ZENworks for Desktops 4をインストールすると、インベントリサーバの役割はデフォルトでスタンドアロンに設定されています。Inventory Serviceオブジェクトを設定すると、インベントリの展開に基づいてインベントリサーバに特定の役割を割り当てることができます。
たとえば、展開計画でルートサーバ、データベースが接続されている中間サーバ、およびリーフサーバの3台のサーバがインベントリを展開するために識別されている場合、これらのサーバにWorkstation Inventoryをインストールし、サーバの役割を選択します。その後でインベントリ展開を変更する場合は、サーバの役割を変更する必要があります。たとえば、既存ルートサーバにインベントリ対象ワークステーションを接続する場合、Inventory Serviceオブジェクトの役割をルートサーバからインベントリ対象ワークステーションが接続されているルートサーバに変更します。新しい役割に応じて、設定する必要があるポリシーもあります。
役割を変更する場合は、既存のインベントリの配置に影響を及ぼす可能性があるため、あらかじめよく考えるようにしてください。また、必要なディスク容量を考慮し、インベントリに必要な環境が設定されていることを確認します。
次の図は、現在の展開および展開の変更を示しています。

サーバの役割を変更する:
ConsoleOneで、Inventory Serviceオブジェクト(servername_ZenInvservice)を右クリックし、[Properties]>[Inventory Service Object Properties]タブの順にクリックします。
Inventory Serviceオブジェクトの新しい役割を選択してから、[Apply]をクリックします。
選択した役割に基づいて、実行する必要があるアクションが一覧表示されます。たとえば、役割をルートサーバからインベントリ対象ワークステーションが接続されているルートサーバに変更する場合、接続したインベントリ対象ワークステーションに対するWorkstation Inventoryポリシーを設定する必要があります。同様に、他のサーバに役割を変更する場合でも、指示に従わなければ新しい役割が有効になりません。
変更したサーバ上で実行されているサービスを停止し、役割を変更するために必要なアクションを実行した後、サーバを起動します。
すべてのInventory Serviceを停止する:
stopser *
java -killZenWSInv
すべてのInventory Serviceを再起動する:
次の節では、Inventory Serviceオブジェクトの役割を変更する際に役立つ情報を紹介します。
ルートサーバの役割を別の役割に変更するには、次の表で指定されている操作を実行します。
| ルートサーバの変更後の役割 | 作業 |
|---|---|
インベントリ対象ワークステーションが接続されているルートサーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
|
中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
データベースが接続されている中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
データベースとインベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
|
インベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
リーフサーバ、データベースが接続されたリーフサーバ、またはスタンドアロンサーバ |
このような変更はインベントリシステム全体に影響するため、Workstation Inventoryでは、ルートサーバをこれらのサーバに変更することはできません。これらの役割を割り当てる必要がある場合は、Workstation Inventoryをアンインストールした後、Workstation Inventoryコンポーネントを再インストールする必要があります。 |
次の表の操作に従ってください。
| インベントリ対象ワークステーションが接続されているルートサーバの変更後の役割 | 作業 |
|---|---|
ルートサーバ |
役割を変更する前に、次の作業を実行します。
|
中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
データベースが接続されている中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
データベースとインベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
|
インベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
役割を変更する前に、次の作業を実行します。
|
リーフサーバ、データベースが接続されたリーフサーバ、またはスタンドアロンサーバ |
このような変更はインベントリシステム全体に影響するため、Workstation Inventoryでは、ルートサーバをこれらのサーバに変更することはできません。これらの役割を割り当てる必要がある場合は、Workstation Inventoryをアンインストールした後、Workstation Inventoryコンポーネントを再インストールする必要があります。 |
次の表の操作に従ってください。
| 中間サーバの変更後の役割 | 作業 |
|---|---|
ルートサーバ |
次の作業を実行します。
|
インベントリ対象ワークステーションが接続されているルートサーバ |
次の作業を実行します。
|
データベースが接続されている中間サーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
|
データベースとインベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
|
インベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
|
リーフサーバ、データベースが接続されたリーフサーバ、またはスタンドアロンサーバ |
このような変更はインベントリシステム全体に影響するため、Workstation Inventoryでは、中間サーバをこれらのサーバに変更することはできません。これらの役割を割り当てる必要がある場合は、Workstation Inventoryをアンインストールした後、Workstation Inventoryコンポーネントを再インストールする必要があります。 |
次の表の操作に従ってください。
| データベースが接続されている中間サーバの変更後の役割 | 作業 |
|---|---|
ルートサーバ |
役割を変更する前に、次の作業を実行します。
|
インベントリ対象ワークステーションが接続されているルートサーバ |
次の作業を実行します。
|
中間サーバ |
役割を変更する前に、次の作業を実行します。
|
データベースとインベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
|
インベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
リーフサーバ、データベースが接続されたリーフサーバ、またはスタンドアロンサーバ |
このような変更はインベントリシステム全体に影響するため、Workstation Inventoryでは、中間サーバをこれらのサーバに変更することはできません。これらの役割を割り当てる必要がある場合は、Workstation Inventoryをアンインストールした後、Workstation Inventoryコンポーネントを再インストールする必要があります。 |
次の表の操作に従ってください。
次の表の操作に従ってください。
| インベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバの変更後の役割 | 作業 |
|---|---|
ルートサーバ |
次の作業を実行します。
|
インベントリ対象ワークステーションが接続されているルートサーバ |
次の作業を実行します。
|
中間サーバ |
役割を変更する前に、次の作業を実行します。
|
データベースが接続されている中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
データベースとインベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
|
リーフサーバ、データベースが接続されたリーフサーバ、またはスタンドアロンサーバ |
このような変更はインベントリシステム全体に影響するため、Workstation Inventoryでは、中間サーバをこれらのサーバに変更することはできません。これらの役割を割り当てる必要がある場合は、Workstation Inventoryをアンインストールした後、Workstation Inventoryコンポーネントを再インストールする必要があります。 |
次の表の操作に従ってください。
| リーフサーバの変更後の役割 | 作業 |
|---|---|
ルートサーバ |
次の作業を実行します。
|
インベントリ対象ワークステーションが接続されているルートサーバ |
次の作業を実行します。
|
中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
データベースが接続されている中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
データベースとインベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
|
インベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
この役割変更では、ポリシーを変更する必要はありません。 |
データベースが接続されているリーフサーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
|
スタンドアロンサーバ |
次の作業を実行します。
|
次の表の操作に従ってください。
| データベースが接続されているリーフサーバの変更後の役割 | 作業 |
|---|---|
ルートサーバ |
次の作業を実行します。
|
インベントリ対象ワークステーションが接続されているルートサーバ |
次の作業を実行します。
|
中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
データベースが接続されている中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
データベースとインベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
|
インベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
役割を変更する前に、次の作業を実行します。
|
リーフサーバ |
役割を変更する前に、次の作業を実行します。
|
スタンドアロンサーバ |
役割を変更する前に、次の作業を実行します。
|
次の表の操作に従ってください。
| スタンドアロンサーバの変更後の役割 | 作業 |
|---|---|
ルートサーバ |
次の作業を実行します。
|
インベントリ対象ワークステーションが接続されているルートサーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
|
中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
データベースが接続されている中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
データベースとインベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
|
インベントリ対象ワークステーションが接続されている中間サーバ |
次の作業を実行します。
|
リーフサーバ |
次の作業を実行します。
|
データベースが接続されているリーフサーバ |
役割を変更した後、次の作業を実行します。
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