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ツールガイド 05/22/03 08:41:32 |
Novell exteNd Workbenchは、 J2EEアプリケーションおよびWebサービスアプリケーションを開発したり、配備したりするために使用される拡張可能なIDEです。Workbenchによって、J2EEアーカイブの作成および維持、XML配備記述子の作成および編集、またJ2EEサーバへのアーカイブの配備などJ2EEおよびWebサービス開発に関連付けられている多くのタスクが自動化、簡潔化されます。
この章では、Workbenchのツールおよび機能について説明します。ここでは、ファイルを開く方法、環境設定、プロファイルの設定、およびバージョン制御などの基本的な操作について説明します。この章には次の節があります。
プロジェクトの作成、プロジェクトへのファイルの追加、プロジェクトの構成、およびアーカイブの作成などプロジェクトレベルの操作を実行する場合の詳細については、
を参照してください。
Workbenchはファイルシステムベースの開発環境であり、次の機能が利用できます。
JSPページ、EJB、サーブレット、Javaクラス、JavaBeans、およびタグライブラリなどJ2EEコンポーネントを作成するために使用するComponentウィザード
JavaベースのWebサービスコンポーネント、SOAPランタイム環境、およびWebサービスレジストリの検索およびWebサービスレジストリへの公開を行うためのRegistry Managerを作成するためのウィザードを含むWebサービス機能
Javaファイル、JSPファイル、XMLファイル、WSDLドキュメント、配備記述子、およびプレインテキストファイルなどを処理するために使用するグラフィックエディタおよびテキストベースのエディタ
プロジェクトの作成、J2EEアーカイブの作成および検証、およびJ2EEアプリケーションサーバへのアーカイブの配備を行うためのプロジェクトツール
サーバ独立型 Workbenchはサーバ独立型です。プロジェクトを処理する場合、アプリケーションサーバによるサポートなしで、ソースファイルの作成、プロジェクトの作成、およびアーカイブの作成をWorkbench内ですべて行えます。プロジェクトアーカイブを配備する準備が整うまで、アプリケーションサーバを実行する必要はありません。
Workbenchで作成されたアーカイブは任意のJ2EE互換アプリケーションサーバに配備できます。Workbenchの機能によって、Novell exteNd アプリケーションサーバ、BEA WebLogic、IBM WebSphere、Jakarta Tomcat、およびOracle9iなどの主要なアプリケーションサーバに対してはアーカイブは自動的に配備されます。サポートされているバージョンの情報については、『リリースノート』を参照してください。
Workbenchは、ナビゲーション、出力、編集というサイズ変更可能な3つのペインから構成されています。この節では、プロジェクトを作成する場合にこれらのペインを使用する方法について説明します。
ナビゲーションペイン ナビゲーションペインでは、プロジェクトおよびレジストリのさまざまな機能にアクセスできます。たとえば、[Project]タブではソースディレクトリおよびアーカイブディレクトリの構造からファイルを表示したり、選択したりできます。
ナビゲーションペインのベースには、[Directory]、[Project]、および[Registries]などのタブが3つまたは4つあります。編集ペインでJavaソースファイルが開いている場合に[Structure]タブは表示されます。[Project]タブまたは[Directory]タブのいずれかが選択されると、ナビゲーションペインは2つのサブペインから構成されます。上部のサブペインにはディレクトリが表示され、下部のサブペインには選択されたディレクトリにあるファイルがリストされます。
操作内容 |
使用する機能 |
詳細 |
---|---|---|
ファイルを開く |
ダブルクリック |
上部のサブペインでディレクトリを選択すると、下部のサブペインには[Directory]タブおよび[Project]タブのファイルがリストされます。 |
ナビゲーションペインのプロジェクト、ファイル、およびディレクトリを操作する |
右クリック |
たとえば、選択した内容に基づいて、ファイルを開く、ファイルのコンパイル、プロジェクトへのファイルの追加、プロジェクトからのファイルの削除などの操作を行えます。 |
開いているファイルを交互に表示する |
編集ペインのタブ |
アーカイブを作成するファイルのタブをクリックします。 |
開いている次のファイルおよび前のファイルに移動する |
[Documents]メニュー |
[Documents]メニューを使用して、開いている次(<Ctrl>+<F6>)のファイルおよび前(<Ctrl>+<Shift>+<F6>)のファイル間を移動します。 |
ソースビューとアーカイブビューを切り替える |
[Project]タブ |
ソースと生成されたアーカイブでディレクトリおよびファイルがどのように構造化されているかを比較できます。
|
Javaソースファイルの場合、構造を表示およびナビゲートして、メンバーのタイプおよび表示レベルを確認する |
[Structure]タブ |
編集ペインでJavaソースファイルを開いた後、[Structure]タブをクリックします。クラス、メソッド、およびファイルのフィールドをいくつかの方法でソートするには、上部近くのドロップダウンメニューを使用します。編集ペインのカーソルをメンバーのソースコードに配置するには、クラスメンバーをダブルクリックします。 |
ヒント: [Directory]タブまたは[Project]タブの下部のサブペインでファイルの上にマウス ポインタを配置すると、ファイルの完全な名前とパスを確認できます。Workbenchツールヒン トは、[Project]タブのアーカイブレイアウトまたはアーカイブコンテンツビューで、アーカイ ブに概念的に存在するファイル(WEB-INF/web.xmlなど)をファイルシステムの名前 (C:\dev\proj4\web.xmlなど)と比較する場合に特に役立ちます。[Structure]タブで、クラスメ ンバーを参照すると署名が表示されます。
[Structure]タブでは、各要素はダブルアイコンで識別されます。左のアイコンは要素の表示レベルを示します。右のアイコンはタイプを示します。下の表にはアイコンが定義されています。
[Visibility]アイコン |
説明 |
[Type]アイコン |
説明 |
---|---|---|---|
|
(ロック) 保護 |
|
(ドキュメント) クラス |
|
(青いキューブ) パッケージの保護 |
|
(灰色のキューブ) フィールド |
|
(鍵) プライベート |
|
(プラス記号) 作成者 |
アイコンなし |
公開 |
|
(関数記号) メソッドまたは関数 |
編集ペイン 編集ペインは、ファイルエディタの作業領域です。開いているファイルのコンテンツが表示されます。[View]メニュー項目を使用して[Output]ペインおよびナビゲーションペインを非表示にすると、作業領域を広くできます。
[Output]ペイン [Output]ペインには、作成、検証、配備、検索、およびバージョン制御という処理から情報を表示するタブが含まれています。
ステータスバー ステータスバーには、たとえばファイルが保存された場合などメッセージが表示されます。
[About]ダイアログボックス Workbenchのバージョン情報やそのコンポーネント(エディタ、ウィザード、ビューアなど)について確認するには、[About]ダイアログボックスを使用します([Help]、[About Workbench]を順に選択)。このダイアログボックスには、実行している製品バージョンにインストールされている内容および個々に更新されたコンポーネントが表示されます。
Windowsの[スタート]メニュー([プログラム]、[Novell exteNd]、[Workbench]を順に選択)からの操作など、オペレーティングシステムで適切なコマンドを使用して、Workbenchを開始します。
Workbenchを終了するには、[File]、[Exit]を順に選択します。
プロキシサーバを使用する場合、Workbench binディレクトリのxwb.confでプロキシホストおよびそのポートを指定する必要があります。次の行のコメントを解除して、サイトの値を指定します。
vmarg -DsocksProxyHost=proxy-host vmarg -DsocksProxyPort=proxy-port-number vmarg -Dhttp.proxyHost=proxy-host vmarg -Dhttp.proxyPort=proxy-port-number
プロキシを必要としないホストがある場合、これらのホスト(|で区切ります)は次のプロパティで指定できます。
vmarg -Dhttp.nonProxyHosts=host1|host2...
この節では、Workbenchでプロジェクトファイルおよびソースファイルを操作する方法について説明します。
プロジェクトを操作する詳細については、
を参照してください。
既存のプロジェクトで作業するには、プロジェクトファイルを開きます。Workbenchプロジェクトファイルには.SPFという拡張子が付いています。
SPFファイルを選択して、 [Open]をクリックします(またはSPFファイルをダブルクリックします)。Workbenchによって、ナビゲーションペインの[Project]タブにプロジェクトが表示されます。
複数のプロジェクトを開くことはできません(開いているプロジェクトの複数のサブプロジェクトを操作することはできます)。プロジェクトが1つ開いている場合に別の(関連のない)プロジェクトを開くと、Workbenchでは、2つ目のプロジェクトが開く前に元のプロジェクトおよび関連するファイルがすべて閉じます。
最近プロジェクトファイルを開いたことがある場合は、[File]>[Recent Files]のリストから選択できます。
プロジェクトを保存するために特定の操作を行う必要はありません。プロジェクトコンテンツまたは設定を変更するたびに(たとえば、プロジェクトにディレクトリを追加するなど)、プロジェクトファイルは自動的に保存されます。
Workbenchでプロジェクトを変更できるようにするには、プロジェクトファイルが書き込み可能である必要があります。これは一般的に、バージョン制御システムからプロジェクトファイルをチェックアウトする必要があることを意味します。
この節では、JSP、XML、およびプレーンテキストファイルなどのソースファイルを開く、保存する、および閉じる方法について説明します。
ファイルの選択ダイアログボックスが表示されます。
ファイルを選択して、[Open]をクリック(またはファイルをダブルクリック)します。Workbenchによって、編集ペインに適切なソースファイルエディタ(Java、JSP、XML、またはText)でファイルが表示されます。
ナビゲーションペインの[Directory]タブのファイルに移動します。開いているプロジェクトがあり、ファイルがそのプロジェクトに含まれている場合は、[Project]タブ内でもそのファイルを見つけることができます。
最近プロジェクトファイルを開いたことがある場合は、[File]>[Recent Files]のリストから選択することもできます。
開いているファイルの操作 アクティブになるファイルは一度に1ファイルです。デフォルトでは、編集ペインで開いている各ファイルに対してタブが1つあります。タブをクリックするだけで、ファイルはアクティブになります (タブの表示は、カスタマイズしたり、オフにしたりできます。 表示の初期設定を参照してください)。
[Documents]>[More Documents]の順に選択して、開いているドキュメントのリストからファイルを選択する方法によっても、開いているファイルをアクティブファイルにできます。
[File]>[Save As]の順に操作を実行すると、現在開いているファイルのコンテンツを別のファイルに保存できます。
ヒント: 編集ペインでタブを右クリックすることによっても、ファイルを保存できます。
ソースファイルを変更した場合、Workbenchによって、ソースファイルを閉じる、親プロジェクトを閉じる、またはWorkbenchを終了する前にファイルを保存するように求めるメッセージが表示されます。
ファイルは、Workbench内から削除したり、名前を変更したりできます。
ナビゲーションペインの[Project]タブまたは[Directory]タブに移動して、削除するファイルを含むディレクトリを選択します。
削除するファイルを選択します。 Shiftキーを押しながらクリックおよびCtrlキーを押しながらクリックを使用すると、複数のファイルを選択できます。
ファイルはファイルシステムから削除されます。
(プロジェクトに含まれているディレクトリにあるためプロジェクト内に存在するのではなく)ファイルが現在のプロジェクトに個々に追加された場合、プロジェクトからエントリを削除するかどうかを尋ねられます。
ナビゲーションペインの[Project]タブまたは[Directory]タブに移動して、ファイルを含むディレクトリを選択します。
ファイルの名前はファイルシステムで変更されます。
注記: 選択されているファイルが複数ある場合、最初のファイルの名前のみが変更されます。
(プロジェクトに含まれているディレクトリにあるためプロジェクト内に存在するのではなく)ファイルが現在のプロジェクトに個々に追加された場合、プロジェクトで新しいファイル名を使用するかどうかを尋ねられます。
プロジェクト開発を速めるために、J2EEプロジェクトまたはコンポーネントを作成する場合にWorkbenchのウィザードを使用できます。Workbenchには、いくつかの種類のウィザードがあります。
ウィザードタイプ |
説明 |
---|---|
Projectウィザード |
次のようなJ2EEアーカイブに関連付けられているWorkbenchプロジェクトを作成します。
|
Componentウィザード |
次のようなJ2EEコンポーネントを作成します。
|
Web Serviceウィザード |
Webサービスを作成したり、Webサービスにアクセスしたりするために必要なJavaクラスを生成します。 |
WSDLウィザード |
WSDL (Web Services Description Language)ドキュメントを作成します。 |
Deploymentウィザード |
配備記述子およびexteNd 配備計画を作成します。 |
J2EEアプリケーションおよびコンポーネントを作成する過程で、WorkbenchソースエディタおよびDebuggerを使用すると、簡単に作成、配備、デバッグ、および保守することのできるよく構造化されたアーカイブを作成できます。
ソースファイルを開くと、適切なエディタが自動的に開始します。
注記: WorkbenchでEAR、JAR、WAR、またはZIPファイルを開くと、アーカイブのコンテンツおよび各エントリについての情報がリストで表示されます。このリストは読み取り専用です。
すべてのソースエディタで利用できる中心機能の概要については、
を参照してください。
さらに、Workbenchでは次のエディタで専用機能が利用できます。
配備記述子エディタを使用すると、J2EE配備記述子を構成したり、作成したりできます。配備記述子は、J2EEアプリケーションアセンブリに必要な情報を提供するXMLドキュメントです。
注記: 既存の配備記述子を開くには、プロジェクトまたはアーカイブ([Project]タブ内)を右クリックして、[Open Deployment Descriptor]を選択します。
配備計画エディタを使用すると、J2EEモジュールおよびアプリケーションをexteNd アプリケーションサーバに配備するための配備計画を構成したり、作成したりできます。配備計画とは、アプリケーションサーバ環境でJ2EEモジュールが実行されるべき方法について記述するXMLドキュメントです。
注記: 既存の配備計画を開くには、プロジェクトまたはアーカイブ([Project]タブ内)を右クリックして、[Open Deployment Plan]を選択します。
XMLエディタを使用すると、XMLファイルを作成、編集、および表示できます。このエディタでは、XMLファイルのインテリジェント編集(XML DTDまたはXML Schemaを読み込むことによって、どの要素および属性がどこで有効であるかが認識されます)およびグラフィカルツリービューが利用できます。
WSDLエディタを使用すると、WSDLファイルを作成、編集、および表示できます。WSDL (Web Services Description Language)とは、Webサービスを記述するためのXMLボキャブラリです。
アプリケーション開発の一部として、exteNd Debuggerを使用して(J2EEアプリケーションのような)サーバベースのアプリケーションおよびクライアントアプリケーションをデバッグできます。Debuggerは、Workbench内から呼び出せます。
Workbenchでは、一組のソースエディタだけではなく次のビューアも利用できます。このビューアを使用すると、その他のファイルをWorkbench内から表示できます。
GIF、JPG、JPEG、またはPNGファイルを開くと、ファイルはWorkbenchのImage Viewerで開きます。イメージは拡大/拡小できます。
ヒント: これらのファイルを外部プログラムで開く場合、初期設定でファイルの拡張子およびプ ログラムを指定します。詳細については、 ファイルタイプ設定を参照してください。
.classファイルを開くと、.classファイルについての情報がClass Viewerに表示されます(例外: [プロジェクト]タブのアーカイブコンテンツビューで.classファイルをダブルクリックすると、Javaエディタで対応する.javaファイルが開きます)。
Workbenchでは、次の内容を提供することによってWebサービス開発をサポートしています。
次の内容を設定することによって、Workbench開発環境を設定できます。
設定 |
説明 |
---|---|
Number of recent files |
Workbenchの[File]メニューに表示する最近開いたファイルの数を指定します。デフォルトは10です。 |
Number of recent projects |
Workbenchの[File]メニューに表示する最近開いたプロジェクトの数を指定します。デフォルトは5です。 |
Reload open projects |
開始時に、最後にWorkbenchを終了したときに開いていたプロジェクトが再ロードされます。デフォルトは[No]です。 |
Reload open files |
開始時に、最後にWorkbenchを終了したときに開いていたファイルが再ロードされます。デフォルトは[No]です。 |
Web browser |
Workbenchヘルプシステムを実行する場合に使用するブラウザを指定します。パスを入力するかボタンをクリックすることによってブラウザを選択します。 |
Enable Todo |
Todo機能を有効にするかどうかを指定します。選択すると、WorkbenchによってタスクのTodoリストを維持できる場所である[Output]ペインに[Todo]タブが表示されます。
|
Debugger command |
空の場合、[Edit]>[Launch Debugger]を選択するとWorkbenchによってexteNd Debuggerが起動されます。 を参照してください。 空でない場合、デバッガを起動する場合にWorkbenchによって呼び出されるコマンドを指定します。 デバッガの指定を参照してください。 |
設定 |
説明 |
---|---|
Always save modified files before compiling |
設定すると(デフォルト)、コンパイル、作成、または再作成する前に変更されたファイルがすべて自動的に保存されます。このプロパティが設定されていない場合、保存されていないファイルについてWorkbenchによってメッセージが表示されます。
|
Compiler |
コンパイラを指定します。デフォルトは[Javac 1.3 (\xd2 Modern\xd3 )]です。 |
Compiler version |
コンパイラが使用するJREを指定します。Version 1.4 JREを使用してコンパイルする場合、コードにはVersion 1.3 JREまたはVersion 1.4 JREで以前コンパイルされたクラスを含めることができます。Version 1.3 JREを使用してコンパイルする場合、コードにはVersion 1.3 JREで以前コンパイルされたクラスのみを含めることができます。 |
Compiler options |
コンパイラの一般的なコマンドラインオプションを有効にできます。 |
設定 |
説明 |
---|---|
Font size |
編集ペインで画面のフォントサイズを設定します。デフォルトは12です。[Print]タブから印刷フォントサイズを設定することもできます。 印刷設定を参照してください。 |
Spaces per tab character |
各タブに対して入力するスペースの数を設定します。デフォルトは4です。 |
Show line numbers |
編集ペインで行数を非表示(デフォルト)または表示するかどうかを設定します。ソースエディタで<Ctrl>+<L>を使用すると、個々のファイルに対する行数の非表示または表示を切り替えることができます。 |
Show vertical margin |
ペインの右側で折り返しマージンのガイド(80文字に設定)を表示します。デフォルトはオンです。 |
Highlight matching parentheses and braces |
テキストを入力するにつれて、一致する括弧および大括弧の範囲でテキストがハイライト表示されます。デフォルトはオンです。 |
Use smart indenting |
新しい行を作成する場合、現在の行のインデントの幅に基づいて新しい行のインデントの幅を設定します。デフォルトはオンです(NetBeansベースのJSPおよびHTMLエディタではサポートされていません)。 |
Use spaces instead of tab characters |
Tabキーを押すとスペースが使用されます。デフォルトはオフです。 |
Use chromacoding |
テキストをカラーコード化します。選択が解除されると、すべてのテキストは黒になります。デフォルトはオンです。 |
Show horizontal scrollbar always/only as needed |
デフォルトは必要な場合のみです。 |
その他のテキストオプションについては、
を参照してください。
設定 |
説明 |
---|---|
Printing mode |
モードをモノクロ(デフォルト)またはカラーに設定します。カラープリンタの場合は、カラーモードを使用してください。 |
Font size |
印刷フォントサイズ(デフォルトは10)を設定します。[Text Editing]タブでは、画面のフォントサイズを設定することもできます。 テキスト編集設定を参照してください。 |
Print line numbers |
行数を印刷するかしないかを設定します。デフォルトでは、行数は印刷されません。 |
配備設定は、配備記述子エディタおよび配備計画エディタによって使用されます。いずれかのエディタを開くと、Workbenchによって(サブオブジェクトクラスも含む)プロジェクトのクラスのすべてがロードされます。その後エディタではクラスからの情報を使用して、クラス、メソッド、メンバー変数などのリストを表示するダイアログボックスが作成されます。クラスが最新ではない場合、エディタによって表示される情報は間違っているか不足している可能性があります。
Workbenchでは、配備記述子エディタまたは配備計画エディタにアクセスする場合にプロジェクトを自動的に作成するかどうかを制御できます。作成設定を次の中から1つ指定できます。
注記: エディタでは、クラスはアーカイブからではなくファイルシステムから直接ロードされるため、配備エディタでクラス情報をロードするためにアーカイブを作成する必要はありません。
設定 |
説明 |
---|---|
Default server versions |
新しいexteNd 配備計画を作成する場合に最初に選択されたサーババージョンを指定します。J2EE 1.2プロジェクトのサーババージョンおよびJ2EE 1.3プロジェクトのサーババージョンを指定できます。 |
事前に定義された言語構造に拡張される単語など、1つまたは複数のテキスト行に拡張できる省略語を定義できます。省略語を定義したら、エディタでその名前を入力して、[Edit]>[Text Tools]>[Complete Abbreviation]の順に選択して(または、<Ctrl>+<U>を押します)、省略語を拡張テキストで置換します。
省略語が拡張される場合にカーソルが配置される場所を示すには、省略語の定義に%cを使用してください。
たとえば、省略語mainは次のように事前定義されており、Javaファイルで使用されることが目的とされています。
public static void main(String args[]) { %c }
注記: 省略語テキストが定義されていない場合、[Complete Abbreviation]コマンドは無視されます。
Workbenchでは、指定のファイルタイプを編集するためにサードパーティ製のツールを使用できます。Workbenchを使用してファイルを開く代わりに外部エディタを使用してファイルを開くように設定できます。ファイルの拡張子を外部エディタに関連付けるには、[File Types]タブを使用します。各ファイルタイプに対して、ファイルを開くアプリケーションを選択できます。
ファイルタイプに対して、次の初期設定のいずれかを指定します。
注意: 外部エディタをXMLのファイル拡張子と関連付ける場合、次のことに注意してください。exteNd 配備計画を編集するために外部エディタを使用する場合、Workbenchエディタが提供するデフォルトの設定を活用できないため、プロジェクトは配備計画と関連付けられません。
次の内容を制御するWorkbenchの初期設定を設定できます。
デフォルトでは、自動保存およびバックアップ操作は 有効ではありません。
すべてのプロジェクトがバックアップされる方法を制御するグローバルなバックアップ設定を行えます。ただし、プロジェクトには同じ名前を持つファイルが含まれている可能性があるため、各プロジェクトに対して個別のバックアップファイルおよび自動保存ファイルを保存することをお勧めします。この操作を行うには、バックアップファイルおよび自動保存ファイルの両方に対して、ファイルのソースディレクトリに関連するサブディレクトリを指定します。バックアップディレクトリで並行してバックアップされるファイルは上書きされません。
注記: バックアップディレクトリまたは自動保存ディレクトリに対して相対名を指定する場合、この名前はソースファイルに対して相対的となります。
次のように自動保存設定またはバックアップ設定、あるいはその両方を指定します。
自動保存またはバックアップ、あるいはその両方を行う方法を定義する
バージョン制御の使用を参照してください。
これらの初期設定では、Workbench NetBeansベースのエディタを使用してどの種類のファイルを編集するかを指定します。
NetBeansベースのエディタで編集可能なファイルタイプの追加および
従来のJava、JSP、またはHTMLエディタの使用を参照してください。
パーサデータファイルの作成を参照してください。
タグ、引数、値、テキスト、エラー、およびスペース(ダイアログボックスにはwsとしてリストされています)など異なる種類の情報をXMLドキュメントで表示する場合に、XMLエディタのソースビューで使用する色を指定できます。
それぞれの種類の情報に対して、前景およびバックグラウンドを指定できます。色のリストから選択するか、省略記号ボタンをクリックして独自の色を定義できます。太字の使用も指定できます。
サーバプロファイルには、サーバのホスト名およびポートを含むアプリケーションサーバについての情報が保存されます。配備時に選択すると、サーバプロファイルによって配備先のサーバの名前およびそのサーバに配備する際に必要な情報がWorkbenchに伝えられます。サーバプロファイルは特定のサーバに適用されます。複数のサーバに配備している場合、各サーバに対して個別のプロファイルを設定する必要があります。
サーバの設定によって、サーバのプロファイル情報を指定する方法が決定されます。たとえば、サーバでセキュリティ証明書が使用されている場合、httpsプロトコルを指定します。また、サーバの設定によってサーバ名、サーバポート番号、データベースなどを指定する方法も影響される可能性があります。
特定のアプリケーションサーバを設定する詳細については、そのサーバの製品マニュアルを参照してください。
[Create a New Server Profile]ダイアログボックスで、次のように設定します。
設定 |
説明 |
---|---|
Profile name |
プロファイルを識別する名前を入力します。 |
Server type |
リストからサーバタイプを選択します。 サーバタイプは、商標およびバージョン番号別に整理されています。バージョン番号は、特定のサーバタイプでサポートされている最も古いバージョンを示します。多くの場合、サーバタイプは、いくらかのそれ以降のバージョンでも有効です。 原則として、ターゲットサーバのバージョンに最も近く、そのバージョンを超えないサーバタイプを選択する必要があります。 |
Deployment tools directory |
サーバに配備するために使用する実行可能ファイルを含むディレクトリを指定します。 |
Rapid deployment directory |
高速配備用のディレクトリです。 高速配備用にWorkbenchでファイルを書き込むディレクトリを入力します。高速配備の場合、サーバによっては特定のディレクトリにファイルが書き込まれることを要求する場合もあります。サーバの設定に適切な場所を指定することを確認してください。ディレクトリリストについては、 高速配備ディレクトリの設定を参照してください。
|
Server name |
次の形式を使用して、サーバ名を設定します。 http:を実行するサーバの場合 servername http://servername https:を実行するサーバの場合 https://servername[:port] サーバがデフォルトのポートでリッスンしていない場合はポート番号を指定します。 |
Database name |
exteNd アプリケーションサーバ用です。 配備先のデータベース名入力します。 |
Target servers |
BEA WebLogic Server用です。 ターゲットサーバ名を入力します。 |
高速配備ディレクトリの設定 次の表は、[Server Profile]ダイアログボックスで指定する必要のある高速配備ディレクトリについて説明しています。
セキュリティ保護されたサーバでのWorkbenchの使用 Workbenchは、配備時にサーバプロファイルを使用してJ2EEサーバに接続します。サーバプロファイルによってセキュリティ保護されたサーバが示されると、Workbenchは自動的にSSL接続を行います。Workbenchでは、agrootca.jar (Workbenchのlibディレクトリに保存されています)にリストされている認証局の商用証明書セットが使用されます。配備先であるサーバで、認証局によって発行されagrootca.jarにはリストされていない証明書が使用されると、Workbenchはサーバに正常に接続されません。JARファイルのコンテンツを変更できる任意のツール(たとえば、SunのJARユーティリティまたはWinZip)を使用すると、認証局の証明書をagroootca.jarに追加できます。
次のWorkbenchコンポーネントのいずれかを使用する場合、データベースのプロファイルを設定する必要があります
Workbenchコンポーネント |
データベースのプロファイルを使用する場合 |
---|---|
EJBウィザード |
データベーステーブルに基づいてエンティティBeanを作成する場合 |
配備計画エディタ |
コンテナ管理のエンティティBeanの持続性フィールドをデータソースのフィールドにマップする場合 |
。
データベースのプロファイルでは、Workbenchがデータソースに接続して、テーブルやフィールド情報を取得できるようにするJDBC情報が提供されます。複数のプロファイルを作成すると、異なるデータベースおよびJDBCドライバをサポートできます。
[Create a New Database Profile]ダイアログボックスで、次のように設定します
設定 |
説明 |
---|---|
Profile name |
プロファイルを識別する名前を入力します。 |
JDBC Driver |
JDBCドライバのクラス名を入力します。JDBC 2.0互換ドライバを指定できます。 Sun JDBC-ODBCブリッジドライバ(JREに付属)を使用するには、sun.jdbc.odbc.JdbcOdbcDriverと指定します。Sunのブリッジドライバ以外のJDBCドライバを指定する場合、そのドライバクラスがWorkbenchによってロードできることを確認してください(下の ドライバクラスを有効にするを参照)。 |
JDBC URL |
目的のデータベースを指定するURLを入力します。たとえば、jdbc:odbc:TestDBです。 |
Connection Catalog |
(オプション)接続先であるデータベースのSQLカタログ(サブセット)を指定します。たとえば、PayrollDbです。お使いのデータベースドライバでカタログがサポートされていない場合、この要求は無視されます。 サポートされている場合、接続カタログで取得するデータベーステーブルを設定できます。大容量データベースに接続している場合、またはデータベーステーブルのサブセットに接続する場合(たとえば、運用データベースアクセスを除外する場合)に接続カタログは役立ちます。 |
Datasource Name |
このデータベースのプロファイルに関連付けるデータソースの名前を指定します。 データソース名(SilverBooksなど)または完全なJNDI仕様(java:pm/JDBC/SilverBooksなど)のいずれかを指定できます。 |
。
JDBC URLによって指定されたデータベースへの接続を確認するには、[Test]をクリックします。
このテストによって、JDBCはデータベースに接続されます。接続が利用できない場合または設定が正しく指定されていない場合、このテストは失敗します。
テストのポップアップ画面で、データベースのユーザ名およびパスワードを入力して、[OK]をクリックしてアクセスを確認します。
Workbenchでは、Webサービスレジストリのプロファイルを定義するための機能が利用できます。これらのプロファイルでは、レジストリを検索してWebサービスを配備することを可能にする情報が提供されます。
レジストリのプロファイルの詳細については、
レジストリプロファイルの定義を参照してください。
バージョン制御システムを使用する場合、Workbenchがこのシステムにアクセスできるように設定できます。この設定によって、IDEで作業中にプロジェクト内のファイルに対してバージョン制御操作を実行できます。
Workbenchでバージョン制御操作を実行する前に、初期設定を調整してバージョン制御を有効にしたり、バージョン制御システムのサポートを設定したり必要があります。
[Edit]>[Preferences]を選択して[Preferences]ダイアログボックスを表示して、[Version Control]タブに移動します。
[Enable Version Control]プロパティをオンにします。
この処理によってWorkbenchのバージョン制御機能がオンになります。
このプロパティでは、実際にはWorkbenchにサポートするバージョン制御コマンドを伝えるバージョン制御システム定義を選択しています。Workbenchには、一般的に使用されているいくつかのバージョン制御システム(ClearCase、CS-RCS、CVS、PVCS、およびVisual SourceSafe)に対する定義が備わっています これらの定義のいずれかを選択する場合、そのまま使用するか、必要性やシステム設定に合うように定義されているコマンドを編集することもできます。
バージョン制御システム定義を自分で作成するオプションもあります。これによって、使用する可能性のあるほとんどすべてのバージョン制御システムに対するWorkbenchのサポートを設定できます。
定義の操作 次のトピックでは、バージョン制御システム定義を操作する場合の詳細について説明しています。
バージョン制御システム定義では、Workbenchによって表示されるバージョン制御メニュー項目のリストが指定されます。各メニュー項目は選択されたバージョン制御システムのコマンドライン操作にマップされ、操作が実行される方法の詳細が示されます。このリストは編集して、メニュー項目を変更、作成、または削除できます。
[Preferences]ダイアログボックスの[Version Control]タブで、[Version Control Systems]ドロップダウンリストから定義を選択します。
[Setup]ダイアログボックスで、バージョン制御メニュー項目のリストを変更します。
作業内容 |
操作 |
---|---|
メニュー項目の動作を変更する |
[Version Control Command]リストボックスから目的の項目を選択して、 コマンドのプロパティを編集します。 |
選択したメニュー項目の名前を変更する |
[Edit]ボタンをクリックします。名前には文字、数字、スペース、および特殊文字を含めることができます。 メニュー項目へのキーボードアクセス(Altキーとの組み合わせ)で使用できるように、ニーモニック文字を編集することもできます。 |
新しいメニュー項目を作成する |
[Add]ボタンをクリックして、項目の名前とニーモニック文字を指定します。リストの最後に新しい項目が追加されます。 |
選択したメニュー項目を削除する |
[Remove]ボタンをクリックします。 |
メニュー項目の順序を切り替える |
位置を変更する項目を選択して、矢印ボタンを使用してリスト内で上または下に移動します。 |
コマンドのプロパティ 次の表は、[Setup]ダイアログボックスでバージョン制御メニュー項目に対して指定できるコマンドに関するプロパティについて説明しています。
プロパティ |
説明 |
---|---|
Command |
メニュー項目によって実行されるバージョン制御システムのコマンドライン操作。 % 定義済みの環境変数は、Commandプロパティの横にある展開ボタンを通じて使用できます。現在のカーソル位置に挿入する変数を選択できます。 |
Reload when done |
コマンドを実行した後で、Workbenchにターゲットファイルを再ロードするように伝えます。ファイルを変更する可能性のあるコマンドの場合(チェックイン、チェックアウト、取得など)に役立ちます。 |
Wait for execution |
Workbenchに、制御をユーザに戻す前にコマンドが実行を終了するまで待つように伝えます。diffまたはhistoryなどのコマンドの場合はターゲットファイルに対する操作がないため、実行を待たないことが適切である可能性もあります。 |
Execute command in directory of source file |
Workbenchに、ターゲットファイルのディレクトリに相対するコマンドを実行するように伝えます。このプロパティをオンにしないと、コマンドは現在のディレクトリで実行されます。 |
定義済みの環境変数 次の表は、バージョン制御メニュー項目に対して指定するコマンドに含めることができる定義済みの環境変数について説明しています。
Workbenchによってバージョン制御システム定義が提供されない場合は、定義を作成することができます。
[Preferences]ダイアログボックスの[Version Control]タブで、[Add]ボタンをクリックします。
メッセージが表示されたら、バージョン制御システム定義の名前を入力します。
定義の名前には文字、数字、スペース、および特殊文字を含めることができます。指定した名前は、[Version Control Systems]ドロップダウンリストに追加されます。
Workbenchでは、定義を保存するXMLファイルも作成されます。このファイルの名前は、ユーザが指定する定義名と一致します(ただし、スペースはアンダースコアによって置換されます)。Workbenchでは、ユーザの定義XMLファイルは(提供される定義XMLファイルと共に) Resources\version_control_configディレクトリに保存されます。
[Setup]ダイアログボックスが表示されたら、バージョン制御システム定義の詳細を指定します。
バージョン制御システム定義の編集を参照してください。
バージョン制御システム定義を編集または作成したら、Workbenchがインストールされているその他のコンピュータにコピーすることもできます。
Workbench Resources\version_control_configディレクトリでバージョン制御システム定義のXMLファイルを検索します。
このファイルを、対象の各コンピュータの該当するディレクトリにコピーします。
これらのコンピュータでWorkbenchを実行すると、[Version Control Systems]ドロップダウンリスト([Preferences]ダイアログボックスの[Version Control]タブ)にコピーされた定義が自動的に入力されます。
必要ないバージョン制御システム定義が存在する場合は、その定義を削除できます。
[Preferences]ダイアログボックスの[Version Control]タブで、[Version Control Systems]ドロップダウンリストから定義を選択します。
Workbenchによって、削除の確認を求めるメッセージが表示され、その後リストから定義が削除されます。定義のXMLファイルがWorkbench Resources\version_control_configディレクトリから削除されます。
バージョン制御アクセスを有効にしてWorkbenchを使用する場合、アクティブなバージョン制御システム定義によって指定されるコマンドはポップアップメニューを通じて使用できます。次のいずれかを右クリックします。
バージョン制御コマンドを実行すると、結果のテキストメッセージは[Output]ペインの[Version Control]タブに表示されます。
J2EEアプリケーションおよびWebサービスアプリケーションを開発することは大変複雑な作業です。このため、作業を管理することが困難である場合があります。作業を効率よく行えるように、Workbenchではタスクを整理したり、トラックしたりするTodoリストを維持する機能が利用できます。
Todoリストは[Output]ペインの[Todo]タブで維持します。
また、さまざまなWorkbenchのウィザードおよびツールによりTodoリスト内で項目を生成し、作業が必要な領域を示したり、その作業の説明を記述したりできます。
[Todo]タブを最初にクリックすると、Todoリストはリストを作成するツールまたはウィザードを実行しない限り空になっています。 生成項目の操作を参照してください。
項目の作成 最初に行う作業は、1 つまたは複数の項目を追加することです。この項目はタスクまたはフォルダとなります。
その後に項目を追加する項目を選択して、<Ins>を押すか、右クリックして[Add Item]を選択します。
ヒント: [Edit]>[Add Todo Item]を使用すると、項目をリストの最後に挿入できます。 <Shift>+<Ins>を押すと、項目を選択した項目の子として追加できます。
[Add Todo Item]ダイアログボックスが表示されます。
項目が作成されます。
項目をプロジェクトに関連付けた場合、項目はそのプロジェクトのリストの最後の項目として作成されます。
項目をプロジェクトに関連付けなかった場合、項目は選択した項目に続く兄弟として作成されます(ただし、項目を追加したときに項目を選択しなかった場合、項目はリストの最初の項目として追加されます。または、<Shift>+<Ins>を使用して項目を追加した場合、新しい項目は選択した項目の子となります)。
新しい項目は、ユーザが入力した説明およびチェックボックスを伴えて表示されます。チェックボックスは、項目の完了ステータスを示します(次の節を参照)。
項目の修正 項目を編集することによって、項目の完了ステータスを示したり、説明やメモを訂正したりします。
淡色表示のチェックボックスは、タスクがまだ始まっていないことを示します。半分塗りつぶされたチェックボックスは、部分的に完了したことを示します。完全に塗りつぶされたチェックボックスは、完了を示します。
ヒント: 項目を選択して右クリックし、[Toggle Item(s) Done]を選択することによって項目の 完了ステータスを0~100パーセントの間で切り替えることもできます。完了ステータスがゼロ である場合、100に設定されます。ゼロ以外である場合、ゼロに設定されます。
ツールヒント マウスポインタを項目の上に置くと、その項目のツールヒントが次のように表示されます。
percent
done; Notes:noteText
階層の作成 Todoリストは階層的に表示できます。つまり、項目その他の項目を含めることができます。たとえば、関連タスクのフォルダを作成できます。
項目を選択して、>を押すか、右クリックして[Indent]を選択することによって、1つまたは複数の項目を別の項目の下に移動します。
項目は以前兄弟関係であった項目の子になります。以前兄弟関係であった項目はフォルダになります。
同様に、1つまたは複数の項目をアウトデントするには、それらの項目を選択して<を押すか、右クリックして[Outdent]を選択します。項目に子が含まれていない場合、その項目はフォルダとして表示されません。
項目の移動 項目を移動するにはドラッグアンドドロップ機能を使用します。リスト内の項目の上でマウスボタンを押し続け、その項目を移動してください。横線は、項目の移動先を示します。項目を移動するには、マウスボタンを放します。フォルダを移動すると、その中のコンテンツもすべて移動します。
ヒント: 複数のエントリの最後のエントリを選択した後ですぐにドラッグすると、一度に複数 の項目をドラッグできます (最後のエントリを選択した後でクリックすると、単一選択に戻りま す)。この動作は、[Todo]タブで使用されている制御のJDK 1.3 Versionにおける制限事項で あり、JDK 1.4でこの問題は対処されています。
削除する項目を選択します。フォルダを選択して、フォルダおよびそのコンテンツすべてを削除できます。リスト内であれば<Shift>+<Click>および<Ctrl>+<Click>を使用して、複数の項目を選択できます。
<Del>を押すか右クリックして、[Delete item(s)]を選択します。
削除を確認するように指示されます。
キーボードショートカットの使用 次のキーボードショートカットが[Todo]タブでサポートされています。
Todo機能の無効化 Todo機能を使用しない場合は、[General Preferences]([(Edit]>[Preferences]の順に選択)で[Enable Todo]の選択を解除することによって無効にできます。Todoが無効になっている場合、[Todo]タブは表示されず、[Edit]>[Add Todo]メニュー項目は無効になります。
注記: Todo機能を無効にした後でもTodoリストはそのまま維持され、後でTodoをもう一度有効にすると表示されます。
さまざまなWorkbenchウィザードおよびツールによってTodo項目が生成され、それらの項目はTodoリストの対応するプロジェクトフォルダに追加されます(プロジェクトのTodoフォルダは、projectFile in pathToProjectという名前のトップレベルのフォルダです)。たとえば、ServletウィザードではサーブレットのGET要求およびPOST要求の処理、またインタフェーススタブメソッドの実装についての項目が追加されます。
@todoコメント 項目と共にTodoリストを作成することに加えて、ウィザードによって生成されたソースファイルに@todo javadocスタイルのコメントが含まれます。これらのコメントは、Todoリストで生成される項目よりもはるかに詳細です。すべての@todoコメントがリストに表示されるとTodoリストは雑然としたものになりますが、@todoコメントは詳細な作業に対しては役立ちます。
生成項目のアクション ある例外を除いては、生成項目は[Todo]タブでユーザーが作成する項目と同じようなものです。
生成項目には、アクションが関連付けられている可能性があります。生成項目にアクションが関連付けられている場合、次のいずれかの操作を実行してこのアクションを呼び出せます。
注記: 項目に関連付けられているアクションが存在しない場合、最初のメニュー項目は[Launch Action]であり、無効になっています。
通常、アクションとは関連付けられたファイルを開くことを指します。たとえば、Servletウィザードによって生成されたサーブレットのGET要求の指定についてのTodo項目をダブルクリックすると、Workbenchでサーブレットのソースファイルが開き、カーソル位置が適切に配置されます。
デフォルトでは、[Edit]>[Launch Debugger]を選択するか[Launch Debugger]ツールボタンをクリックすると、Workbenchによって情報の入力を求めるダイアログボックスが表示され、Workbenchに付属のexteNd が起動します (exteNd Debuggerを使用する際の詳細については、 を参照してください)。
exteNd Debuggerを使用する代わりに独自のデバッガを指定して、[Edit]>[Launch Debugger]を選択すると指定したデバッガが適切なコマンドライン引数で起動されるようにすることもできます。
[General]タブの[Debugger command]フィールドで、デバッガを起動するコマンドラインを指定します(次を参照)。
このフィールドが空でない場合、デバッガを起動するとWorkbenchでは指定したコマンドが実行されます。このフィールドが空である場合、WorkbenchではexteNd Debuggerが起動されます。
[Edit]>[Launch Debugger]を選択するか[Launch Debugger]ボタンをクリックした場合にWorkbenchで発行される必要のあるオペレーティングシステムコマンドを指定します。コマンドラインからデバッガを呼び出す方法については、デバッガのマニュアルを参照してください。
%varname
% or ${varname
}という構文を使用して、コマンドに環境変数を含めることができます。Workbenchでは、コマンドを呼び出すときにこれらの変数の値が置き換えられます。
オペレーティングシステムで設定する環境変数セットだけではなく、Workbenchによって定義済みの環境変数を使用することもできます。
Workbenchバージョン制御のインタフェースが使用するものと同じ変数を使用できます( 定義済みの環境変数を参照してください)。
ファイル関連の環境変数(%_PATH%など)は、現在Workbenchでアクティブであり、開いているファイルを参照します。
変数 |
説明 |
---|---|
%_CLASSPATH% |
プロジェクトおよびそのサブプロジェクトに対するクラスパスエントリのセミコロン区切りのリスト |
%_SOURCEPATH% |
プロジェクトファイルを含むディレクトリ |
Workbenchの内部では、[Project]メニューの[Build]コマンドのいずれかを選択することによってプロジェクトを作成する場合、Apache Antが使用されます(Workbenchプロジェクト作成の詳細については、 コンパイル、作成、およびアーカイブを参照してください)。Workbench IDEからのみ作成する場合、Antについての知識は必要ありません。ただし、WorkbenchではAntに直接アクセスできるため、次の操作を実行できます。
これらのタスクのいずれかを実行する場合は、次のセクションを読んでAntおよびAntの使用方法について学習してください。
Apache AntはJavaベースの作成ツールであり、makeに似ていますがmakeの欠点はありません。Antおよびmakeの主な違いは次のとおりです。
makeファイルを使用する代わりに、Antでは目的の処理を定義するターゲットを指定するXMLベースのビルドファイルを使用します。
シェルベースのコマンドを使用する代わりに、 Antは拡張されJavaクラスを使用します。Antには、それぞれJavaクラスを通じて実装された組み込みのタスクセットが付属しています。新しいタスクを定義するには、Antタスククラスを拡張する新しいJavaクラスを定義します。
AntはオープンソースのJakartaサブプロジェクトです。独自のタスクの定義およびビルドファイルの作成などAntの詳細については、 http://jakarta.apache.org/antを参照してください。
コマンドラインからAntを呼び出すには、Workbenchツールを使用できます。Workbench binディレクトリには、2つのAntベースの実行可能ファイルがあります。
この2つの実行可能ファイルの違いは、xwbbuildでは入力としてWorkbenchプロジェクトファイルを取り入れ、xwbantではAntビルドファイルを取り入れることです。
xwbbuild構文 xwbbuildのコマンド構文は次のとおりです。
xwbbuild projectFile WorkbenchTarget options
引数 |
説明 |
---|---|
projectFile |
プロジェクト(.spf)ファイルへのパス。このファイルは、プロジェクトのアーカイブを構成および作成するAntビルドファイルの名前を指定します。このファイルではその他の処理も行われます。 |
WorkbenchTarget |
プロジェクトビルドファイルのターゲットの1つを指定します。 |
options |
オプションに関する情報については、下の表を参照してください。 |
xwbant構文 xwbantのコマンド構文は次のとおりです。
xwbant CustomizedTargets options
引数 |
説明 |
---|---|
CustomizedTargets |
ビルドファイルで定義した1つまたは複数のターゲットを指定します。 |
options |
オプションに関する情報については、下の表を参照してください。 |
オプション xwbbuildおよびxwbantに対して提供できるオプションは次のとおりです。
オプション |
説明 |
---|---|
-help |
使用状況を印刷します。 |
-projecthelp |
プロジェクト(存在する場合)の説明を印刷します。その後にはビルドファイルで定義されているターゲットが続きます。 |
-version |
Antのバージョンを印刷します。 |
-quiet |
さらにメッセージを少なくします。 |
-verbose |
処理に関する詳細情報を印刷します。 |
-debug |
Javaクラスへのタスクのマッピングおよびプロパティおよびその値のリストを含むデバッグ情報を印刷します。 |
-emacs |
(xwbantのみ)装飾なしのログ情報を印刷します。 |
-logfile file |
出力を画面ではなくファイルに送信します。このオプションでは、ファイルが存在しない場合はファイルが作成され、ファイルが存在する場合はそのファイルが上書きされます。 |
-logger class |
ログを行うためのクラスを指定します。デフォルトのロガーはorg.apache.tools.ant.DefaultLoggerです。別の組み込みのログクラスを指定したり(提供されているクラスについては、Workbench libディレクトリのant.jarを検索してください)、自分で書いたログクラスを指定したりすることもできます。
|
-listener class |
リスナとしてクラスを追加します。次のいずれかのイベントが発生すると、リスナは通知されます。 デフォルトのリスナはありません。組み込みのリスナクラスを指定するか(提供されているクラスについては、Workbench libディレクトリのant.jarを検索してください)、自分で書いたリスナクラスを指定できます。
|
-Dproperty=value |
ビルドファイルのプロパティ値セットを上書きします。プロパティはビルドファイルで<property>要素として定義されています。 |
-buildfile file |
(xwbantのみ)使用するビルドファイルを指定します。このオプションが指定されていない場合、Antは現在のディレクトリにあるbuild.xmlを使用します。 xwbbuildではWorkbenchによって自動的に作成されるプロジェクトビルドファイルが常に使用されるため、このオプションはxwbantに対してのみ適用されます。 |
-find file |
(xwbantのみ)現在のディレクトリから、ビルドファイルの「ファイル」を検索します。現在のディレクトリで検索されない場合、「ファイル」が検索されるまでルートディレクトリまでの親ディレクトリが検索されます。 「ファイル」が指定されない場合、build.xmlが検索されます。 |
xwbbuildの例 次のコマンドは、myApp Workbenchプロジェクトのアーカイブを構成および作成します(プロジェクトが作成およびアーカイブされてから変更されている場合)。
xwbbuild myApp.spf build
次のコマンドはすべてのファイルを再構成して、myAppプロジェクトのアーカイブを作成します。
xwbbuild myApp.spf rebuild
次のコマンドは作成ディレクトリからすべてのファイルを削除して、アーカイブを削除します。
xwbbuild myApp.spf clean
xwbantの例 次のコマンドは、現在のディレクトリにあるbuild.xmlのデフォルトのターゲットに対して定義されたタスクを実行します。
xwbant
次のコマンドは、現在のディレクトリにあるbuild.xmlのパージターゲットに対して定義されたタスクを実行します。
xwbant purge
次のコマンドは、test.xmlのパージターゲットに対して定義されたタスクを実行します。test.xmlが現在のディレクトリで見つからない場合、Antではルートディレクトリに到達するまで親ディレクトリでこのファイルが検索されます。
xwbant purge -find test.xml
この節では、Workbenchの各国対応サポートについて説明します。
Workbenchで各国語の文字が正しく表示されない場合(たとえば、ボックスとして表示される場合)、またはシステム上のフォントマッピングが乏しい場合、Workbenchでメニュー、ラベル、ダイアログボックスなどに対して使用する異なるフォントを指定できます(次で説明されているように、エディタ自体はこの変更によって影響されません)。
Workbench Resources\Preferencesディレクトリにあるide.propsの次の行で代わりのフォント名(オプションでサイズおよび色)を指定します。
font-name-standard = font-name font-size-standard = font-size font-name-big = font-name font-size-big = font-size output-font-name = font-name output-font-size = font-size output-background-color = font-color output-font-color = font-color
フォントサイズはポイントで指定されます。色はR,G,Bの整数値として指定されます。たとえば、255,255,255は白で0,0,0は黒です。
標準フォントは、標準サイズのテキスト、メニュー、ラベルなどのすべてを表示するために使用されます。デフォルトは11ポイントのArialです。
大きいフォントは、ウィザードのタイトルテキストおよびウィザードおよびダイアログボックスのボタンを表示するために使用されます。デフォルトは18ポイントのArialです。
出力フォントは、[Output]ペインのテキストを表示するために使用されます。デフォルトは12ポイントのモノスペースであり、背景が白の場合は黒で表示されます。
大部分のシステムで最良のフォントマッピングを可能にするために、Sunはフォント名にSerifを使用することを薦めています。
Novell exteNd Workbenchは、J2EEアプリケーションおよびWebサービスを開発するための拡張可能なIDEです。このマニュアルで説明されている標準ツールセットは、Workbench Framework APIを使用して拡張できます。拡張性に関する詳細については、Novellの担当者に問い合わせてください。
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ツールガイド 05/22/03 08:41:32 |
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