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インストールガイド 05/21/03 11:48:11 |
この章では、SilverMasterまたは配備データベースとしてNovell exteNd アプリケーションサーバで使用するASA (Sybase Adaptive Server Anywhere)データベースの設定方法について説明します。 トピックは次のとおりです。
サポートされているデータベースバージョンの最新情報については、Novell exteNd アプリケーションサーバ
リリースノートを参照してください。
Novell exteNd アプリケーションサーバのDeveloper EditionにはSybase ASA Version 8の特別な「認証エディション」が含まれています。アプリケーションサーバをインストールする際にこの特別な認証エディションをインストールするよう選択することができます。 このASAエディションは認証されたものであるため、アプリケーションサーバでしか使用できません。 すでにSybase ASAがインストールされている場合には、認証されたエディションをインストールする必要はありません。
Sybase ASAは、SilverMasterおよび配備データベースとして使用できます。 アプリケーションサーバで提供されている認証エディションまたはSybaseから購入するフルエディションを使用できます。
アップグレードされる方へ ASA 5と6向けのアプリケーションサーバはサポートされなくなりました。 アプリケーションサーバで旧ASAバージョンを使用しても動作しますが、Sybase Central Upgrade Databaseユーティリティを使用して現在サポートされているバージョンにデータベースをアップグレードするようお薦めします。
詳細については、Sybase Centralオンラインヘルプを参照してください。
このセクションでは、Novell exteNd アプリケーションサーバと一緒に使用するASAデータベースのセットアップ方法について説明します。
アプリケーションサーバのインストールプログラムから「Sybase SQL Anywhere Studioインストールプログラム」を起動するSybase ASAの認証エディションをインストールできます。 Sybaseウィザードの指示に従って、「すべてデフォルトを選択」し、アプリケーションサーバで使用するASAをインストールできます。
アプリケーションサーバは、ODBCまたはjConnect (SybaseのJDBCドライバ)のいずれかを使用してSybase ASAに接続します。 Sybase ODBCドライバとjConnectは、Sybase ASAインストールの一部として含まれています。
SilverMaster用としてSybase ASAを使用するためには、アプリケーションサーバをインストールする前にSybase ASAをインストールしなければなりません。
アプリケーションサーバをインストールする際( を参照)、SilverMasterとしてSybase ASAを使用することを指定します。 アプリケーションサーバのインストールプログラムは、SilverMasterデータベースを作成し、設定します(指定されている場合)。 ODBC接続を作成し、使用します。
配備データベース用としてSybase ASAを使用するためには、ユーザ自身でデータベースをセットアップする必要があります(後で説明があります)。 アプリケーションサーバーにデータベースを追加する際、 ODBCまたはjConnectを使用するかどうかを指定します。
アプリケーションサーバに「接続プール」を追加してSybase ASAデータベースにアクセスしたい場合にもODBCまたはjConnectを使用するかどうかを指定します。
SilverMasterのセットアップの詳細については、『管理者ガイド』の
データソース設定に関する章を参照してください。
ODBCまたはjConnectのいずれかを使用してSybase ASAデータベースに接続できたとしても、Novell exteNd JDBC-ODBCブリッジはサポートーされなくなったため、jConnectを使用するようお薦めします。
jConnectドライバはASAに含まれています。 Sybaseウィザードを使用してASAをインストールする際、ドライバはSybaseの「共有」ディレクトリにインストールされます。 jConnectを使用するには、セットアップ時に一度にこれを行う必要があります。
jConnect 5.5ドライバへのパスを含めるにはアプリケーションサーバが実行されているシステム上でAGCLASSPATH (サーバのclasspathの環境変数)を設定します。
AGCLASSPATH=SybaseInstallDir\Shared\jConnect-5_5\classes\jconn2.jar
たとえば、ASAをデフォルトの場所にインストールした場合、これをAGCLASSPATHに指定します。
AGCLASSPATH=c:\Program Files\Sybase\Shared\jConnect-5_5\classes\jconn2.jar
AGCLASSPATH経由のJDBCドライバJARのリストの詳細については、『管理者ガイド』の
データソース設定に関する章を参照してください。
配備データベースとしてSybase ASAデータベースをセットアップするには、次の手順に従います。
SilverMasterとしてASAデータベースを使用する場合は、インストール時にアプリケーションサーバのインストールプログラムを使用してデータベースを作成できます(またはインストールプログラムで既存のASAデータベースを指すようにすることもできます)。 配備データベースとしてASAデータベースを使用する場合は、アプリケーションサーバに追加する前にデータベースを作成しておく必要があります。
データベースを作成するには、Sybase Centralを使用します。
詳細については、Sybase Centralオンラインヘルプを参照してください。
Sybase ASAには、パスワードがsqlのデフォルトユーザdbaが提供されています。 SilverMasterまたはその他のSybase ASAデータベース用にこのユーザ名とパスワードの組み合わせを使用できます。
ただし、SilverMasterと各配備データベース用に別々のアカウントを設定するようお薦めします。 別々のアカウントを使用することで、どのアプリケーションがデータベースをどれ位の頻度でいつ使用しているのか容易に判別することができ、パフォーマンス問題のトラブルシューティングもより容易に行えるようになります。 これらのアカウントは最低でもResourceおよびConnect権限を持っていることを確認してください。
ユーザアカウントのセットアップの詳細については、Sybase Centralオンラインヘルプを参照してください。
ODBCを使用してデータベースに接続する場合は、データベースのODBCエントリを作成する必要があります。
データベースの使用および保守をより容易に行えるようにするため、サービスとしてSybase ASAを実行するようお勧めします。 特にjConnectの場合、ODBCの自動開始機能がないためサービスとしてSybase ASAを実行するようお勧めします。
サービスとしてSybase ASAを実行する詳細については、Sybase Centralオンラインヘルプを参照してください。 (ヘルプでは、『ASA Database Administration Guide』を選択して、第1章の「Running the server outside the current session」を参照してください。)
SilverMasterとしてASAデータベースを使用している場合は、アプリケーションサーバのインストールプログラムで新規のデータベースを作成するか、またはインストールプログラムで既存のASAデータベースを指すようにします。 配備データベースとしてASAデータベースを使用している場合は、アプリケーションサーバにデータベースを追加してデータベースを使用可能にできます。
jConnectに接続している場合は、データベースが「実行中」であることを確認してください。 サービスとしてまだ実行していない場合は、Sybase Centralを使ってデータベースを起動させます。
ODBCを使用している場合は、ODBCプロファイルの名前を指定し、次にユーザ名とパスワードを指定します。 必要に応じてサーバはデータベースを起動します。
jConnectを使用している場合は、データベースの名前、ユーザ名とパスワード、および次の形式のデータベースのJDBC URLを指定します。
jdbc:sybase:Tds:hostname:port?SERVICENAME=dbname
たとえば、データベース名がMyDBで、デフォルトのASAポート2638でローカルにデータベースを実行している場合、JDBC URLは次のようになります。
jdbc:sybase:Tds:localhost:2638?SERVICENAME=MyDB
アプリケーションサーバでデータベースを使用できるようにする別の方法は、データベース用の「JDBC接続プール」を定義することです。
サーバへのデータベースの追加と接続プールの定義の詳細については、『管理者ガイド』の
データソース設定に関する章を参照してください。
同一システム上にSybase ASAバージョン6とバージョン8の両方をインストールできます。 一般的なシナリオは、すでにASA 6がインストールされていてデータベースをアップグレードするためにASA 8を追加する場合です。
2つのバージョン間での競合を回避するため、セットアップ時に次の手順に従います。
ASA 6または8をインストールする際、アプリケーションサーバのインストールプログラムから起動することを確認してください。
[Install software]を選択し、次に[Install Sybase Adaptive Server Anywhere...]を選択します。 これによってASA 6または8のインストールが認証されます。
別々のディレクトリパスにASAの2つのバージョンをインストールします(「共有」ディレクトリおよびSybase Centralディレクトリを含めます)。
ASA 6とASA 8のインストールが終了したら、システムのPath環境変数を確認してください。 ASA 8ディレクトリがASA 6ディレクトリの後にリストされていることを確認してください。
ASA 8プログラムグループからSybase Central 4.1を実行します。 データベースを作成し、開くことができることを確認してください。
ASA 6プログラムグループからSybase Central 3.2を実行します。
使用可能なプラグインがないことがわかります。 ASA 6プラグインをバックに追加するには、Plug-insダイアログボックスを開いて([Tools]>[Plug-ins]の順に選択します)、 次に[Change]ボタンをクリックして[Adaptive Server Anywhere]オプションを確認します。 これによってASA 6用の適切なプラグインが登録されます(これでSybase Central 3.2を使用してASA 6データベースを作成したり検査したりできます)。
サービスとして実行 サービスとしてASA6および8データベースを実行する場合は、サービスのセットアップ時に次の項目が指定されていることを確認してください。
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