2.5 概要:クラスタのインストールとセットアップ

準備が完了したら、クラスタをでインストールしてセットアップする次の手順が必要です。

  1. SUSE® Linux Enterprise Server と をSUSE Linux Enterprise Serverにアドオンとしてインストールします。詳細については、Section 3.1, High Availability Extensionのインストールを参照してください。

  2. OpenAISを構成します。詳細については、Section 3.2, クラスタの初期セットアップを参照してください。

  3. OpenAISを起動して、クラスタの状態を監視します。詳細については、Section 3.3, クラスタをオンラインにするを参照してください。

  4. クラスタリソースを、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)またはコマンドラインで追加し、構成します。詳細については、Section 4.0, GUIによるクラスタリソースの設定またはSection 5.0, クラスタリソースのコマンドラインからの設定を参照してください。

    データがフェンシングとSTONITHによって破損することを防ぐため、STONITHデバイスをリソースとして構成します。詳細については、Section 8.0, フェンシングとSTONITHを参照してください。

    まだない場合は、ファイルシステムを共有ディスク(SAN)上で作成する必要もあります。また、必要に応じてこれらのファイルシステムをクラスタリソースとして構成します。

    クラスタを認識(OCFS 2)または認識しないファイルシステムをHigh Availability Extensionで構成できます。必要な場合は、DRBDでデータレプリケーションを使用することもできます。詳細については、Section III, ストレージおよびデータレプリケーションを参照してください。