コンテナ、サーバ、およびサービスロケーションのサーバポリシーを設定できます。これらのポリシーによって、NetWareの機能の使用を自動化できます。詳細については、NetWareのマニュアルを参照してください。
サーバポリシーを設定する方法については、次の節の手順を参照してください。
サーバポリシーのスケジュール設定については、ポリシーのスケジュール設定を参照してください。
SNMP Community StringsおよびSNMP Trap TargetsポリシーではSNMPを利用します。Zentrap.mibは、Program CDの\zfs\tedpol\sfiles\mibsにあります。
SNMP管理コンソールでSNMPトラップを受信するには、zentrap.mibファイルをZENworks 6.5 Server Management Program CDから、管理コンソールでMIBを管理するために使用する場所にコピーし、コンパイルする必要があります。これによって、SNMP管理コンソールで、Server ManagementからSNMPトラップを受信して解釈できます。
検索ポリシーは、Distributorが更新されたときにeDirectoryツリーを読み込む方法に関する情報としてDistributorによって使用されます。
重要: 検索ポリシーを使用しない場合、Server Managementは、1時間ごとに[Root]まで検索して、オブジェクトを読み込みます。不要な検索トラフィックを制限するために、検索ポリシーを設定して有効にしてください。
検索ポリシーを作成するには
ConsoleOneで、Container Packageを右クリックし、[Properties]をクリックします。
[Policies]タブを選択し、[Search Policy]チェックボックスをオンにして、[Properties]をクリックし、[Search Level]タブを選択します。
検索ポリシーの[Enabled]列のボックスがオンになっていない場合は、オンにしてから[Properties]をクリックします。[Properties]ボタンをアクティブにするには、ポリシーが有効になっている必要があります。
検索ポリシーの上限を指定するには、次のいずれかを選択します。
| 検索する場所 | Description |
|---|---|
Object Container |
サーバオブジェクトの親コンテナまで検索します。 |
Partition |
パーティションのルートまで検索します。 |
Selected Container |
選択したコンテナまで検索します。 |
Root |
ツリーのルートまで検索します。 |
[Selected Container]を選択した場合は、コンテナを参照して選択します。
検索を選択した項目のいずれかの方向に制限するには、数値を入力します。たとえば、次のように入力します。
検索順序を指定するには、[Search Order]タブを選択します。
| Type | Description |
|---|---|
オブジェクト |
サーバ |
グループ |
サーバグループ |
Container |
サーバのコンテナ |
矢印キーを使用して順序を変更します。[Add]または[Remove]をクリックして、使用するオブジェクトタイプを変更することもできます。
(省略可能)ポリシーはSubscriberで受信されたときに更新されるので、更新の頻度を指定します。
デフォルトは1時間ごとです。
日数と時間の両方をゼロのままにしておくと、[Policy Manager Will Refresh Policies From eDirectory]が選択されていても、eDirectoryのポリシーは更新されません。
有効になっているポリシーに加えた変更は、指定された間隔で更新が実行されるまでは適用されません。ただし、サーバコンソールでPOLICY REFRESHコマンドを使用して、すべてのポリシーを手動で更新きます。サーバコンソールには、更新間隔は秒単位で示されます(1時間=3,600秒)。
[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
[Cancel]をクリックすると、どのタブで行った検索ポリシーの変更も保存されません。
検索ポリシーがDistributor上で適用されるようにポリシーパッケージを関連付けるには、[Associations]タブを選択し、[Add]をクリックします。
Distributorオブジェクトが存在しているコンテナ(またはその上位のコンテナ)を参照して選択し、[OK]をクリックします。
[Cancel]をクリックすると、関連付けは保存されません。
DistributorはDistributionを受信しないので、Distributorのポリシーは、そのオブジェクトが存在するコンテナに関連付ける必要があります。Service Location Packageには、Distributorによって使用されるポリシーが含まれています。
Service Location Packageポリシーを設定する方法については、次の節を参照してください。
外部に発信されるインターネット電子メールを処理するSMTPリレーホストのTCP/IPアドレスを設定します。Distributorのメッセージを通知したり、記録するために電子メールオプションを選択した場合は、このポリシーを有効にしなければなりません。
SMTP Hostポリシーを設定するには
ConsoleOneで、SLPのプロパティパッケージを右クリックし、[Properties]をクリックします。
SMTP Hostポリシーのチェックボックスをオンにして、[Properties]をクリックします。
SMTP Hostポリシーの[Enabled]列のボックスがオンになっていない場合は、オンにしてから[Properties]をクリックします。[Properties]ボタンをアクティブにするには、ポリシーが有効になっている必要があります。
リレーホストサーバのTCP/IPアドレスまたはDNS名を入力し、[OK]をクリックします。
SMTP HostポリシーがDistributor上で適用されるようにポリシーパッケージを関連付けるには、[Associations]タブを選択し、[Add]をクリックします。
Distributorオブジェクトが存在しているコンテナ(またはその上位のコンテナ)を参照して選択し、[OK]をクリックします。
[Cancel]をクリックすると、関連付けは保存されません。
DistributorからSNMPトラップを送信するターゲット(または場所)を指定するには、このプロパティページを使用します。各ターゲットは、有効なTCP/IPアドレスまたはDNS名でなければなりません。
SNMP Trap Targetsポリシーを設定するには
ConsoleOneで、SLPのプロパティパッケージを右クリックし、[Properties]をクリックします。
SNMP Trap Targetsポリシーを選択し、[Properties]をクリックします。
SNMP Trap Targetsポリシーの[Enabled]列のボックスがオンになっていない場合は、オンにしてから[Properties]をクリックします。[Properties]ボタンをアクティブにするには、ポリシーが有効になっている必要があります。
[SNMP Trap Policy]タブの[SNMP Trap Targets]の一覧にアイテムを追加するには、[Add]をクリックします。
[SNMP Target]ダイアログボックスで、有効なTCP/IPアドレスまたはDNS名を入力し、[OK]をクリックします。
ポリシーのスケジュールを設定するには、[Schedule]タブを選択し、[Schedule Type]フィールドでタイプを選択して、スケジュールを設定します。
作業が終了したら、[OK]をクリックします。
SNMP Trap TargetsポリシーがDistributor上で適用されるようにポリシーパッケージを関連付けるには、[Associations]タブを選択し、[Add]をクリックします。
Distributorオブジェクトが存在しているコンテナ(またはその上位のコンテナ)を参照して選択し、[OK]をクリックします。
[Cancel]をクリックすると、関連付けは保存されません。
このポリシーによって、DistributorおよびSubscriberの属性のデフォルト値を設定できます。
Tiered Electronic Distributionポリシーで設定されたデフォルト値は、このポリシーを含むService Location PackageをDistributorおよびSubscriberオブジェクトが存在する場所よりも上位のコンテナ、またはSubscriberオブジェクトが存在するコンテナに関連付けると有効になります。
Tiered Electronic Distributionポリシーの属性の値は、DistributorおよびSubscriberオブジェクトの同じような値を自動的に置換しますが、これはそれらの属性のデフォルト値がオブジェクトのプロパティで変更されていない場合だけです。
DistributorおよびSubscriberオブジェクトで属性の値を変更した後で、Tiered Electronic Distributionポリシーの値を使用する場合は、DistributorまたはSubscriberオブジェクトのプロパティを編集し、オブジェクトのプロパティの各タブの上部にある[Use Policy]チェックボックスをオンにします。これで、Tiered Electronic Distributionポリシーの値が、DistributorまたはSubscriberオブジェクトの属性に表示されます。
Tiered Electronic Distributionポリシーは累積ポリシーではありません。これは次のことを意味します。
一度に1つ: 複数のService Location Package (Tiered Electronic Distributionポリシーを含む)を同じコンテナに関連付けることはできません。
最も近いものが優先: SubscriberのコンテナがTiered Electronic Distributionポリシー(Service Location Package内)に関連付けられており、親コンテナにもTiered Electronic Distributionポリシー(Service Location Package内)が関連付けられている場合、最も近いコンテナ(Subscriber自体のコンテナ)のTiered Electronic Distributionポリシーが優先されます。
次の情報は、Tiered Electronic Distributionポリシーが有効な場合にのみ適用されます。
たとえば、Subscriberのオブジェクトのプロパティで作業ディレクトリが入力されている場合に、Tiered Electronic Distributionポリシーで作業ディレクトリを指定しなかった場合、後でSubscriberのプロパティで[Use Policy]チェックボックスをオンにしてこのポリシーを適用すると、Subscriberでは作業ディレクトリを利用できなくなります。
Subscriberオブジェクト用のTiered Electronic Distributionポリシーの複数のインスタンスを作成し、サーバプラットフォームごとに異なるポリシー設定を定義できます。そのためには、Subscriberオブジェクトを、それぞれのオペレーティングシステムを表す異なるコンテナ内に作成する必要があります。
オペレーティングシステム固有の値を必要とする可能性があるSubscriberの属性は、次のとおりです。
ConsoleOneで、SLPのプロパティパッケージを右クリックし、[Properties]をクリックします。
Tiered Electronic Distributionポリシーを選択し、[Properties]をクリックします。
Tiered Electronic Distributionポリシーの[Enabled]列のボックスがオンになっていない場合は、オンにしてから[Properties]をクリックします。[Properties]ボタンをアクティブにするには、ポリシーが有効になっている必要があります。
[General]>[Settings]の順にクリックし、次のフィールドに入力します。
[Input Rate]: Tiered Electronic Distributionオブジェクトのネットワークトラフィックを最小限に抑えるためのデフォルトの入力速度を設定します。これによって、SubscriberとDistributorの受信速度を指定します。デフォルト値は接続で処理できる最大値です。この速度を使用して、帯域幅の狭いリンクの使用を制御できます。
[Output Rate]: デフォルトの出力レートを設定して、Tiered Electronic Distributionオブジェクトのネットワークトラフィックを最小限に抑えます。これによって、Distributorと親Subscriberの送信速度を指定します。デフォルト値は接続で処理できる最大値です。空白は、サードパーティアプリケーションから帯域幅が割り当てられることを意味します。
出力には3つの優先度があり、速度を指定できます。
[High Priority]: このDistributionは、[Medium Priority]または[Low Priority]のDistributionよりも前に送信されます。
[Medium Priority]: このDistributionは、[High Priority]のDistributionがすべて送信された後、[Low Priority]のDistributionよりも前に送信されます。
[Low Priority]: このDistributionは、[High Priority]と[Medium Priority]のすべてのDistributionが送信された後で送信されます。
詳細については、Distributionの優先度を参照してください。
[Maximum Concurrent Distributions to Build]: Distributionを構築するために同時に実行できる配布スレッドの最大数を指定します。デフォルト値は5です。有効な値は1から10までです。
この数値によって、Distributorの構築アクティビティの負荷を分散させることができます。
[Maximum Concurrent Distributions to Send]: Distributionを送信するために同時に実行できる配布スレッドの最大数を指定します。デフォルト値は指定されていません(空フィールド)。
この数値によって、Distributorの送信アクティビティの負荷を分散させ、ネットワークトラフィックをスケジュール設定期間全体に分散させることができます。
[Connection Time-out]: Distributorが別のノードに接続するときにタイムアウトになるまでのデフォルトの秒数を指定します。または、Subscriberが接続を終了する前に、Distributor(受信)またはSubscriber(送信)からの応答を待機する秒数を指定します。
この時間が経過すると、Distributorは接続を終了し、Channelの送信スケジュールが再び開始されるまで再試行しません。送信または受信中に接続が終了した場合、Subscriberは次にChannelの送信スケジュールが開始されるまで再開しません。
デフォルト値は300秒(5分)です。秒単位で指定できる範囲は1から60,000までです。あるノードから別のノードまでの応答を待機するのに適切な時間を選択します。
重要: 遅延が大きくなることが多い低速またはビジー状態のリンクでは、この値を大きくする必要があります。
[Working Directory]: Tiered Electronic Distributionで、Distribution、永続ステータス、およびサーバ上の一時ファイルを保存するためのデフォルトのディレクトリを指定します。このディレクトリは、Distributionを処理するために十分な空き容量がある場所に配置されている必要があります。
[Working Directory]フィールドでは、変数を使用してボリューム/ドライブおよびディレクトリ名を指定できます。ただし、変数はSubscriberについてのみ機能します。
重要: Distributorでは変数を解決できず、[Working Directory]フィールドで指定されているディレクトリがそのまま使用されます。たとえば、値が%VOL%ted1\workingである場合、Distributorでは%VOL%を解決できないので、sys:ボリュームにsys:\%VOL%\ted\workingという名前の作業ディレクトリが作成されます。
詳細については、作業ディレクトリを参照してください。
[Parent Subscriber]: Subscriberは、通常、Distributorから直接Distributionを受信するわけではありません。ネットワーク全体のデフォルトの親SubscriberになるSubscriberを参照できます。この親Subscriberは、Subscriberオブジェクトのプロパティで親Subscriberが定義されていない場合にDistributionの受け渡しをします。
[Disk Space Desired To Be Left Free]: Subscriberオブジェクトのプロパティで定義されていない場合に、この値をデフォルト値として使用してDistributionを受信するのに十分な空きディスク容量を確保します。ここで設定したディスク容量が不十分である場合は、SubscriberはDistributionを受信しません。
[General]>[Messaging]の順にクリックし、次のフィールドに入力します。
[Server Console]: サーバコンソールにメッセージを表示する場合に従う手順です。デフォルトは[Level 4 (Information & Level 3 Messages)]です。
[SNMP Trap]: SNMPトラップを送信する場合に従う手順です。デフォルトは[Level 0 (No Messages)]です。
[Log File]: ログファイルに情報を記録する場合に従う手順です。デフォルトは[Level 5 (Trace Information & Level 4 Messages)]です。
[Filename]: デフォルトでは、このフィールドは空白になります。ログのファイル名をどのように選択しても、このポリシーが適用されるサーバの名前はted.logに置き換えられます。
ログファイルを作成するには、ログファイルの名前を次の形式で指定します。
installation_path\directory_path\filename.filename_extension
installation_pathはZENworksでログファイルの検索に必須ではありませんが、パスを含めておくと検索が容易になります。
重要: ログファイルはサイズが非常に大きくなる可能性があるため、NetWareサーバでは、sys:ボリュームを使用しないことをお勧めします。
.logや.txtなどのファイル名拡張子を使用します。
[Delete Log Entries Older Than __ Days]: ディスク容量の使用状況を制御します。ログファイルの場合、メッセージレベルを最小限の詳細度に設定し、6日(デフォルト)よりも古いエントリをパージすることが重要です。
[E-Mail]: 電子メールメッセージを送信する場合に従う手順です。不要な電子メールのトラフィックを最小限に抑えるには、[None]または[Errors Only]を選択することをお勧めします。デフォルトは[Level 0 (No Messages)]です。
[Users]: ユーザ、グループ、電子メールアドレスを追加します。
[Address Attribute]: 関連付けられたユーザまたはグループの属性を表示します。ドロップダウンリストから属性を変更できます。このドロップダウンリストには30以上のオプションが表示されます。
これらのオプションの一部を次に示します。
Subscriberによって使用される変数にデフォルト値を割り当てるには、[Variables]タブを選択し、[Add]をクリックして、次のフィールドに入力します。
[Variable]: 変数の名前です。変数の使用方法を示す名前にしてください。たとえば、WORKINGVOLなどです。
変数名は定義済みの変数やユーザ定義の変数から付けることもできます。
値: この変数が指定されている場合に、Subscriberが使用する値です。たとえば、data:と指定します。
値に別の変数名を使用できます。この方法を使用して変数をネストできます。
抽出が確実に行われるようにするには、Subscriberへの絶対パスを指定します。たとえば、パスがdata:ボリュームだけである場合でも、コロン(:)が含まれていることを確認します。コロンがフルパスに必要な部分であるからです。
[Description]: 変数の使用方法の説明です。たとえば、次のように入力します。
Volume for the working directory.
ここで定義した変数がSubscriberの変数リストに存在しない場合は、自動的に追加されます。ただし、変数がSubscriberの変数リストに存在する場合は、Subscriberでの定義が使用されます。
すべてのDistributorのデフォルトの更新スケジュールを割り当てるには、[Schedule]タブを選択し、[Distributor Refresh Schedule]をクリックし、[Schedule Type]フィールドでスケジュールを選択して、スケジュールを設定します。
更新スケジュールについては、スケジュール設定を参照してください。
重要: Distributorに対する変更が多く、より頻繁な更新が必要である場合以外は、Distributorの更新スケジュールを1日に1回に設定することをお勧めします。ただし、Distributorの更新頻度を5分に1回よりも多くしないでください。Distributionの構築、eDirectoryの複製、およびツリーの検索(検索ポリシーが定義されていない場合)には、最大で5分を要する場合があります。
すべてのSubscriberのデフォルトの抽出スケジュールを割り当てるには、[Schedule]タブを選択し、[Subscriber Extract Schedule]をクリックし、[Schedule Type]フィールドでスケジュールを選択して、スケジュールを設定します。
抽出スケジュールについては、スケジュール設定を参照してください。
[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
Tiered Electronic DistributionポリシーがDistributor上で適用されるようにポリシーパッケージを関連付けるには、[Associations]タブを選択し、[Add]をクリックします。
Distributorオブジェクトが存在しているコンテナ(またはその上位のコンテナ)を参照して選択し、[OK]をクリックします。
[Cancel]をクリックすると、関連付けは保存されません。
Tiered Electronic DistributionポリシーがSubscriber上で適用されるようにポリシーパッケージを関連付けるには、[Associations]タブを選択し、[Add]をクリックします。
Subscriberオブジェクトが存在しているコンテナ(またはその上位のコンテナ)を参照して選択し、[OK]をクリックします。
このコンテナは、Tiered Electronic Distributionポリシーのデフォルトの情報を利用できるようにするSubscriberにします。
特定のオペレーティングシステム用にこのポリシーを作成している場合は、適切なプラットフォーム固有のコンテナを選択し、そのコンテナの下にあるSubscriberにのみポリシーが適用されるようにします。
[Cancel]をクリックすると、関連付けは保存されません。
このポリシーを使用するSubscriberが存在している各コンテナについて、ステップ 12を繰り返します。
ZENworksデータベースオブジェクトの場所を特定するためのDNを設定します。Policy and Distribution Servicesをインストールするときにこの情報を設定しなかった場合、このポリシーを作成して、Server Managementでレポートの作成時に使用する成否のログを記録するデータベースファイルを検索できます。このポリシーを作成して、インストール時に設定された情報を変更することもできます。
現在のZENworksデータベースポリシーに関連付けるデータベースオブジェクトを選択するには、このプロパティページを使用します。このポリシーは、ポリシーをSubscriberに配布するか、ポリシーをDistributorに関連付けるまで有効になりません。
Server Managementデータベースは、Distributions and Server Policiesのレポーティング情報を格納するために使用されます。
ZENworksデータベースポリシーを設定するには
ConsoleOneで、SLPのプロパティパッケージを右クリックし、[Properties]をクリックします。
ZENworksデータベースポリシーを選択し、[Properties]をクリックします。
ZENworksデータベースポリシーの[Enabled]列のボックスがオンになっていない場合は、オンにしてから[Properties]をクリックします。[Properties]ボタンをアクティブにするには、ポリシーが有効になっている必要があります。
[Policy/Distribution Management]タブを選択します。
[Database DN]フィールドで、このポリシー用のデータベースを表すZENworksデータベースオブジェクトを参照し、[OK]をクリックします。
ZENworksデータベースポリシーがDistributor上で適用されるようにポリシーパッケージを関連付けるには、[Associations]タブを選択し、[Add]をクリックします。
Distributorオブジェクトが存在しているコンテナ(またはその上位のコンテナ)を参照して選択し、[OK]をクリックします。
[Cancel]をクリックすると、関連付けは保存されません。
Distributed Server Packageポリシーを設定することによって、さまざまなサーバの動作や処理の制御を自動化したり、SMTPホストのTCP/IPアドレス、SNMPトラップターゲット、およびZENworksデータベースオブジェクトのDNの制御を自動化したりできます。
[Policies]タブには、サポートされている各オペレーティングシステムについて1つずつ、サーバポリシー用のオプションがいくつかあります。[General]タブのポリシーはすべてのプラットフォームのサーバに適用されます。特定のプラットフォームのタブにあるポリシーは、そのプラットフォームのサーバにのみ適用されます。
[NetWare]タブにあるポリシーなど、プラットフォーム固有のポリシーは、特定のポリシーパッケージの[General]タブにある同じようなポリシーよりも常に優先されます。
すべてのポリシーは、NetWareポリシーに含まれています。したがって、ここではNetWareポリシーについてのみ説明します。説明の内容はすべてのプラットフォームに当てはまります。
Distributed Server Packageポリシーを設定する方法については、次の節を参照してください。
Copy Filesポリシーによって、ポリシーの設定を使用してサーバ上のファイルをある場所から別の場所にコピーできます。ファイルをコピーすることも、移動することもできます。
Copy Filesポリシーを設定するには
ConsoleOneで、Distributed Server Packageのコンテナを選択し、Distributed Server Packageを右クリックして、[Properties]をクリックします。
[Policies]タブを選択し、次の中からプラットフォームを選択します。
[Add]、[Copy Files]の順にクリックし、ポリシー名を入力して、[OK]をクリックします。
[Properties]をクリックします。
[Copy Files]タブが表示されます。
[Add]をクリックします。
デフォルトはLocal File Copy #1です。この名前は編集できます。
次のフィールドに情報を入力します。
[Source Path]: コピーするファイルが保存されている場所のフルパスを指定します。
パスにはワイルドカードを使用できます。
[Target Path]: コピーするファイルの保存先のフルパスを指定します。
このパスにはワイルドカードを使用できます。このパスにはソースパスを反映させる必要はありません。ただし、既存のターゲットパスを反映させることができます。
[Include Subdirectories]: パスの最後にあるディレクトリから始めて、すべてのサブディレクトリとその中にあるファイルを含めます。このオプションを選択しない場合は、パスの最後にあるディレクトリ内のファイルだけがコピーされます。
[Maintain Attributes]: ソースのファイルシステムに存在するファイル属性をターゲットのファイルシステムでも保持します。
[Overwrite Destination Files]: ファイルの日付に関係なく、コピー先のディレクトリで同じ名前のファイルを上書きします。このオプションを選択しない場合、同じ名前のファイルは置き換えられません。
[Maintain Trustees]: ファイルのトラスティ属性を保持します。
[When a File Is Locked]: 次のいずれかまたは両方を選択します。
[Retry __ Times]: 指定した回数だけロックされたファイルの上書きを再試行した後、ファイルの置換に失敗したことにします。このチェックボックスをオフのままにすると、ターゲットファイルシステム上のロックされたファイルは置換されません。
[Kill Connection of Open Files]: (NetWareのみ)ロックされたファイルに上書きできるように、ロックされたファイルへの接続を強制終了しようとします。このオプションは、ファイルを抽出している場合にのみ適用され、Distributionを構築するためにファイルにアクセスしている場合には適用されません。Distributionを構築しているときに、Distributionに属するファイルがロックされている場合、構築は失敗します。サーバとNLMの接続は強制終了できません。
[Error Processing]: デフォルトでは、[Fail On Error]が選択されています。これによって、コピー中にエラーが発生した場合、ファイルのコピー処理は中止されます。エラーが発生してもファイルのコピーを続行するには、[Continue On Error]を選択します。
[Schedule]タブを選択し、ポリシーのスケジュールを設定しますポリシーのスケジュール設定を参照してください。
[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
サーバによるSETパラメータの使用を自動化できます。
NetWare SETパラメータを設定するには
ConsoleOneで、Distributed Server Packageのコンテナを選択し、Distributed Server Packageを右クリックして、[Properties]をクリックします。
[Policies]>[NetWare](または[General])の順にクリックします。
[Add]をクリックし、[NetWare Set Parameters]を選択します。
このSETパラメータポリシーの名前を入力し、[OK]をクリックします。
このダイアログボックスから選択したポリシーは複数ポリシーなので、[Policies]タブに複数のSETパラメータポリシーを表示できます。したがって、このポリシーの一意の名前を指定します。
SETパラメータポリシーに名前を付けて[OK]をクリックすると、[Policies]タブでそのポリシーが選択されます。
[Properties]をクリックします。
[Set Commands]タブが表示されます。
[Add]をクリックします。
NetWare Server SET Commandウィザードが表示されます。
SETパラメータが保存されているサーバを選択し、[Next]をクリックします。
重要: Policy/Package Agentが実行されている必要があります。
このポリシーで設定するコマンドをすべて選択します。
カテゴリのチェックボックスをオンにしてカテゴリ全体を選択することも、プラス記号をクリックしてSETコマンドカテゴリを展開し、含める個々のコマンドのチェックボックスをオンにすることもできます。
警告: SETコマンドSet Developer Optionを選択し、OffをOnに変更しないでください。このパラメータは、開発者がサーバの異常終了をデバッグできるようにするためのものです。特定の異常終了の発生を防止するために用意されているオペレーティングシステムの一部のチェック機能を無効にします。また、Set Developer OptionがOnになっている場合、キーボード入力を要求するNCPTMスクリプトを実行するとサーバが異常終了する可能性があります。
コマンドの選択が完了したら、[Finish]をクリックします。
選択したコマンドが、ポリシーの[Set Commands]タブに表示されます。
SETコマンドを編集するには、プラス記号をクリックしてその属性を展開します。
属性を編集するには、属性を選択して、[Edit]をクリックします。
属性を変更できるダイアログボックスが表示されます。
特定のSETコマンドの編集する各属性について、前の手順を繰り返します。
ポリシーのスケジュールを設定します。ポリシーのスケジュール設定を参照してください。
[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
[Cancel]をクリックすると、スケジュールの変更もSETパラメータの変更も保存されません。
このポリシーによって、指定したボリューム/ドライブまたはディレクトリ/フォルダからの許可されていないファイルの削除や移動を監視および強制できます。たとえば、サーバからの.jpg、.mp3、および.aviファイルの削除を自動化できます。
[General]タブの使用も含め、すべてのプラットフォーム(NetWare(R)、Windows、Linux、およびSolaris)がサポートされています。
このポリシーを使用して、次の作業を行うことができます。
禁止するファイルを管理するためのポリシーを設定するには
ConsoleOneで、Distributed Server Packageを右クリックし、[Properties]をクリックします。
[Policies]>[NetWare](またはその他のプラットフォーム)の順にクリックします。
[Add]をクリックし、[Prohibited File]を選択します。
ポリシーの一意の名前を入力し、[OK]をクリックします。
次のプロパティページが表示されます。
![[Prohibited File]ポリシーダイアログボックス](../graphics/prohibited_file_policy_a.gif)
次のフィールドに情報を入力します。
[Directories to Monitor]: ポリシーのこのインスタンスについて、監視するパスを指定できます。
[Path]: ボリューム、ドライブ、またはディレクトリ名を指定できます。ディレクトリを指定する場合は、フルパスを指定する必要があります。
複数のパスを追加できます。入力した各パスについて、[File Type]フィールドで定義したファイルタイプ一致するファイルが、選択した[Action]ボタンに従って、削除または移動されます。
パスには変数を使用できます。
[Subdirectory]: すべてのサブディレクトリを含めることを指定するには、チェックボックスをオンにします。
特定のサブディレクトリだけを含める場合は、そのサブディレクトリ用に別のポリシーを作成し、[Path]フィールドにそのフルパスを入力します。ただし、監視対象のディレクトリまたはそのサブディレクトリにファイルを移動することはできません。
[Add]: パスを選択できるダイアログボックスを表示します。このフィールドは参照できないので、移動または削除するファイルのフルパスがわかっている必要があります。
[Files to Manage]: 監視するファイルのタイプを指定できます。
[Add]: ファイルタイプを指定できるダイアログボックスを表示します。パスにはワイルドカードを使用できます。
このフィールドは参照できないので、移動または削除するファイルを特定するための正しい情報を指定する必要があります。
重要: ?ワイルドカードは、ZENworksとDOSでは機能が異なります。たとえば、検索文字列*.htm?は、.htmlで終わるファイルのみを検索しますが、DOSは、.htmと.htmlの両方で終わるファイルを検索します。つまり、ZENworksで?ワイルドカードを使用すると、文字の位置にファイル名を指定できます。
[Action]: [Directories to Monitor]および[Files to Manage]ボックスで指定したファイルの処理方法として2つのオプションがあります。
[Move Files To]: 指定したファイルを、このフィールドで指定したパスに移動するには、このオプションを選択します。このフィールドは参照できないので、ファイルの移動先のフルパスがわかっている必要があります。
ファイルを移動する場合、
重要: ディレクトリが監視対象になっている場合は、そのディレクトリまたはそのサブディレクトリにファイルを移動することはできません。
[When a File Is Locked]: 削除または移動しようとしたファイルを開くことができない場合があります。このようなファイルについて、次のいずれかの解決方法を指定できます。
[Retry ___ Times]: チェックボックスをオンにして、次のファイルに進む前に、ファイルの削除や移動を再試行する回数を入力します。有効なエントリは1から10までです。値を大きくするたびに増加する時間は、システムを構成するさまざまなハードウェアやソフトウェアの処理速度によって異なります。
このフィールドを使用して、一時的に開かれているファイルを閉じるのに十分な時間を指定します。たとえば、アプリケーションが編集用のコピーを取得したり、ファイルの新しいコピーを書き込んだりする間だけ開かれているファイルなどです。
[Kill Connection of Open Files]: (NetWareのみ)ファイルを開いたままにしている接続を強制終了し、ユーザが開いている場合でも、ファイルを削除または移動できるようにします。
重要: 強制終了できるのは、ワークステーション上のファイルへの接続だけです。サーバのファイルは、そのファイルを開いているプロセスからの接続を解除することはできません。
[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
サーバを停止する時期および方法を自動化し、サーバを自動的に再起動するかどうかを指定できます。
スケジュールされたサーバの停止を設定するには
ConsoleOneで、Distributed Server Packageを右クリックし、[Properties]をクリックします。
[Policies]>[NetWare](またはその他のプラットフォーム)の順にクリックします。
[Add]をクリックし、[Scheduled Down]を選択します。
ポリシーの一意の名前を入力し、[OK]をクリックします。
このダイアログボックスから選択したポリシーは複数ポリシーなので、[Policies]タブに複数のScheduled Downポリシーを表示できます。したがって、このポリシーの一意の名前を指定します。
Scheduled Downポリシーに名前を付けて[OK]をクリックすると、[Policies]タブでそのポリシーが選択されます。
[Properties]をクリックします。
[Up Procedure]タブが表示されます。
停止方法を選択します。
| 停止オプション | Description |
|---|---|
Reset Server |
サーバを停止し、ウォームブートを実行します。 |
Restart Server |
サーバを停止し、再起動します。 |
Down Server |
サーバを停止し、再起動しません。 |
ポリシーのスケジュールを設定します。ポリシーのスケジュール設定を参照してください。
[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
[Cancel]をクリックすると、新しくスケジュールを設定したScheduled Downポリシーは保存されません。
NLMファイルやJava Classプロセス、およびLinuxやSolarisの実行可能ファイルのスケジュールされたロードやアンロードを自動化できます。
スケジュールを設定するには
ConsoleOneで、Distributed Server Packageのコンテナを選択し、Distributed Server Packageを右クリックして、[Properties]をクリックします。
[Policies]>[NetWare](またはその他のプラットフォーム)の順にクリックします。
[Add]をクリックし、[Scheduled Load/Unload]を選択します。
このLoad/Unloadポリシーの名前を入力し、[OK]をクリックします。
このダイアログボックスから選択したポリシーは複数ポリシーなので、[Policies]タブに複数のLoad/Unloadポリシーを表示できます。したがって、このポリシーの一意の名前を指定します。
Load/Unloadポリシーに名前を付けて[OK]をクリックすると、[Policies]タブでそのポリシーが選択されます。
[Properties]をクリックします。
[Scheduled Load/Unload]タブが表示されます。
[Add]をクリックします。
次のオプションのいずれかを選択します。
項目の設定方法の詳細については、各項目をクリックしてください。
順序を変更するには、矢印キーを使用します。
ポリシーのスケジュールを設定します。ポリシーのスケジュール設定を参照してください。
[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
[Cancel]をクリックすると、新しくスケジュールを設定したScheduled Load/Unloadポリシーは保存されません。
サーバを停止するときにサーバが使用する手順を自動化できます。
サーバの停止プロセスを設定するには
ConsoleOneで、Distributed Server Packageのコンテナを選択し、Distributed Server Packageを右クリックして、[Properties]をクリックします。
[Policies]>[NetWare](またはその他のプラットフォーム)の順にクリックします。
サーバダウンプロセスポリシーを選択し、[Properties]をクリックします。
サーバダウンプロセスポリシーの[Enabled]列のボックスがオンになっていない場合は、オンにしてから[Properties]をクリックします。[Properties]ボタンをアクティブにするには、ポリシーが有効になっている必要があります。
停止の手順を設定するには、[Down Procedure]タブ、[Down Procedures]の順に選択します。
ポリシーのオプションを有効にするには、[Follow This Procedure When a Down Server Is Triggered]チェックボックスを選択し、サーバを停止するまでの待機する分数を入力します。
停止する前にログインを無効にするには、チェックボックスをオンにして、ログインを無効にしてから停止までの分数を入力します。
停止する前に接続を解除するには、チェックボックスをオンにして、接続を解除してからサーバを停止するまでの分数を入力します。
アンロードの順序を設定するには、Down Procedureタブを選択し、[Ordered Unload]をクリックします。
レポーティングを設定するには、[Notification]タブ、[Reporting]の順に選択します。
指定した時間が経過した後、サーバが稼動していない場合に別のサーバがSNMPアラートを送信するようにするには、[Send SNMP Alert]チェックボックスをオンにして、分数を入力します。
管理コンソールでのSNMPトラップの表示については、Zentrap.mibのコンパイルを参照してください。
障害が発生した場合に再起動を監視し、アラートを送信できるサーバを指定するには、[Add]をクリックして、候補となるサーバの順序付きのリストを表示します。
Policy and Distribution Servicesは、リストの先頭から順に、最初のサーバと通信し、そのサーバをアラートの通知に使用します。Policy and Distribution Servicesは、サーバと通信できない場合は、リストの次のサーバに対して通信を試行します。使用できる最初のサーバが、アラート送信のスケジュールが設定されるサーバになります。
サーバを参照して選択します。
順序を変更するには、矢印キーを使用します。
ブロードキャストメッセージを設定するには、[Notification]タブを選択し、[Broadcast Messages]、[Send Messages To Connected Users]の順にクリックします。
ターゲットのメッセージを設定するには、[Notification]タブ、[Targeted Messages]の順に選択し、[Send E-mail To Selected Users When Server Is Going Down]をクリックします。
サーバを停止する条件を設定するには、[Conditions]タブを選択し、[Use Conditions]をクリックします。
条件を指定するには、[Add]をクリックします。
サーバを停止しない場合を指定するには、次の条件から選択します。
これらの条件の中には、有効な名前を入力しなければならないものがあります。その他については、[Select Object]ダイアログボックスを使用して参照できます。
[File Open]: 指定したファイルが開いている場合です。たとえば、.exeなどです。
[NLM Loaded]: 指定したNLMファイルが実行されている場合です。
[Server Connected]: 指定したサーバが接続されている場合です。
[User Connected]: 指定したユーザが接続されている場合です。
[Number of User Connections]: 接続されているユーザ数が指定した数を超えた場合です。つまり、影響を受けるユーザが多すぎる場合にはサーバを停止しません。
順序を変更するには、矢印キーを使用します。
[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
[Cancel]をクリックすると、どのタブで行ったサーバダウンプロセスポリシーの変更も保存されません。
NetWareサーバによるスクリプトの使用を自動化できます。
サーバスクリプトを設定するには
ConsoleOneで、Distributed Server Packageのコンテナを選択し、Distributed Server Packageを右クリックして、[Properties]をクリックします。
[Policies]>[NetWare](またはその他のプラットフォーム)の順にクリックします。
[Add]をクリックし、[Server Scripts]を選択します。
ポリシーの一意の名前を指定します。
このダイアログボックスから選択したポリシーは複数ポリシーなので、[Policies]タブに複数のScriptポリシーを表示できます。したがって、このポリシーの一意の名前を指定します。
Scriptポリシーに名前を付けて[OK]をクリックすると、[Policies]タブでそのポリシーが選択されます。
[Properties]をクリックします。
[Script]タブが表示されます。
[Add]をクリックし、[Server Scripts]を選択します。
スクリプト名を入力します。
Script #1が表示されます。
スクリプトの種類(NCF、NetBasic*、PERL)を選択します。
重要: NetBasicはNetWare 6.5サーバではサポートされていません。
スクリプトのテキストを入力します。
方向キーを使用して、スクリプトを実行する順序を指定します。
ポリシーのスケジュールを設定します。ポリシーのスケジュール設定を参照してください。
[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
[Cancel]をクリックすると、スケジュールも入力したスクリプトも保存されません。
外部に発信されるインターネット電子メールを処理するリレーホストのTCP/IPアドレスを設定できます。
SMTP Hostポリシーを設定するには
ConsoleOneで、SLPのプロパティパッケージを右クリックし、[Properties]をクリックします。
SMTP Hostポリシーを選択し、[Properties]をクリックします。
SMTP Hostポリシーの[Enabled]列のボックスがオンになっていない場合は、オンにしてから[Properties]をクリックします。[Properties]ボタンをアクティブにするには、ポリシーが有効になっている必要があります。
[SMTP Host]ダブがデフォルトで表示されます。
TCP/IPアドレスまたはDNS名(mail.novell.comなど)を入力し、[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
[Cancel]をクリックすると、TCP/IPアドレスは保存されません。
このポリシーによって、SNMPコミュニティ文字列を設定し、スケジュールを設定できます。
SNMP Community Stringsポリシーを設定するには
ConsoleOneで、Distributed Server Packageのコンテナを選択し、Distributed Server Packageを右クリックして、[Properties]をクリックします。
[Policies]>[NetWare](またはその他のプラットフォーム)の順にクリックします。
SNMP Community Stringsポリシーを選択し、[Properties]をクリックします。
SNMP Community Stringsポリシーの[Enabled]列のボックスがオンになっていない場合は、オンにしてから[Properties]をクリックします。[Properties]ボタンをアクティブにするには、ポリシーが有効になっている必要があります。
[SNMP Community Policy]タブが表示されます。
[Community Strings]の各フィールドに情報を入力します。
コミュニティ文字列では、大文字と小文字が区別されます。必要に応じて、各フィールドに文字列を入力します。
[Schedule]タブを選択し、ポリシーのスケジュールを設定します。ポリシーのスケジュール設定を参照してください。
[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
Policy/Package AgentについてSNMPトラップのターゲットを設定できます。
管理コンソールでのSNMPトラップの表示については、Zentrap.mibのコンパイルを参照してください。
この節では、次のWindowsレジストリの場所を表すために次の略語を使用します。
Windows SNMP Trap Target Policy Enforcerは、次の順序で実行されます。
SNMP Trap Targetsポリシーを設定するには
ConsoleOneで、SLPのプロパティパッケージを右クリックし、[Properties]をクリックします。
SNMP Trap Targetsポリシーを選択し、[Properties]をクリックします。
SNMP Trap Targetsポリシーの[Enabled]列のボックスがオンになっていない場合は、オンにしてから[Properties]をクリックします。[Properties]ボタンをアクティブにするには、ポリシーが有効になっている必要があります。
[Add]をクリックします。
新しいターゲットを指定して、[OK]をクリックします。
ヒント: ターゲットサーバのTCP/IPアドレスまたはDNS名を指定します。IPXアドレスはサポートされていません。
[Schedule]タブを選択し、ポリシーのスケジュールを設定します。ポリシーのスケジュール設定を参照してください。
[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
[Cancel]をクリックすると、指定したどのターゲットも保存されません。
サーバ上のテキストファイルに対する変更を自動化できます。
テキストファイルの変更を設定するには
ConsoleOneで、Distributed Server Packageのコンテナを選択し、Distributed Server Packageを右クリックして、[Properties]をクリックします。
[Policies]>[NetWare](またはその他のプラットフォーム)の順にクリックします。
[Add]をクリックし、[Text File Changes]を選択します。
ポリシーの一意の名前を指定します。
このダイアログボックスから選択したポリシーは複数ポリシーなので、[Policies]タブに複数のテキストファイルポリシーを表示できます。したがって、このポリシーの一意の名前を指定します。
テキストファイルポリシーに名前を付けて[OK]をクリックすると、[Policies]タブでそのポリシーが選択されます。
[Properties]をクリックします。
[Text Files]タブがデフォルトで表示されます。
[Add]をクリックします。
1つのテキストファイルを追加した後、別のテキストファイルを追加するか、または選択したテキストファイルの変更する項目を追加するかを選択できます。
テキストファイルを追加するには、[Text File]を選択します。左側のペインでどのテキストファイルまたは変更項目が選択されていてもかまいません。テキストファイルは最も左のレベルに追加されます。
テキストファイルに別の変更を追加するには、左側のペインで変更するテキストファイルを選択し、[Add]をクリックして、[Change]を選択します。選択したテキストファイルの下に変更項目が追加されます。
テキストファイルを追加している場合は、テキストファイルの名前を指定します。
デフォルトの名前(Change #1など)を受け入れるか、デフォルトの名前を変更します。テキストファイルを追加している場合は、[OK]をクリックします。
[Change Mode]フィールドの下向きの矢印をクリックし、ドロップダウンリストから変更モードを選択します。
[Search Type]フィールドの下向きの矢印をクリックし、ドロップダウンリストから検索の種類を選択します。
検索文字列を正確に入力します。
大文字と小文字を区別して文字列を検索する場合は、チェックボックスをオンにします。
検索文字列のすべての出現箇所を検索するには、チェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオフにすると、最初の出現箇所だけが検索されます。
[Result Action]フィールドの下向きの矢印をクリックし、ドロップダウンリストから、文字列が一致する場合のアクションを選択します。
文字列を置き換えたり、新しい文字列を入力する場合は、[New String]テキストボックスにテキストを入力します。
テキストファイルや変更項目の順序を変更するには、方向キーを使用します。
ポリシーのスケジュールを設定します。ポリシーのスケジュール設定を参照してください。
[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
[Cancel]をクリックすると、スケジュールも入力したテキストファイルも保存されません。
インストール時にServer Managementデータベースをインストールしたが、データベースファイルをDatabaseオブジェクトに関連付けてはいない場合、そのオブジェクトのDNを設定して、このポリシーが関連付けられるサーバが情報を記録するためのデータベースファイルを検出できるようにすることができます。
ZENworksデータベースポリシーを設定するには
ConsoleOneで、SLPのプロパティパッケージを右クリックし、[Properties]をクリックします。
ZENworksデータベースポリシーを選択し、[Properties]をクリックします。
ZENworksデータベースポリシーの[Enabled]列のボックスがオンになっていない場合は、オンにしてから[Properties]をクリックします。[Properties]ボタンをアクティブにするには、ポリシーが有効になっている必要があります。
[Policy/Distribution Management]タブを選択します。
[Inventory Management]タブがデフォルトで表示されます。適切なタブを使用していることを確認します。
ZENworksデータベースオブジェクトのDNを指定するか、DNを参照して選択し、[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
[Cancel]をクリックすると、DNは保存されません。
このポリシーは、Policy and Distribution Servicesの基本的な設定パラメータを提供します。
ZENworks Server Managementポリシーを設定するには
ConsoleOneで、Distributed Server Packageのコンテナを選択し、Distributed Server Packageを右クリックして、[Properties]をクリックします。
[Policies]>[NetWare](またはその他のプラットフォーム)の順にクリックします。
ZENworks Server Managementポリシーを選択し、[Properties]をクリックします。
ZENworks Server Managementポリシーの[Enabled]列のボックスがオンになっていない場合は、オンにしてから[Properties]をクリックします。[Properties]ボタンをアクティブにするには、ポリシーが有効になっている必要があります。
[General - Status]タブが表示されます。
ポリシーの一般的なステータスを指定するには
サーバコンソールにメッセージを表示する場合に従う手順を選択します。
SNMPトラップを送信する場合に従う手順を選択します。
管理コンソールでのSNMPトラップの表示については、Zentrap.mibのコンパイルを参照してください。
ログファイルに情報を記録する場合に従う手順を選択します。
重要: [E-Mail Messages]オプションを[None]または[Errors Only]のいずれかに設定します。このオプションをより詳しいレベルに設定すると、電子メールメッセージが過剰に作成されるためパフォーマンスが低下します。
ポリシーの設定を指定するには、[ZENworks Server Management]タブを選択し、[Configuration]をクリックします。
コンソールプロンプトを指定します。
プレーンテキストおよび変数を使用してプロンプトをカスタマイズできます。デフォルトは次のとおりです。
%SERVER_DN% - ZENworks Server Management >
定義済みの変数やユーザ定義の変数を使用できます。詳細については、変数の種類を参照してください。
作業パスを指定します。
これは、Policy and Distribution Servicesの一時ファイルおよびバックアップファイル用です。デフォルトのディレクトリは\zenworks\pds\smanager\workingです。
データベースの情報がどの程度古くなったらパージするかを指定するには、日数を入力します。
入力した日数よりも古いポリシー関連のすべての情報は、zfslog.dbが保存されている同じサーバでServer Managementを起動したときにパージされます。
重要: データベースをパージできるのは、Server Managementが、zfslog.dbが保存されているサーバと同じサーバで実行されている場合だけです。
Tiered Electronic Distributionの情報は、手動でデータベースからパージします。詳細については、データベースのパージを参照してください。
ZENworks Web Serverのポート番号を設定するには、[Port Configuration]タブを選択し、ポート番号を選択または入力します。
[OK]をクリックしてポリシーを閉じます。
[Cancel]をクリックすると、どのタブで行ったポリシーの変更も保存されません。
カスタムログファイルを作成する場合は、次のTiered Electronic Distributionポリシー(Service Location Package)またはZENworks Server Managementポリシー(Distributed Server Package)を使用できます。
Tiered Electronic Distributionポリシー: このポリシーを使用してService Location PackageをeDirectoryコンテナに関連付けます。eDirectoryコンテナにあるすべてのDistributorおよびSubscriberオブジェクトがこのポリシーを使用できます。各オブジェクトのプロパティで表示される[Use Policy]チェックボックスを使用すると、DistributorまたはSubscriberがポリシーを使用するかどうかを個別に選択できます。このチェックボックスはデフォルトでは無効に設定されています。
このポリシーを使用して、Distribution Agentが選択したDistributorおよびSubscriberに関するTiered Electronic Distribution情報をカスタムログファイルに記録します。
ZENworks Server Managementポリシー: このポリシーを使用してポリシーを適用するサーバにDistributed Server Packageを配布できます。
このポリシーを使用して、サーバのPolicy/Package Agentがポリシーとソフトウェアパッケージの情報をカスタムログファイルに記録します。
これらのポリシーのいずれかを作成および環境設定する場合、ログファイルの[Path and Filename]フィールドはデフォルトでは空白になります。
これらのポリシーの作成方法と環境設定方法については、次を参照してください。