10.6 ライブラリオブジェクト

ライブラリオブジェクトは、複数のポリシーおよび1つまたは複数のドライバによって共有されているその他のリソースを保存します。ライブラリオブジェクトは、ドライバセットオブジェクトまたは任意のeDirectory™コンテナ内で作成できます。eDirectoryツリーには複数のライブラリが存在できます。ドライバは、ドライバを実行しているサーバがライブオブジェクトの読み取り/書き込みまたはマスタレプリカを保持している場合は、ツリー内の任意のライブラリを参照できます。

スタイルシート、ポリシー、ルール、およびその他のリソースオブジェクトは、ライブラリに保存でき、1つまたは複数のドライバによって参照できます。

10.6.1 ライブラリオブジェクトの作成

  1. アウトライン]ビュー内でドライバセットまたは識別ボールトオブジェクトを→クリックしますいくして、[新規] > [ライブラリ]をクリックします。

  2. ライブラリオブジェクトの名前を指定し、[OK]をクリックします。

    ライブラリオブジェクトフィールドの作成

10.6.2 ライブラリオブジェクトへのポリシーの追加

ライブラリは、任意のポリシー、XSLTスタイルシート、または任意のタイプのリソースオブジェクトを保持することができます。

  1. ライブラリオブジェクトを右クリックして、[新規]を選択し、ライブラリに保存したいオブジェクトのタイプを選択します。 オプションは次のとおりです。

    ライブラリオブジェクトの追加オプション

10.6.3 ライブラリオブジェクト内でのポリシーでの使用

ライブラリを作成した後に、ライブラリ内に保存されている任意のリソースを任意のポリシーで使用できます。

  1. [アウトライン]ビュー内で目的のポリシーをダブルクリックします。

  2. ポリシービルダ内を右クリックし、[新規] > [インクルード] > [インクルードを前に挿入]または[インクルードを後に挿入]を選択します。

  3. ライブラリオブジェクト内に保存されている目的のリソースを参照して選択し、[OK]を2回クリックします。

    リソースを参照して選択する