データベースパラメータの調整に関するヒント


NetWareおよびWindows環境のSybase

NetWareデータベースサーバ上でデータベースキャッシュサイズを変更するには

  1. Inventory Serviceを停止します。詳細については、Inventory Serviceの開始と停止を参照してください。

  2. インベントリデータベースへの接続をすべて切断します。

  3. Sybaseサーバを終了します。

  4. sys:\systemディレクトリのmgmtdbs.ncfファイルを開きます。

  5. -cパラメータを変更します。

    たとえば、-c 64Mはキャッシュサイズを64MBに設定します。

  6. ファイルを保存します。

  7. サーバコンソールでインベントリデータベースをロードします。「MGMTDBS」と入力します。

  8. Inventory Serviceを起動します。詳細については、Inventory Serviceの開始と停止を参照してください。

Windowsデータベースサーバのデータベースキャッシュサイズを変更するには

  1. Inventory Serviceを停止します。詳細については、Inventory Serviceの開始と停止を参照してください。

  2. Sybaseサービスを終了します。

    Windows 2000/2003の場合、コントロールパネルで[管理ツール]、[サービス]の順にダブルクリックし、[Novell Database - Sybase]を選択して[停止]をクリックします。

  3. データベースサーバで、inventory_database_installation_path\zenworks\database\dbengineディレクトリからntdbconfig.exeファイルを実行します。

    ntdbconfig.exeは、Windowsサーバ上でSybaseを使用するZENworksデータベース用のZENworksデータベース環境設定ユーティリティです。このユーティリティを使用して、Sybaseサービスを設定し直すことができます。Sybaseの推奨パラメータのリストについては、Sybaseデータベース起動パラメータの理解を参照してください。

  4. -cパラメータを変更します。

  5. [OK]をクリックします。

  6. Sybaseサービスを再起動します。

    Windows 2000/2003の場合、コントロールパネルで[管理ツール]、[サービス]の順にダブルクリックし、[Novell Database - Sybase]を選択して[開始]をクリックします。

  7. Inventory Serviceを起動します。詳細については、Inventory Serviceの開始と停止を参照してください。

パフォーマンスに関するヒントについては、データベースパラメータの調整に関するヒントを参照してください。


Windows環境のOracle


Oracleデータベースのパフォーマンスの最適化

Oracleインベントリデータベースを使用している場合、インベントリレポートの生成時やデータベースの照会時のデータベースのパフォーマンスを向上させることができます。

データベースバッファキャッシュを使用して、最後に使用したデータブロックを保存します。データベースキャッシュは、db_block_buffers * db_block_sizeとして指定されます。これらのパラメータは、データベースサーバのzenworks\database\init.oraファイルで指定されます。

DB_BLOCK_BUFFERSはデータベースバッファ数を指定します。DB_BLOCK_SIZEは各データベースバッファのサイズをバイトで指定します。

バッファキャッシュの各バッファのサイズは、データブロックのサイズに等しくなります。

メモリが増設されている場合、init.oraファイルでDB_BLOCK_BUFFERSパラメータの値を大きくしてデータベースキャッシュサイズを設定します。インベントリデータベースをOracle 9iで実行している場合は、db_block_buffers * db_block_sizeではなくdb_cache_sizeを設定します。

パフォーマンスに関するヒントについては、データベースパラメータの調整に関するヒントを参照してください。


Windows環境のMS SQL