セキュリティ保護されていない接続のための追加セキュリティのインストール

Novell(R) ZENworks(R) Server Managementでは、Policy and Distribution Servicesのサーバ間通信にXMLRPC(Extensible Markup Language Remote Procedure Call)を使用します。XMLRPCは、オプションで、セキュリティ保護されていない接続でのサーバ間通信に対してセキュリティを提供します。

この節では、この追加セキュリティをインストールして設定する方法について説明します。XMLRPCセキュリティが必要かどうかを判断するには、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「"セキュリティ保護されていない接続でのサーバ間通信のセキュリティ"」を参照してください。

Windowsサーバ、Linuxサーバ、またはSolarisサーバでの配布を暗号化する場合は、そのサーバにNICI 2.6.4をインストールする必要があります。詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』の「"NICI 2.6.4のインストール"」を参照してください。ただし、NICI 2.4.6がインストール済みである場合は、NICI 2.6.4にアップグレードするかどうかはオプションです。この2つのバージョン間では互換性があります。

XMLRPCセキュリティをインストールして設定するには、次の操作を順に実行します。

  1. インストールの前提条件の充足
  2. インストールに関する情報の収集
  3. サーバ間通信セキュリティのインストール
  4. サーバ間通信セキュリティの有効化