次の節を参照してください。
Server Policiesには6つの定義済みレポートがあり、Tiered Electronic Distributionは4つの定義済みレポートがあります。各定義済みレポートの詳細については、レポートの説明を参照してください。
次の節では、Policy and Distribution Servicesのレポートの目的について説明します。
Server Policiesレポートには、どのサーバがどのポリシーを処理したか、ポリシーがいつ処理されたか、およびポリシーの適用が成功したかどうかの情報が表示されます。
DistributionレベルのレポートにはDistributor側からのビューが示され、どのSubscriberが特定のDistributionの受信および抽出に成功したか、失敗したかを確認するのに便利です。Subscriberレポートは、単一のSubscriberがどのDistributionを受信したかを確認するために使用します。
レポートを使用することにより、どのノードが成功したかについての詳細情報を得ることができます。既知のすべてのエラー状況が捕捉され、エラー状況がデータベースにレポートされます。ただし、プロセスのステータスが実行中である場合、ノードで捕捉されないエラーや障害が発生することがあります。たとえば、コンピュータが停止したり、プロセスが強制終了されるなどです。
Distributionを受信しようとしなかったSubscriber(正しく設定されていない場合や実行されていない場合)では、レポートに情報が表示されません。予測される数値と実際の数値を比較して、レポートに示されていないSubscriberを検索できます。Subscriberが設定され、機能している場合、これは一般的な問題ではありません。
選択したレポートには、現在データベースに記録されている、該当するServer PoliciesまたはTiered Electronic Distributionの情報がすべて表示されます。一部のレポートに表示される日付範囲などのデータの選択条件を定義したり、ポリシーパッケージオブジェクトやTiered Electronic Distributionオブジェクトを選択したりするためのオプションがあります。
Policy and Distribution Servicesのレポートには、2つのアクセスポイントがあります。
ConsoleOneで、ZENworksデータベースオブジェクトを右クリックします。
[Reporting]をクリックします。
Policy and Distribution Servicesの標準のレポートに関するレポートダイアログボックスが表示されます。
Policy and Distribution Servicesデータベースファイル(zfslog.db)は、レポート情報を保存するために使用されます。データベースをインストールして実行し、データがzfslog.dbに配置されると、Policy and Distribution Servicesのレポーティングが有効になります。
各Subscriberサーバで実行されるPolicy/Package AgentがServer Policies情報をデータベースに書き込みます。Distributor Agentは、Tiered Electronic Distribution情報およびServer Software Package情報をデータベースに書き込みます。
各Distributorには通常はそれぞれ固有のZENworksデータベースオブジェクトおよびデータベースファイル(zfslog.db)があるため、選択されたZENworksデータベースオブジェクトに関連付けられている特定のDistributorに関するレポート情報だけが提供されます。
次のアクションのいずれかが発生したときに、情報がZfslog.dbファイルに記録されます。
Policy/Package Agentがデータベースファイルに情報を記録するためには、SubscriberサーバでZENworksデータベースポリシー(Distributed Server Package)を受信済みおよび抽出済みである必要があります。