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インストールガイド 05/21/03 11:48:11 |
この章では、Novell exteNd アプリケーションサーバで使用するMicrosoft SQL Serverデータベースの使用方法について説明します。 この章には、SilverMasterデータベースあるいは配備データベースとしてMicrosoft SQL Serverを使用することについての情報も含まれています。 この章の節は次のとおりです。
サポートされているデータベースバージョンの最新情報については、Novell exteNd アプリケーションサーバの
リリースノートを参照してください。
Novell exteNd アプリケーションサーバがJDBCまたはODBCを介してMicrosoft SQL Serverデータベースにアクセスするかどうかにかかわらず次の手順を実行します。
アプリケーションサーバをインストールする前に、実際のSQL Serverデータベースとその土台となるデータベースデバイスを作成する必要があります。 これらのオブジェクトは、ISQLまたはSQL Enterprise Managerなどのグラフィカルツールを使用して作成できます。
この節では、SQL Enterprise Managerを使用してオブジェクトを作成する方法について説明します。 これらのオブジェクトを作成するには、SAまたはSA権限を持つアカウントを使用してSQL Serverに接続する必要があります。
作成したデバイス(データ用にはSilverMasterDataそしてトランザクションログ用にはSilverMasterLog)を使ってSilverMasterと呼ばれるデータベースを作成します。
定期的にこのデータベースのバックアップを作成しない場合は、[Checkpoint]オプションの[Truncate Log]を有効にします。 [データベース]を右クリックして、[Edit]を選択します。 このオプションは[Options]タブにあります。
SQL Server 6.5の場合は、[TEMPDBデータベース]を右クリックし[Edit]を選択して、TEMPDBデータベースのサイズを確認してください。
データベースのサイズは、[Database]タブに表示されます。 TEMPDBデータベースのサイズが50 MBより小さい場合は、[MASTERデバイス]のサイズを増やし、[Expand the database](このオプションはData Size値と同じタブにあります)を選択して拡張してください
SQL Serverに適切な容量のメモリが割り当てられていることを確認してください。 メモリの状態は、SQL Enterprise Managerで確認できます。
SQL Server Enterprise Managerから、[databases]を右クリックし、[New Database]を選択して新規のデータベース名、たとえばSilverMasterを指定します。
[File Properties]では、ファイルのサイズを無制限にするかまたはデータベース用に最低でも30 MBを指定することができます。
[Transaction Log]タブを選択し、ファイルのサイズを無制限にするかまたはログファイル用に最低でも30 MBを指定します。
[TEMPDB]を選択し、次にこれを右クリックして、[Properties]を選択します。 ファイルのサイズが無制限になっているか、または最低でも50 MBが割り当てられているか確認します。
SQL Serverに適切な容量のメモリが割り当てられていることを確認してください。 メモリの状態は、SQL Enterprise Managerで確認できます。
[Dynamically configure SQL Server memory]が選択されているかどうかを確認します。あるいは、SQL Server用に固定したメモリ容量を使用している場合は、マシン内の物理的な総RAM容量から64 MBを引いた後の容量をSQL Serverに割り当てます(マシンでSQL Serverだけを実行している場合)。 マシン(Novell exteNd アプリケーションサーバ、MS Exchangeなど)上で他のサーバアプリケーションも実行されている場合は、これらのアプリケーションで必要なメモリ容量も総RAM容量から差し引く必要があります。
SilverUserLoginと呼ばれるログインを作成します。 次の点に注意してください。
作成したSilverMasterデータベースに対してこのログイン用のデフォルトデータベースを設定する必要があります。 デフォルトデータベースを設定しないと、アプリケーションサーバの起動時に「The database schema for SilverMaster is out of sync.」のエラーメッセージが表示されます。
SQL Server 6.5の場合は、このアカウントのエイリアスをSilverMasterデータベースのDBOとする必要があります。 SQL Server 7の場合は、SQL Server認証モードを使用してログインを作成し、[Database Access]タブで必要なデータベースのdb_ownerの役割を有効にします。
SilverUserLoginは次の権限を有している必要があります。 Create Table、Create View、Create SP、Create Default、Create Rule、Backup DB、Backup Log。
アプリケーションサーバは、Microsoftから提供されているJDBCドライバを使用してMicrosoft SQL Serverに接続できます。
アプリケーションサーバが置かれるシステム上にMicrosoft SQL Server JDBCドライバをインストールする必要があります。 JDBCドライバから宛先のSQL Serverデータベースに接続できなければなりません。
Microsoft SQL Server JDBCドライバの場所(JARファイルのmsbase.jar、mssqlserver.jar、およびmsutil.jar)は、AGCLASSPATH変数の中で指定する必要があります。 Windowsの場合、AGCLASSPATHはシステム環境変数です。 UNIXの場合は、agprofileファイルの中にあります。 NetWareの場合は、setenvコマンドを使用してAGCLASSPATHを設定する必要があります(setenv AGCLASSPATH=
path1
;
path2
;
path3
;...
)。
詳細については、『管理者ガイド』の
データソース設定に関する章を参照してください。
アプリケーションサーバは、MicrosoftからSQL Serverクライアントの一部として提供されているODBCドライバを使用してMicrosoft SQL Serverに接続できます。 ODBCドライバにはいくつかのバージョンがあります。
アプリケーションサーバが置かれるシステム上にMicrosoft SQL Serverクライアントソフトウェアをインストールする必要があります。 クライアントは宛先のSQL Serverデータベースに接続するよう設定されている必要があります。
SilverMasterデータベースまたは配備データベース用ODBC System DSNエントリの設定
Version 6.5データベース用ODBC System DSNを作成する
[Options]ボタンをクリックし、作成済みのSQLステートメントの作業用ストアドプロシージャを選択解除して、アプリケーションで使用するストアドプロシージャをドロップします。
このオプションを選択解除しないと、アプリケーションサーバはデータベースと一緒に正しく機能しません。
Version 7データベース用ODBC System DSNを作成する
これでアプリケーションサーバーからMicrosoft SQL Serverデータベースにアクセスする準備が整いました。 これで、次の作業ができるようになります。
詳細については、『管理者ガイド』の
データソース設定に関する章を参照してください。
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インストールガイド 05/21/03 11:48:11 |
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