研究室または教室のワークステーションの元の状態への復元

各研究セッションの終了後には、セッション中に加えられた変更内容や追加内容をすべて削除し、すべてのワークステーションを元の状態に戻すことができます。次の手順では、ワークステーションが未登録である(eDirectoryにインポートされていない)とします。

  1. 新しいモデルワークステーションのイメージを作成して、デスクトップ管理ワークステーションイメージングサーバに保存します。詳細については、手動によるワークステーションのイメージの作成を参照してください。

    ACU (Automatic Client Update)を使用して、必要に応じ、各ワークステーションを最新のNovellクライアントにアップグレードします。または、デスクトップ管理エージェントをインストールします。ワークステーションにNovell Clientがインストールされているかどうかにかかわらず、ZENworks Desktop ManagementによってZENworksが動作します。セットアップでNovellクライアントが必要な場合は、Novellクライアントのインストール後にデスクトップ管理エージェントをインストールして、最新のイメージングエージェントが実行されていることを確認してください。詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Desktop Managementインストールガイド』の「デスクトップ管理エージェントのインストールと設定」を参照してください。

  2. 起動前サービスを使用する場合は、デスクトップ管理起動前サービス(PXEサポート)がイメージングサーバにインストールされていることを確認します。詳細については、ZENworksデスクトップ管理起動前サービスの使用を参照してください。
  3. PXEに対応しているワークステーションで起動前サービスを使用する場合は、PXEが有効になっていることを確認します。詳細については、起動前サービス(PXE)の使用を参照してください。

    または

    起動前サービスまたはLinuxパーティションを使用しない場合は、新しいイメージを保存するデスクトップ管理ワークステーションイメージングサーバを指定するイメージングブートCDまたはフロッピーディスクを作成します。詳細については、イメージングブート方法の準備を参照してください。

  4. 未登録のワークステーション用のポリシーを作成します。このポリシーは、復元する新しいイメージを指定します。常に同じベースイメージを強制的に適用するオプションを選択します。詳細については、未登録のワークステーションに対するイメージングポリシー(サーバポリシー)の定義を参照してください。

研究室の各ワークステーションは、次のように展開します。

  1. ワークステーションを研究室のネットワークに物理的に接続します。
  2. 起動前サービスを使用する場合は、イメージング/起動前サービスサーバからワークステーションをブートします。

    または

    起動前サービスを使用しない場合は、イメージングブートCDまたはフロッピーディスクからワークステーションをブートし、デスクトップ管理ワークステーションイメージング(Linux)パーティションをインストールします。詳細については、ワークステーションでの自動イメージング操作の有効化ステップ 6を参照してください。パーティションをインストールしたら、デスクトップ管理イメージングパーティションからワークステーションを再起動します。

  3. 各研究セッションの終了時に、それぞれのワークステーションを再起動して、イメージをポリシーによって自動作成します。