4.2 PlateSpin Forge Web Clientの要素

PlateSpin Forge Web Clientのデフォルトインタフェースは、インタフェースの別の機能領域に移動したり、ワークロード保護操作および回復操作を実行したりするための要素を含む[ダッシュボード]ページです。

図 4-1 PlateSpin Forge Web Clientのデフォルトのダッシュボードページ

[ダッシュボード]ページは次の要素で構成されています。

次の各項目では、詳細が表示されます。

4.2.1 ナビゲーションバー

ナビゲーションバーには次のリンクが含まれています。

4.2.2 ビジュアルサマリパネル

ビジュアルサマリパネルには、ライセンス済みのすべてのワークロードとアプライアンスで利用可能なストレージの概要レベルのビューが表示されます。

インベントリされたワークロードは、次の3つのカテゴリで表されます。

  • 保護: アクティブな保護を受けているワークロードの数を示します。

  • 失敗: ワークロードの保護ティアに従って失敗したとシステムが表示した保護ワークロードの数を示します。

  • 保護不足: ユーザによる介入が必要な保護ワークロードの数を示します。

左パネルの中央にある領域は、[ワークロード]ページのグラフィカルサマリを表します。次のドットアイコンを使用して異なる状態のワークロードを表します。

表 4-1 ドットアイコンによるワークロードの表示

未保護

保護下

未保護 – エラー

失敗

保護

有効期限切れ

未使用

アイコンはワークロード名に従ってアルファベット順に表示されています。ドットアイコンにマウスのカーソルを合わせるとワークロード名が表示され、アイコンをクリックすると対応する[ワークロードの詳細]ページが表示されます。

[ストレージ]には、PlateSpin Forgeが利用できるストレージ領域に関する情報が表示されます。

4.2.3 タスクおよびイベントパネル

タスクおよびイベントパネルには、最近のタスク、最近の過去のイベント、および次の今後のイベントが表示されます。

システムまたはワークロードに関連して何かが発生すると、イベントがログ記録されます。たとえば、保護されたワークロードの新規追加、開始中または失敗中のワークロードのレプリケーション、保護されたワークロードの障害の検出などが、イベントとして挙げられます。イベントによっては、電子メールによる自動通知を生成するものもあります(SMTPが設定されている場合)。イベントおよびレポートの自動電子メール通知のセットアップを参照してください。

タスクは、ユーザによる操作が必要なイベントに関連付けられている特別なコマンドです。たとえば、[フェールオーバーのテスト]コマンドを完了すると、テストを成功としてマークおよびテストを失敗としてマークという2つのタスクに関連するイベントがシステムによって生成されます。いずれかのタスクをクリックすると、[フェールオーバーのテスト]操作はキャンセルされ、対応するイベントが履歴に書き込まれます。別の例としては、[完全レプリケーションに失敗しました]イベントが挙げられます。このイベントは、[完全処理の開始]タスクとともに表示されます。現在のタスクの完全なリストは、[タスク]タブで表示できます。

ダッシュボードのタスクおよびイベントパネルでは、各カテゴリに最大3つのエントリが表示されます。すべてのタスクを表示する、または過去および今後のイベントを表示するには、適切なセクションの[すべてを表示]をクリックします。