフル構文(cn=name.ou=organizational_unit.o=organization)を使用する必要があります。

指定できるパラメータ:

「説明」で説明した、管理者の名前と完全識別コンテキスト。

プランニングしたパラメータ:

 


管理者のパスワード

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin password [******] (管理者のパスワードを入力してください[******]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IMANAGER_ADMIN_PASSWORD

説明:

iManager管理者の名前とコンテキスト(CONFIG_IMANAGER_ADMIN_CONTEXT)で指定した管理者のパスワードです。

指定できるパラメータ:

管理者ユーザのパスワード。

プランニングしたパラメータ:

 


LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP server IP address or DNS hostname [default LDAP server] (LDAPサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名を入力してください[デフォルトのLDAPサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IMANAGER_LDAP_ADDRESS

説明:

eDirectoryに対するiManagerユーザの認証に使用するeDirectoryサーバのIPアドレスです。

指定できるパラメータ:

有効なIPアドレス。

プランニングしたパラメータ:

 


セキュリティ保護されたLDAPポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the LDAP port number [636] (LDAPポート番号を入力してください[636]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IMANAGER_LDAP_PORT

説明:

LDAPサーバのIPアドレスまたはホスト名(CONFIG_IMANAGER_LDAP_ADDRESS using LDAP)で指定した、ユーザがeDirectoryサーバとの通信に使用するセキュリティ保護されたLDAPポートです。

指定できるパラメータ:

有効なセキュリティ保護されたLDAPポート番号(デフォルトは636)。

プランニングしたパラメータ:

 


iManagerのWebAdmin HTTPポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the iManager WebAdmin HTTP port number [8018] (iManagerのWebAdmin HTTPポート番号を入力してください[8018]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IMANAGER_WEBADMIN_HTTP_PORT

説明:

WebAdminユーザがNetMailとRed CarpetTMの管理に使用するHTTPポート番号です。

NNLSではWebAdminのアクセスにiManagerを使用するので、このディレクティブはここに含まれています。

指定できるパラメータ:

有効なHTTPポート番号(デフォルトは8018)。

プランニングしたパラメータ:

 


iManagerのWebAdmin HTTPSポート番号

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the iManager WebAdmin HTTPS port number [8020] (iManagerのWebAdmin HTTPSポート番号を入力してください[8020]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IMANAGER_WEBADMIN_HTTPS_PORT

説明:

WebAdminユーザがNetMailとRed Carpetの管理に使用するHTTPSポート番号です。

NNLSではWebAdminのアクセスにiManagerを使用するので、このディレクティブはここに含まれています。

指定できるパラメータ:

有効なHTTPSポート番号(デフォルトは8020)。

プランニングしたパラメータ:

 


iPrint


管理者の名前とコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin name with context [admin name with context] (管理者の名前とコンテキストを入力してください[管理者の名前とコンテキスト]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IPRINT_ADMIN_CONTEXT

説明:

iPrintサーバのIPアドレスまたはホスト名で指定したeDirectoryサーバ上でのiPrintのインストール時にスキーマを拡張する権利を持つユーザオブジェクトの完全識別名です。

指定できるパラメータ:

「説明」で説明した、ユーザの完全識別名。

プランニングしたパラメータ:

 


管理者のパスワード

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin password [******] (管理者のパスワードを入力してください[******]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IPRINT_ADMIN_PASSWORD

説明:

管理者の名前とコンテキスト(CONFIG_IPRINT_ADMIN_CONTEXT)で指定したユーザのパスワードです。

指定できるパラメータ:

管理者ユーザのパスワード。

プランニングしたパラメータ:

 


iPrintサーバのIPアドレスまたはホスト名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the eDirectory IP address or DNS hostname [default iPrint server] (eDirectoryのIPアドレスまたはDNSホスト名を入力してください[デフォルトのiPrintサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IPRINT_EXISTING_IP

説明:

iPrintをインストールしてスキーマを拡張するeDirectoryサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名です。

サーバには、インストールしたeDirectoryのマスタレプリカまたは読み込み/書き込みレプリカが必要です。

指定できるパラメータ:

有効なIPアドレスまたはDNSホスト名。

プランニングしたパラメータ:

 


iPrintツリー名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the name of the eDirectory tree that hosts iPrint [default iPrint tree name] (iPrintをホストするeDirectoryツリーの名前を入力してください[デフォルトのiPrintツリー名]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_IPRINT_TREE_NAME

説明:

iPrintをホストするeDirectoryツリーの名前です。

指定できるパラメータ:

有効なeDirectoryツリー名。

プランニングしたパラメータ:

 


Virtual Office


eDirectoryサーバのIPアドレスまたはホスト名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the eDirectory server IP address or DNS hostname [default eDir server] (eDirectoryサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名を入力してください[デフォルトのeDirectoryサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_VO_ADDRESS

説明:

Virtual OfficeをインストールするeDirectoryサーバのIPアドレスまたはDNS名です。

このサーバには、インストールしたeDirectoryのマスタレプリカまたは読み込み/書き込みレプリカが必要です。

指定できるパラメータ:

有効なIPアドレスまたはDNSホスト名。

プランニングしたパラメータ:

 


管理者の名前とコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin name with context [admin name with context] (管理者の名前とコンテキストを入力してください[管理者の名前とコンテキスト]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_VO_ADMIN_CONTEXT

説明:

eDirectoryサーバのIPアドレスまたはホスト名(CONFIG_VO_ADDRESS)で指定したeDirectoryサーバに対する管理権を持つユーザオブジェクトの完全識別名です。

このユーザは、指定したeDirectoryサーバにインストールするVirtual Officeに対してスキーマを拡張する権利を持っている必要があります。

指定できるパラメータ:

「説明」で説明した、ユーザの完全識別名。

プランニングしたパラメータ:

 


管理者のパスワード

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the admin password [******] (管理者のパスワードを入力してください[******]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_VO_ADMIN_PASSWORD

説明:

管理者の名前とコンテキスト(CONFIG_VO_ADMIN_CONTEXT)で指定したユーザのパスワードです。

指定できるパラメータ:

管理者ユーザのパスワード。

プランニングしたパラメータ:

 


NetStorage認証サーバ

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the NetStorage authentication domain host [default NetStorage server] (NetStorage認証ドメインのホストを入力してください[デフォルトのNetStorageサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_VO_EDIR_SERVER_HOST

説明:

NetStorageユーザがLDAPを使用して認証を受けるeDirectoryサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名です。これは、NetStorageがインストールされるサーバのIPアドレスである必要はありません。

指定できるパラメータ:

有効なIPアドレスまたはDNSホスト名。

プランニングしたパラメータ:

 


NetStorageプロキシユーザの名前とコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the NetStorage proxy username with context [proxy username with context] (NetStorageプロキシユーザの名前とコンテキストを入力してください[プロキシユーザの名前とコンテキスト]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_VO_PROXY_CONTEXT

説明:

次のことを行う権利を持つユーザオブジェクトの完全識別名です。

  • NetStorage認証サーバ(CONFIG_VO_EDIR_SERVER_HOST)で指定したLDAP (eDirectory)ツリーでNetStorageユーザを検索する。
  • iFolderのストレージロケーションがNetStorageで定義されている場合、iFolderユーザが初めてストレージロケーションにアクセスしたときにそのユーザのパスフレーズをeDirectoryに保存する。これにより、ユーザはiFolderサーバ上にあるファイルやディレクトリにアクセスするときにパスフレーズを入力する必要がなくなります。

指定できるパラメータ:

LDAPユーザの完全識別名。

プランニングしたパラメータ:

 


NetStorageプロキシユーザのパスワード

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the NetStorage proxy user password [******] (NetStorageプロキシユーザのパスワードを入力してください[******]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_VO_PROXY_PASSWORD

説明:

NetStorageプロキシユーザの名前とコンテキスト(CONFIG_VO_PROXY_CONTEXT)で指定したユーザのパスワードです。

指定できるパラメータ:

プロキシユーザのパスワード。

プランニングしたパラメータ:

 


NetStorageユーザのコンテキスト

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the users' context [o=novell] (ユーザのコンテキストを入力してください[o=novell]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_VO_USERS_CONTEXT

説明:

NetStorageユーザを検索するためのNetStorage認証サーバ(CONFIG_VO_EDIR_SERVER_HOST)のコンテキストです。すべてのサブコンテキストも検索されます。NetStoreを使ってeDirectoryツリー全体を検索するには、ルートコンテキストを指定します。

指定できるパラメータ:

有効なLDAPコンテキスト。

プランニングしたパラメータ:

 


iFolderサーバのIPアドレスまたはホスト名

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the iFolder server address (optional) [default iFolder server] (iFolderサーバのアドレスを入力してください(オプション) [デフォルトのiFolderサーバ]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_VO_IFOLDER_HOST

説明:

(オプション)NetStorageのストレージロケーションとして作成するiFolderサーバのIPアドレスまたはホスト名です。これを指定すると、自動的にVirtual OfficeユーザがiFolderを使用できるようになります。iFolderに保存されている自分のファイルにNetStorageを使用してアクセスするには、ユーザはiFolderサーバで自分のiFolderユーザアカウントを有効にする必要があります。また、ユーザがNetStorageでiFolderのパスフレーズを設定できるようにする必要もあります。

指定できるパラメータ:

有効なIPアドレスまたはDNSホスト名。

プランニングしたパラメータ:

 


Red Carpet


管理者の電子メールアドレス

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the e-mail address [admin_name@company_name.com] (電子メールアドレスを入力してください[admin_name@company_name.com]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_REDCARPET_EMAIL

説明:

(オプション)NNLSの更新に関する通知を受信する電子メールアドレスです。

指定できるパラメータ:

有効な電子メールアドレス。

プランニングしたパラメータ:

 


プロキシサーバ

インストールスクリプトのプロンプト:

Is this machine connected to the Internet via a proxy server? [no] (このコンピュータはプロキシサーバを介してインターネットに接続されていますか? [no]):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_RCD_PROXY

説明:

NNLSサーバがプロキシサーバを介してインターネットに接続されるかどうかを指定します。

指定できるパラメータ:

yes、no

プランニングしたパラメータ:

 


プロキシサーバ連絡先URL

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the proxy URL (プロキシサーバのURLを入力してください):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_RCD_PROXY_URL

説明:

プロキシサーバ(CONFIG_RCD_PROXY)との通信にNNLSサーバが使用するURLです。

指定できるパラメータ:

有効なURL。

プランニングしたパラメータ:

 


プロキシユーザの名前

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the proxy username (プロキシユーザの名前を入力してください):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_RCD_PROXY_USER

説明:

プロキシサーバ(CONFIG_RCD_PROXY)に対する認証でNNLSサーバが使用するユーザの名前です。

指定できるパラメータ:

有効なユーザ名。

プランニングしたパラメータ:

 


プロキシユーザのパスワード

インストールスクリプトのプロンプト:

Enter the password (パスワードを入力してください):

.confファイルのディレクティブ:

CONFIG_RCD_PROXY_USER_PASSWORD

説明:

プロキシユーザの名前(CONFIG_RCD_PROXY_USER)のパスワードです。

指定できるパラメータ:

プロキシユーザのパスワード。

プランニングしたパラメータ: