Novell(R) ZENworks(R) Server Managementのアラーム管理システムは、SNMPトラップ、しきい値アラーム、ネットワーク検出イベント、pingと接続テストのエラーなど、ネットワーク上で発生する重要なイベントをユーザに警告します。これにより、ネットワークの問題にすばやく対応したり、ネットワークで発生するイベントについて更新を受信したりできます。
アラームアイコンはNovell ConsoleOne(R)のオブジェクトに表示されます。アイコンは、重要度レベルを示す色に変わり、問題の発生を知らせます。イベントは[Active Alarm]ビューに報告され、各イベントは分類されて、対応するアラームアイコン付きで表示されます。
アラーム管理システムは、SNMP標準トラップ通知をサポートするネットワーク上のすべてのデバイスを処理します。たとえば、NetWare版Management AgentがインストールされているすべてのNovell NetWare(R)サーバでは、サーバの故障、過重負荷、および設定変更に関する通知が管理サーバに送られて処理され、ZENworks Server ManagementのConsoleOneで表示できるようになります。
アラームを有効または無効にしたり、セグメントとサーバの基準統計に基づいたアラームしきい値(たとえば、使用率、および毎秒のパケット総数のセグメントアラーム)を設定して、統計のしきい値に達したときにアラームを発生するようにできます。アラームまたはイベントの発生時に実行されるアクションも設定できます。アラームまたはイベントに割り当てるアクションは、アラーム処理で指定します。
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