CDは読み込み専用であるため、作成されるイメージ用ではなく適用されるイメージ用の記憶媒体としてのみ使用することができます。CDからのイメージ適用手順はそのCDがイメージングブートCD、別の(ブート可能でない)CDのどちらであるかによって変わってきます。
イメージングブートCDからイメージを適用する:
CDにデータを焼き付けるソフトウェアを使用して、イメージングブートCDにソースイメージを焼き付けます。詳細については、イメージングブートCDの準備を参照してください。
対象のコンピュータをそのCDからブートし、ブートプロンプトが表示されたら「manual」と入力します。
コンピュータがブートに失敗した場合は、『ZENworks for Desktops 4トラブルシューティングガイド』の「Workstation Imagingのトラブルシューティング」にある「イメージングブートCDからワークステーションを起動できない」を参照してください。
Linuxプロンプトが表示されたら、「img dump」と入力し、利用可能なパーティションを表示します。イメージングブートCDのパーティション番号を書き留めます。
または、
「img」と入力してメニューを表示し、[Dump]>[No Geometry]の順に選択します。
イメージを書き込むには、次の2つの方法があります。
img restorelpNumber /path/image.zmg
pNumberにはイメージングブートCDのパーティション番号、pathおよびimageにはイメージングブートCDのルートからのイメージのパスとファイル名を指定します。
これらの点およびimgコマンドパラメータの詳細については、イメージングエンジン(Img:コマンドラインとメニュー)を参照してください。
イメージングが終了したらCDを取り出し、次の作業を実行して、新規イメージが適用された状態でコンピュータをブートします。
その他の(ブート可能でない)CDからイメージを適用する:
CDにデータを焼き付けるソフトウェアを使用して、ソースイメージをCDに焼き付けます。
ZfD Workstation Imagingデバイスから対象のコンピュータをブートし、ブートプロンプトが表示されたらに「manual」と入力します。画面の指示に従って、第2、第3、および第4のディスクを挿入します。
ソースイメージが保存されているCDを挿入します。
Linuxプロンプトが表示されたら「cdrom.s」と入力し、CDをマウントします。
これにより、CDが/mnt/cdromにマウントされます。
イメージを書き込むには、次の2つの方法があります。
img restorel /mnt/cdrom/path/image.zmg
pathおよびimageには、CDのルートからイメージへの相対パスとイメージファイル名を指定します。
その他の関連コマンドパラメータの詳細については、イメージングエンジン(Img:コマンドラインとメニュー)を参照してください。
イメージングが終了したらイメージングデバイス(使用する場合)を取り出し、次の作業を実行して、新規イメージが適用された状態でコンピュータをブートします。