Novell ZENworks Server Managementソフトウェアを、NetWare、Windows、Linux、およびSolarisサーバにインストールした後、インストール処理では自動化できない作業があり、これらの作業を行ってインストールを完了する必要があります。次の各節では、これらの作業の詳細について説明します。
最初の節では、すべてのServer Managementコンポーネントについて行う必要がある作業について説明します。他の4つの節はコンポーネントごとに分けられ、インストールできるコンポーネントごとに示されています。
インストールしたServer Managementコンポーネントについて、次の各節で説明されている必要な作業を行います。
次の作業は、Policy and Distribution Servicesコンポーネントに特有の作業です。
Server ManagementをインストールしたサーバでNovell Servlet Gatewayを実行している場合は、このゲートウェイのJavaプロセスを手動で再起動する必要があります。
LinuxまたはSolaris Distributorサーバにレポーティング機能を提供するには、次の手順に従ってNetWareまたはWindowsサーバ上でデータベースを作成します。
Policy and Distribution Servicesエージェントをインストールしたサーバがネットワーク上で複数のネットワークアドレスを持つ場合は、この手順に従います。
ZENworks for Servers 2で作成したServer Software Packagesを維持する場合は、Server Software Packagesをバージョン6.5に変換する必要があります。この手順に従います。
この節では、Policy and Distribution Servicesによって実行できるその他の処理について紹介します。
インストールプログラムは、ZENworks Server Managementをインストールする前に、すべてのJavaプロセスを停止します。Server Managementのインストールが完了した後、インストールプログラムはインストール前に停止したすべてのJavaアプリケーションを自動的に再起動しようとします。状況によって、インストールプログラムで再起動できないJavaプロセスがあります。
NetWare 5.1サーバでは、Novell Servlet Gatewayアプリケーションをインストールプログラムで自動的に再起動することはできません。ZENworksをインストールしたNetWare 5.1サーバでこのJavaプロセスを実行している場合は、手動でこのプロセスを再起動する必要があります。
Policy and Distributionデータベースには、レポーティング用のログメッセージが格納され、Distribution処理の成功と失敗やポリシーのステータスの詳細が記録されます。現在、このデータベースファイルはLinuxまたはSolarisサーバでは作成できません。したがって、データベースのログの記録をLinuxまたはSolaris Distributorごと、またはPolicy/Package Agentごとに行うには、NetWareまたはWindowsサーバにデータベースをインストールする必要があります。
LinuxまたはSolaris Distributorが存在するeDirectoryツリーにDatabaseオブジェクトを持つデータベースをインストールしていなかった場合、LinuxおよびSolarisサーバのログをデータベースに記録するには、Windowsを実行するインストールコンピュータで次の操作を行います。
DistributorおよびSubscriberオブジェクトを作成したeDirectoryツリーにまだログインしていない場合は、ログインします。
ZENworks 6.5 Server Management Program CDを挿入します。
インストールプログラムの最初のウィンドウが表示されます。CDを挿入しても自動的にこのウィンドウが表示されない場合は、CDのルートにあるwinsetup.exeを実行します。
[Server Management]をクリックし、次に[Policy-Enabled Server Management]を選択します。
使用許諾契約に同意し、[Next]をクリックします。
デフォルトでは、[New Installation]が選択されています。
[Next]をクリックします。
デフォルトでは、[Policy and Distribution Services]が選択されています。
[Next]をクリックします。
デフォルトでは、[Create eDirectory Objects]および[Install Software Files]オプションが選択されています。
[Next]をクリックします。
ZENworks Databaseオブジェクトを作成するeDirectoryツリーを選択し、[OK]をクリックし、[Next]をクリックします。
[Server Selection]ダイアログボックスで、[Add Servers]をクリックします。
Policy and Distributionデータベースを作成するNetWareまたはWindowsサーバに対応するeDirectoryオブジェクトがある場合は、eDirectoryツリーを参照し、サーバオブジェクトを選択します。
または
MicrosoftドメインのWindowsサーバの場合は、[List Servers By]ドロップダウンリストで、[Microsoft Domain]をクリックしてドメインを展開し、サーバを選択します。
選択したサーバを[Available Servers]ボックスから[Selected Servers]ボックスに移動し、[OK]をクリックします。
[Server Selection]ダイアログボックスに戻り、選択したサーバの行で、[Database]列をマークし、[Next]をクリックします。
次のフィールドに情報を入力します。
[Database Path]: Policy and Distributionデータベースのサイズは非常に大きくなる可能性があることを考慮します。
[オブジェクト名]: デフォルトのオブジェクト名はZENworks Databaseです。複数のデータベースをインストールする予定がある場合は、この名前を変更できます。
[Container]: ZENworks Doatabaseオブジェクトを作成するコンテナオブジェクトを参照して選択します。他のTiered Electronic Distributionオブジェクトと共に配置することも、サーバオブジェクトと同じコンテナに配置することもできます。
[Next]をクリックします。
インストールの概要に、インストールされるデータベースファイルと、データベース用に作成されるeDirectoryオブジェクトが一覧表示されます。
[終了(Finish)]をクリックします。
インストールが完了したら、[View Log File]をクリックして、インストールプログラムによって行われた処理を確認します。
インストールログファイルにエラーが記録されている場合は、参考のために印刷できます。インストールエラーの検索については、インストールに関するエラーメッセージを参照してください。問題を解決して、正しくインストールの手順を繰り返します。
ログファイルを閉じて、インストールプログラムを終了します。
Policy and Distribution Servicesエージェントをインストールしたサーバがネットワーク上で複数のネットワークアドレスを持つ場合は、エージェントを起動する前に、追加の設定が必要です。この状況が発生するのは、サーバが次のいずれかまたは両方の特性を持つ場合です。
DNSの前方および逆引き参照が正しく行われるようにするには、該当する各サーバの設定ファイルを編集する必要があります。次の手順は、サポートされているすべてのプラットフォームのサーバに適用されます。
テキストエディタで次のファイルを開きます。
Installation_path\zenworks\zfs-startup.xml
次のクラスを検索します。
<Class>com.novell.application.zenworks.ted.TED</Class>
このクラスの下に記述されている次のパラメータを編集します。
<Parameter Name="Hosts" />
このパラメータが存在しない場合は、パラメータを作成してパラメータリストに挿入します。
ホストのDNSホスト名またはIPアドレスを指定します。例:
<Parameter Name="Hosts">192.68.1.203</Parameter>
終了</Parameter>コードが追加され、"Hosts"名の後に終了>文字が追加されていることに注目してください。DNSホスト名とIPアドレスは、上記のようにこれらのコードの間に指定します。
サーバのNICカードにバインドされているホストを記述してはいけません。
複数のホストを記述する場合は、DNSホスト名およびIPアドレスのリストをセミコロン(;)で区切る必要があります。例:
<Parameter Name="Hosts">192.68.1.203;192.68.1.204;server001.provo.novell.com</Parameter>
リスト内ではDNSホスト名とIPアドレスを混在させることができます。
変更内容を保存し、ファイルを閉じます。
複数のNICがある場合、ネットワークアクセスのためのプライマリホストカードとして使用されるカードがサーバによって認識されない場合があります。プライマリホストとして適切なNICが認識されるようにするためには、次の手順に従います。
テキストエディタで、次のファイルを開きます。
Installation_path\zenworks\zfs-startup.xml
次のクラスを検索します。
<Class>com.novell.application.zenworks.ted.TED</Class>
このクラスの下に記述されている次のパラメータを編集します。
<Parameter Name="PrimaryHost" />
このパラメータが存在しない場合は、パラメータを作成してパラメータリストに挿入します。
適切なNICカードのIPアドレスを指定します。次に例を示します。
<Parameter Name="PrimaryHost">192.68.1.203</Parameter>
終了</Parameter>コードが追加され、"PrimaryHost"名の後に終了>文字が追加されていることに注目してください。IPアドレスは、このようにコードの間に指定します。
PrimaryHostパラメータにDNSホスト名が記述されている場合は、これをIPアドレスに変更します。
変更を保存し、テキストエディタを終了します。
ZENworks for Servers 2で作成したServer Software PackagesをZENworks 6.5で維持する場合は、ZENworks 6.5 Server Managementのインストール後にバージョン6.5に変換する必要があります。手順については、NovellのサポートWebサイトを参照してください。
Policy and Distribution Servicesを最大限に活用するために、配布システムとサーバポリシーをさらに設定するには、次の操作を行います。
これらの操作を行うには、Policy and Distribution Servicesについて理解し、必要なDistributionを識別し、使用する配布システムを計画する必要があります。計画の度合いは、ネットワークの規模や複雑さ、およびDistributionのサイズや頻度によって異なります。
Policy and Distribution Servicesの理解、配布システムの設定方法、サーバポリシーの設定、およびDistributionの新規作成については、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「インストール後の設定」を参照してください。
次の作業は、Server Inventoryコンポーネントに特有の作業です。InventoryサーバでServer Inventoryサービスを開始する前に、これらの作業を示されている順序で実行する必要があります。
Server Inventoryでは、サーバポリシーを保持するためのポリシーパッケージがeDirectoryツリーに必要です。このサーバポリシーは、後で設定して有効にすることができます。
ポリシーパッケージは、オブジェクトタイプ別にグループ化されたポリシーのコレクションが含まれているeDirectoryオブジェクトです。ポリシーパッケージを保持する部門(OU)を作成する必要があります。
このOUを配置する場所を決定するときは、次の点に考慮してください。
Server Inventoryの場合は、2つのコンテナを作成します。1つはTiered Electronic Distributionオブジェクト用で、もう1つはServer Inventoryポリシーパッケージ用です。
コンテナを作成するには
ConsoleOneで、ポリシーパッケージ用のコンテナを配置するコンテナを右クリックします。
[New]、[Object]、[Organizational Unit]の順にクリックし、[OK]をクリックします。
コンテナにPoliciesなどの名前を付けて、[OK]をクリックします。
重要: WANを介してアクセスされるパーティションがある場合は、Policy/Package Agentsがロードされるように、Policy Packageオブジェクトをサーバと同じパーティションに配置してください。また、検索ポリシーで、サーバオブジェクトが存在するパーティション以外のパーティションを検索する必要がないようにしてください。
作成するPolicy Packageオブジェクトを決定するには、必要なポリシーを最初に決定します。
Server Inventoryの場合、次のポリシーパッケージを作成する必要があります。
Policy Packageオブジェクトを作成するには、次の節の手順を参照してください。
Service Location Packageは、データベース場所ポリシーを有効にし、データベースオブジェクトを、Inventory Serviceオブジェクトが配置されるコンテナに関連付けるために必要です。
Server Packageは、データベース場所ポリシーを有効にし、データベースオブジェクトを、InventoryサーバのInventory Serviceオブジェクトに関連付けるために必要です。
重要: インストール時に[Inventory Standalone Pre-Configuration]を設定することを選択した場合は、インストールプログラムによって自動的にServer Packageが作成されます。
Server Packageを作成するには
Server Inventoryの場合、次のTiered Electronic Distributionオブジェクトを作成および設定する必要があります。
Tiered Electronic Distributionオブジェクトの作成および設定方法の詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「Tiered Electronic Distribution」を参照してください。
CIFSをデフォルトのコンポーネントとして持つNetWareサーバにSybaseをインストールする場合は、Inventory database_server_nameオブジェクトのサーバIPアドレスまたはDNS名が、Sybaseのインストール後に正しく設定されない場合があります。データベースオブジェクトを正しく設定する:
スタンドアロンサーバのシナリオでは、単一のサーバがInventoryサーバおよびデータベースサーバとして機能します。インベントリデータをロールアップする必要はありません。
スタンドアロンサーバのインベントリを設定するには
データベース場所ポリシーの設定の手順を完了します。
Server Inventoryポリシーの設定の手順を完了します。
重要: Server Managementのインストール時にInventory ServerとInventory Database (Sybase)をインストールすることを選択した場合、[Inventory Standalone Configuration]ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスの[Configure Standalone]チェックボックスをオンにすると、インストールプログラムによって、自動的にServer Packageが作成され、Server Package内のデータベース場所ポリシーが設定され、Inventory Servicesが開始されます。Server Managementのインストールが完了したときに、Server Inventoryポリシーだけを作成する必要があります。
Server Inventoryポリシーを設定すると、NetWareサーバ上で自動的にInventoryサービスが開始されます。Windows 2000/2003サーバでは、ポリシーを設定した後、コンピュータを手動で再起動する必要があります。再起動後、Inventoryサービスが自動的に開始されます。
運用環境に配備されるServer Inventoryで必要なポリシーを調べるには、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「Server Inventory」を参照してください。
必要なポリシーを設定した後、Inventoryサービスを手動で開始する必要があります。
データベース場所ポリシーには、Inventoryデータベースの場所が含まれています。Databaseオブジェクトを、Service Location Packageを使用してInventory Serviceオブジェクトが置かれているコンテナに、またはServer Packageを使用してInventoryサーバに関連付けることができます。
注: Service Location PackageおよびServer Packageを設定する場合、Server Packageの設定はService Location Packageの設定よりも優先されます。
DatabaseオブジェクトをInventory Serviceオブジェクトが置かれているコンテナに関連付けるには
ConsoleOneで、Service Location Packageを右クリックし、[Properties]をクリックして[Policies]ページを表示します。
[Enabled]列の下にあるZENworksデータベースポリシーのチェックボックスをオンにします。
[Properties]をクリックして[Inventory Management]ページを表示します。
インベントリデータベースオブジェクトのDN (Inventory database_server_name)を参照して選択し、[OK]をクリックします。
Sybaseデータベースでは、eDirectoryのインストールされたWindows 2000/2003サーバにインストールする場合を除いて、Server Inventoryのインストール中にデータベースオブジェクトが自動的に作成されます。データベースオブジェクトを手動で作成する場合は、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「Server Inventory」を参照してください。
Oracleデータベースでは、データベースオブジェクトを作成した後、そのオブジェクトを設定する必要があります。詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「Server Inventory」を参照してください。
MS SQLデータベースでは、データベースオブジェクトを設定する必要があります。詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「Server Inventory」を参照してください。
[OK]をクリックします。
[Associations]タブをクリックし、[Add]をクリックします。
Inventory Serviceオブジェクトが置かれているコンテナを参照して選択し、[OK]をクリックします。
[適用]、[閉じる]の順にクリックします。
DatabaseオブジェクトをInventoryサーバに関連付けるには
ConsoleOneで、サーバパッケージを右クリックし、[Properties]をクリックして[Policies]ページを表示します。
[Enabled]列の下にあるZENworksデータベースポリシーのチェックボックスをオンにします。
[Properties]をクリックして[Inventory Management]ページを表示します。
インベントリデータベースオブジェクトのDN (Inventory database_server_name)を参照して選択し、[OK]をクリックします。
Sybaseデータベースでは、eDirectoryのインストールされたWindows 2000/2003サーバにインストールする場合を除いて、Server Inventoryのインストール中にデータベースオブジェクトが自動的に作成されます。データベースオブジェクトを手動で作成する場合は、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「Server Inventory」を参照してください。
Oracleデータベースでは、データベースオブジェクトを作成した後、そのオブジェクトを設定する必要があります。詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「Server Inventory」を参照してください。
MS SQLデータベースでは、データベースオブジェクトを設定する必要があります。詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「Server Inventory」を参照してください。
[OK]をクリックします。
[Associations]タブをクリックし、[Add]をクリックします。
Inventoryサーバオブジェクトを参照して選択し、[OK]をクリックします。
[適用]、[閉じる]の順にクリックします。
Server Inventoryポリシーには、インベントリデータの送信先のInventoryサーバのIPアドレスまたはDNS名が含まれています。このポリシーには、関連付けられたインベントリ対象サーバのインベントリスキャンのスケジュールも含まれています。各インベントリ対象サーバについて、Server Inventoryポリシーを設定する必要があります。
Server Inventoryポリシーパッケージを設定するには
ConsoleOneで、Distributed Server Packageを右クリックし、[Properties]をクリックして[Policies]タブを表示します。
[Policies]をクリックし、インベントリ対象サーバのオペレーティングシステムに応じて、[NetWare]または[Windows]をクリックします。
[Enabled]列の下にあるServer Inventoryポリシーのチェックボックスを選択します。
[Properties]をクリックして[Server Inventory Policy]ページを表示します。
[General]タブで、次の項目を設定します。
(省略可能)インベントリ対象サーバのインベントリスキャンをカスタマイズします。
インベントリ対象サーバのハードウェアスキャンをカスタマイズするには、[Hardware Scan]タブをクリックし、次の設定を行います。
Novell ZENworks for Servers 3.0またはZENworks for Servers 3.0.2がインストールされているインベントリ対象サーバのソフトウェアスキャンをカスタマイズするには、[Software Scan]タブをクリックして、次の設定を行います。
重要: ZENworks 6.5 Server Managementがインストールされているインベントリ対象サーバの設定は行わないでください。
[Enable Software Scan]: Inventoryポリシーに関連付けられたインベントリ対象Windowsサーバのソフトウェアスキャンを有効にします。スキャンプログラムは、インベントリ対象サーバのソフトウェア情報を収集し、Inventoryデータベースに格納します。
[Custom Scan Editor]: インベントリ対象Windowsサーバでスキャンするアプリケーションの詳細のリストをカスタマイズできます。Inventory scannerは、カスタムスキャンエディタに示されるアプリケーションの詳細情報をスキャンします。
たとえば、カスタムスキャンエディタで次の詳細を指定します。ベンダ名=Microsoft; 製品名=Microsoft Office; 製品バージョン=10.0; ファイル名=winword.exe; ファイルサイズ=1 MB。Inventory Scannerは、インベントリ対象サーバでサイズが1MBであるwinword.exeファイルをスキャンします。このファイルが見つかった場合、Inventoryデータベースに"winword.exe;1 MB"について"Microsoft;Microsoft Office;10.0"が格納されます。
[Product Identification Number]: インベントリ対象サーバにインストールされたMicrosoftアプリケーションの製品識別番号をスキャンできるようにします。
[Configuration Editor]タブをクリックし、必要に応じて、次の.iniファイルの設定を変更します。
Asset Information: DMIからベンダ固有の情報をスキャンします。アセット情報の設定方法の詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「DMIを使ったベンダ固有の資産情報のスキャン」を参照してください。
Zipped Names: Jaz*およびZip*ドライブのハードウェアスキャンをカスタマイズします。詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「JazおよびZipドライブベンダのハードウェアスキャン情報のカスタマイズ」を参照してください。
SWRules: Novell ZENworks for Servers 3.0またはZENworks for Servers 3.0.2がインストールされたインベントリ対象WindowsサーバでSWRulesファイルを設定します。ZENworks 6.5 Server Managementがインストールされているインベントリ対象サーバの設定は行わないでください。
SWRulesオプションは、ベンダおよび製品のソフトウェアスキャン情報をカスタマイズします。詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「ZENworks for Servers 3.Xインベントリ対象サーバのスキャン対象ソフトウェアインベントリ情報のカスタマイズ」を参照してください。
HWRules: モニタの公称サイズをカスタマイズします。HWRules .iniファイルの設定方法の詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「モニタのサイズに関するハードウェア情報のカスタマイズ」を参照してください。
[Policy Schedule]タブをクリックします。
スケジュールを変更し、[Apply]、[Close]の順にクリックします。
Distributed Server Packageのプロパティページで、[Distribution]タブをクリックし、[Add]をクリックします。
Distributionオブジェクトを参照して追加し、[OK]をクリックします。
[適用]、[閉じる]の順にクリックします。
ConsoleOneで、Inventory Serviceオブジェクト(Inventory Service_server_name)を右クリックし、[Properties]をクリックし、[Inventory Service Object Properties]タブをクリックします。
[Enable Scan of Machines]チェックボックスがオンになっていることを確認し、[OK]をクリックします。
この設定によって、選択したInventoryサーバに関連付けられたインベントリ対象サーバについてスキャンが選択されます。
DistributorおよびSubscriberオブジェクトを設定するには、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「Tiered Electronic Distribution」を参照してください。
インベントリ対象サーバが別のeDirectoryツリーにある場合や、WindowsサーバにeDirectoryがインストールされていない場合、他のツリー内のインベントリ対象サーバに存在するSubscriberにDistributionを送信するには、External Subscriberオブジェクトを作成して設定する必要があります。External Subscriberの詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「External Subscriber」を参照してください。
インベントリレポートを実行する前に、次の点を確認します。
Sybaseデータベース向けのODBCドライバをインストールするには
Oracleの場合、ODBC用の適切なクライアントをインストールする必要があります。たとえば、Oracle 8iインベントリデータベースの場合、Oracle 8iクライアントをインストールします。これは、インベントリレポートが、それ以前、またはそれ以降のバージョンのクライアントに対して互換性を持っていないためです。
MS SQLの場合、クライアントは、すべてのMicrosoft Windowsオペレーティングシステムで利用できます。