Novell Filr 1.0.1 Readme

2013年9月16日

1.0 製品の概要

Novell Filrを使用することにより、デスクトップ、ブラウザ、またはモバイルデバイスからすべてのファイルとフォルダに簡単にアクセスできます。また、ファイルとフォルダを他のユーザと共有することで、自分のファイルでコラボレーションを促進できます。Filrの詳細については、『How Filr Works–Overview Guide』を参照してください。

次の方法でFilrにアクセスできます。

Novell Filr 1.0.1は、以下の拡張機能を提供します。

  • Hyper-Vのサポート

  • Xenのサポート

  • パフォーマンスの改善

  • ファイルとフォルダの共有、名前の変更、削除、およびフォルダの作成(Filr 1.0.2モバイルアプリの使用時)

  • Mobile Ironのサポート

  • バグ修正

2.0 バージョン情報

FilrサーバおよびFilrモバイルアプリケーションは、同じバージョン番号を共用しません。Filr 1.0.2モバイルアプリケーションは、モバイルアプリケーションで共有機能を使用可能にするため、Filr 1.0.1サーバで使用する必要があります。

3.0 DFS for Windowsテクニカルプレビューの可用性

Distributed File System (DFS) for Windowsは、テクニカルプレビューとして、Filr 1.0.1で使用できます。この機能は現在、運用環境ではサポートされていない点に注意してください。テスト環境のFilrで DFS for Windowsを使用して、Novellテクニカルサポートまでフィードバックをお寄せください。

既知の問題

DFSレプリケーションは、現時点のテクニカルプレビューでは使用できません。この機能は、将来のアップデートで使用できるようになります。

4.0 Filrシステム要件

Novell Filr 1.0のシステム要件(サーバの要件、およびモバイルアプリケーションとデスクトップアプリケーションの実行要件を含む)については、『Novell Filr 1.0.1 Installation and Configuration Guide』の「Filr System Requirements」を参照してください。

5.0 インストールの方法

詳細なインストール手順は、『Novell Filr 1.0.1 Installation and Configuration Guide』で確認できます。

6.0 更新に関する問題

6.1 クラスタ環境でローリングアップグレードがサポートされない

クラスタ環境でFilr 1.0からFilr 1.0.1に更新する場合、ローリングアップグレード(1台のサーバがクライアントにこれまでと同じようにサービスを提供している間に、別のFilrサーバまたは検索インデックスサーバを更新する)はサポートされません。

更新プロセスを開始する前に、すべてのFilrアプライアンスと検索インデックスアプライアンスをシャットダウンし、更新完了後、アプライアンスを再起動する必要があります。

Filrの更新方法については、『Novell Filr 1.0.1 Installation and Configuration Guide』の「 Updating Filr」を参照してください。

6.2 更新前にFilrを再構成しないと更新が失敗する

今後のリリースされるバージョンに更新する前に、Filrアプライアンスを再構成する必要があります。更新前にアプライアンスを再構成しないと、更新が失敗します。

Filrアプライアンス再構成の方法については、『Novell Filr 1.0.1 Installation and Configuration Guide』の「Changing Configuration Options for the Filr Appliance」を参照してください。

6.3 更新後にアクセント文字を再同期する必要があるため、ファイルが存在しない

初版のFilrリリースでは、ファイル名のアクセント文字を区別しませんでした。このため、あるファイルをファイルシステムからネットフォルダに同期した場合、(アクセント文字の有無以外は)名前が同じ別のファイルを同期しようとすると、同期が失敗します。

Filr 1.0.1ではこの問題が修正されているため、アクセント文字以外は名前が同じである別のファイルまたはディレクトリを、ファイルシステムからFilrに同期することができます。

Filr 1.0.1へのアップデート後にこの種類のファイルの同期を有効にするには、以下のいずれかの操作を実行します。

7.0 設定の問題

7.1 Domain Service for Windowsが設定されているとLDAPがワークステーションオブジェクトをFilrに同期する

デフォルトのLDAPフィルタを使ってLDAP同期を実行する際にDomain Services for Windows (DSfW)も使用されていると場合、Filrにより、対象ユーザとグループのオブジェクトだけでなく、DSfWワークステーションのオブジェクトも同期されます。

DSfWワークステーションオブジェクトが同期しないようにFilr LDAPフィルタを次のように修正して、この問題を解決してください。

(&(|(objectClass=Person)(objectClass=orgPerson)(objectClass=inetOrgPerson))(!(objectClass=mSDS:Computer)))

FilrでのLDAPの設定について詳しくは、『Novell Filr 1.0.1 Administration Guide』の「Synchronizing Users and Groups from an LDAP Directory」を参照してください。

7.2 memcachedの複数のインスタンスを区切るために、スペースを1つ挿入しなければならない

クラスタリングのためにmemcachedのインスタンスを複数指定する場合、[サーバアドレス]フィールドの各インスタンスの区切りは、スペース1つだけで行う必要があります。memcachedのインスタンス間に複数のスペースを挿入すると、Filrが正しく起動しません。クラスタリングを構成する方法の詳細については、『Novell Filr 1.0.1 Installation and Configuration Guide』の「Changing Clustering Configuration Settings」を参照してください。

7.3 Lucene設定時にDNS名を使わなければならない

大規模インストールの実行時にFilr設定ウィザードでLucene検索インデックスサーバを設定する際、DNS名を使用する必要があります。この設定実行中にIPアドレスを使った場合、対応するDNSエントリが存在しなければ、接続が確立されません。

IPアドレスを使うのに、対応するDNSエントリが存在しない場合は、Filrサーバ上のetc\hostsファイルを修正する必要があります。

7.4 LDAP同期とログインに使用するユーザ名の文字制限

LDAPユーザ名には、数値(0~9)、大文字と小文字のアルファベット(A~Z)しか使用できません。特殊文字( / \ * ? " < > : | )を含むユーザ名は、 Novell Filrユーザ名には使用できません。LDAPディレクトリにこれらの文字が入ったユーザ名が含まれている場合、Filrサイトとの同期は行われますが、関連付けられたユーザはログインできません。

これらの文字をFilrユーザ名に使用することはできません。これはFilrユーザ名がユーザのワークスペースタイトルとなり、ワークスペースタイトルはワークスペースにつながる階層パスの要素になるからです。これらの文字はLinuxやWindowsのパス名の正規文字ではありません。

7.5 LDAPから同期したユーザ名とパスワードはFilrログインで大文字小文字の区別がされない

LDAPディレクトリから同期されたユーザ名とパスワードは、Filrシステムへのログインで大文字と小文字の区別がされません。

ローカルユーザアカウント(Filrで作成され、LDAPディレクトリから同期されていないユーザアカウント)の場合は、大文字と小文字が区別されます。ローカルユーザアカウントのログインアカウント情報は、MySQLデータベースに保存されます。

7.6 アプレットサポートの制限

アプレットは、1.6.0_12以前のJavaランタイム環境(JRE)を搭載したシステムでは、64ビット版Firefoxでサポートされていません。

アプレットは、64ビットオペレーティングシステム上(アプレットが動作できるJRE 1.6.0.12以降の更新)で機能します。

たとえば、デスクトップから複数ファイルをドラッグアンドドロップ、デスクトップからファイルを貼り付け、インプレース編集、およびワークフローエディタでグラフィックを表示するなどの動作は、アプレットがサポートされていないと機能しません。

7.7 NFSサポート

FilrファイルリポジトリをFilrが実行されている場所からリモートサーバに配置できるように、NFSファイルシステムマウントがサポートされています。ただし、NFSファイルシステムマウントは、LuceneインデックスをLucene Index Serverが実行されている場所からリモートサーバに配置することはサポートしていません。これには、ハイパーバイザの下のNFSマウントも含まれます。

7.8 Access Managerの問題

7.8.1 Access Managerとの互換性

Novell FilrとNetIQ Access Managerを正しく併用するには、Access Manager 3.1 SP1 IR1以降が必要です。最新のバージョンは、Novell Downloads Webサイトで入手できます。

7.8.2 Access Managerの[基本認証ログイン]ページにVibeへのリファレンスが含まれている

NetIQ Access ManagerがFilrのフロント処理をするように設定されている場合、ユーザがFilr IPアドレスを使ってFilrに直接アクセスすると、Access Managerは[基本認証ログイン]ダイアログボックスを表示します。このログインダイアログボックスに、Vibeへのリファレンスが含まれています。しかし、これは「Filr」と表示されるべきです。

7.8.3 複数のID導入ポリシーを同時に使用できない

NetIQ Access ManagerがFilrのフロント処理をするように設定されている場合、複数のID導入ポリシーを同時に使うことはできません。

8.0 Filrの問題

8.1 レポーティングに関する問題

8.1.1 電子メールレポートで、レポートの最終日の項目が欠落する

Novell Filr 1.0.1 Administration Guide』の「Email Report」の説明に従って電子メールレポートを実行した場合、日付範囲の最終日のレポートが表示されません。

たとえば、2月3日~4月26日の電子メールレポートを実行した場合、4月26日の電子メールが表示されません。

8.1.2 ライセンスレポートに関する問題

現在、ライセンスレポートは、管理者、ゲスト、3つの内部ユーザ(_emailPostingAgent_jobProcessingAgent、および_synchronizationAgent)をローカルユーザとしてカウントしています。Filrライセンスの使用に関しては、管理者はアクティブなユーザとしてカウントされますが、他の4つのローカルユーザはカウントされません。

ライセンスレポートの生成方法については、『Novell Filr 1.0.1 Administration Guide』の「License Report」を参照してください。

8.1.3 ユーザアクティビティレポートを生成すると、大量のメモリが使用される

(『Novell Filr 1.0.1 Administration Guide』の「User Activity Report」の説明に従って)ワークスペースまたはフォルダのアクティビティに関するユーザアクティビティレポートを生成すると、Filrシステムに最近追加されたファイル数によっては、メモリが大量に使用されることがあります。

この問題は、ユーザが選択されていない場合にのみ発生します。この問題を回避するには、アクティビティレポートの生成対象となるユーザを1人以上選択してから、レポートを生成してください。

8.2 検索で[マイファイルストレージ]ディレクトリが表示される

[個人ストレージ]が無効で、ホームフォルダが設定されていない場合、グローバル[検索]フィールドをクリックしてスペースバーを押すと、[マイファイルストレージ]というディレクトリが表示されます。これは通常隠しディレクトリですが、上記のような特殊な状況下で表示されることがあります。

[マイファイルストレージ]をクリックすると、[マイファイル]領域か別のユーザのプロファイルのいずれかに移動します(検索実行時の場所に依存)。

8.3 共有の問題

8.3.1 メンバーシップに外部ユーザが含まれているグループと共有できない

メンバーシップに外部ユーザが含まれているグループとファイルやフォルダを共有しようとすると、エラーが発生し、そのグループとファイルまたはフォルダが共有されません。

8.3.2 .rtfファイルを編集すると編集の競合エラーが発生する

テキストエディタ(Microsoft Wordなど)でFilrから.rtfファイルを編集した後、ファイルを保存すると、別のユーザによってファイルが変更されたことを示すメッセージが表示されます。この場合、自分の変更を別のユーザの変更と結合するオプションを選択し、[OK]をクリックします。

ファイルへの変更はFilrに正常に保存されます。

インプレース編集機能を使った編集について詳しくは、『Novell Filr 1.0.1 Webアプリケーション ユーザガイド』の「インプレース編集によるファイルの編集」を参照してください。

8.4 LDAP同期化の問題

8.4.1 LDAPからユーザを削除したときの問題

LDAP同期の設定時、[LDAPに存在しないユーザを削除]オプションを選択しないことをお勧めします。この機能は、今後のFilrリリースで拡張されるか削除される予定です。削除したユーザアカウントは復元できません。ベストプラクティスとして、このLDAPオプションはオフのままにしてください。そうすることで、ユーザを削除するのではなく、ユーザを無効にすることができます。

8.4.2 Filrユーザの初期同期の問題

LDAP設定の[Filrの名前に使用されるLDAP属性]で指定するLDAP属性値は、LDAPディレクトリ内で一意でなければなりません。たとえば、cnを指定すると、LDAPディレクトリ内のすべてのユーザが一意の値を持たない場合があります。

この問題を解決するためには、emailAddressなど、すべてのコンテナ全体に対して常に一意の値を持つ属性を使用してください。

8.4.3 Windows Server 2008 R2およびWindows Server 2008のハードコード化されたLDAP制限

Windows 2008 R2とWindows Server 2008に関してハードコード化されたLDAP制限があるため、単一のLDAPクエリに対して、LDAPが返す情報量が少なくなる場合があります。この制限は、次のとおりです。

  • 同期可能なユーザ数は最大20,000人(デフォルトの制限は5,000人)

この問題を回避するには、サブコンテナごとにベースdnを作成してください。

この問題の詳細については、Microsoftサポートフォーラムの「Windows Server 2008 R2 or Windows Server 2008 domain controller returns only 5000 attributes in a LDAP response」を参照してください。

8.4.4 LDAP経由ではActive DirectoryのデフォルトのグループおよびコンテナがFilrに同期されない

Active DirectoryのデフォルトユーザOUに配置されているグループ(Domain Usersグループなど)のメンバーシップは、LDAP経由でFilrに同期されません。

8.4.5 LDAPディレクトリのユーザの名前変更と移動の問題

LDAPディレクトリ内のユーザの名前変更や移動を行う場合は、『Novell Filr 1.0.1 Administration Guide』の「Managing Users」、「LDAP Attribute to Identify a User or Group」に説明されているように、[ユーザまたはグループを一意に識別するLDAP属性]設定値が指定されていることを確認してください。この設定の値が指定されていない場合にLDAPディレクトリのユーザの名前変更や移動を行うと、Filrで新規ユーザが作成されたり、既存のユーザアカウントが削除されたりすることがあります。

8.4.6 LDAPで名前変更すると新しい名前でFilrモバイルアプリケーションやデスクトップアプリケーションにログインできない

LDAPディレクトリでユーザ名を変更した後、FilrモバイルアプリケーションまたはFilrデスクトップアプリケーションにログインするには、以前のユーザ名を使用する必要があります。

WebクライアントからFilrにログインする場合は、以前のユーザ名も新規ユーザ名も使用できます。

8.4.7 LDAP参照がサポートされない

Novell Filrは現在、LDAP同期に関してLDAP参照の使用をサポートしていません。

8.4.8 Active DirectoryのCross Forest Trust関係がサポートされない

Filrでは、Active DirectoryのCross Forest Trustはサポートされていません。

8.5 パスワード保護されたファイル

作成元のアプリケーションでパスワード保護されているファイルは、Novell Filrサイトでは表示できません。この動作は仕様によるものです。

8.6 フォルダのネスティングに関する問題

データベース制約のため、Filrで許可されているネストされたフォルダ最大数は45です。たとえば、フォルダ内にフォルダを作成し、その後そのフォルダ内にフォルダを作成するなど、フォルダ構造は45階層の深さまで作成できます。フォルダ構造では45階層を超えることはできません。

8.7 電子メールの問題

8.7.1 外部発信メールシステムと通信できない

Filrサイトで外部発信メールシステム(Novell GroupWiseなど)と通信できない場合、TLS over SMTPを使用してFilr発信電子メールサーバを設定する必要があるかもしれません。ご使用の電子メールアプリケーションでこのタイプの設定が必要になる場合、『Novell Filr 1.0.1 Administration Guide』の「Managing Email Configuration」、「Configuring Outbound Email with TLS over SMTP」で説明されているように、STARTTLSを使用して、TLS over SMTPによるFilrの設定を行うことができます。

8.7.2 認証が必要ない場合でもユーザ名とパスワードを指定しないとテスト接続が失敗する

外部発信メールシステム(Novell GroupWiseなど)を使用するようにFilrを設定するときに[認証が必要]オプションを選択していなくても、ユーザ名とパスワードを指定しないと[接続をテスト]ボタンが表示されません。

外部発信メールサーバを使用するようにFilrを設定する方法については、『Novell Filr 1.0.1 Installation and Configuration Guide』の「Changing Outbound Email Configuration Settings」を参照してください。

8.7.3 Filrサーバを再設定した後、アウトバウンド電子メールサーバの接続テストが失敗する

Filrサーバを再設定すると、アウトバウンド電子メールのページからパスワードがクリアされるため、[接続をテスト]ボタンが動作しません。ただし、パスワードはシステムで保持されているため、Filrシステムからのアウトバウンド通知の送信は行われます。(アウトバンド電子メールの設定の詳細については、『Novell Filr 1.0.1 Installation and Configuration Guide』の「Changing Outbound Email Configuration Settings」を参照してください。

[接続をテスト]ボタンを正常に機能させるには、アウトバウンド電子メールのページの[パスワード]フィールドにパスワードを再入力する必要があります。

8.8 WindowsでSafariを使用するとフォルダにファイルをドラッグアンドドロップできない

WindowsでSafariを使用している場合、『Novell Filr 1.0.1 Webアプリケーション ユーザガイド)』の「フォルダへのファイルの追加」で説明されているように、フォルダにファイルをドラッグアンドドロップすることができません。

これは、Filrでファイルをフォルダに追加するためのドラッグアンドドロップウィンドウが、現時点でWindowsのSafariでサポートされていないHTML 5の機能を使用するためです。

8.9 ファイル名が200文字を超えることができない

正確な最大ファイル名の長さはFilrサーバの設定によって決まりますが、一般的には200文字未満です。ファイル名が長すぎると、ファイルをFilrに追加できません。

8.10 WebDAVの問題

8.10.1 ユーザパスワードにスペースが含まれているとWebDAV(インプレース編集)でファイルを編集できない

Novell Filr 1.0.1 Webアプリケーション ユーザガイド』の「インプレース編集によるファイルの編集」の説明にあるように、WebDAVを介してファイルを編集しようとする際に、ユーザパスワードにスペースが含まれていると認証が失敗します。

WebDAVを介してファイルを編集するには、ユーザパスワードにスペースが含まれていないことを確認してください。

8.10.2 MacでLibreOfficeを使用しているとWebDAV (インプレース編集)でファイルを編集できない

MacからFilrにアクセスし、文書エディタとしてLibreOfficeを使用している場合、『Novell Filr 1.0.1 Webアプリケーションユーザガイド』の「インプレース編集によるファイルの編集」で説明されているように、インプレース編集機能を使ってWebDAVからファイルを編集することはできません。

Apacheを使ってFilrシステムのフロント処理をしている場合は、MacからFilrにアクセスし、文書エディタとしてLibreOfficeを使用していても、WebDAVからファイルを編集できます。

8.10.3 Windows VistaおよびWindows XPのWebDAV機能向けのWindows Update

重要:この更新プログラムは、Windows VistaおよびWindows XPにのみインストールします。Windows 7にこの更新プログラムをインストールしないでください。

Windows VistaおよびWindows XPのブラウザでNovell Filrのインプレース編集機能を使用するには、次のWindows WebDAV更新プログラムをインストールする必要があります。

Webフォルダのソフトウェア更新プログラム(KB907306)

このWindows更新プログラムは、OpenOffice.orgおよびMicrosoft Officeが、Filrのインプレース編集機能と正しく相互動作できるようにします。

8.10.4 Microsoft Windows VistaとMicrosoft Officeに関連するWebDAV/インプレース編集に関する問題

Microsoft Windows Vistaには、すべてのWebDAV相互動作に影響を与えるWebDAVアクセスの問題があります。また、アプレットに関するVista特有の問題は、Novell Filrインプレース編集機能が正しく動作するのを妨げます。必ず、最新バージョンのVistaを実行してください。セクション 8.10.3, Windows VistaおよびWindows XPのWebDAV機能向けのWindows Updateに記載されているWindows WebDAV更新プログラムがインストールされていることを確認してください。

Internet Explorerを使用しているWindows Vistaユーザがインプレース編集を使用すると、Javaの警告が表示される場合があります。(Firefoxユーザには、このエラーは表示されません)。

Filrインプレース編集機能をサポートするようにInternet Explorerを設定するには:

  1. Internet Explorerで[ツール]>[インターネットオプション]の順にクリックします。

  2. [セキュリティ]をクリックし、[信頼済みサイト]を選択してから、[サイト]をクリックします。

  3. [このWebサイトをゾーンに追加する]フィールドで、FilrサーバのURLを指定してから、[追加]をクリックします。

  4. [このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする]を、ご使用のFilrサーバに合わせて選択または選択解除します。

  5. [閉じる]をクリックしてから、[OK]をクリックしてセキュリティ設定を保存します。

Windows VistaがMicrosoft OfficeでのFilrインプレース編集機能をサポートするように設定するには、各Microsoft OfficeアプリケーションのWindowsレジストリに新しいキーを追加する必要があります。

  1. Windows エクスプローラで、Program Files/Microsoft Office/Office12にナビゲートします。

  2. 順番に各Microsoft Office .exeを下にスクロールします。

    excel.exe
    powerpnt.exe
    winword.exe
    ...
    
  3. 各実行可能ファイルを右クリックしてから、[プロパティ]をクリックします。

  4. [互換性]をクリックします。

  5. [互換モードでこのプログラムを実行する]を選択して、ドロップダウンリストから[Windows XP (Service Pack 2)]を選択します。

  6. コンピュータを再起動します。

これで、Microsoft Officeファイルに対してFilrインプレース編集機能を使用できるようになります。

メモ:これらの手順でFilrのインプレース編集機能を使用できるようになりますが、VistaがWebDAV経由でFilrに接続できない問題は修正されません。

アプレットの詳細については、次のSunの情報を参照してください。

8.10.5 MacにおけるWebDAVの制限事項

Mac環境でWebDAV機能を使用する場合、以下の制限が生じます。

8.10.5.1 Mac上でWebDAVを使用してファイルを編集する際の制限事項

Microsoft Officeをドキュメントエディタとして使用する場合、Macではインプレース編集機能がサポートされません。Macでインプレース編集機能を使用するには、ドキュメントエディタにOpenOfficeかLibreOfficeを使用する必要があります。

8.11 Windows XPのWindowsエクスプローラでFilrフォルダを表示すると別のフォルダも表示される

Windows XPのWindowsエクスプローラを使用してFilrフォルダを表示すると、親フォルダと同じ名前の別のサブフォルダが表示されることがあります。

この問題を解決するには、次の手順に従います。

  1. Webブラウザを起動します。

  2. Microsoftダウンロードセンターに移動し、Webフォルダ用のソフトウェア更新プログラム(KB907306)をインストールします。http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=17C36612-632E-4C04-9382-987622ED1D64&displaylang=en

  3. 画面の指示に従って、ソフトウェア更新プログラムをインストールします。

8.12 パスワードが79文字より長いとWebクライアントにログインできない

パスワードの長さが79文字を超えている場合、Filr Webクライアントにログインできません。

8.13 サードパーティのソフトウェアが原因の表示に関する問題

8.13.1 まれに意味のないスクロールバーが表示される

特定のフォルダやコレクションビューに、意味のないスクロールバーがまれに表示されることがあります。この問題はまれに発生するもので、影響はありません。

8.13.2 ChromeにAskツールバーがインストールされているとFilrが正しく表示されない

ChromeブラウザにAskツールバーがインストールされている場合、Filrマストヘッドの一部が表示されなくなります。AskツールバーはChrome公認のツールバーではないため、Chromeブラウザにインストールしないでください。

8.14 catalina.outログファイルのタイムスタンプが常にUTCタイムゾーンになる

catalina.outログファイルのエントリのタイムスタンプは、常にUTC/GMTタイムゾーンです。

8.15 Filrを再起動した後に時刻が不正確になる

Filrアプライアンスが再起動してからFilrアプライアンスで時刻同期が再実行されるまでの短期間、Filrシステムクロックの時刻が正しく表示されません。

この間、正しいタイムゾーン設定に依存する機能に関して、さまざまな問題がFilrサイトで発生する可能性があります。

Filrアプライアンスのターミナルプロンプトから次のコマンドを指定して、Filrアプライアンスで時刻同期を強制的に発生させることによりこの問題を解決してください。

sntp -P no -r pool.ntp.org (またはネットワークで使用可能な優先タイムサーバ)

9.0 [ネットフォルダ]に関する問題

9.1 Active Directoryグループが所有しているファイルとフォルダが同期しない

Windowsファイルサーバでは、組み込みActive Directoryグループ(「管理者グループ」など)が所有しているファイルとフォルダは、通常のネットフォルダ同期プロセスの一環としてFilrに同期されません。

この制限が原因で同期しないファイルやフォルダがある場合、NTFSファイルシステム上のエントリの所有者をグループではなくユーザに変更してください。こうすることで、エントリがFilrに同期されるようになります。

9.2 ホームフォルダからフォルダをActive Directoryと共有するとファイルが表示されないことがある

ユーザのホームフォルダをサポートするようにWindowsファイルサーバを設定するには、さまざまな方法があります。通常は、FilrからActive Directoryユーザに対して共有するフォルダは正しく動作します。しかし、WindowsファイルシステムのNTFS権限がFilrと互換性を持つように設定されていない場合、Active Directoryユーザがホームフォルダのフォルダを別のユーザと共有すると、共有されたフォルダ内のファイルが表示されないことがあります。

フォルダが共有されるときに、Active Directoryユーザのホームディレクトリのフォルダにあるファイルが確実に共有されるようにするには、各ユーザのホームディレクトリの継承を無効にしてください。またホームディレクトリのサブフォルダに対する権限を明示的に付与することも必要です。

さらに、FilrはMicrosoftのABE (Access Based Enumeration)をサポートしています。ABEはWindows 2003からWindows Server 2012で使用できます。ABEを使ってWindowsファイルシステムが設定されていると、ホームフォルダの共有が適切に動作します。

9.3 OESサーバの内部エラーまたはシステムエラーで[ネットフォルダ]の情報が正しく表示されない

OESファイルサーバがオンラインで、FilrがNCPまたはCIFSを介してそのサーバと通信できる場合、内部エラーまたはシステムエラー(NDSDのダウンなど)が発生すると、そのサーバから取得する情報が正確でないことがあります。[ネットフォルダ]の情報がFilrの内容を正しく反映していないように思われる場合は、ファイルサーバの健全性をチェックして、想定どおりに設定と実行が行われていることを確認してください。

9.4 現在DFSジャンクションがサポートされていない

FilrではWindowsおよびOES上のDFSジャンクションは現在サポートされていません。この機能のサポートは、将来のFilrのリリースで使用可能になります。

9.5 ボリュームにトラスティが割り当てられていないと[ネットフォルダ]が表示されない

ユーザがNSSボリューム上のフォルダに対してファイルシステム権限を持っており、ファイル管理者が[ネットフォルダ]を設定し、Filr内でネットフォルダにアクセスする権限をそのユーザに付与している場合、以下の状況では[ネットフォルダ]が表示されません。

  • ボリュームにファイルシステムのトラスティが割り当てられていない

  • eDirectoryトラスティが存在しない(ツリー管理者とncpサーバを含む)

9.6 OESサーバ上にeDirectoryのレプリカがないとOESサーバに接続できない

ネットフォルダサーバからOESサーバへの接続を確立するには、OESサーバ上のボリュームオブジェクトとユーザオブジェクトが外部参照ではなく、実際のオブジェクトである必要があります。つまり、これらのオブジェクトを含んでいるレプリカがOESサーバ側に必要です。

9.7 ファイルサーバのファイルを名前変更または移動すると共有が解除される

Filrクライアントを使わずに、ファイルサーバから直接ファイルを名前変更したり移動したりすると、Filrでそのファイルに関連付けられている共有が解除されます。つまり、Filrで共有を受けたことによりファイルへのアクセスを取得したユーザは、ファイルサーバで名前変更または移動されたファイルにアクセスできなくなります。さらに、[自分が共有者]と[自分が共有相手]ビューにそのファイルは表示されなくなります。

このような状況が発生した場合、Filrでファイルを再共有する必要があります。

9.8 不適切なパス情報が存在していても、ネットフォルダサーバの接続テストが正常と判断される

ネットフォルダサーバの接続をテストする場合、[サーバパス]フィールドのパスにスラッシュ(/)が含まれていても、テスト接続は正常と判断されます。ただしファイルとフォルダは、ネットフォルダサーバを介して、Filrに適切に同期されていません。ネットフォルダサーバを設定する場合は、代わりに[サーバパス]フィールドに必ず円記号(\)を使用してください。

10.0 データベースの問題

10.1 フォルダパスが長すぎる場合、データベーススキーマがエラーを返す

フォルダ階層の非常に深い場所にフォルダを作成した場合、長すぎるフォルダパスが原因で、データベーススキーマはssf.logファイルに次のようなエラーを返します。

SQL Error: 1406, SQLState: 22001
Data truncation: Data too long for column ‘binder_sortKey’ at row 1

このエラーはログファイルで繰り返され、フォルダは作成されません。

11.0 検索インデックスに関する問題

現在、検索インデックスに関する既知の問題はありません。

12.0 デスクトップアプリケーションに関する問題

Novell Filrデスクトップアプリケーションを使用すると、Novell Filrファイルとコンピュータのファイルシステムを同期させることができ、Filrサイトに直接アクセスしなくても、ファイルを修正することができます。Filrとコンピュータ間で追加および修正が同期されます。

組織に合わせたFilrデスクトップアプリケーションの設定方法、およびその他の管理タスクの実行方法については、『Novell Filr 1.0.1 Administration Guide』の「Configuring the Filr Desktop Application to Access Files」を参照してください。

Filrデスクトップアプリケーションのインストール方法と実行方法については、『Novell Filr Desktop Application for Windowsクイックスタート』を参照してください。

Filrデスクトップアプリケーションのエンドユーザに関する具体的な問題については、『Novell FilrデスクトップアプリケーションReadme』を参照してください。

12.1 デスクトップアプリケーションからフォルダを作成すると、2つのフォルダが作成される

(Windows Explorerを使って)Filrデスクトップアプリケーションのフォルダを作成すると、1つのフォルダではなく、2つのフォルダが作成されることがあります。この場合、1つのフォルダはユーザが指定した名前で、もう1つのフォルダは「New Folder」という名前になります。 この問題が発生した場合、New Folderという名前のフォルダを削除してください。

12.2 新しいインデックスアプライアンスが追加されるか、既存のインデックスアプライアンスのインデックスが再生成されると、デスクトップクライアントからファイルが削除されることがある

デスクトップクライアントを介してFilrにファイルをアップロードしながら、同時に新しい検索インデックスアプライアンスを追加しているか、(『Novell Filr 1.0.1 Administration Guide』の「Rebuilding the Lucene Index」の説明に従って)既存の検索インデックスアプライアンスのインデックスを再生成している場合、ユーザのデスクトップクライアントの全ファイルが、デスクトップクライアントから削除されることがあります。インデックスの再生成後、ファイルは再度デスクトップクライアントと同期します。

この問題を回避するには、更新プロセスを開始する前に、すべての検索インデックスアプライアンスをシャットダウンし、更新完了後にアプライアンスを再起動する必要があります。

12.3 ポートのリダイレクトが有効な場合、埋め込みブラウザを起動するにはユーザのサインインが必要

Filrアプライアンスに対してポートのリダイレクトが有効になっている場合(ポート番号を含めないFilrサイトURLの指定が可能)、Filrデスクトップアプリケーションから埋め込みブラウザを起動する処理を実行するときにFilrサイトにサインインする必要があります。たとえば、Filrデスクトップアプリケーションからファイルを共有する場合、Filrにサインインしてからファイルを共有する必要があります。

このような場合、デスクトップアプリケーション設定時のサーバURLにポートを入力すれば、埋め込みブラウザを使用する際に自動でサインインされます。

ポートのリダイレクトを有効にする方法については、『Novell Filr 1.0.1 Installation and Configuration Guide』の「Changing the Network Configuration Settings」を参照してください。

12.4 Filrとの併用がAccess Managerで設定されている場合、埋め込みブラウザの起動にユーザのサインインが必要

NetIQ Access ManagerがFilrのフロント処理をするように設定されている場合、Filrデスクトップアプリケーションから埋め込みブラウザを起動する処理を実行するときにFilrサイトにサインインする必要があります。たとえば、Filrデスクトップアプリケーションからファイルを共有する場合、Filrにサインインしてからファイルを共有する必要があります。

12.5 ファイルとフォルダを削除するときの動作が、英語以外の言語の『Filrデスクトップクイックスタート』に正しく記述されていない

英語以外の『Filr Desktopクイックスタート』に、Filrデスクトップアプリケーションからのフォルダとファイルの削除に関して、次のように誤った記載があります。「[マイファイル]フォルダ内のドキュメントおよびフォルダだけが、サーバ上で削除されます。[マイファイル]フォルダにないドキュメントまたはフォルダを削除しても、Filrデスクトップアプリケーションとは同期されず、ファイルとフォルダはサーバに残ります。」

ユーザに正しい動作を周知させてください。誤った記述に従うと、Filrから情報が誤って削除されてしまう可能性があります。

正しい情報を以下に示します。

Filrデスクトップアプリケーションからファイルやフォルダを削除すると、[ネットフォルダ]と[マイファイル]領域にあるすべてのファイルについては、サーバからもファイルやフォルダが削除されます。[自分が共有相手]領域のファイルまたはフォルダを削除する場合の動作は異なります。

自分が直接共有を受けたファイルまたはフォルダを[自分が共有相手]領域から削除すると、Filrデスクトップアプリケーションには同期されなくなりますが、ファイルとフォルダはサーバに残ります。

自分が共有を受けたファイル、または共有を受けたフォルダのサブフォルダとなるフォルダを削除する場合、または削除対象のファイルが共有を受けたフォルダに格納されている場合、削除する十分な権限がなくてもファイルまたはフォルダが削除されます。

13.0 モバイルアプリケーションに関する問題

Filrモバイルアプリケーションのインストール方法と実行方法については、『Novell Filr Mobile Appクイックスタート』を参照してください。

Filrモバイルアプリケーションの既知の問題を以下に示します。

13.1 ジャストインタイム同期で[ダウンロード]領域のファイルが同期されない

モバイルアプリケーションの[ダウンロード]領域からファイルにアクセスしても、ジャストインタイム同期がトリガされません。

ジャストインタイム同期だけを設定している(スケジュール設定された同期を無効にしている)場合、[ネットフォルダ]内に格納されているファイルで、モバイルアプリケーションの[ダウンロード]領域に追加されているものは、ファイルシステムから実行された変更に関して自動更新されません。ユーザがいずれかのFilrクライアントを使ってそのファイルを格納している[ネットフォルダ]をブラウズした後に初めて[ダウンロード]領域内のファイルが更新されます。

13.2 個人ストレージが有効になるとホームフォルダから追加された[ダウンロード]領域のファイルが削除される

ユーザがホームフォルダからモバイルアプリケーションの[ダウンロード]領域にファイルを追加し、それから『Novell Filr 1.0.1 Administration Guide』の「Setting Up Personal Storage」に説明されている方法でFilr管理者が個人ストレージを有効にすると、ホームフォルダからモバイルアプリケーションの[ダウンロード]領域に追加されたファイルが削除されます。

13.3 [ネットフォルダ]から[ダウンロード]領域に追加されたファイルが名前変更または移動されると削除される

[ネットフォルダ]からモバイルアプリケーションの[ダウンロード]領域にファイルを追加し、OESまたはWindowsファイルシステムでそのファイルが名前変更または移動されryち、モバイルアプリケーションの[ダウンロード]領域からそのファイルが削除されます。

13.4 パスワードに2バイト文字が含まれているとモバイルアプリケーションに認証されない

ユーザのFilrパスワードに2バイト文字が含まれている場合、Filrモバイルアプリケーションにログインできません。

13.5 500個を超えるフォルダを格納しているネットフォルダ内のフォルダが表示されない

ネットフォルダに500個を超えるフォルダが格納されている場合、ネットフォルダ内のフォルダはモバイルアプリケーションに表示されません。その代わり、ネットフォルダ内のフォイルとフォルダを見つけるには、検索機能を使用する必要があることを通知するメッセージが表示されます。

14.0 ローカライズに関する問題

14.1 動作状況ログの中国語文字

動作レポートのreport.csvファイルをMicrosoft Excelで開くと、report.csvファイルが正しく作成されていても、中国語の文字が正しく表示されません。これは、Excelが常にISOラテン文字セットを使ってファイルを読み取るためです。

1つの回避策は、Excelの代わりにOpenOffice.org Calcスプレッドシートプログラムを使用することです。この場合、中国語の文字は正しく表示されます。

Excelでの回避策:

  1. [データ]>[外部データの取り込み]>[データの取り込み]を使用して、report.csv ファイルをExcelにインポートします。

  2. report.csvファイルを選択してから、[開く]をクリックします。

  3. [区切り記号]を選択して[UTF-8]を選択してから[次へ]をクリックします。

  4. 区切り記号として[カンマ]を選択し、[次へ]をクリックしてから、[終了]をクリックします。

Excelで中国語文字が正しく表示されるようになりました。

15.0 セキュリティの問題

15.1 Access Managerによってフロント処理されているFilrに直接アクセスするとログアウトが発生しない

FilrがNetIQ Access Managerによってフロント処理されている場合、Filrに直接アクセスできるのはFilr管理者だけです。このような設定の下でFilrが直接アクセスされると、Filrシステムの同時ログアウトはできなくなります。

Filr管理者がFilrに直接ログインした後(かつFilrとAccess Managerの併用が設定されている場合)、ログアウトを確実に実行できるようにするため、すべてのブラウザセッションを直ちに終了してください。

16.0 Filr 1.0.1のバグ修正

Filr 1.0以降に修正されたバグのリストについては、「Novell Filr 1.0.1 Bug List」を参照してください。各バグの詳細については、Bugzillaのバグ番号を参照してください。

17.0 Filrマニュアル

次の資料には、Novell Filr 1.0に関する情報が記述されています。

  • オンライン製品マニュアル: Novell Filr 1.0マニュアルWebサイト.

  • 各クライアントのヘルプシステム:

    • Webビューの場合、Filrホームページの右上隅のリンクになっている自分の名前をクリックし、[ヘルプ]をクリックします。

    • デスクトップクライアントの場合、Filrコンソールの各ページにあるヘルプアイコンをクリックします。

    • モバイルアプリケーションの場合、[設定]>[ヘルプ]の順にクリックします。

Novell Filr製品マニュアルに加えて、次の資料ではFilr1.0に関してさらに詳しい情報が提供されています。