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第3章    NetWareでのexteNd アプリケーションサーバのインストール

この章では、Novell NetWareにNovell exteNd アプリケーションサーバをインストールする方法について説明します。 この章のトピックは次のとおりです。

 
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システム要件とサポートされているデータベース

次に関する最新情報については、 リリースノートを参照してください。

NetWareにNovell exteNd アプリケーションサーバをインストールするには、SilverMasterデータベースとして使用されるMySQLデータベースが必要です。 デフォルトでは、インストールプログラムによって自動的にこのデータベースがされます。通常は、この方法を使用します。 (ただし、SilverMasterとして使用したい既存のMySQLデータベースがある場合は、これを指定することもできます。)

For more information    アプリケーションサーバでのMySQLデータベース使用の詳細については、 を参照してください。 アプリケーションサーバのデータベースセットアップの一般的な情報については、『管理者ガイド』の データソース設定に関する章を参照してください。

 
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アプリケーションサーバのインストール

「NetWareインストール」の一部としてNovell exteNd アプリケーションサーバをインストールします。 最初のNetWareインストール時にアプリケーションサーバをインストールするか、あるいはNetWareのセットアップ終了後にインストールするかを選択できます。 いずれの場合でも、NetWareインストール画面にはアプリケーションサーバの設定を問うプロンプトが表示されます。

Procedure アプリケーションサーバをインストールする

  1. NetWareインストールを起動します。

  2. 必要なアプリケーションサーバを指定するには、次のいずれかの方法で行います。

    また、MySQL (exteNd J2EE Web Application Serverを選択すると、Apacheと他のサポートソフトウェアと一緒に自動的にMySQLが含まれます)も必要です。

  3. NetWareインストール画面に適宜応答します。 最終的にアプリケーションサーバのインストール画面が表示されます。

  4. [Details]画面には、アプリケーションサーバ設定に関する基本的な設定項目が表示されます。 必要に応じてデフォルト値を受け入れるか、または変更できます。

    設定

    デフォルト

    Admin Name and Password

    admin admin

    HTTP Port

    83

    注記:   デフォルトでは、NetWare上のApache HTTP Serverはポート80を使用し、リクエストをアプリケーションサーバにリダイレクトします。

    Restrict Access

    このチェックボックスはチェックされています(アプリケーションサーバの保護のため)。

    For more information    これらの設定の詳細については、NetWareインストールの際に[Details]画面のコンテキストヘルプを参照してください。

  5. [Database Information]画面には、アプリケーションサーバのSilverMasterとして使用されるMySQLデータベースの設定項目が表示されます。 必要に応じてデフォルト値を受け入れるか、または変更できます。

    設定

    デフォルト

    MySQL Database Host

    ローカルホスト

    MySQL Database Port

    3306

    DB User Name and Password

    appserver appserver

    SilverMaster Name

    SilverMaster50

    SilverMasterInitの実行

    このチェックボックスはオンになっています(アプリケーションサーバで必要なSilverMasterシステムテーブルと一緒にMySQLデータベースが作成されるようにするため)。

    For more information    これらの設定の詳細については、NetWareインストールの際に[Details Information]画面のコンテキストヘルプを参照してください。

設定が終了すると、アプリケーションサーバはインストールされ、順に設定が行われます。

要約   自動インストールによるインストールプロセスの要約は次のとおりです。

クラスタの設定   負荷分散およびフェイルオーバの機能を提供するためサーバマシンのクラスタを設定する場合は、アプリケーションサーバのインストール時に特別な手順がいくつか必要となります。

For more information    詳細については、『管理者ガイド』の クラスタの管理に関する章を参照してください。

 
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インストールのテスト

インストールのテストを行うには、アプリケーションサーバとSMC(Server Management Console)を起動します。

Procedure アプリケーションサーバおよびSMCを起動する

  1. NetWareサーバを起動します。

    autoexec.ncfファイルの内容がデフォルトのままの場合は、SilverServer.nlmをロードすることでアプリケーションサーバは自動的に起動されます。

    手動でアプリケーションサーバを起動する必要がある場合は「システムコンソール」からSilverServerと入力します。

    For more information    アプリケーションサーバの起動と終了の詳細については、『管理者ガイド』の サーバの実行に関する章を参照してください。

  2. Ctrl]を押しながら[Esc]を押して、コンソールの選択画面を表示します。 次にリストから[exteNd Application Server]を選択してアプリケーションサーバのコンソールを表示します。

    アプリケーションサーバの準備が整うと、次のメッセージが表示されます。

      exteNd application server ... serving at: http://host:port ...
    
  3. Ctrl]を押しながら[Esc]を押して、コンソールの選択画面に戻ります。 これで次のいずれかの操作を実行して、SMCを起動できます。

  4. SMCが表示されたら、これを使用して確認を行い、必要に応じてアプリケーションサーバのプロパティを変更できます。

    For more information    SMC使用の詳細については、『管理者ガイド』の 管理の概要に関する章を参照してください。

 
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インストールされているヘルプファイルの表示

Novell exteNd アプリケーションサーバについてのドキュメンテーションは、HTMLとPDFフォーマットの両方で提供されています。 インストールでは、これら3つのファイルをNetWareマシンの次のディレクトリにコピーします。

  SYS:\exteNd\AppServer\docs

アプリケーションサーバのドキュメンテーションを表示するには、適切なソフトウェアが備わっているユーザマシンが必要です。

表示:

必要な現在のバージョン

HTMLファイル(オンラインヘルプシステム)

次のWebブラウザのいずれか:

  • Microsoft Internet Explorerの場合

  • Netscape Navigatorの場合

PDFファイル

Adobe Acrobat Reader

たとえば、Microsoft WindowsとInternet Explorerが動作しているマシンを使用してNetWareマシンからStart_Core_Help.htmlファイルにアクセスできます。 これによってアプリケーションサーバのヘルプが起動されます。

ヘルプのURI   必要に応じて、NetWareと一緒にインストールされているApache HTTP Serverを介してアプリケーションサーバのヘルプにアクセスすることもできます。 サーバホストのポート80でURI /exteNdAppServerDocsを参照します。

  http://myserver/exteNdAppServerDocs/

SMC help   すでに説明したブラウザ要件のため、NetWareで実行中の場合はSMC (Server Management Console)からのヘルプの起動はサポートされていません。

For more information     SMCのマニュアルについては、『管理者ガイド』を参照してください。

 
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関連クライアントソフトウェアのインストール

アプリケーションサーバを使用できるようにするため、Novell Clients Software CDにはMicrosoft Windowsにインストールして実行できるいくつかのexteNd 製品が含まれています。

プロダクト

説明

Novell exteNd Workbench

IDE(integrated development environment )は、Web ServicesおよびJ2EEアプリケーションを作成し次にこれをJ2EEサーバに配備する際の手助けをすることを目的として設計されています。

Novell exteNd アプリケーションサーバクライアント

配備、アプリケーションサーバ管理およびアプリケーションランタイム用のクライアントサイドのツール

  • SilverCmd (コマンドラインユーティリティ)

  • SMC (Server Management Console)

  • SilverJ2EEClient (J2EEアプリケーションクライアント コンテナ)

  • JRE with jBroker (およびその他のサポートソフトウェア)

  • Help (Novell exteNd アプリケーションサーバの詳細なオンラインヘルプ)

Procedure exteNd クライアント製品をインストールする。

  1. Microsoft Windowsマシンを起動します。

    For more information    サポートされるWindowsエディションおよびバージョンのリストについては、Novell Clients Software CDを参照してください。

  2. 他のアプリケーションが現在Windowsで実行中でないことを確認してください。

  3. Novell Clients Software CDをCD-ROMドライブに挿入します。次にCDの指示に従って希望する製品のインストールを開始します。

  4. 製品のインストールが開始されたら、画面上の指示に従います。

インストールが終了すると、(NetWareまたはその他のサポートされているプラットフォームを実行中の)他のシステム上のNovell exteNd アプリケーションサーバとともに動作するためexteNd クライアントソフトウェア(Novell exteNd WorkbenchまたはNovell exteNd アプリケーションサーバクライアント)をWindowsマシンで使用することができます。

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