CDの使用

CDは読み込み専用であるため、作成されるイメージ用ではなく適用されるイメージ用の記憶媒体としてのみ使用することができます。CDからのイメージ適用手順はそのCDがイメージングブートCD、別の(ブート可能でない)CDのどちらであるかによって変わってきます。

イメージングブートCDからイメージを適用する:

  1. CDにデータを焼き付けるソフトウェアを使用して、イメージングブートCDにソースイメージを焼き付けます。詳細については、イメージングブートCDの準備を参照してください。

  2. 対象のコンピュータをそのCDからブートし、ブートプロンプトが表示されたら「manual」と入力します。

    コンピュータがブートに失敗した場合は、『ZENworks for Desktops 4トラブルシューティングガイド』の「Workstation Imagingのトラブルシューティング」にある「イメージングブートCDからワークステーションを起動できない」を参照してください。

  3. Linuxプロンプトが表示されたら、「img dump」と入力し、利用可能なパーティションを表示します。イメージングブートCDのパーティション番号を書き留めます。

    または、

    img」と入力してメニューを表示し、[Dump]>[No Geometry]の順に選択します。

  4. イメージを書き込むには、次の2つの方法があります。

    これらの点およびimgコマンドパラメータの詳細については、イメージングエンジン(Img:コマンドラインとメニュー)を参照してください。

  5. イメージングが終了したらCDを取り出し、次の作業を実行して、新規イメージが適用された状態でコンピュータをブートします。

    1. Linuxプロンプトが表示されたら、「lilo.s」と入力し、<Enter>を押します。

    2. <Ctrl>+<Alt>+<Delete>を押します。

      新しいオペレーティングシステムでコンピュータがブートしない場合(Linuxプロンプトが表示された場合)は、「lilo.s」コマンドを再度入力し、コンピュータの2度目の再起動を実行します。

その他の(ブート可能でない)CDからイメージを適用する:

  1. CDにデータを焼き付けるソフトウェアを使用して、ソースイメージをCDに焼き付けます。

  2. ZfD Workstation Imagingデバイスから対象のコンピュータをブートし、ブートプロンプトが表示されたらに「manual」と入力します。画面の指示に従って、第2、第3、および第4のディスクを挿入します。

  3. ソースイメージが保存されているCDを挿入します。

  4. Linuxプロンプトが表示されたら「cdrom.s」と入力し、CDをマウントします。

    これにより、CDが/mnt/cdromにマウントされます。

  5. イメージを書き込むには、次の2つの方法があります。

    その他の関連コマンドパラメータの詳細については、イメージングエンジン(Img:コマンドラインとメニュー)を参照してください。

  6. イメージングが終了したらイメージングデバイス(使用する場合)を取り出し、次の作業を実行して、新規イメージが適用された状態でコンピュータをブートします。

    1. Linuxプロンプトが表示されたら、「lilo.s」と入力し、<Enter>を押します。

    2. <Ctrl>+<Alt>+<Delete>を押します。

      新しいオペレーティングシステムでコンピュータがブートしない場合(Linuxプロンプトが表示された場合)は、「lilo.s」コマンドを再度入力し、コンピュータの2度目の再起動を実行します。