エンティティアクティビティは、識別ボールト内のエンティティを更新します。このアクティビティを使用して、エンティティの属性を作成、変更、または削除できます。このアクティビティを使用して、エンティティを作成または削除することもできます(「セクション 7.7, エンティティ動作を使用した作業」を参照)。
ワークフローには、少なくとも1つのエンタイトルメントかエンティティアクティビティが必要です。
エンティティアクティビティには次のプロパティがあります。
表 8-21 エンティティアクティビティのプロパティ
プロパティ名 |
説明 |
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アクティビティの名前を指定します。 |
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ターゲットエンティティタイプを「ユーザ」または「グループ」に指定します。 |
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ターゲットエンティティで実行される操作の種類を次の中から指定します。
エンティティの属性を作成または変更するか、新しいエンティティを作成するには、 を選択します。エンティティの属性を削除するには、 を選択します。エンティティを削除するには、 を選択します。 |
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プロビジョニング要求の承認ステータスを指定します。承認済みの場合は[True]に設定します。それ以外の場合は[False]に設定します。ワークフローステータスのこの設定方法は他の方法に優先します。たとえば、表 5-1, 概要プロパティ」を参照)や アクティビティ(「セクション 8.8, ワークフローステータス」を参照)よりも優先します。 パラメータ(「 |
エンティティアクティビティに関連付けられたデータ項目をバインドするには、ターゲットエンティティタイプに関連付けられた属性のマッピングを定義します。
表 8-22 エンティティアクティビティのデータ項目マッピング
設定 |
説明 |
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エンティティDN |
操作のターゲットであるエンティティを識別します。デフォルト値は受信者です。 新しいオブジェクトを作成するには、まだ存在しない識別名を指定します。 ヒント:DNMakerコントロールの出力は、エンティティDN値の入力として使用できます。DNMakerコントロールは、ユーザがテキストフィールドにネーミング属性を入力できるようにし、コンテナ選択用のインタフェースを表示することによって、DNを構築します。このデータが要求フォームで取得されると、出力をフローデータオブジェクトの変数にマップできます。エンティティアクティビティの定義では、式を使用して、エンティティDN設定内でこのフローデータ変数にアクセスできます。 flowdata.get(’groupdn’); DNMakerコントロールの使用の詳細については、「セクション 6.5.9, DNMaker」を参照してください。 |
タイプの変更 |
属性に対してマッピングを実行する方法を示します。次の選択肢があります。
多くの属性にとって が唯一の妥当なオプションです。したがって、このオプションが自動的に選択され、変更できません。設定を指定する前に、 設定を指定する必要があります。 |
値式の変更 |
属性のソース式を指定します。 列のセルをクリックすると、式の定義に役立つECMA Expression Builderが表示されます。使用できる属性のリストは、[プロパティ]タブで選択したエンティティタイプに応じて異なります。Designerは、サンプルのECMAScript式をこのフィールドに自動的に挿入します。与えられるコードは、 で指定した プロパティと で選択した に応じて異なります。たとえば、 に対して を、 に対して を指定した場合、Designerは、ベクトルの作成に役立つ式を挿入します。function list() { v=new java.util.Vector(); v.add('{Enter Item 1}'); v.add('{Enter Item 2}'); return v; }; list(); 場合によっては、サンプルの式と同様またはそれ以上に機能する式を作成することもできます。たとえば、複数の属性値を示すベクトルを作成する代わりに、複数の属性値を格納するフローデータ変数(「セクション 4.3.3, ワークフローデータについての理解」を参照)を作成し、getObject関数を使用してフローデータ変数値を取得できます(「ECMAScript変数」を参照)。 メモ: 列のセルは編集できません。 |
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