ZENworks Handheld Management Serverをアップグレードする前に、ConsoleOneのバージョンを1.3.5から1.3.6にアップグレードする必要があります。Novell eDirectoryTMスキーマを拡張して、ディレクトリの準備も行う必要があります。スキーマを拡張するには、ルートレベルの管理者権限を保持していることに加え、Novell ClientTMがインストールされている必要があります。
スキーマ拡張ツールを実行する前に、拡張の対象であるツリーにログインしていることを確認します。
スキーマを拡張するには
Novell Clientが実行しているコンピュータにZENworks Handheld Management CDを挿入します。
インストールプログラムが自動的に実行されます。プログラムが自動的に実行されない場合は、CDのルートにあるwinsetup.exeを手動で実行します。
[Handheld Management]を選択します。
必要な言語を選択します。
[Schema Extension and Product Licensing]をクリックします。
拡張するeDirectoryツリーを選択します。
[OK]をクリックし、[Next]をクリックします。
ライセンスコードを入力し、[Next]>[Finish]の順にクリックします。
[View Log File]をクリックします。
または
[OK]をクリックします。
ZENworks Handheld Management Serverをアップグレードするには
[Handheld Management Services]をクリックします。
[ZENworks Handheld Management Server]をクリックします。
[Update]をクリックし、[Next]をクリックします。
[Select Components]ページで、インストールするコンポーネントを選択します。
[Novell ConsoleOne Snap-In]: ハンドヘルドデバイスを管理できるよう、ConsoleOneの機能を拡張します。デフォルトではこのオプションが有効にされています。
[RIM BlackBerry Device Support]: RIM BlackBerryデバイスを管理するためのサポートを追加します。このオプションを選択した場合、電子メールアクセス用にMAPIプロファイルを設定する必要があります。詳細については、MAPIプロファイルの作成(BlackBerryデバイスのみがサポート)を参照してください。
[Next]をクリックします。
[Start Copying Files]ページの設定を確認して、[Next]をクリックします。
(省略可能)[Install Shield Wizard Maintenance Complete]ページで、[Display Readme File]チェックボックスを選択してReadmeファイルを表示し、ZENworks Handheld Managementをインストールするときの注意点、および使用するときに認識しておく必要のある製品の問題を確認します。
(省略可能)HTTPカプセル化を有効にしたり、SSL(Secure Sockets Layer)を設定したり、デフォルトのポート設定を変更したりする場合には、[Configure Access Point HTTP and SSL Settings]チェックボックスを選択します。
[Finish]をクリックします。
(条件に応じて実行)Step 8で[Configure Access Point HTTP and SSL Settings]を選択した場合、HTTPカプセル化の有効化、SSLの設定、およびデフォルトのポート設定の変更に関する手順については、SSLおよびHTTP設定の構成を参照してください。この操作を完了したら、Step 11を続行します。
[Next]をクリックします。
[Service User]ページの情報を確認し、[Next]をクリックします。
[Directory User Information]ページの情報を確認し、[Next]をクリックします。
[Product Activation]ページで、実行するインストールの種類を指定します。
[Next]をクリックします。
![[NetWare Access]ダイアログボックス](../graphics/netwareaccess.gif)
[NetWare Access]ダイアログボックス内の情報を確認して、[Next]をクリックします。
指定したツリー内のNovell NetWare®ボリューム上にあるオブジェクトにアクセスしたり、取得ファイルをNetWareボリュームに保存したりする場合は、[Enable Access to NetWare]チェックボックスを選択します。
[Handheld Service Object Configuration]ページの情報を確認して、[Next]をクリックします。
![[Global User Authentication Settings]ページ](../graphics/globaluser.gif)
(省略可能)ハンドヘルドデバイスを使用する際にユーザのeDirectoryユーザ名とパスワードの入力を求める画面を表示する場合は、[Global User Authentication Settings]ダイアログボックスの[Enable User Authentication]チェックボックスを選択し、[Add]をクリックして、ユーザが検索されるコンテナを指定し、[OK]をクリックします。
NOTE: デバイスベースの管理ではなくユーザベースの管理を使用する場合には、[Enable User Authentication]チェックボックスを選択する必要があります。
[Next]を2回クリックします。
(条件に応じて実行)RIM BlackBerryサポートを有効にすることを選択した場合、BlackBerry Clientソフトウェアが使用するサービスユーザの電子メールを入力し、MAPIプロファイルの作成(BlackBerryデバイスのみがサポート)で作成したMAPIプロファイルを選択して、[Finish]をクリックします。
[Finish]をクリックします。