第12章

CMS管理コンソールについて

この章では、Content Managementサブシステム管理コンソール、つまりCMS管理コンソールを使用して実行できるタスクについて説明します。この章は、次の節から構成されています。

重要: CMS管理コンソールを実行するには、exteNd Directorと共にMicrosoft Internet Explorer Version 5.5以上をインストールする必要があります。

CMS管理コンソールを使用して実行できるCMタスク

CMS管理コンソールを使用すると、exteNd Directorアプリケーションのダイナミックなライフサイクル全体を通してコンテンツ管理に関わるすべてのタスクを実行できます。

次の図は、一般的なCMS管理コンソールセッション中のこれらのタスクの推奨される順序および相互関係を示しています。

orderOfOps

For more information CMS管理コンソールを使用してこれらのタスクを実行する詳細については、次の節を参照してください。

ドキュメントのインポートおよびエクスポート前の図に示したCMタスクに加えて、CMS管理コンソールを使用すると、ドキュメントをインポートおよびエクスポートすることができます。

For more information CMS管理コンソールを使用したドキュメントのインポートおよびエクスポート方法の詳細については、を参照してください。

CMS管理コンソールにアクセスする方法

CMS管理コンソールにアクセスするには、Director Administration Console (DAC)から［コンテンツ管理］を選択します。

For more information DACにアクセスする方法の詳細については、『exteNd Directorアプリケーションの開発』のDACへのアクセスに関する節を参照してください。

EARプロジェクトからは、CMS管理コンソールのログインページは次のように表示されます。

loginPage

ユーザ名およびパスワードを入力して、［OK］をクリックすることによってログインします。

注記: 割り当てられたCMタスクを実行するために必要なユーザ権限を持っていることを管理者と確認してください。詳細については、を参照してください。

ブラウザでメインのCMS管理コンソールページが開きます(次の節を参照)。

メインのCMS管理コンソールページ

CMS管理コンソールを起動すると、メインページが次の例のように表示されます。

pmcConsole

CMS管理コンソールには、次のように対話型コントロールから制御できるいくつかのビューおよびモードがあります。

対話型コントロール

CMS管理コンソールは次の対話型コントロールから構成されています。

ツールバー
コンテンツビューのタブ
コンテンツツリービュー
コンテンツリスト
状況依存型ツールバー
プロパティインスペクタ

ツールバー「モード」間で切り替える

「モード」間で切り替える

モード	アイコン	認証されたユーザが実行できる操作
コンテンツ		コンテンツインフラストラクチャを起動してコンテンツを管理および保護したり、ドキュメントを検索したりします。デフォルトでは、CMS管理コンソールはコンテンツモードで開始します。コンテンツは「コンテンツツリービュー」ではコンテナ別に、「ドキュメントリスト」ではドキュメント別に表示されます。
テンプレート		ドキュメントタイプを定義したり、スタイルおよびフィールドを表示したりします。また、これらの仕様に基づいてコンテンツを作成します。
タスク		自動化されたタスクを表示、開始、および停止します。
インポート		コンテンツインフラストラクチャ、ドキュメント、ドキュメントタイプをインポートして、スタイルおよびフィールドを表示します。
エクスポート		コンテンツインフラストラクチャ、ドキュメント、ドキュメントタイプをエクスポートして、スタイルおよびフィールドを表示します。

［コンテンツビュー］のタブ - コンテンツインフラストラクチャのビューを表示します。

コンテンツインフラストラクチャのビューを表示する

表示	表示
フォルダ	フォルダのツリービューとしての物理的なコンテンツインフラストラクチャ
カテゴリ	タクソノミおよびカテゴリのツリービューとしての論理コンテンツインフラストラクチャ
チェックアウト	現在のユーザまたはその他のユーザによってチェックアウトされたドキュメント
Search	最も最近の検索によって見つかったダイアログおよびドキュメント

For more information フォルダおよびカテゴリの詳細については、サブシステムインフラストラクチャを参照してください。ドキュメントのチェックアウトの詳細については、ドキュメントのチェックインおよびチェックアウトを参照してください。検索機能を使用してドキュメントを検索する詳細については、を参照してください。

コンテンツツリービュー

次を表示

「フォルダ」ビューの「論理」インフラストラクチャ
「カテゴリ」ビューの「論理」インフラストラクチャ

コンテンツリスト

名前、作成者、説明、作成日、有効期限、発行日、およびチェックアウトステータスなどの識別情報と共に、選択されたフォルダにドキュメントリストを表示します。

状況依存型ツールバー

現在のモードおよびビューに基づいた機能を提供します。

プロパティインスペクタ

選択したドキュメント、フォルダ、タクソノミ、およびカテゴリのプロパティを表示します。

プロパティインスペクタは状況依存型であり、許可によって影響されます。プロパティインスペクタには、選択したオブジェクトおよびユーザIDに関連付けられた許可に基づいた情報の対話型コントロールおよびタブ付きペインが表示されます。

たとえば、次のとおりです。WRITE許可を持たない場合、ドキュメントは編集できないため、プロパティインスペクタにはチェックインコントロールおよびチェックアウトコントロールが表示されません。PROTECT許可を持たない場合、コンテンツに対してセキュリティ保護を設定できないため、プロパティインスペクタには［セキュリティ］タブは表示されません。