iManagerのZENworks Server Managementの役割へのアクセス

iManagerにログインして、iManagerでのZENworksの役割を理解するには、次の節を参照してください。


iManagerへのログイン

バージョン2.0.2はツリーに依存し、バージョン2.5はツリーに依存していないため、iManagerにログインする手順は、バージョン2.0.2と2.5では異なります。

WebブラウザでiManagerにアクセスするには


iManager 2.0.2へのログイン

  1. Tiered Electronic Distributionオブジェクトが存在するNovell eDirectoryTMツリーにログインしていない場合は、ログインします。

    ヒント:  Novell ClientTMがインストールされていないWindowsサーバでiManagerを実行する場合は、ツリー名を指定するのではなく、eDirectoryツリーのレプリカが存在するサーバのIPアドレスを指定します。

  2. 次のURLにアクセスします。

    http://server/nps/iManager.html

    serverは、iManagerがインストールされているIPアドレスまたはDNSホスト名です。

    次のダイアログが表示されます。


    Novell iManagerログインページ
  3. iManagerログインページが表示されない場合は、正しいサーバを指定していること、およびnpsとiManager.htmlを例のように正確に入力していること(大文字と小文字が区別されます)を確認してください。

    ヒント:  httpではなくhttpsを使用する場合もあります。

  4. ステップ 2で識別したサーバのユーザ名およびパスワードを指定して、<Enter>キーを押すか[Login]をクリックします。


iManager 2.5へのログイン

  1. 次のURLにアクセスします。

    http://server/nps/iManager.html

    serverは、iManagerがインストールされているIPアドレスまたはDNSホスト名です。

    次のダイアログが表示されます。


    Novell iManagerログインページ
  2. Managerログインページが表示されない場合は、正しいサーバを指定していること、およびnpsとiManager.htmlを例のように正確に入力していること(大文字と小文字が区別されます)を確認してください。

    ヒント:  httpではなくhttpsを使用する場合もあります。

  3. ステップ 1で識別したサーバのユーザ名およびパスワードを指定します。

  4. そのサーバのツリー指定を入力して、<Enter>キーを押すか[Login]をクリックします。

    iManager 2.5はツリーに依存していません。したがって、バージョン2.0.2の場合のようにログインする前ではなく、ログイン中にツリーを指定でき、サーバのIPアドレス、ツリー名、サーバのDNS名のいずれかを使用してツリーを特定できます。


インタフェースの理解

  1. ログインが完了すると、iManagerのメインページが表示されます。上部のフレームには、各機能を表すアイコンが表示されます。


    Novell iManagerのボタン
  2. マウスポインタをアイコンの上に移動して、各機能の目的を確認します。

    アイコンの列の右側に、ヒントのテキストが表示されます。

    デフォルトでは、[Roles and Tasks]アイコンがアクティブになっています。このアイコンには、ZENworksの機能が存在します。


役割とタスクの表示

  1. iManagerで[Roles and Tasks]アイコンを選択します。

    デフォルトでは、左側のペインのツリー構造の一番下に、ZENworks Server Managementの役割が表示されます。

  2. 左側のパネルで[ZENworks Server Management]を展開し、利用可能なタスクの一覧を表示します。


    ZfS Managementのメニュー項目

    これらのタスクの機能は、次のとおりです。

    タスク 機能

    TEDオブジェクトの作成

    DistributorとSubscriberを除く、Tiered Electronic Distributionオブジェクトを作成します。

    TEDオブジェクトの削除

    Tiered Electronic Distributionオブジェクトを削除します。

    TEDオブジェクトの編集

    Tiered Electronic Distributionオブジェクトのプロパティを編集します。

    Remote Web Console (リモートWebコンソール)

    Tiered Electronic Distribution情報またはServer Policies情報を表示および管理します。

    [Subscriber Distribution]ビュー

    選択したSubscriberと、そのすべてのDistributionを表示および管理します。

    [Tiered Distribution]ビュー

    選択したDistribution、または選択したDistributorとそのすべてのDistributionを表示および管理します。

  3. 前記のZENworks Server Managementタスクの一部が表示されず、RBS(Role-Based Services)を設定している場合、表示されないタスクにアクセスする管理者用に、ZENworks Server Managementモジュールをアップグレードまたは再インストールする必要があります。

    たとえば、iManager用のZENworks Server Managementプラグインをアップグレードした後に、アップグレードによって新しいタスクが導入された場合、設定されたRBSコレクションには新しいタスクは表示されません。

    この問題を解決するには、使用しているiManagerのバージョンに応じた手順に従います。

  4. 実行するタスクに進みます。


iManager 2.0.2でのコレクションのアップグレード

  1. iManagerにログインして、[Configure]アイコンをクリックします。

  2. [RBS Configuration]の下で[Configure iManager]をクリックします。

  3. [Upgrade Collections]を選択し、[Next]をクリックします。

  4. アップグレードするコレクションが選択されていることを確認して、[Next]をクリックします。

    期限切れまたはまだインストールされていないiManagerモジュールを持つコレクションのみが表示されます。

  5. ZFSModuleが選択されていることを確認し、スコープを選択して、[Start]をクリックします。

  6. モジュールが正常にアップグレードされたことを確認し、[Close]をクリックします。

  7. [Roles and Tasks]アイコンをクリックします。

    [ZENworks Server Management]の下に、表示されていなかったZENworks Server Managementの役割が表示されます。

  8. ステップ 4に進みます。


iManager 2.5でのコレクションの再インストール

  1. iManagerにログインして、[Configure]アイコンをクリックします。

  2. [Role Based Services]を展開して、[RBS Configuration]をクリックします。

  3. [Name]列で、編集するコレクションを選択します。

  4. [Name]列で、ZENworks Server Managementの役割を選択します。

  5. [Reinstall]列で、表示されているZFSModule名のチェックボックスをクリックします。

  6. [Reinstall](列見出し)をクリックします。

  7. 情報のダイアログボックスで[OK]をクリックし、モジュールの再インストールを開始します。

  8. モジュールが正常に再インストールされたことを確認し、[Roles and Tasks]アイコンをクリックします。

    [ZENworks Server Management]の下に、表示されていなかったZENworks Server Managementの役割が表示されます。

  9. ステップ 4に進みます。