3.2 引数ビルダ

引数ビルダでは、動的なグラフィカルインタフェースによって、ルールビルダで使用する複雑な引数の式を作成できます。

引数ビルダは5つの別々のセクションで構成されます。

図 3-3 引数ビルダ

引数ビルダは、次のアクションから[引数の編集] アイコンをクリックすることで起動します。

表現を定義するには、値、オブジェクト、変数などの名詞を1つ以上選択し、これらを部分文字列、エスケープ、大文字および小文字などの動詞と組み合わせます。

次の例では、名の最初の文字と姓全体からユーザ名の引数を作成します。

  1. 名詞のリストから[属性]を選択して、[追加]をクリックします。

    属性トークン
  2. 名の属性を指定または選択します。

    エディタ内の名の属性
  3. 動詞のリストから部分文字列を選択して、[追加]をクリックします。

    部分文字列トークン
  4. 長さ]フィールドに「1」を入力します。

    エディタ
  5. [名の属性]を選択して、[下へ移動]アイコンをクリックします。

    名の属性を下へ移動
  6. 名詞のリストから属性を選択して、[追加]をクリックします。

  7. 名字属性を指定または参照します。

  8. 名字の属性を選択してから、[下へ移動]アイコンを2回クリックします。

    名字の属性を下へ移動

    引数に名の属性の最初の文字が渡され、目的の値を構築するために名字の属性に追加されます。

  9. OK] をクリックして、引数を保存します。

3.2.1 引数ビルダのヒント

  • ポリシービルダのクリップボードを使用するには、[切り取り]/[コピー]/[貼り付け]アイコン 切り取り/コピー/貼り付けアイコンを使用します。クリップボード内の現在の内容がその場所では使用できない場合、[貼り付け]アイコンは無効になります。

  • 引数内でトークンの位置を変更したり、トークンを削除するには、[上へ移動]/[下へ移動]/[削除]アイコン[上へ移動]/[下へ移動]/[削除]アイコンを使用します。

  • 引数ビルダのインタフェースをリフレッシュするには、[表現パネルアイコンの更新]リンクを使用します。 トークンを追加または変更すると、インタフェースは自動的にリフレッシュされます。