Novell(R) Application LauncherTMでは、アプリケーションの起動、配布、フィルタ処理、アンインストール、キャッシュ、および終了などのイベントの成否に関するレポートを作成できます。
イベントは、ODBC対応データベースやテキストログファイルに書き込んだり、SNMPトラップとして管理コンソールに送信したり、XMLデータとしてWeb URLに送信して処理することができます。イベントレポート機能はアプリケーションごとに設定されるので、アプリケーションごとにレポーティング方法を変更することができます。同じアプリケーションに4つの方法すべてを使用することもできます。
次の節では、各タイプのイベントレポート機能をセットアップする方法と、1つまたは複数のレポーティング方法を使用できるようにアプリケーションオブジェクトを設定する方法について説明します。
注: これらの節で説明するレポート機能は、Application Launcherによって起動されたアプリケーション(つまり、アプリケーションオブジェクトを持つアプリケーション)のみに適用されます。Application Launcherは、起動しないアプリケーションに関するレポートも作成できます。これらのアプリケーションはローグプロセスと呼ばれます。ローグプロセスのレポート機能の設定については、ローグプロセスの追跡および管理を参照してください。
MSIアプリケーション(Microsoft Windows Installerによってインストールされるアプリケーション)を配布する場合は、詳細ログ作成機能をオンにして、Windows Installerがユーザのワークステーション上のログファイルに情報を出力するようにすることができます。詳細については、次の節を参照してください。