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    First Previous Next Last ツールガイド  05/22/03 08:41:32 

第9章    レジストリマネージャ

この章では、Workbenchにより提供されるレジストリの参照および公開機能について説明します。この章は、次のトピックから構成されています。

 
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UDDIについて

Webサービスを変換するビジネスレジストリの標準は、「UDDI」(Universal Description, Discovery, and Integration)です。UDDIは、サービスについて説明したり、他の会社のサービスを見つけたり、リモートパートナーと自動化または半自動化された方法でeビジネスを行うために必要なメソッドを理解したりするための、統一された方法を企業に提供するように設計されています。UDDIによって、レジストリ管理機能の基礎が形成されます。

For more information    UDDIの詳細については、 http://www.uddi.orgの完全な標準を参照してください。

 
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レジストリマネージャについて

Workbenchによって、[Navigation]ペインの[Registries]タブを通してアクセスできるレジストリマネージャ、およびレジストリプロファイルを定義するための機能が提供されます。

次のようなWorkbenchレジストリ機能があります。

 
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レジストリプロファイルの定義

レジストリはURLによって指定され、ローカルまたはWebベースにすることができます。Workbenchでレジストリにアクセスする前に、レジストリの「プロファイル」を定義します。Workbenchには、すでに定義済みのレジストリプロファイルがあります。

Procedure レジストリプロファイルを定義する

  1. メニューから[Edit]>[Profiles]の順に選択します。

    [Profiles]ダイアログボックスが開きます。

  2. Registries]タブを選択します。

    UDDIProfiles

  3. 既存のプロファイルを編集または削除する場合は、[Profile name]リストボックスから選択し、[Edit]または[Delete]をクリックします。新しいプロファイルを作成する場合は、[New]をクリックします。

    UDDICreate

  4. 次の情報を指定します。

    オプション

    説明

    [Profile name]

    プロファイルの名前

    [Registry type]

    レジストリのタイプ(デフォルトはUDDI)

    [Inquiry URL]

    レジストリを照会できるURL

    [Publish URL]

    新しいサーバをレジストリに公開できるURL

    [User name]および[Credential]

    公開アクセスのためにレジストリプロバイダによって割り当てられた情報(該当する場合)

    [Include in Registry Search]

    このレジストリをデフォルトの検索セットに含ませるかどうかを指定します。

  5. OK]をクリックします。

レジストリプロファイルを定義すると、レジストリマネージャを使用してレジストリを参照したり、サービスをレジストリに公開したりすることができます。

 
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レジストリの参照

レジストリマネージャにより、[Navigation]ペインの[Registries]タブを通してレジストリを参照できます。[Registries]タブ内には、[Business]ペインおよび[Service]ペインの2つのサブペインがあります。

UDDIBrowse

 
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表示される情報

レジストリマネージャには、次のタイプの情報が表示されます。

[Business]ペイン   レジストリのビジネスセクションには、次のタイプの情報を含むことができます。

情報

アイコン

説明

[Business name]

tut1-IconBusinessName

このレジストリで使用される企業名

[Description]


企業について説明する短い語句

[Categories]

tut1-IconCategories

企業が属するカテゴリ

分類スキームは、少なくとも、産業セグメントのNAICSコード、製品およびサービス分類のUNSPSC、および地理上の情報の、3つのソースに基づきます。

[Identifiers]

tut1-IconIdentifiers

DUNS番号など、企業についての情報

[Services]

tut1-IconServices

HTTPを通じて呼び出せるWebサービス、および営業と技術サポートの問い合せ情報などの他のサービスなど、企業によって提供されるサービスのリスト

サービス名を選択すると、[Service]ペインに詳細を表示できます。

[Service]ペイン   レジストリのサービスエントリには、次のタイプの情報を含むことができます。

情報

アイコン

説明

[Service name]

tut1-IconServiceName

サービスの名前

[Business name]

tut1-IconBusinessName

サービスを提供する企業

[Description]


サービスについて説明する短い語句

[Binding]

tut1-IconBinding

サービスを呼び出すためのURL

[tModel]

tut1-IconTModel

サービスについて説明するデータ

UDDIレジストリによって、データは名前および値の組のセットであるtModelとして保存されます。tModelノードの後ろに説明がある場合があります。

[Overview URL]


tModelデータの使用方法を説明するドキュメントのURL

Webサービスでは、通常これはWSDLドキュメントです。

[Categories]

tut1-IconCategories

サービスのカテゴリ

分類には、名前(たとえばuddi-org:types)および値(たとえばwsdlSpec)の2つの部分があります。値wsdlSpecにより、WSDLドキュメントがサービスによって使用可能であることが指定されます。他のタイプのサービスでは、他の分類スキームを使用できます。

 
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ポップアップメニュー

レジストリマネージャの各ペインには、ポップアップメニューがあります。

[Business]ペイン   [Business]のポップアップメニューを表示するには、[Business]ペインのエントリにカーソルを置き、右クリックします。次のメニューが表示されます。

メニュー項目

説明

[Copy Text]

現在選択されているビジネスツリーノードから、別の領域またはファイルにテキストをコピーできます。

[Clear Tree]

検索して取得したビジネス情報のペインを削除します。

[Advanced Search]

企業別の洗練された検索を実行できます。

For more information    詳細については、 企業別に検索を参照してください。

[Service]ペイン   [Service]のポップアップメニューを表示するには、[Service]ペインのエントリにカーソルを置き、右クリックします。次のメニューが表示されます。

メニュー項目

説明

[Copy Text]

現在選択されているサービスツリーノードから、別の領域またはファイルにテキストをコピーできます。

[Clear Tree]

検索して取得したサービス情報のペインを削除します。

[Retrieve WSDL]

レジストリから選択されたサービスのWSDLを取得します。この操作には[Retrieve WSDL]ボタンを使用することもできます。

[Delete Service]

選択したオブジェクトを削除します(許可を持っている場合)。サービスを削除する前に、確認のメッセージが表示されます。

[Advanced Search]

サービス別の洗練された検索を実行できます。

For more information    詳細については、 サービス別に検索を参照してください。

 
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アクションボタン

[Business]ペインおよび[Service]ペインのさまざまなアクションボタンの場所は、次の図のとおりです。

RegManButtons

 
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企業別に検索

[Business]ペインで企業別に検索します。

Procedure 名前またはキーワードで企業を検索する

  1. 完全な企業名または企業名の一部、またはキーワードを、[Business]の下のテキストボックスに入力します。

    ヒント:   また、縦線で区切った企業名のグループを入力すると、複数の企業グループを検 索することもできます。例: XMethods|IBM|Sun。

  2. (下向きの矢印のような形をした)[Search]ボタンをクリックします。

    検索の進行中は、(通常グレー表示の)[Stop]ボタンが赤になっています。検索には、数分かかる場合があります。検索を中断するには、[Stop]ボタンをクリックします。不完全な検索結果が[Business]ペインに表示されます。

    一致する企業のリストがツリービュー形式で表示されます。ツリーのトップレベルにある各ノードはレジストリで、レジストリの各チャイルドは企業名であり、各ビジネスの下には説明、カテゴリ、およびサービスから構成される詳細な情報があります。

    businesspaneresult

    (上部)[Business]ツリーのサービスエントリをクリックすると、サービスの詳細情報が(下部)[Service]ペインにツリー形式で表示されます。

    searchregistry

Procedure 詳細な企業検索条件を設定する

  1. キーワードのテキストボックスは空白のままにします。

  2. (双眼鏡のような形をした)[Advanced Search]ボタンをクリックします。

    次のような[Business Discovery Criteria]ダイアログボックスが表示されます。

    SetBrowsingCriteriaBusinees

  3. 次のいずれかの検索条件オプションを選択します。

  4. 次のように、検索オプションおよびソートオプションを選択します。

  5. Profiles]の下で、ドロップダウンリストから検索するレジストリを選択します。自動検索のために[Profiles]ダイアログボックスで指定したレジストリは、すでに選択されています。検索リストを無効にするには、リストのレジストリを1つまたはすべて選択します。元の(デフォルトの)レジストリに戻るには、[Reset]をクリックします。

  6. OK]をクリックします。

    検索が開始されます。

 
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サービス別に検索

[Service]ペインでサービス別に検索します。

Procedure 名前またはキーワードでサービスを検索する

  1. 完全なサービス名またはサービス名の一部、またはキーワードを、[Service]の下のテキストボックスに入力します。

    ヒント:   また、縦線で区切ったサービス名のグループを入力すると、複数のサービスグルー プを検索することもできます。

  2. (下向きの矢印のような形をした)[Search ]ボタンをクリックします。

    検索の進行中は、(通常グレー表示の)[Stop]ボタンが赤になっています。検索には、数分かかる場合があります。検索を中断するには、[Stop]ボタンをクリックします。不完全な検索結果が[Service]ペインに表示されます。

    一致するサービスのリストがツリービュー形式で表示されます。ツリーのトップレベルにある各ノードは検索されたレジストリで、レジストリのすぐ下にある各チャイルドはサービス名であり、サービスノードのチャイルドには、サービスに関連付けられている企業名、サービスの説明、およびサービスのバインドから構成される詳細な情報が含まれます。

    (下部)[Service]ツリーのサービスノードをクリックすると、企業の詳細情報が(上部)[Business]ペインにツリー形式で表示されます。

Procedure 詳細なサービス検索条件を設定する

  1. キーワードのテキストボックスは空白のままにします。

  2. (双眼鏡のような形をした)[Advanced Search]ボタンをクリックします。

    [Service Discovery Criteria]ダイアログボックスが表示されます。

    BrowsingCriteriaService

  3. 次のいずれかの検索条件オプションを選択します。

  4. 次のように、検索オプションおよびソートオプションを選択します。

  5. Profiles]の下で、ドロップダウンリストから検索するレジストリを選択します。自動検索のために[Profiles]ダイアログボックスで指定したレジストリは、すでに選択されています。検索リストを無効にするには、リストのレジストリを1つまたはすべて選択します。元の(デフォルトの)レジストリに戻るには、[Reset]をクリックします。

  6. OK]をクリックします。

    検索が開始されます。

    一致するサービスのツリーが[Service]ペインに作成されます。(下部)[Service]ツリーのサービスノードをクリックすると、企業の詳細情報が(上部)[Business]ペインにツリー形式で表示されます。

 
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検索でのワイルドカードの使用

レジストリマネージャでの検索には、1つまたは複数の文字を意味するワイルドカードシンボルとして、「パーセント記号(%)」を使用できます。これは、特定の語を含んでいるが、その語では始まらない企業名またはサービス名を検索する場合に特に便利です。

デフォルトの検索論理は[Start With]です。このため、Booksを検索すると、「BooksRUs」は検出されますが、「ABC Booksellers」や「Used Books」は検出されません。この動作を無効にするには、代わりに%Books%で検索します。すると、これら3つがすべて検出されます。

| (パイプ)記号」を論理ORとして使用して、指定した単語の任意の組み合わせを含むヒットを検索することもできます。このように、任意の数のキーワードを連結できます。例:

  %Booking% | %Travel% | %Airline%

この例では、これらの単語を少なくとも1つの含む名前が、名前内での単語の位置にかかわらず、すべて返されます。

 
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レジストリからのWSDLの取得

検索したサービスが見つかったら、レジストリからこのサービスのWSDL定義を取得できます。これには[Service]ペインを使用します。

Procedure レジストリからWSDL定義を取得する

  1. サービスノードを選択します。

  2. [Service]ペインの[Retrieve WSDL ]ボタンをクリックします。

    RetrieveWSDLicon

    サービスの定義が存在している場合、WSDLエディタにWSDL情報が表示されます。

    RetrieveWSDLFile

For more information    WSDLの異なる表示方法を含むWSDLエディタの詳細については、 を参照してください。

 
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レジストリへの公開

WSDLエディタでWSDLドキュメントを作成したら、レジストリに公開できます。

For more information    WSDLエディタの詳細については、 を参照してください。

Procedure レジストリに公開する

  1. WSDLエディタにWSDLドキュメントを開きます。

  2. ツールバーの[Publish to Registry ]ボタンをクリックします。

    Posttoregistry

    [WSDL Publishing Options]ダイアログボックスが表示されます。

    WSDLPublishing%20Options

  3. 次のオプションを指定します。

  4. OK]をクリックします。

    サービスの公開に成功すると、確認のダイアログボックスが表示されます。

    サービスが公開されなかった場合は、エラーを説明するダイアログボックスが表示されます。

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