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    First Previous Next Last ツールガイド  05/22/03 08:41:32 

第4章    コンポーネントウィザード

プロジェクトの開発を効率化するために、Javaコンポーネントの作成時に次のWorkbenchウィザードを使用できます。

ウィザードにアクセスするには、メニューから[File]、[New]の順に選択します。

 
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EJBウィザード

EJBウィザードを使用して、EJB1.1エンティティおよびセッションBean、または、EJB2.0エンティティ、セッション、およびメッセージBeanを作成します。次の節では、次のような項目について説明します。

 
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EJBウィザードについて

EJBウィザードにより次の項目が提供されるため、すばやくEJB配備の作業ができます。

EJBウィザードを使用してEJBを作成すると、WorkbenchのプロジェクトタブでEJBのJavaソースファイルを開くことによって、JavaエディタでEJBを修正できます。

 
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EJBウィザードの開始

Procedure EJBウィザードを開始する

  1. File]>[New]をクリックします。

  2. J2EEタブで、[EJB]を選択し、[OK]をクリックします(または、[EJB]をダブルクリックします)。

  3. 操作の手順は、生成するBeanのタイプによって異なります。詳細については 120ページ「パネルの順序」を参照してください。

 
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パネルの順序

この節では、作成するBeanのタイプによって異なる、EJBウィザードで完成する必要があるパネルを表示します。リンクをクリックして、パネルの完成方法の詳細を表示します。

作成するBean

使用するパネル

ステートフルまたはステートレスのセッションBean

  1. EJBタイプの指定

  2. EJB JARの設定の指定

  3. プロジェクト、パッケージ、およびディレクトリの指定

  4. EJBソースの指定

  5. EJBクラスおよびインタフェース名の指定

  6. メソッドの指定

  7. インポートする追加のクラスまたはパッケージの指定

  8. EJBの完成

メッセージ駆動型のBean

  1. EJBタイプの指定

  2. EJB JARの設定の指定

  3. プロジェクト、パッケージ、およびディレクトリの指定

  4. EJBソースの指定

  5. EJBクラスおよびインタフェース名の指定

  6. メソッドの指定

  7. インポートする追加のクラスまたはパッケージの指定

  8. EJBの完成

BMPエンティティBean

  1. EJBタイプの指定

  2. EJB JARの設定の指定

  3. プロジェクト、パッケージ、およびディレクトリの指定

  4. EJBソースの指定

    または

  5. EJBクラスおよびインタフェース名の指定

  6. 持続的な(データ)フィールドの指定

  7. プライマリキーのフィールドの指定

  8. 取得/設定メソッドを必要とするフィールドの指定

  9. create()メソッドの指定

  10. find()メソッドの指定

  11. インポートする追加のクラスまたはパッケージの指定

  12. リソースリの参照の指定

  13. EJBの完成

1.x CMPエンティティBean

  1. EJBタイプの指定

  2. EJB JARの設定の指定

  3. プロジェクト、パッケージ、およびディレクトリの指定

  4. EJBソースの指定

    または

  5. EJBクラスおよびインタフェース名の指定

  6. 持続的な(データ)フィールドの指定

  7. プライマリキーのフィールドの指定

  8. 取得/設定メソッドを必要とするフィールドの指定

  9. create()メソッドの指定

  10. find()メソッドの指定

  11. インポートする追加のクラスまたはパッケージの指定

  12. EJBの完成

2.x CMPエンティティBean

  1. EJBタイプの指定

  2. EJB JARの設定の指定

  3. プロジェクト、パッケージ、およびディレクトリの指定

  4. EJBソースの指定

    または

  5. EJBクラスおよびインタフェース名の指定

  6. 持続的な(データ)フィールドの指定

  7. プライマリキーのフィールドの指定

  8. 取得/設定メソッドを必要とするフィールドの指定

  9. 関係の指定

  10. create()メソッドの指定

  11. find()メソッドの指定

  12. インポートする追加のクラスまたはパッケージの指定

  13. EJBの完成

 
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パネルの参照

この節では、EJBウィザードの各パネルのオプションについて説明します。パネルは、次のとおりです。

EJBタイプの指定

このパネルでは、作成するEJBのタイプを指定できます。

EJBWizardtype

Procedure このパネルを完成させる

  1. 次のように、EJBタイプを指定します

    オプション

    操作

    [Entity EJB, container-managed persistence Version 1.x]

    EJBウィザードによって、EJB1.1仕様により定義されるコンテナ管理の持続性(CMP)を使用するエンティティBeanを作成したい場合に、このオプションを選択します。

    [Entity EJB, container-managed persistence Version 2.x]

    EJBウィザードによって、EJB2.0仕様により定義されるコンテナ管理の持続性(CMP)を使用するエンティティBeanを作成したい場合に、このオプションを選択します。

    [Entity EJB, bean-managed persistence]

    EJBウィザードによって、Bean管理の持続性(BMP)を使用するエンティティBeanを作成したい場合に、このオプションを選択します。

    [Session EJB, stateless]

    EJBウィザードによって、ステートレスのセッションBeanを作成したい場合に、このオプションを選択します。

    各メソッド呼び出しが完了した後、ステートレスのセッションBeanはインスタンスプールに解放されるため、クライアントが後続のメソッド呼び出しに同じインスタンスを持つことは保証されません。

    [Session EJB, stateful]

    EJBウィザードによって、ステートフルのセッションBeanを作成したい場合に、このオプションを選択します。

    ステートフルのセッションBeanは、それを作成するクライアントセッションにバインドされるため、そのクライアントセッションに関連する値を維持することができます。

    [Message-driven EJB]

    EJBウィザードによって、メッセージ駆動型Beanを作成したい場合に、このオプションを選択します。

  2. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

EJB JARの設定の指定

このパネルでは、ウィザードによってEJB JARを作成するか、またはEJB JARおよびEJBクライアントJARを作成するかを指定できます。

EJBWizardJARConfig

Procedure このパネルを完成させる

  1. EJB JARの設定を指定する

    オプション

    操作

    [Create separate EJB-client & EJB JARs]

    ウィザードによって次の2つのJARが使用されるように指定したい場合に、このオプションを選択します。

    • EJB JAR」 — Bean実装クラス、実装に固有のユーティリティクラス、およびMETA-INFディレクトリの配備記述子を含みます。

    • EJBクライアントJAR」 — EJBホームおよびリモートインタフェース、プライマリキークラス、およびクライアントのEJBの使用に必要なユーティリティクラスを含みます。EJBクライアントJARは、単純なアーカイブファイルです。配備記述子は含まれません。EJBが、EJB JAR内の他のEJB (ヘルパEJBなど)により使用され、クライアントにより使用されない場合は、EJBクライアントJARにヘルパEJBのホームおよびリモートのインタフェースを置かないでください。

    [Create a single JAR for all EJB classes]

    ウィザードによって、すべてのEJBクラスおよびインタフェースをふくむ単一EJB JARが使用されるように指定したい場合は、このオプションを選択します。

  2. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

EJB JARおよびEJBクライアントJARが、プロジェクト内でどのように関連しているか   EJBクライアントJARプロジェクトは、そのEJB JARプロジェクトのピアになっています。EJBクライアントJARプロジェクトは、EJB JARプロジェクトのサブプロジェクトではありません。次のように、EJB JARおよびEJBクライアントJARはリンクされています。

EJB JARをサブプロジェクトとして作成する場合、そのEJBクライアントJARも、同じペアレントプロジェクトのサブプロジェクトになります。EJBクライアントJARには、EJB JARと同じプロジェクトの場所、同じアーカイブの場所、および同じサブプロジェクトステータスがあり、EJB JARと同様にペアレントアーカイブに含まれます。

プロジェクト、パッケージ、およびディレクトリの指定

このパネルを使用して、ウィザードが生成するEJBファイルを保存するプロジェクトの場所(プロジェクト、ディレクトリ、パッケージ)についての詳細を指定します。

EJB JARおよびEJBクライアントJARの両方を使用すると選択する場合、次のようなパネルで、EJBクライアントJARのプロジェクト、パッケージ、ディレクトリの情報を提供するように要求されます。

EJBWizardprojpackdir

Procedure このパネルを完成させる

  1. EJBウィザードのこのパネルの上部で、プロジェクトに関連する次の3つのオプションから1つ指定します。

    オプション

    操作

    [Add to open EJB JAR project]

    現在Workbenchに1つまたは複数のEJBプロジェクトが開いている場合、プロジェクトの1つをドロップダウンリストから選択すると、そのプロジェクトにEJBを追加できます。EJBを関連付けたいプロジェクトが現在開いていない場合は、EJBウィザードを開始する前にターゲットのプロジェクトを開く必要があります。

    EJBプロジェクトがEJB1.1プロジェクトとして定義されている場合は、EJB2.0機能を使用するEJBを追加することはできません。ウィザードによってその操作は防止されます。

    [Create project]

    Create project]をクリックして、New Projectウィザードを開始します。

    新しいEJBプロジェクトを作成する場合、EJB1.1プロジェクトであるか、またはEJB2.0プロジェクトであるかを指定するように要求されます。EJB1.1 BeanをEJB2.0プロジェクトに追加することはできますが、反対にEJB2.0 BeanをEJB1.1プロジェクトに追加することはできません。

    For more information    詳細については、 60ページ「プロジェクトおよびサブプロジェクトの作成」を参照してください。

    [No project -- just write files to the disk]

    EJBプロジェクトをいずれのWorkbenchプロジェクトと関連付けたくない場合でも、ウィザードを使用して、ファイルシステムの非プロジェクトディレクトリにクラスを作成できます。

  2. このEJBウィザードパネルの下部で、次のオプションを指定します。

    オプション

    操作

    [Base directory]

    EJBプロジェクトを指定した場合、デフォルトのベースディレクトリは、プロジェクトディレクトリです。それ以外では、このフィールドは空白です([Browse]をクリックして、ファイルシステムの場所を指定します)。

    [Package]

    EJBのパッケージ名を指定します。この設定は、Workbench環境に必要です

    [File directory]

    ベースディレクトリ」および「パッケージ」の内容は結合され、「ファイルディレクトリ」の下に表示されるEJBソースファイルの場所を指定します。

    これは、ウィザードによってBeanソースファイル、ホームおよびリモートインタフェースが作成される、ファイルシステムの場所です。

  3. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

EJBソースの指定

このパネルでは、ウィザードによって生成されたEJBソースが完全に新規であるか、既存のソースファイルに基づくものであるか、または(エンティティBeanの)データベーステーブルであるかを識別します。

EJBWizardSource

Procedure このパネルを完成させる

  1. 次のオプションから1つ選択します。

    オプション

    操作

    [Create EJB from scratch]

    新しいEJBを作成したい場合に、このオプションを選択します。

    [Create EJB from database]

    このオプションを選択すると、特定のデータベーステーブルのフィールドに基づくフィールドを持つエンティティBeanが作成されます。

    [Create EJB from an existing Java class or interface]

    このオプションを選択すると、既存のEJBクラスまたはインタフェースのプロパティを、EJBの開始点として使用します。

  2. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

ソースのデータベースの指定

このパネルでは、データベースに接続するためにウィザードが必要とする情報を指定します。データベースに接続されると、データベーステーブルのリストを取得することができ、エンティティBeanのもととなるデータベーステーブルを選択できます。

EJBWizardFromTable

Procedure このパネルを完成させる

  1. 次のオプションを指定します。

    オプション

    操作

    [Database]

    ドロップダウンリストボックスからデータベースのプロファイルを選択します。ドロップダウンに選択肢がない場合、または既存のプロファイルが不適当な場合は、データベースを作成する必要があります。[New]をクリックするか、またはウィザードを終了して[Edit]>[Profiles]を選択し、[Databases]タブを選択します。

    (Nextをクリックして)このパネルを完了すると、Workbenchによってデータベースへのクライアント接続が作成されます。(データベースのプロファイルに指定された)データベースドライバがWorkbenchから使用できる必要があるということです。

    ドライバを使用可能にするには、次の2つの方法があります。

    • データベースドライバを、Workbenchによって自動的に取り出されるWorkbench lib/ext directoryディレクトリに配置する

      または

    • ドライバの場所を、Workbenchのクラスパス(プロジェクトのクラスパスではなく、Workbenchの開始時に使用したクラスパス)に配置する

    For more information    データベースのプロファイルの詳細については、 36ページ「データベースのプロファイル」を参照してください。

    データベースのユーザ名およびデータベースのパスワード

    指定されたデータベースに直接接続するために使用するユーザ名およびパスワードを入力します。このユーザ名およびパスワードの組み合わせによって、データベースのシステムテーブルへのアクセスが許可され、Workbenchがデータベースのメタデータにアクセスできるようにする必要があります。

  2. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

データベーステーブルの選択

このパネルにはデータベーステーブルのリストが示されます。エンティティBeanの基礎として使用したいデータベーステーブルを選択できます。

EJBWizardChooseTable

Procedure このパネルを完成させる

  1. 次の2つのオプションを指定します。

    オプション

    操作

    [Catalog/Creator/Schema]

    エンティティBeanに使用したいデータベーステーブルを含むカタログ/作成者/スキーマを選択します。

    [Table]

    エンティティBeanに含ませたいフィールドを含むデータベーステーブルを選択します。

  2. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

ソースクラスまたはインタフェースの指定

このパネルで、EJBの基礎としてウィザードによって使用される既存のJavaクラスまたはインタフェースを選択できます。

EJBWizardFromExistingFile

Procedure このパネルを完成させる

  1. 次のオプションを指定します。

    オプション

    操作

    [Existing file]

    Browse]をクリックして、EJBの開始点として使用したいリモートのインタフェースまたはEJBクラスを検索します。

    指定できるファイルは、Bean実装のクラスファイルまたはリモートのインタフェースのみです。

  2. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

EJBクラスおよびインタフェース名の指定

このパネルでは、EJBクラスの名前、およびウィザードによって生成されるインタフェースを指定できます。

ウィザードによるEJBの名前付け方法   EJBウィザードによって、このウィザードパネルで指定するベース名に基づくEJBの実装クラスおよびインタフェースの名前が生成されます。EJBコンポーネントの名前付けには次の規則があります。

EJBコンポーネント

名前付け規則

Beanクラス

ベース名の前にEB、SB、またはMBを付け、後ろにBeanを付けます。

SBCalculatorBean

リモートのインタフェース

ベース名の前にEBまたはSBを付けます。

SBCalculator

ホームインタフェース

ベース名の前にEBまたはSBを付け、後ろにHomeを付けます。

SBCalculatorHome

ローカルのインタフェース

(EJB2.xのみ)

ベース名の前にEBまたはSBを付け、後ろにLocalを付けます。

SBCalculatorLocal

ローカルのホームインタフェース

(EJB2.xのみ)

ベース名の前にEBまたはSBを付け、後ろにLocalHomeを付けます。

SBCalculatorLocalHome

プライマリキークラス

(エンティティBeanのみ)

ベース名の前にEBを付け、後ろにPKを付けます。

EBCustomerPK

EJBWizardNames

Procedure このパネルを完成させる

  1. このEJBウィザードパネルの上部で、次コンポーネントの値を指定します。

    オプション

    操作

    [Base name]

    EJBクラスおよびインタフェースの有効な名前を指定します。この名前は、他のEJBコンポーネントの名前を作成するときに使用されます。

    データベーステーブルに基づいてエンティティBeanを作成している場合、ウィザードによってこれらの名前はベース名としてデータベーステーブル名にデフォルトされてから、 135ページ「ウィザードによるEJBの名前付け方法」で定義された規則を使用します。

    [Logical EJB name]

    デフォルトを受け入れるか、または有効な名前を提供します。

    この名前は、次のように使用されます。

    • ウィザードによって生成されるコード内のコメントに使用

    • 配備記述子の<ejb-name>要素として使用(開いているプロジェクトの範囲内で使用される場合)

    [Implementation class]

    デフォルトを受け入れるか、または有効なJavaクラス名を指定します。

    [Create primary key class]

    EJBウィザードによって個別のプライマリキークラスを作成したい場合は、このチェックボックスをオンにします。

    [Primary key class]

    デフォルトを受け入れるか、または有効なJavaクラス名を指定します。

  2. CMP 2.xを使用するエンティティまたはセッションBeanを作成している場合は、ウィザードが生成するインタフェースのセットを表す(このパネルの下部にある)ラジオボタンを選択するように要求されます。

  3. インタフェースのセットにおけるデフォルトの名前を受け入れるか、または有効なJava名を指定します。

  4. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

メソッドの指定

このパネルでは、ウィザードによってBean実装クラス、およびリモートまたはローカルのインタフェース、あるいはその両方に追加されるメソッドを指定できます。リモートまたはローカル、あるいはその両方にあるメソッドは、EJBのクライアントによって呼び出すことができます。

EJBWizardMethods

Procedure このパネルを完成させる

  1. EJBウィザードのこのパネルで、[Add]をクリックしてメソッドごとに次のような詳細を指定します。

    オプション

    操作

    [Method name]

    有効なメソッド名を指定します。

    [Scope]

    メソッドが外部クライアントから使用できるように、この値はパブリックである必要があります。Javaエディタを使用してパブリックでないメソッドを指定します。

    [Return type]

    メソッドのリターンタイプを選択します。

    [Parameters]

    Add]をクリックして、パラメータの次の値を設定します。

    • Type] — パラメータのデータタイプを指定します。

    • Name] — パラメータの有効な名前を指定します。

    [Exceptions]

    Add]をクリックして、このメソッドによって発生する例外を指定します。

    java.rmi.RemoteExceptionを追加する必要はありません。デフォルトでリモートのインタフェースに追加されています。

  2. OK]をクリックして、メソッドを作成します。

  3. これらの手順を繰り返して他のメソッドを作成するか、または[Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

持続的な(データ)フィールドの指定

このパネルでは、CMPエンティティBeanの持続的なフィールド、またはBMPエンティティBeanのデータフィールドを指定できます。Beanがデータベーステーブルに基づく場合は、このパネルにはすでにフィールドが存在しています。それ以外では、[Add]ボタンを使用してフィールドを追加する必要があります。

注記:   EJB2.0仕様には、小文字で始まるCMPフィールド名が必要です。エンティティBeanが、大文字(Customerなど)で始まるフィールド名、またはすべて大文字(CUSTOMER)のフィールド名を持つテーブルに基づく場合、ウィザードによって仕様に従う小文字の変数名が生成されます。仕様で要求されていないため、BMP Beanの名前はウィザードによって修正されません。

EJBWizardPersistentFields

Procedure このパネルを完成させる

  1. 次のオプションを指定します。

    オプション

    操作

    [Persistent field]

    コンテナによって管理されるべきフィールドが表示されている場合は、コンテナ管理の行のチェックボックスがオンになっていることを確認してください。

    Check All/ Uncheck All]ボタンおよび[Add/Delete]ボタンを使用して、コンテナ管理のデータフィールドのリストを管理します。

    エンティティBeanに合成キーが必要な場合は、[Up/Down]ボタンを使用してフィールドを適切な位置に移動します。

    コンテナ管理のフィールドは、配備記述子に表示され、配備時にデータベースフィールドにマップすることができます。

    [Type]

    新しいフィールドを追加するときは、Javaデータタイプを提供します。データタイプは、フィールドのJDBCタイプに対応するJavaタイプでなければなりません。データタイプのリストについては、java.sql.Typesのjavadocを参照してください。

    [Container managed]

    必要に応じて、フィールドのチェックボックスをオンまたはオフにします。

  2. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

プライマリキーのフィールドの指定

このパネルでは、エンティティBeanのプライマリキーを構成するフィールドを指定できます。

EJBWizardPrimaryKey

Procedure このパネルを完成させる

  1. プライマリキーのフィールドの一部である各フィールドについて次の情報を指定します。

    オプション

    操作

    [Field]

    このフィールドにカーソルを移動します。

    [Primary Key]

    次のように、 134ページ「EJBクラスおよびインタフェース名の指定」で説明したウィザードパネルの[Create primary key]チェックボックスをオンにしたかどうかによって異なります。

    • Create primary key class]チェックボックスをオンにした場合は、1つまたは複数のフィールドをオンにして、ウィザードによって作成されるプライマリキークラスに含ませることができます。

      • プライマリキーの単一のフィールドを選択すると、ウィザードパネルの下部にある[Use this single field...]チェックボックスもオンにする必要があります。

    • Create primary key class]チェックボックスをオンにしなかった場合は、次のどちらかを実行できます。

      • プライマリキーの単一のフィールドを選択します。ウィザードパネルの下部にある[Use this single field...]チェックボックスもオンにする必要があります。

      • プライマリキーのフィールドの選択を解除します。ウィザードによって、タイプjava.lang.Objectのプライマリキークラスを使用するコードが生成されます。配備時にプライマリキークラスのタイプを指定する必要があります。

    [Use this single field directly as the primary key]

    プライマリキーとしてウィザードによって使用される単一フィールドを選択した場合は、このチェックボックスをオンにします。

    フィールドは、文字列またはプリミティブタイプのラッパクラス(java.lang.Integerなど)でなければなりません。ラッパクラスのタイプは配備記述子の<prim-key-class>要素に、プライマリキーのフィールド名は<primkey-field>要素にあるように、ウィザードによってコードが生成されます。

  2. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

取得/設定メソッドを必要とするフィールドの指定

このパネルでは、ウィザードによってアクセッサ(取得/設定)メソッドが生成されるフィールドを設定できます。

EJBWizardAccessorMethods

Procedure このパネルを完成させる

  1. 取得メソッドまたは設定メソッドを必要とする各フィールドについて次の情報を設定します。

    オプション

    操作

    [Field]

    このフィールドにカーソルを移動します。

    [Get method]

    ウィザードによってこのデータフィールドの取得メソッドが生成される(チェックボックスをオンにする)かどうかを指定します。

    エンティティBeanによって、このデータフィールドで読み込み専用または読み書き可能のデータアクセスが実行される場合は、ウィザードによって取得メソッドを生成します。

    [Set Method]

    ウィザードによってこのデータフィールドの設定メソッドが生成される(チェックボックスをオンにする)かどうかを指定します。

    エンティティBeanによってこのデータフィールドで更新が実行される場合、ウィザードによって設定メソッドを生成します。

  2. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

create()メソッドの指定

このパネルでは、ウィザードによって生成されるcreate()メソッドを設定できます。

EJBWizardCreateMethods

Procedure このパネルを完成させる

  1. Add ]をクリックして新しいcreate()メソッドを定義します。

    または

    既存のcreate()メソッドを選択して[Edit]をクリックします。

    [Create Method Detail]パネルが表示されます。

  2. [Create Method Detail]パネルで次のオプションを指定します。

    オプション

    操作

    [Field]

    カーソルをフィールドに移動して、EJBウィザードによって生成されるcreate()メソッドに含ませるフィールドのチェックボックスをオンまたはオフにします。

    [Do not delegate—generate code for this create method]

    Bean管理のエンティティBeanにのみ使用できます。

    EJBウィザードによって選択されたフィールドを使用してこのcreate()メソッドのスケルトンコードが生成されるようにしたい場合は、このラジオボタンをオンにします。

    [Delegate to another create method]

    Bean管理のエンティティBeanにのみ使用できます。

    EJBウィザードによってこのcreate()メソッドのスケルトンコードが生成されるようにしたくない場合は、このラジオボタンをオンにしてから、ドロップダウンから代わりに呼び出すメソッドを選択します。

  3. OK]をクリックして、create()メソッドパネルに戻ります。

  4. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

関係の指定

このパネルでは、EJB配備記述子の<関係>ノードの値を指定できます。関係は、コンテナ管理の持続性を持つ2つのエンティティBean間に存在します。しかし、EJBウィザードを使用する場合は、一度に単一のBeanを作成しています。そのため現在作成しているBeanの<関係>ノードのエントリのみ定義できます。現在のBeanから、既存のBeanまたはまだ定義されていないBeanへの関係を定義できます。関係付けられたBeanには、後で付ける予定の名前を使用するか、デフォルトの名前EBUnspecifiedを使用できます。EBUnspecifiedを使用すると、ウィザードによって、配備記述子に不完全な関係ノードが生成されます。

関係は、双方向性または一方向性として定義できます。

双方向性および一方向性の関係の定義方法   双方向性の関係では、各Beanによって、関係内の他方のBeanが認識されます。各Beanには、他のBeanの関係フィールドにアクセスするメソッドがあります。関係の両側のための関係フィールドを定義すると、ウィザードによってこれらのアクセッサメソッドが生成されます。関係フィールドは、CMRフィールド名としてウィザードに示されます。

一方向性の関係では、関係内の一方のBeanのみによって他方のBeanが認識されます。一方向性の関係の例としては、ラインアイテムと製品との関係があります。ラインアイテムによって製品が認識される必要がありますが、製品によってラインアイテムは認識されません。一方向性の関係では、ラインアイテムBeanの関係フィールド(CMRフィールド名)を定義しますが、製品は定義しません。

Beanの関係の編集   ウィザードによって、不完全で次のような場合の配備記述子に表示されている関係のみ編集できます。

EJBWizardRelationship

Procedure このパネルを完成させる

  1. 関係を追加するには、[Add]を選択します。

  2. 関係を編集または削除するには、関係を選択して、実行したいアクションのボタンを選択します。

関係詳細パネル   このBeanが双方向性の関係の一部である場合、または一方向性の関係で他方のBeanを認識している場合は、ウィザードによってアクセッサメソッドを生成するために次のような要素が必要です。

他のすべての情報は、配備記述子エディタを使用して後で入力できます。

EJBWizardRelationshipDetail

Procedure このパネルを完成させる

  1. 次のオプションを指定します。

    オプション

    操作

    [Relationship name]

    作成している関係を識別する固有の名前を入力します。

    これは、配備記述子の<ejb-relation-name>要素に対応します。この要素は、配備記述子およびウィザードに必要ではありません。

    各関係に2つのBeanを指定する必要があります。

    関係の役割1

    [Multiplicity]

    現在のBean(作成中のもの)から関係付けられたBeanへの関係の基数を入力します。単数または複数にすることができます。

    これは、配備記述子の<multiplicity>要素に対応します。

    [EJB name]

    Bean名を入力します。ここで入力するBean名は必ず、配備記述子の企業Beanセクションの<ejb-name>要素と一致しなければなりません。

    ウィザードによって、このエントリは配備記述子の<relationship-role-source>要素の<ejb-name>要素に追加されます。

    [Cascade delete]

    関係付けられたBeanが削除されたときに現在のBeanを削除したい場合は、このチェックボックスをオンにします。

    関係付けられたBeanの重複が1の場合のみ使用できます。

    これは、配備記述子の<cascade-delete>要素に対応します。

    [CMR field name]

    このBeanが、双方向性の関係にある場合、または一方向性の関係にあり関係付けられたBeanを認識している場合は、小文字で始まる名前を入力します。

    ウィザードによってこの名前が使用され、関係付けられたBeanにアクセスするメソッドが生成されます。これは、配備記述子のcmr-fieldノードの<cmr-field-name>要素に対応します。

    [Access methods]

    cmr-fieldが指定されている場合、設定メソッドまたは取得メソッド、あるいはその両方を作成する必要があります。それ以外では、アクセッサメソッドは必要ありません。

    [Return/param type]

    リターンタイプは、関係付けられたBeanのローカルのインタフェースまたはjava.util.Collectionタイプでなければなりません(関係付けられたBeanの重複度によって異なります)。

    関係の役割2

    [Multiplicity]

    関係付けられたBeanから、作成しているBeanへの関係の基数を入力します。単数または複数にすることができます。

    [EJB name]

    Bean名を入力します。

    これは、配備記述子の企業Beanセクションの<ejb-name>要素と一致します(まだ存在しない可能性もあります)。

    [Cascade delete]

    現在のBeanが削除されるときにこのBeanを削除したい場合は、このチェックボックスをオンにします。

    [CMR field name]

    このBeanが、双方向性の関係にある場合、または一方向性の関係にあり現在のBeanを認識している場合は、小文字で始まる名前を入力します。

    ウィザードによってこの名前が使用され、関係付けられたBeanにアクセスするメソッドが生成されます。これは、配備記述子のcmr-fieldノードの<cmr-field-name>要素に対応します。

  2. OK]をクリックして、関係パネルに戻ります。

  3. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

find()メソッドの指定

このパネルでは、Beanの検索メソッドを定義することができます。

EJBWizardFindMethods

Procedure このパネルを完成させる

  1. EJBウィザードのこのパネルで、[Add]をクリックして新しいfind()メソッドを定義します。

    または

    既存のfind()メソッドを選択して[Edit]をクリックします。

    [Find Method Detail]パネルが表示されます。

  2. [Find Method Detail]パネルで次のオプションを指定します。

    オプション

    操作

    [Method name]

    有効なJavaのメソッド名を指定します。

    [Returns]

    返されるJavaタイプに関連するラジオボタンをクリックします。

    [Method parameters]

    Add]をクリックして[Type]テキストボックスと[Name]テクストボックスを有効にしてから、次の項目を実行します。

    • パラメータのJavaデータタイプを指定する

    • 有効なJavaのパラメータ名を指定する

  3. OK]をクリックして、find()メソッドパネルに戻ります。

  4. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

インポートする追加のクラスまたはパッケージの指定

このパネルでは、ウィザードによってインポートステートメントが生成される他のクラスまたはパッケージを指定します。デフォルトでは、ウィザードによってパッケージはインポートされません。

EJBWizardImports

Procedure このパネルを完成させる

  1. Add]をクリックして、インポートするクラスおよびパッケージを指定します。

  2. テキストフィールドに、Javaクラスの完全修飾のパス名または完全なパッケージ名を入力します。

  3. 追加のクラスまたはパッケージの追加または削除が終了したら、[Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

リソースリの参照の指定

このパネルでは、Beanのソースコード、接続ファクトリクラス、および認証のタイプでのデータベーステーブル名の代替として使用する、リソースの参照を指定できます。

EJBWizardBMP

Procedure このパネルを完成させる

  1. 次のオプションを指定します。

    オプション

    操作

    [Database resource reference name]

    JNDI環境に配置されたり、名前付けされたリソースを取得しようとする人によって検索されたりする名前を指定します。

    EJB仕様では、前にjdbc/を付けることが勧められています。たとえば次のようになります。

      jdbc/MyDataSource
    

    この参照は、配備者によって後で適切なデータベースにマップされます。

    [Connection factory class]

    ファクトリのJavaタイプを指定します(リソースのJavaタイプではない)。

    [Database authentication]

    次のように、リソースへのログインを実行者を指定します。

    • container]を指定すると、リソースファクトリを取得するためにコンテナによってリソースにログインされます。

    • [Specifying application]を指定すると、EJBのコードによってプログラムでリソースマネージャにログインされます。

  2. Next]をクリックして続行します。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。

EJBの完成

このパネルには、ウィザードによって作成されるすべてのクラスおよびインタフェースが表示されます。注意して見直し、すべての必要なオプションを指定したことを確認してください。間違いを見つけた場合は、[Back]ボタンをクリックしてパネルに戻り、適切な変更を加えることができます。

EJBWizardCompleted

Procedure EJBを完成させる

  1. [Summary]パネルの値を確認し、すべての項目を正しく指定したことを確認してから、[Finish]をクリックします。

  2. [Summary]パネルで、ウィザードによるEJBの作成が終了したことがレポートされたら、[OK]をクリックします。

    EJB実装クラスおよびインタフェースは、編集のためJavaエディタに開かれています。

120ページ「パネルの順序」に戻ります。


 
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JSPウィザード

JSPウィザードを使用して、JSPページを作成します。次の節では、次のような項目について説明します。

 
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JSPウィザードについて

JSPウィザードを使用して、JSPページのさまざまな属性をすばやく指定したり、開いているプロジェクトにJSPページを追加したりします。

 
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JSPウィザードの開始

Procedure JSPウィザードを開始する

  1. File]>[New]を選択します。

  2. J2EEタブで、[JSP]を選択し、[OK]をクリックします(または、[JSP]をダブルクリックします)。

    JSPウィザードの最初のパネルが表示されます。

  3. 151ページ「JSPページ名および他のオプションの指定」の説明に従って進みます。

 
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JSPページ名および他のオプションの指定

Procedure JSPページ名および他のオプションを指定する

  1. JSPウィザードの最初のパネルで、次のオプションを指定します

    オプション

    操作

    [JSP name]

    JSPページの名前を指定します。.JSP拡張子を指定する必要はありません。

    [Page title]

    JSPページのタイトルのテキストを指定します。

    <title>text</title>として生成されます。

    [Content type]

    JSPページにより生成される応答のMIMEタイプを指定します。リストから選択します。

    デフォルトはHTMLです。

    ページディレクティブのcontentType属性として生成されます。

    [Template]

    コード生成テンプレートを指定します(必要な場合)。

    Workbenchの実装には、環境内で開始地点として一般的に使用される、クラスの追加の拡張テンプレートがある場合とない場合があります。

    For more information    拡張性の詳細については、 54ページ「Workbenchのツールセットおよびサービスの拡張」を参照してください。

    [Use session]

    JSPページがセッション管理に参加する(つまり、セッションの一部である)かどうかを指定します。

    ページディレクティブのsession属性として生成されます。

    [Thread safe]

    JSPページがサーブレットにコンパイルされると、JSPページが複数の同時要求に応答できるかどうかを指定します。応答しない場合は、チェックボックスの選択を解除します

    ページディレクティブのisThreadSafe属性として生成されます。

    [Form-based page]

    単純なHTMLフォームがJSPページに生成されるかどうかを指定します(HTMLまたはXHTMLページを生成する場合のみ可能)。

    [Create error page]

    このJSPページのエラーページが生成されるかどうかを指定します(HTMLまたはXHTMLページを生成する場合のみ可能)。エラーページは、サーバがJSPページを処理する際に、捕らえられていないエラーが発生する場合に表示されます。

    ページディレクティブのerrorPage属性として生成されます。

    [Specify import values]

    Javaクラスおよびパッケージをインポートして、明示的にパッケージ名を指定することなくJSPページのクラスを参照できるようにするかどうかを指定します。このオプションを選択すると、ウィザードに追加のパネルが表示され、クラスおよびパッケージを指定できます。

  2. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。詳細については、 153ページ「プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定」を参照してください。

 
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プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定

Procedure プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージを指定する

  1. JSPウィザードのこのパネルで、次のオプションを指定します

    オプション

    操作

    [Add to open WAR project]

    現在Workbenchに1つまたは複数のWebアーカイブ(WAR)プロジェクトが開いている場合、プロジェクトの1つをリストから選択すると、そのプロジェクトにJSPページを追加できます。

    [Create project]

    Workbenchに開いているWARプロジェクトがない場合、JSPページをWARプロジェクトに関連付けるには、[Create project]をクリックしてNew Projectウィザードを開始します。

    For more information    詳細については、 60ページ「プロジェクトおよびサブプロジェクトの作成」を参照してください。

    [No project—just write files to the disk]

    JSPページをプロジェクトに関連付けたくない場合はこのオプションを選択します。ウィザードによって、ファイルシステムの非プロジェクトディレクトリにJSPページが作成されます。

    [Base directory]

    WARプロジェクトを指定した場合、デフォルトのベースディレクトリは、プロジェクトディレクトリの「src」サブディレクトリです。それ以外では、このフィールドは空白です。

    Browse]をクリックして、ファイルシステムの場所を指定します。

    デフォルトのベースディレクトリに、1つまたは複数のサブディレクトリを追加できます。

    [Package]

    (ピリオドで区切られたレベルを持つ)パッケージ階層を指定して、JSPページをベースディレクトリのサブディレクトリに配置します。

    これは、JSPページが保存されるディレクトリ、およびJSPページにアクセスするデフォルトのURLにのみ影響を与えます。JSPページ自体には影響はありません。

    たとえば、ベースディレクトリがProjectDir/jspsであり、com.mycoをパッケージとして指定する場合、JSPページはProjectDir/jsps/com/mycoに作成されます。

    [File directory]

    ベースディレクトリ」および「パッケージ」の内容は結合され、「ファイルディレクトリ」の下に表示されるJSPページの場所を指定します。

    これは、ウィザードによってJSPページが作成される、ファイルシステムの場所です。

    このフィールドを直接変更することはできません。「ベースディレクトリ」または「パッケージ」、あるいはその両方を変更する必要があります。

    [Add the files to the root of the archive]

    プロジェクトアーカイブを生成する場合、JSPページをアーカイブのルートに配置します(指定したパッケージ構造を考慮に入れます)。

    [Add the files to the archive with this prefix]

    プロジェクトアーカイブを生成する場合、プリフィックスに指定されているようにディレクトリツリーにJSPページを配置します(指定したパッケージ構造を考慮に入れます)。

    [The files will be added to this location in the archive]

    JSPページのアーカイブ内の場所は、先行の2つのセクションで指定されたように、このフィールドに反映されます。

    このフィールドを直接変更することはできません。先行の2つのセクションを変更する必要があります。

  2. インポート値を指定するように最初のパネルで指定した場合、[Next]をクリックして次のパネルに進みます。 154ページ「インポートの指定」を参照してください。

    そうでない場合は、終了です。[Finish]をクリックします。ウィザードの最終パネルで、JSPページの作成が終了したことがレポートされたら、[OK]をクリックします。 155ページ「結果」を参照してください。

 
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インポートの指定

Procedure インポートするクラスおよびパッケージを指定する

  1. JSPウィザードのこのパネルで、パッケージ名を指定する必要なしにJSPページで参照したいクラスを指定します。

    ここで指定するクラスまたはパッケージは、ページディレクティブのimport属性として生成されます。このディレクティブは、Javaソースファイルのインポートステートメントに対応します。

    注記:   便宜上、各JSPページによってjava.lang,、javax.servlet、javax.servlet.http、およびjavax.servlet.jspのすべてのクラスが自動的にインポートされます。

    クラスまたはパッケージを追加するには、[Add]をクリックしてクラスまたはパッケージを指定します。クラスおよびパッケージはいくつでも追加できます。

  2. Finish]をクリックします。ウィザードの最終パネルで、JSPページの作成が終了したことがレポートされたら、[OK]をクリックします。 155ページ「結果」を参照してください。

 
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結果

JSPページが作成されJSPエディタに表示されます。エラーページをJSPページに関連付けるように指定した場合、エラーページはJSPPageNameErrorPage.jspという名前の同じディレクトリに保存され、JSPページのページディレクティブのerrorPage属性として指定されます。

開いているプロジェクトにJSPページを追加するオプションを選択している場合は、ウィザードによって、開いているプロジェクトにJSPページ(および存在するエラーページ)が追加されます。


 
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Servletウィザード

サーブレットJavaクラスファイルを作成するには、Servletウィザードを使用します。この節では次のトピックについて説明します。

 
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Servletウィザードについて

Servletウィザードでは、Javaサーブレットソースファイルを作成するための自動メカニズムが利用できます。ウィザードには、Javaサーブレットクラスの次の属性を指定するオプションがあります。

Servletウィザードを使用してサーブレットを作成したら、Javaエディタでこのサーブレットを変更できます。

For more information    Workbenchでサーブレットを編集する場合の詳細については、このガイドの 195ページの第6章「ソースエディタ」および『開発ガイド』の サーブレットの記述に関する章を参照してください。

 
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Servletウィザードの開始

Procedure Servletウィザードを開始する

  1. File]>[New]の順に選択します。

  2. [J2EE]タブで[Servlet]を選択し、[OK]をクリックします ([Servlet]をダブルクリックすることもできます)。

  3. 続行するには、 156ページ「クラス名およびその他のサーブレットオプションの指定」を参照してください。

 
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クラス名およびその他のサーブレットオプションの指定

Procedure クラス名およびその他のサーブレットオプションを指定する

  1. Servletウィザードの最初のパネルで、次のオプションを指定します

    オプション

    操作内容

    Class name

    サーブレットクラスの適切な名前を指定します。

    Content type

    サーブレットが生成するHTTP応答のドキュメントコンテンツのタイプ

    デフォルトはHTMLです。

    Template

    コード生成テンプレートを指定します(該当する場合)。

    Workbenchの実装によっては、使用環境でアプリケーションの開始点として通常使用されるクラスの追加の拡張テンプレートが含まれる場合と含まれない場合があります。

    For more information    拡張性の詳細については、 54ページ「Workbenchのツールセットおよびサービスの拡張」を参照してください。

    Implement SingleThreadModel

    サーブレットクラスによってSingleThreadModelインタフェースが実装されるかどうかを指定します。

    このインタフェースを実装すると、1つの要求スレッドによってのみサーブレットの単一インスタンスにアクセスされないことが保証されます。サーブレットフィールドが一度に1つのスレッドによってのみアクセスされることは保証されるものの、サーブレットが頻繁にアクセスされる場合はかなりのパフォーマンスコストがかかる可能性があります。

    デフォルトはサーブレットへのマルチスレッドアクセスを許可することです。

  2. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 157ページ「プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定」を参照してください。

 
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プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定

Procedure プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージを指定する

  1. Servletウィザードの2番目のパネルで、次のオプションを指定します

    オプション

    操作内容

    Add to open WAR project

    Workbenchで1つまたは複数のWebアーカイブ(WAR)が現在開いている場合、リストから選択することによってサーブレットをこれらのオブジェクトの1つに追加できます。

    Create project

    WorkbenchでWARプロジェクトが開いていないときにサーブレットをWARプロジェクトに関連付ける場合は、[Create project]をクリックしてNew Projectウィザードを開始します。

    For more information    詳細については、 60ページ「プロジェクトおよびサブプロジェクトの作成」を参照してください。

    No project—just write files to the disk

    サーブレットをWorkbenchプロジェクトと関連付けない場合でも、ウィザードを使用してファイルシステム上の任意の場所にサーブレットクラスを作成できます。

    Base directory

    WARプロジェクトを指定した場合、デフォルトのベースディレクトリはプロジェクトディレクトリの直下にあるsrcサブディレクトリとなります。それ以外の場合、このフィールドは空となります。

    Browse]をクリックして、ファイルシステムの場所を指定します。

    デフォルトのベースディレクトリには1つまたは複数のサブディレクトリを追加できます。

    Package

    サーブレットがパッケージのメンバーとなる場合は(たとえば、com.mwbi.welcomeなど)、このフィールドにパッケージ名を指定します。

    File directory

    Base directory]および[Package]のコンテンツは、[File directory]の下に表示されるサーブレットソースファイルの場所を指定するためにまとめられます。

    これは、ウィザードによってサーブレットソースファイルが作成されるファイルシステムの場所です。

    フィールドのコンテンツを直接変更することはできません。[Base directory]または[Package]、あるいはその両方を変更する必要があります。

    Add the files to the root of the archive

    プロジェクトアーカイブを生成する場合、サーブレットに対して生成されたクラスファイルをアーカイブのルートに配置します。

    Add the files to the archive with this prefix

    プロジェクトアーカイブを生成する場合、サーブレットに対して生成されたクラスファイルをプリフィックスで指定されているとおりにディレクトリツリーに配置します。

    デフォルトでは、アーカイブのルートの下にあるWEB-INF/classesディレクトリにサーブレットクラスが配置されます。

    パッケージ名を指定した場合、このパッケージに関連付けられているディレクトリ構造がプリフィックスに追加され、生成されたクラスの最終アーカイブパスが決定されます。

    The files will be added to this location in the archive

    前の2つの選択によって指定されているように、生成されたサーブレットクラスファイルのアーカイブの場所がこのフィールドに反映されます。

    フィールドのコンテンツは直接変更できません。前の2つの選択を変更する必要があります。

  2. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 159ページ「上書きするHttpServletメソッドの指定」を参照してください。

 
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上書きするHttpServletメソッドの指定

Procedure 上書きするHttpServletメソッドを指定する

  1. Servletウィザードのこのパネルでは、サーブレットのどのHttpServletクラスを上書きするかを指定します。

    通常は、doGetメソッドおよびdoPostメソッドを上書きします。このパネルを使用すると、これらのHttpServletメソッドを上書きできます。

    これらのメソッドのいずれかを選択すると、ウィザードによってそのメソッドの基本構造が生成されるサーブレットコードに挿入されるため、後でJavaエディタを使用して適切な処理論理を簡単に追加できます。

  2. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 159ページ「実装するインタフェースの指定」を参照してください。

 
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実装するインタフェースの指定

Procedure 実装するインタフェースを指定する

  1. このパネルでは、サーブレットによって実装される任意のインタフェースを指定します。インタフェースを指定するには[Add]をクリックします。インタフェースの名前には、完全修飾名を指定する必要があります。各インタフェースに対して、ウィザードによってスタブメソッドを生成するかどうかを指定できます。

  2. インタフェースのリストは、[Up]または[Down]をクリックすることによって並べ替えることができます。[Check All]をクリックし、スタブメソッドによってすべてのインタフェースが呼び出されるように、または[Uncheck All]をクリックしてインタフェースが呼び出されないように設定できます。

    指定する各インタフェースにつき、ウィザードによって次の項目が生成されます。

  3. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 160ページ「インポートするクラスおよびパッケージの指定」を参照してください。

 
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インポートするクラスおよびパッケージの指定

Procedure インポートするクラスおよびパッケージを指定する

  1. このパネルでは、サーブレットによってインポートする必要のある追加のクラスまたはパッケージを指定します。

    ここでの指定する各エントリについて、ウィザードにより「インポート」ステートメントが生成されます。

  2. インポートを指定したら、[Finish]をクリックします。

    Servletによって、指定した項目に基づいてJavaサーブレットクラスが作成されます。

  3. サーブレットの作成が終了したことがウィザードによって伝えられたら、[OK]をクリックします。

    Javaエディタにサーブレットコードが表示されます。

    サーブレットがWARプロジェクトに関連付けられることを指定した場合は、ウィザードによってサーブレットが対象のプロジェクトに追加されます。


 
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Java Classウィザード

Java Classウィザードを使用して、「汎用的な」Javaクラスファイルを作成します。次の節では、次のような項目について説明します。

 
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Java Classウィザードについて

Java Classウィザードでは、範囲、およびクラスまたはインタフェースを作成するかなど、さまざまなクラスの属性を指定します。ウィザードにより、既存のプロジェクトに新しいソースファイルの追加、新しいソースファイルを追加する新しいプロジェクトの作成、またはディスクに新しいクラスファイルの書き込みができます。

 
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Java Classウィザードの開始

Procedure Java Classウィザードを開始する

  1. File]>[New]を選択します。

  2. J2EEタブで、[Java file]を選択し、[OK]をクリックします(または、[Java file]をダブルクリックします)。

  3. 161ページ「クラス名および他のオプションの指定」の説明に従って進みます。

 
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クラス名および他のオプションの指定

Procedure クラス名および他のオプションを指定する

  1. Java Classウィザードの最初のパネルで、次のオプションを指定します

    オプション

    操作

    [Class name]

    適切なJavaクラスの名前を指定します。

    [Base class]

    ベースクラスを指定します(必要な場合)。単純な名前または完全修飾の名前を入力できます。

    [Create class or interface?]

    クラスを作成するか、またはインタフェースを作成するかを指定します。

    [Template]

    コード生成テンプレートを指定します(必要な場合)。

    Workbenchの実装には、環境内で開始地点として一般的に使用される、クラスの追加の拡張テンプレートがある場合とない場合があります。

    For more information    拡張性の詳細については、 54ページ「Workbenchのツールセットおよびサービスの拡張」を参照してください。

    [Bottom group](チェックボックス)

    次の任意のチェックボックスを使用して、クラスの属性を詳しく指定します。

    • [Public scope]

    • [Create a default constructor]

    • [Create main() method]

    • [Serializable]

  2. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 162ページ「実装するインタフェースの指定」を参照してください。

 
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実装するインタフェースの指定

Procedure 実装するインタフェースを指定する

  1. このパネルで、クラスが実装するインタフェースを指定します。[Add]をクリックして、インタフェースを指定します。インタフェースの完全修飾の名前を指定する必要があります。各インタフェースに、ウィザードによってスタブメソッドを作成したいかどうかを指定できます。

  2. Up]または[Down]をクリックすると、インタフェースの一覧を整理し直すことができます。[Check All]をクリックし、スタブメソッドによってすべてのインタフェースが呼び出されるように、または[Uncheck All]をクリックしてインタフェースが呼び出されないように設定できます。

    指定する各インタフェースにつき、ウィザードによって次の項目が生成されます。

  3. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 162ページ「インポートするクラスおよびパッケージの指定」を参照してください。

 
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インポートするクラスおよびパッケージの指定

Procedure インポートするクラスおよびパッケージを指定する

  1. このパネルで、クラスによってインポートされる必要がある、追加のクラスまたはパッケージを指定します。

    ここでの指定する各エントリについて、ウィザードにより「インポート」ステートメントが生成されます。

  2. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 162ページ「プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定」を参照してください。

 
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プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定

Procedure プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージを指定する

  1. Java Classウィザードのこのパネルの上部で、プロジェクトに関連する次の3つのオプションから1つ指定します。

    オプション

    操作

    [Add to open project]

    現在Workbenchに1つまたは複数のプロジェクトが開いている場合、プロジェクトの1つをリストから選択すると、そのプロジェクトにクラスファイルを追加できます。

    [Create project]

    Workbenchに開いているプロジェクトがない場合、クラスファイルをプロジェクトに関連付けるには、[Create project]をクリックしてNew Projectウィザードを開始します。

    終わったら、新しいクラスファイルを追加するプロジェクトとして、新しいプロジェクトが選択されています。

    For more information    詳細については、 57ページ「プロジェクト設計の考慮事項」を参照してください。

    [No project—just write the files to the disk]

    クラスファイルをプロジェクトに関連付けたくない場合はこのオプションを選択します。ウィザードによって、ファイルシステムの非プロジェクトディレクトリにクラスファイルが作成されます。

  2. このJava Classウィザードパネルの下部で、次のオプションを指定します。

    オプション

    操作

    [Base directory]

    WARプロジェクトを指定した場合、デフォルトのベースディレクトリは、プロジェクトディレクトリ下のディレクトリにある「src」サブディレクトリです。それ以外では、このフィールドは空白です。

    Browse]をクリックして、ファイルシステムの場所を指定します。

    ベースディレクトリは、プロジェクトディレクトリ構造でパッケージパスより上にある他のディレクトリと結合されたプロジェクトルートです。

    [Package]

    新しいクラスの、完全修飾のJavaパッケージ名を指定します。ピリオドで区切られたレベルがあるパッケージ階層を指定できます。

    作成しているJavaクラスは、「パッケージ」ディレクトリと結合された「ベース」ディレクトリに保存されています。

    たとえば、ベースディレクトリがProjectDir/classesであり、com.mycoをパッケージとして指定する場合、クラスはProjectDir/classes/com/mycoに作成されます。

    [File directory]

    ベースディレクトリ」および「パッケージ」の内容は結合され、「ファイルディレクトリ」の下に表示されるJavaクラスソースファイルの場所を指定します。

    これは、ウィザードによってJavaクラスソースファイルが作成される、ファイルシステムの場所です。

    このフィールドを直接変更することはできません。「ベースディレクトリ」または「パッケージ」、あるいはその両方を変更する必要があります。

    [Add the files to the root of the archive]

    コンパイルされたJavaクラスファイルを、プロジェクトアーカイブ生成時にパッケージパスと結合されたアーカイブルートに追加します。

    [Add the files to the archive with this prefix]

    コンパイルされたJavaクラスファイルを、プロジェクトアーカイブ生成時にパッケージパスと結合された、指定のアーカイブにディレクトリに追加します。

    パッケージ名を指定した場合、そのパッケージに関連するディレクトリの構造は、プリフィックスに追加され、生成されたクラスの最終アーカイブパスを決定します。

    [The files will be added to this location in the archive]

    生成されたJavaクラスファイルのアーカイブ内の場所は、先行の2つのセクションで指定されたように、このフィールドに反映されます。

    このフィールドを直接変更することはできません。先行の2つのセクションを変更する必要があります。

  3. Finish]をクリックします。

  4. ウィザードの最終パネルで、Javaクラス作成が終了したことがレポートされたら、[OK]をクリックします。

    Javaエディタにコードが表示されます(開いているプロジェクトにJavaクラスを追加するオプションを選択している場合にのみ、Javaクラスは開いているプロジェクトに追加されます)。

ウィザードによって、Javaクラスソースファイルが作成されます。この新しいクラス(および任意のインポートステートメント)の特定の機能を実装するメソッドを作成した後、新しいクラスファイルをプロジェクトに追加できます。

For more information    詳細については、 71ページ「プロジェクトへの追加」を参照してください。


 
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JavaBeanウィザード

JavaBeanウィザードを使用して、JavaBeanを作成します。次の節では、次のような項目について説明します。

 
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JavaBeanウィザードについて

JavaBeanウィザードを使用して、JavaBeanの骨組みをすばやく作成し、開いているプロジェクトに追加します。

 
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JavaBeanウィザードの開始

Procedure JavaBeanウィザードを開始する

  1. File]>[New]を選択します。

  2. J2EEタブで、[JavaBean]を選択し、[OK]をクリックします(または、[JavaBean]をダブルクリックします)。

    JavaBeanウィザードの最初のパネルが表示されます。

  3. 165ページ「クラス名および他のオプションの指定」の説明に従って進みます。

 
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クラス名および他のオプションの指定

Procedure クラス名および他のオプションを指定する

  1. JavaBeanウィザードの最初のパネルで、次のオプションを指定します

    オプション

    操作

    [Class name]

    JavaBeanの名前を指定します。.Java拡張子を指定する必要はありません。

    [Base class]

    JavaBeanがベースクラスから継承される場合は、ベースクラスの名前を指定します。単純な名前、または完全修飾の名前を指定できます。

    extends classとして生成されます。

    [Template]

    コード生成テンプレートを指定します(必要な場合)。

    Workbenchの実装には、環境内で開始地点として一般的に使用される、クラスの追加の拡張テンプレートがある場合とない場合があります。

    For more information    拡張性の詳細については、 54ページ「Workbenchのツールセットおよびサービスの拡張」を参照してください。

  2. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。詳細については、 166ページ「データフィールドの指定」を参照してください。

 
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データフィールドの指定

Procedure JavaBeanのフィールドを指定する

  1. Add]をクリックし、名前およびデータタイプを指定することにより、各データフィールドを定義します。

    生成されるJavaファイルは、ここで表示される一覧の順番に従ってフィールドを定義します。フィールドを選択して[Up]または[Down]をクリックすると、一覧の順番を整理し直すことができます。

  2. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。詳細については、 166ページ「実装するインタフェースの指定」を参照してください。

 
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実装するインタフェースの指定

Procedure 実装するインタフェースを指定する

  1. このパネルで、Beanが実装するインタフェースを指定します。[Add]をクリックして、インタフェースを指定します。インタフェースの完全修飾の名前を指定する必要があります。各インタフェースに、ウィザードによってスタブメソッドを作成したいかどうかを指定できます。

  2. Up]または[Down]をクリックすると、インタフェースの一覧を整理し直すことができます。[Check All]をクリックし、スタブメソッドによってすべてのインタフェースが呼び出されるように、または[Uncheck All]をクリックしてインタフェースが呼び出されないように設定できます。

    指定する各インタフェースにつき、ウィザードによって次の項目が生成されます。

  3. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 166ページ「インポートするクラスおよびパッケージの指定」を参照してください。

 
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インポートするクラスおよびパッケージの指定

Procedure インポートするクラスおよびパッケージを指定する

  1. このパネルで、Beanによってインポートされる必要がある、追加のクラスまたはパッケージを指定します。

    ここでの指定する各エントリについて、ウィザードにより「インポート」ステートメントが生成されます。

  2. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 167ページ「プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定」を参照してください。

 
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プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定

Procedure プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージを指定する

  1. JavaBeanウィザードのこのパネルの上部で、プロジェクトに関連する次の3つのオプションから1つ指定します。

    オプション

    操作

    [Add to open project]

    現在Workbenchに1つまたは複数のプロジェクトが開いている場合、プロジェクトの1つをリストから選択すると、そのプロジェクトにBeanを追加できます。

    [Create project]

    Workbenchに開いているプロジェクトがない場合、Beanをプロジェクトに関連付けるには、[Create project]をクリックしてNew Projectウィザードを開始します。

    終わったら、新しいBeanを追加するプロジェクトとして、新しいプロジェクトが選択されています。

    For more information    詳細については、 57ページ「プロジェクト設計の考慮事項」を参照してください。

    [No project—just write the files to the disk]

    Beanをプロジェクトに関連付けたくない場合はこのオプションを選択します。ウィザードによって、ファイルシステムの非プロジェクトディレクトリにBeanが作成されます。

  2. このJavaBeanウィザードパネルの下部で、次のオプションを指定します。

    オプション

    操作

    [Base directory]

    プロジェクトを指定した場合、デフォルトのベースディレクトリは、プロジェクトディレクトリ下のディレクトリにある「src」サブディレクトリです。それ以外では、このフィールドは空白です。

    Browse]をクリックして、ファイルシステムの場所を指定します。

    ベースディレクトリは、プロジェクトディレクトリ構造でパッケージパスより上にある他のディレクトリと結合されたプロジェクトルートです。

    [Package]

    新しいBeanクラスの、完全修飾のJavaパッケージ名を指定します。ピリオドで区切られたレベルがあるパッケージ階層を指定できます。

    作成しているBeanは、「パッケージ」ディレクトリと結合された「ベースディレクトリ」に保存されています。

    たとえば、ベースディレクトリがProjectDir/classesであり、com.mycoをパッケージとして指定する場合、BeanはProjectDir/classes/com/mycoに作成されます。

    [File directory]

    ベースディレクトリ」および「パッケージ」の内容は結合され、「ファイルディレクトリ」の下に表示されるBeanの場所を指定します。

    これは、ウィザードによってBeanソースファイルが作成される、ファイルシステムの場所です。

    このフィールドを直接変更することはできません。「ベースディレクトリ」または「パッケージ」、あるいはその両方を変更する必要があります。

    [Add the files to the root of the archive]

    コンパイルされたJavaBeanを、プロジェクトアーカイブ生成時にパッケージパスと結合されたアーカイブルートに追加します。

    [Add the files to the archive with this prefix]

    コンパイルされたJavaBeanを、プロジェクトアーカイブ生成時にパッケージパスと結合された、指定のアーカイブルートに追加します。

    パッケージ名を指定した場合、そのパッケージに関連するディレクトリの構造は、プリフィックスに追加され、生成されたBeanの最終アーカイブパスを決定します。

    [The files will be added to this location in the archive]

    生成されたJavaBeanのアーカイブ内の場所は、先行の2つのセクションで指定されたように、このフィールドに反映されます。

    このフィールドを直接変更することはできません。先行の2つのセクションを変更する必要があります。

  3. Finish]をクリックします。

  4. ウィザードの最終パネルで、JavaBeanの作成が終了したことがレポートされたら、[OK]をクリックします。

    Javaエディタにコードが表示されます(開いているプロジェクトにJavaBeanを追加するオプションを選択している場合にのみ、JavaBeanは開いているプロジェクトに追加されます)。

ウィザードによって、JavaBeanソースファイルの骨組みが作成されます。スケルトンには、空のコンストラクタ、すべてのデータフィールドの宣言(m_name)、およびすべてのフィールドのメソッド取得と設定が含まれます。

 
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Tag Handlerウィザード

カスタムJSPタグのタグハンドラクラスを作成するには、Tag Handlerウィザードを使用します。この後に続く節では、次の内容について説明します。

 
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Tag Handlerウィザードについて

Tag Handlerウィザードを使用すると、次の処理を行うことによってJSP開発作業を効率よく行えます。

Javaエディタを使用すると、タグハンドラクラスを編集できます。XMLエディタを使用すると、TLDファイルまたはweb.xmlファイルを変更できます。これらのファイルは両方、Workbenchの[Project]タブにあります。

 
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Tag Handlerウィザードの開始

このウィザードを開始する前に、開いているプロジェクトが存在する必要があります。

Procedure Tag Handlerウィザードを開始する

  1. File]>[オブジェクト]の順にクリックします。

  2. [J2EE]タブで[Tag handler]を選択し、[OK]をクリックします ([Tag handler]をダブルクリックすることもできます)。

  3. 170ページ「クラス名およびその他のオプションの指定」の手順に従って続行します。

 
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クラス名およびその他のオプションの指定

Procedure クラス名およびその他のオプションを指定する

  1. Tag Handlerウィザードの最初のパネルで、次のオプションを指定します。

    オプション

    操作内容

    Class name

    タグハンドラの名前を指定します。有効なJava名を入力してください。.java拡張子を指定する必要はありません。

    この値は<tagclass>要素のTLDファイルに追加されます。

    Tag name

    カスタムタグの名前を指定します。

    この名前は、タグライブラリ記述子(TLD)のタグ定義の<name>要素に表示されます。

    Template

    コード生成テンプレートを指定するか、デフォルトを受け入れます。

    Workbenchの実装によっては、使用環境でアプリケーションの開始点として通常使用されるクラスの追加の拡張テンプレートが含まれる場合と含まれない場合があります。

    For more information    拡張性の詳細については、 54ページ「Workbenchのツールセットおよびサービスの拡張」を参照してください。

    Attributes

    カスタムタグによってタグ要素の属性をサポートする必要がある場合はこのチェックボックスをオンにします。

    このオプションをオンにすると、属性の詳細を指定できる場所である追加のウィザードパネルが表示されます。

    Scripting Variables

    カスタムタグによってスクリプト属性をサポートする必要がある場合はこのチェックボックスをオンにします。

    このオプションをオンにすると、スクリプト属性の詳細を指定できる場所である追加のウィザードパネルが表示されます。

    Body Tag

    カスタムタグで、JSPページのタグ要素の本文が使用される場合はこのチェックボックスをオンにします。

    このオプションをオンにすると、本文タグの詳細を指定できる場所である追加のウィザードパネルが表示されます。

  2. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 171ページ「プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定」を参照してください。

 
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プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定

Procedure プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージを指定する

  1. Tag Handlerウィザードのこのパネルの上部で、次の3つのプロジェクト関連オプションのうちいずれかを指定します。

    オプション

    操作内容

    Add to open project

    Workbenchで1つまたは複数のプロジェクトが現在開いている場合、リストから選択することによってクラスファイルをこれらのプロジェクトの1つに追加できます。

    Create project

    クラスファイルを新しいプロジェクトと関連付ける場合は、[Create project]をクリックしてNew Projectウィザードを開始します。

    ウィザードを終了すると、新しいクラスファイルを追加する先のプロジェクトとして新しいプロジェクトが選択されます。

    For more information    詳細については、 57ページ「プロジェクト設計の考慮事項」を参照してください。

    No project-just write the files to the disk

    無効 — タグハンドラクラスをプロジェクトと関連付ける必要があります。

  2. このパネルの下部で、次のオプションを指定します。

    オプション

    操作内容

    Base directory

    デフォルトのベースディレクトリは、プロジェクトディレクトリの直下にあるプロジェクトのsrcサブディレクトリです。

    Browse]をクリックして、ファイルシステムの場所を指定します。

    ベースディレクトリは、プロジェクトルートとパッケージパスの上のプロジェクトディレクトリ構造にあるその他のディレクトリが結合されたものです。

    Package

    新しいタグハンドラクラスの完全修飾されたJavaパッケージ名を指定します。パッケージ階層を指定できます(レベルはピリオドで区切ります)。

    File directory

    ウィザードによってタグハンドラソースファイルおよびTagExtraInfoクラスソースファイルが作成されるファイルシステムの場所

    作成しているタグハンドラクラスは、「ベースディレクトリ」と「パッケージ」ディレクトリが結合されたディレクトリに保存されます。

    たとえば、ベースディレクトリがProjectDir/classesであり、パッケージにcom.mycoと指定した場合、クラスはProjectDir/classes/com/mycoに作成されます。

    フィールドのコンテンツを直接変更することはできません。[Base directory]または[Package]、あるいはその両方を変更する必要があります。

    Add the files to the root of the archive

    プロジェクトアーカイブを生成する際に、コンパイルされたタグハンドラクラスファイルをパッケージパスと結合されたアーカイブルートに追加します。

    Add the files to the archive with this prefix

    プロジェクトアーカイブを生成する際に、コンパイルされたタグハンドラクラスファイルをパッケージパスと結合された指定のアーカイブディレクトリに追加します。

    パッケージ名を指定した場合、このパッケージに関連付けられているディレクトリ構造がプリフィックスに追加され、生成されたクラスの最終アーカイブパスが決定されます。

    The files will be added to this location in the archive

    前の2つの選択によって指定されているように、生成されたタグハンドラクラスファイルのアーカイブの場所がこのフィールドに反映されます。

    フィールドのコンテンツは直接変更できません。前の2つの選択を変更する必要があります。

  3. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 172ページ「タグライブラリ記述子ファイルの指定」を参照してください。

 
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タグライブラリ記述子ファイルの指定

Procedure タグライブラリ記述子ファイルを指定する

  1. Tag Handlerウィザードのこのパネルの上部で、次のオプションのうちいずれかを指定します。

    オプション

    操作内容

    Use Existing TLD

    新しいカスタムタグを既存のTLDに追加する場合はこのオプションを選択し、TLD名およびディスクの場所を指定します。

    Create New TLD

    新しいTLDを作成する場合にこのオプションを選択し、残りのフィールドを指定します。

  2. Create New TLD]を選択した場合は、次のフィールドを指定します。

    オプション

    操作内容

    Taglib Short Name

    タグライブラリ記述子の<short-name>要素で使用される値を指定します。

    Taglib URI

    WARの配備記述子で使用されるURIを指定します。これはTLDファイルのURIではありません。

    このURIは、このtaglibを参照するためにJSP taglibディレクティブで使用できます。たとえば、/mytagsなどです。

    TLD file name

    作成するTLDの名前を指定します。

    TLD directory

    ウィザードによってTLDファイルが作成される必要のあるディレクトリ場所を指定します。

    Archive location

    アーカイブ内のTLDのディレクトリ場所を指定します。

    • JARファイル内で配備される場合、TLDはMETA-INFディレクトリ内に存在する必要があります。

    • WARファイル内に直接配備される場合、TLDは通常\WEB-INFディレクトリに配置されるか、または別の\WEB-INF\tldsディレクトリに配置されます。

    JSP Version to support

    TLDによってサポートされるJSP仕様のバージョンを示すラジオボタンを選択します。

    J2EE 1.2 (servlet2.2およびJSP1.1)のWARプロジェクトを使用している場合、ウィザードによるJSP1.1の選択は変更できません。

  3. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。パネルによって表示される内容は、ウィザードの最初のパネルで属性、スクリプト変数、または本文タグのチェックボックスをオンにしたかどうかによって異なります。適切な最初のオプションに従います。

 
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本文タイプの指定

Procedure 本文タイプを指定する

  1. 次のオプションの値を指定します。

    オプション

    操作内容

    JSP

    カスタムタグの本文にJSPコード、HTMLタグ、プレインテキスト、その他のカスタムタグ、およびその他の有効なWebページのコンテンツを使用する場合はこのオプションを指定します。

    Tag dependent

    JSP以外のコード(SQLなど)をカスタムタグの本文で使用する場合はこのオプションを指定します。タグの本文コンテンツは、ランタイムでの評価が行われることなくタグハンドラクラスに直接渡されます。

  2. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。パネルによって表示される内容は、ウィザードの最初のパネルで属性またはスクリプト変数のチェックボックスをオンにしたかどうかによって異なります。

 
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タグハンドラの属性の指定

Procedure タグハンドラの属性を指定する

  1. 次のオプションの値を指定します。

    オプション

    操作内容

    Attribute

    属性の名前を指定します。

    この値は、このカスタムタグのTLDエントリ内の<attribute>要素の<name>要素に対応します。

    Type

    属性のデータタイプを指定します。値にはノンプリミティブタイプを指定してください。

    Required

    カスタムタグが使用される場合、属性が必要であるかどうかを指定します。このオプションをオンにすると、属性が必要となります。TLDファイルの<required>要素に対応します。

    Runtime expression

    属性の値を設定するために、JSPページでJSP scriptlet式を使用できるかどうかを指定します。TLDファイルの<rtexprvalue>要素に対応します。

  2. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。パネルによって次に表示される内容は、ウィザードの最初のパネルでスクリプト変数のチェックボックスをオンにしたかどうかによって異なります。

 
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タグハンドラのスクリプト変数の指定

Procedure タグハンドラのスクリプト変数を指定する

  1. 次のオプションの値を指定します。

    オプション

    操作内容

    Variable

    変数の名前を入力します。

    Type

    変数のデータタイプを入力します。

    New Object

    変数が新しいオブジェクトインスタンスまたは既存のオブジェクトインスタンスのどちらを参照するかを指定します。

    Scope

    変数の使用可能性を指定します。次の値が考えられます。

    • NESTED — 変数は開始タグから終了タグまで使用できます。

    • AT_BEGIN — 変数は開始タグからページの最後まで使用できます。

    • AT_END — 変数は終了タグからページの最後まで使用できます。

  2. Next]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 175ページ「TagExtraInfoクラスの指定」を参照してください。

 
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TagExtraInfoクラスの指定

Procedure TagExtraInfoクラスを作成するかどうかを指定する

  1. 次のオプションの値を指定します。

    オプション

    操作内容

    Do not create TagExtraInfo class

    ウィザードでTagExtraInfoクラスを作成しない場合は、このオプションをオンにします。

    Create TagExtraInfo class

    ウィザードでTagExtraInfoクラスを作成したい場合は、このオプションをオンにします。タグの設定によってTagExtraInfoクラスが必要である場合は、このオプオションが無効になっている可能性があります。

    (オプション)ウィザードによって次のメソッドのいずれかを実装する場合は適切なチェックボックスをオンにします。

    • getVariableInfo()

    • isValid()

  2. Finish]をクリックします。最後のウィザードパネルによってTagExtraInfoクラスの作成が終了したことが報告されたら、[OK]をクリックします。

    155ページ「結果」を参照してください。

 
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実行される処理

Finish]をクリックすると、ウィザードによって次の処理が実行されます。


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