First Previous Next Last ツールガイド  05/22/03 08:41:32 

第2章    プロジェクトおよびアーカイブ

Novell exteNd Workbenchを使用すると、J2EEコンポーネント(EJB JAR、JSPページ、サーブレット、およびJavaクラスファイルを含む)を作成して、適切な構造のJ2EEアーカイブを作成できます。Workbenchの作業によって「プロジェクト」が構成されます。

プロジェクトの作業には、ソース(Javaおよびデータファイル)の編集、クラスの構築、アーカイブの生成、およびアーカイブの配備が含まれます。この章では、プロジェクトでJ2EEコンポーネントおよびアーカイブを作成および管理する方法について説明します。この章は、次の節で構成されています。

 
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プロジェクトおよびアーカイブについて

プロジェクト」は、Workbenchで作業してJ2EEモジュールを作成するソースファイルの集合です。また、プロジェクトは、部分が集まってアーカイブが作成される方法を定義する一連の規則であるとも言えます。

アーカイブ」は、完成したプロジェクトから生成されます。Workbenchプロジェクトは、次のタイプのアーカイブを表すことができます。

Workbenchを使用して作成できるのは、J2EEプロジェクトおよびアーカイブだけではありません。Workbenchを使用すると、アーカイブでないプロジェクト(単に他のファイルを作成するプロジェクト)、およびユーティリティプロジェクト(ZIPまたはJARファイルに保存されるクラスファイルなど)を開発および作成できます。

プロジェクトに含まれるもの   プロジェクトには、次の項目が含まれます。

プロジェクトファイル   各プロジェクトおよびサブプロジェクトには、それを定義する「プロジェクトファイル」(SPFファイル)があります。Workbenchによってプロジェクトファイルが自動的に作成され、Workbenchで指定した設定が保存されます。プロジェクトファイルによって、プロジェクトによるサブプロジェクトの参照方法、ディスク上のファイルの保存場所、および生成されるアーカイブでのファイルの構成方法が定義され、クラスパスエントリおよび配備設定が保存されます。プロジェクトの変更内容は、プロジェクトファイルに自動的に反映および保存されます。サブプロジェクトのコンポーネントを追加または移動する場合は、サブプロジェクトのプロジェクトファイルに更新されます。

注意:   プロジェクトファイルを直接編集する必要はありません。設定はすべて、Workbench内で定義できます。手動でファイルを不正確に変更すると、そのファイルに関連付けられているプロジェクトがWorkbenchで開けなくなる場合があります。

 
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プロジェクトの構成

プロジェクトを作成する際には、プロジェクトに含ませるファイルシステムのディレクトリ(またはファイル)、およびプロジェクトによって作成されるJavaアーカイブの保存場所を指定する必要があります。

また、プロジェクト内でのサブプロジェクトの構成方法も指定する必要があります。たとえば、トップレベルのEARプロジェクトには、アプリケーションのユーザインタフェース、ビジネス論理、データベースアクセスなどを定義するWARおよびEJB JARなどの、さまざまなサブプロジェクトモジュールが含まれます。

 
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プロジェクト設計の考慮事項

J2EEおよびWebサービスアプリケーションには考慮すべきプロジェクト設計の問題が多数あり、きわめて複雑になる場合があります。設計の決定内容は、アプリケーションを構成するWorkbenchのプロジェクト、サブプロジェクト、およびコンポーネントの作成方法に影響を与えます。

For more information    J2EEおよびWebサービスアプリケーションの設計における考慮事項の詳細については、『開発ガイド』にある アプリケーションの配備に関する章を参照してください。

Workbenchでは、ボトムアップ(コンポーネントを最初に作成してからWorkbenchプロジェクトおよびサブプロジェクトを作成)およびトップダウン(プロジェクトおよびサブプロジェクトを作成してからコンポーネントを作成)を含む、プロジェクトおよびコンポーネントを作成するほとんどすべてのメソッドがサポートされます。ほとんどの場合では、トップダウンの方法に従って、最初にプロジェクトおよびサブプロジェクトの構造を作成してから新しいコンポーネントを作成し、(他の既存のコンポーネントとともに)プロジェクトに追加します。

For more information    まったく新しいプロジェクトを作成する場合の詳細については、 プロジェクトおよびサブプロジェクトの作成を参照してください。既存のソースファイルおよびコンポーネントを含むプロジェクトを作成する場合の詳細については、 既存のソースファイルの使用を参照してください。

 
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プロジェクトのディレクトリ構造の考慮事項

Workbenchを使用すると、プロジェクトのソースファイルのディレクトリ構造、およびこれらのソースファイルから作成されたアーカイブを柔軟に定義できます。

ソースファイルのディレクトリ構造   ファイルシステム上にあるソースファイルのディレクトリ構造は、アーカイブにある生成されたファイルのディレクトリ構造に一致する必要はありません。たとえば、異なるソースディレクトリにあるファイルは、アーカイブの同じディレクトリに割り当てることができます。ただし、開発を簡略化するには、プロジェクトディレクトリが、J2EEコンポーネントをアーカイブ内にグループ化するディレクトリツリー構造と同じになるように設定します。

プロジェクト(SPF)ファイルがディレクトリ構造のルートに配置されるようにプロジェクトソースファイルのディレクトリ構造を作成してから、(プロジェクトファイルと同じレベルに)すべてのプロジェクトソースコードを入れるプロジェクトsrcディレクトリを作成します。たとえば、次のようになります。

  myWebProject\
    myProject.spf
    src\
      dbAccess\
        addItem.java
        changeItem.java
        deleteItem.java
        queryDB.java
      loginProcessing\
        login.java
        user.java
      userInterface\
        intro.jsp
        login.jsp
        loginError.jsp
        welcome.jsp

複数のサブプロジェクト(JAR、WAR、EJB JARなど)を持つ企業アーカイブ(EAR)プロジェクトを作成する際には、すべてのプロジェクトファイルを同じレベルに置き、各サブプロジェクトのソースを別のsrcサブディレクトリに入れると作業が簡単になります。たとえば、次のようになります。

  myWebProject\
    myProject.spf
    myProjectDB.spf
    myProjectLogin.spf
    myProjectUI.spf
    src\
      dbAccess\
        addItem.java
        changeItem.java
        deleteItem.java
        queryDB.java
      loginProcessing\
        login.java
        user.java
      userInterface\
        intro.jsp
        login.jsp
        loginError.jsp
        welcome.jsp

プロジェクトのパッケージ構造が扱いにくい場合、サブプロジェクトコンポーネントは別のサブディレクトリに移動できます。単一のソースツリーまたはソースツリーの組み合わせを使用してWorkbenchプロジェクトを構成できます。

For more information    プロジェクトの設定の詳細については、 プロジェクトコンテンツの設定の管理を参照してください。

アーカイブのディレクトリ構造   J2EEアーカイブの内部のディレクトリ構造は、アーカイブタイプによって異なります。アーカイブの各タイプには、特定のDTDに準拠するXML記述子があります。

たとえば、Webアーカイブ(WAR)を作成する場合、URLを通じて直接アクセスできるファイル(JSPページおよびサーブレットなど)、およびアクセスできないファイル(サポートするクラスおよびアーカイブファイルなど)を指定する必要があります。J2EEによって、URLを通じてアクセスできるようにしないファイルを、アーカイブディレクトリ構造内のWEB-INFディレクトリに配置することが指定されます。このWEB-INFディレクトリは、アーカイブのルートディレクトリの下に置かれ、通常次のファイルまたはディレクトリが含まれます。

ファイルまたはディレクトリ

コンテンツ

web.xml

Webアプリケーションとの通信方法をアプリケーションサーバに伝える必須の配備記述子ファイル

WEB-INF/classes/

アプリケーションのコンパイルされたJavaクラスファイルが含まれるディレクトリ

WEB-INF/lib/

アプリケーションによって使用されるJARファイルが含まれるディレクトリ

URLからアクセス可能なJSPページは、通常はアーカイブのルートディレクトリにあります。JSPページ(Strutsによって使用されているものなど)をURLアクセスから隠す必要がある場合があります。WEB-INFディレクトリの下のファイルは、URLアクセス用に設定できますが、デフォルトではURLを通じてアクセスすることはできません。他のファイルには、任意の場所を設定できます。

注意:   WEB-INFディレクトリを作成する場合は、ディレクトリ名がすべて大文字のテキストになっていることを確認する必要があります。

詳細について   この節では、ソースファイルおよびアーカイブディレクトリ構造の設計時に発生する問題について少しだけ紹介しました。

For more information    アーカイブディレクトリ構造の指定およびアーカイブのパッケージ化の詳細については、 Sun J2EE Blueprintsマニュアルを参照してください。

For more information    Workbenchでのソースおよびアーカイブディレクトリ構造の指定方法の詳細については、 プロジェクトコンテンツの設定の管理を参照してください。

 
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プロジェクトおよびサブプロジェクトの作成

プロジェクト(またはサブプロジェクト)は、EAR、EJB JAR、WAR、RAR、JAR、配備専用アーカイブ、またはアプリケーションクライアントとして作成できます。プロジェクトを作成する際には、プロジェクト名およびソースファイルの場所を定義します。Workbenchによって、これらのすべてのソースファイルは、アーカイブに定義する名前および場所にマップされます。

説明された例外を除いて、各タイプのプロジェクトに次の手順(New Projectウィザードを使用)が適用されます。

For more information    プロジェクト開始前の配備ワークスペース構成の詳細については、 プロジェクトのディレクトリ構造の考慮事項を参照してください。

Procedure プロジェクトを作成する

注記:   サブプロジェクトを作成する場合、この操作を開始する前に、Workbenchでペアレントプロジェクトを開く必要があります。

  1. File]>[New Project]の順に選択します。

    次のような[New Project]ダイアログボックスが表示されます。

    NewProject

  2. プロジェクトタイプを選択して、[OK]をクリックします。

    注記:   (WARを作成する)次のNew Projectウィザードのパネルは、各タイプのプロジェクトに適用されます。

    NewProjWiz2

  3. 次のプロジェクト情報を指定します

    新しいプロジェクトの設定

    操作内容

    Project Name

    プロジェクトに使用する名前を指定します(自動的に.SPFの拡張子が付けられます)。この名前は、ソースレイアウトに表示されます。

    プロジェクト名を入力すると、自動的にアーカイブ名が入力されます。アーカイブには、同じ名前を使用するか、または別の名前を入力できます。

    Project Location

    プロジェクト(および他のソースファイル)を配置するディレクトリを指定します。Workbenchによって、プロジェクトの場所に(拡張子が.SPFである)プロジェクトファイルが作成されます。

    プロジェクトの場所を入力すると、新しいプロジェクトの残りの設定が自動的に入力されます。これらの設定は変更できます。

    [Project Location]フィールドの横の省略記号をクリックすると、場所を選択したり、プロジェクトディレクトリを入力したりすることができます。

    存在しないプロジェクトの場所のディレクトリを指定すると、ウィザードによって、ディレクトリを作成するように要求されます。

    絶対パスを指定しない場合は、ウィザードによってWorkbench binディレクトリの下にプロジェクトが配置されます。

    Archive Name

    生成されるアーカイブファイルの名前を指定します。入力した名前は、アーカイブレイアウトに表示されます。アーカイブタイプに基づく拡張子が、自動的に名前の後ろに付けられます。プロジェクト名と一致するデフォルトのアーカイブ名を使用するか、または新しい名前を入力できます。

    既存のアーカイブに基づいてプロジェクトを作成したり、配備専用プロジェクトを作成したりするには、含ませる既存のアーカイブの名前を入力します。

    For more information    既存のアーカイブに基づくプロジェクトの作成の詳細については、 既存のソースファイルの使用を参照してください。配備専用アーカイブの詳細については、 配備専用プロジェクトの作成を参照してください。

    Archive Location

    プロジェクトアーカイブの場所を入力するか、またはデフォルト(プロジェクトのルートディレクトリ)を使用します。

    アーカイブの場所は、プロジェクトが作成された後、ナビゲーションペインのアーカイブレイアウトに表示されます。

    Deployment Descriptor Name

    プロジェクトの場所を入力すると、ウィザードによって(プロジェクトタイプに基づく)配備名が入力されます。各アーカイブによって、独自の配備情報のセットがこのXML配備記述子ファイルのソースファイルに保存されます。プロジェクトを作成してアーカイブすると、Workbenchによって、(アーカイブタイプに基づく)デフォルトの配備記述子名および場所が作成されます。

    ほとんどの場合、デフォルトの名前および場所をそのまま使用します。

    (Workbenchプロジェクトファイルを作成することによって)既存のアーカイブプロジェクトを変換する場合は、ディスクの配備記述子ファイルの名前を入力します。

    同じタイプの複数のJ2EEサブプロジェクトが、同じ配備記述子ディレクトリの場所を共有するようにするには、[Deployment Descriptor Location](次の行)を参照してください。

    ここで入力する配備記述子名は「ソース」ファイル名にのみ影響を与えますが、JARで使用されるファイル名には影響しません。Workbenchによってアーカイブが構築される際には、アーカイブタイプのJ2EE仕様で定義された標準の場所が使用され、この配備記述子ファイルがアーカイブに含められます。

    For more information    配備記述子名の詳細については、 および を参照してください。

    Deployment Descriptor Location

    配備記述子の場所を入力するか、またはデフォルトを使用します。各アーカイブタイプには、必要なデフォルトのJ2EEディレクトリの場所が使用されます。

    アーカイブプロジェクトを変換する場合は、アーカイブプロジェクトの配備記述子の場所を入力します。

    ほとんどの場合、デフォルトの名前および場所をそのまま使用します。ただし、同じタイプの複数のJ2EEサブプロジェクトが、同じ配備記述子ディレクトリの場所を共有するようにするには、各配備記述子に異なるソースファイル名を入力するか、または各記述子のルートディレクトリの下に個別のディレクトリ構造を作成します。

    プロジェクトソースの場所に指定したものと一致する配備記述子を指定する場合(またはWorkbenchによって一致する配備記述子が見つけられた場合)、既存の配備記述子を使用するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。「いいえ」を選択した場合、続行するためには配備記述子名または場所を変更する必要があります。

    For more information    配備記述子のデフォルトの名前および場所の詳細については、 および を参照してください。

    Project J2EE Version

    このプロジェクトのJ2EEのバージョンを指定します。

    For more information    アプリケーションをJ2EEの適切なバージョンに対応させる方法の詳細については、『はじめに』の J2EEバージョンの処理に関する章を参照してください。

    注記:   Javaまたは配備専用アーカイブには必要ではない2つの配備記述子のフィールドおよびJ2EEバージョンを除いて、このウィザードパネルのすべての設定は必須です。

  4. Next]をクリックします。

  5. Workbenchに現在開いているプロジェクトがある場合は、新しいプロジェクトを、そのプロジェクトのサブプロジェクトとして追加するか、またはサブプロジェクトのサブプロジェクトとして追加するかをウィザードに尋ねられます。

    SubProjAdd

    Workbenchに現在開いているプロジェクトがない場合は、このパネルは表示されません。

    このプロジェクトをサブプロジェクトとして作成しない場合は、[Add this project to the current project]をオフにして[Next]をクリックします( Step 6に進むことができます)。

    別のプロジェクトのサブプロジェクトとしてプロジェクト作成する

  6. ウィザードによってプロジェクトの詳細が要約されます。[Finish]をクリックすると、プロジェクトが作成されます。

ナビゲーションペインの[Project]タブに新しいプロジェクトが表示されます。必要に応じて、[Project Settings]ダイアログボックスを使用してプロジェクトの名前および場所を表示したり変更したりすることができます。

Workbenchプロジェクトおよびサブプロジェクトの構造を定義すると、 プロジェクトへの追加で説明するように、ソースディレクトリおよびファイルのプロジェクトへの追加を開始できます。

 
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配備専用プロジェクトの作成

Workbenchを使用すると、最初にアーカイブの配備専用プロジェクトを作成することによって、ソースコードがないアーカイブを検証したり配備したりすることができます。

たとえば、完成したEJB JARアーカイブをソースコードなしでサードパーティから受け取った場合は、配備専用プロジェクトを作成できます。配備プロジェクトに追加することはできません。

注記:   完成したアーカイブをソースコードとともに受け取った場合は、配備専用プロジェクトではなく通常のWorkbenchプロジェクトを作成します。

EARは、配備専用プロジェクトおよび通常のプロジェクトの両方を含むことができます。たとえば、ソースがないEJB JARを含むEAR、およびそのEJB JARを呼び出す普通のWARを作成できます。

For more information    詳細については、 既存のソースファイルの使用を参照してください。

プロジェクトが配備専用であるか確認する方法   配備専用プロジェクトを開くと、次のようになります。

Procedure 配備専用プロジェクトを作成する

  1. File]>[New Project]の順に選択します。

    次のような[New Project]ダイアログボックスが表示されます。

    NewProject

  2. Deploy-only]を選択して[OK]をクリックします。

    deployonly1

  3. New Projectウィザードで、次のようにプロジェクト情報を指定します

    配備専用プロジェクトの設定

    操作内容

    Archive File

    プロジェクトの基礎とする配備専用アーカイブファイルを入力または検索します。デフォルトでは、アーカイブを選択すると、指定したファイルのディレクトリが[Project Location]として設定されます。

    Project Type

    アーカイブタイプおよびJ2EEバージョンが正しいことを確認します。

    Project Name

    配備専用プロジェクトを識別する名前を入力します。Workbenchによって、プロジェクトの場所に(拡張子が.SPFである)プロジェクトファイルが作成されます。

    Project Location

    プロジェクトを配置する場所を指定します。この場所によってプロジェクトのルートディレクトリが識別されます。

    アーカイブを選択すると、指定したファイルのディレクトリが[Project Location]に設定されますが、変更できます。

  4. Next]をクリックします。

  5. 開いているプロジェクトがある場合は、新しいプロジェクトを、そのプロジェクトのサブプロジェクトとして追加するか、またはサブプロジェクトのサブプロジェクトとして追加するかをウィザードに尋ねられます。詳細については、先行のプロジェクト作成手順の Step 5を参照してください。

    それ以外の場合は、ウィザードによってプロジェクトの詳細が要約されます。

  6. Finish]をクリックすると、プロジェクトが作成されます。

ナビゲーションペインの[Project]タブに新しいプロジェクトが表示されますが、このコンテンツは編集できません。必要に応じて、[Project Settings]ダイアログボックスを使用してプロジェクトの名前および場所を表示したり変更したりすることができます。

 
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既存のソースファイルの使用

Workbenchでサードパーティのツールを使用して作成されたJ2EEコンポーネントおよびモジュールを使用するには、次のように複数の方法があります。

次の手順で、結果としてできるアーカイブ構造がソースファイルのディレクトリ構造と同じになる(ディレクトリ中心の)方法を説明します。この同じ方法を使用して、配備専用アーカイブに新しいプロジェクトを作成できます。唯一の違いは、このタイプのアーカイブには後でソースファイルを追加できないことです。

Procedure 既存のソースファイルを含むプロジェクトを作成する

  1. ソースディレクトリ構造を作成し、ここにすべてのソースファイルを配置します。

    既存のアーカイブを含ませる場合は、個別のファイルではなくディレクトリを追加するとプロジェクトソースファイルを管理しやすくなるので、ディレクトリ構造全体を追加します。プロジェクトディレクトリを設定すると、後でこのプロジェクトディレクトリに追加するファイルは、作成されるアーカイブに自動的に含まれます。

  2. プロジェクトおよびサブプロジェクトの作成の説明のようにWorkbenchプロジェクトを作成します。

  3. プロジェクトへの追加の説明のように、 Step 1で作成したソースディレクトリをプロジェクトに追加します。

    ソースディレクトリをプロジェクトに追加すると、後の変更は自動的にアーカイブに含まれ、ファイルの複製を避けることができます。

 
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プロジェクトの形成

プロジェクトができたら、コンポーネントおよびサブプロジェクトを追加できます。プロジェクトの開始方法は、まったく新しいプロジェクト(ファイル、ディレクトリ、およびモジュールがまだ存在しない)を作成するか、または(外部のIDEを使用して作成された)既存のJ2EEコンポーネントをプロジェクトに追加しアーカイブを配備できるようにWorkbenchに取り込むかによって異なります。

For more information    詳細については、 プロジェクト設計の考慮事項および 既存のソースファイルの使用を参照してください。

 
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ソースファイルの作成

Workbenchでソースファイルを作成すると、任意のディレクトリの下でグループ化できます。ソースファイルを作成してからプロジェクトに追加するか、またはプロジェクトを開いてからソースファイルを追加できます。プロジェクト設定によって、アーカイブ内のプロジェクトの場所を指定します。

ソースファイルには、次のものが含まれます。

通常は、ソースファイルを作成する前にディレクトリファイルを作成してプロジェクトに追加します。ディレクトリをプロジェクトに追加する際に、そのディレクトリおよびサブディレクトリで作成したソースファイルは自動的にプロジェクトに追加されます。

For more information    ディレクトリのプロジェクトへの追加の詳細については、 プロジェクト全体の追加を参照してください。

コンポーネントウィザードを使用してソースファイルを作成する場合は、指定したディレクトリは自動的にプロジェクトに追加されます。

Procedure ソースファイルを作成する

  1. (オプショナル)ファイルを追加するプロジェクトを開きます。

  2. File]>[New]の順に選択します。

    [New File]ダイアログボックスが表示されます。

    NewFile

  3. [J2EE]タブで、ファイルタイプを選択して[OK]をクリックします。そのファイルタイプのウィザードが開始されます。

    ウィザードには、適切な構造のJ2EEコンポーネントの作成と配備を容易にする組み込みのJ2EE論理があります。

    ウィザードが終了すると、ウィザードによって生成されたファイルを含むソースエディタが編集ペインに開きます。

    For more information    詳細については、次の項目を参照してください。

    For more information    Workbenchのソースエディタの詳細については、 を参照してください。

    For more information    配備関係のウィザードの詳細については、 および を参照してください。

    For more information    Webサービス関係のウィザードの詳細については、 および を参照してください。

    For more information    XML関係のウィザードの詳細については、 を参照してください。

Procedure ウィザードを使用せずにソースファイルを作成する

  1. (オプショナル)ファイルを追加するプロジェクトを開きます。

  2. File]>[New]の順に選択します。

    [New File]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [J2EE]タブで、[Generic text file]または[Java file]を選択します。

  4. Use wizard]をオフにして[OK]をクリックします。

    空のファイルを含むテキストエディタが編集ペインに開きます。

    For more information    Workbenchのソースエディタの詳細については、 を参照してください。

 
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プロジェクトへの追加

ソースファイル、ディレクトリ、およびサブプロジェクトを既存のぷろじぇくとに追加できます。

ソースファイルのプロジェクトへの追加

次の手順で、ファイルおよびディレクトリをプロジェクトに追加する方法を説明します。

Procedure ソースファイルをプロジェクトに追加する

  1. 追加するプロジェクトを開きます。

  2. Project]>[Add to Project]の順に選択します。

    For more information    他の方法については、 ファイルおよびディレクトリをプロジェクトに追加する他の方法を参照してください。

  3. 追加するファイルまたはディレクトリを選択します。

    通常は、個別のファイルではなくディレクトリをプロジェクトに追加します。

  4. 追加するファイルまたはディレクトリまで移動して選択します。

  5. Open]または[OK]をクリックします。

    Advanced

  6. 次のオプションを設定して、ファイルまたはディレクトリのプロジェクトへの追加方法およびアーカイブ内の場所を指定します。

    ファイルおよびディレクトリの設定

    説明または対処方法

    File

    プロジェクトに追加するディレクトリまたはファイルの(編集可能な)パスを表示します。

    Add to project

    指定した項目が追加されるプロジェクトを選択します。トップレベルの開いているプロジェクトおよび関連するサブプロジェクトのみがメニューに表示されます。

    Include subdirectories

    ディレクトリを追加する場合は、このチェックボックスをオンにすると、サブディレクトリおよび指定したディレクトリのコンテンツが追加されます。

    Add the file(s) to the root of the archive

    オンにすると、指定したファイルがアーカイブのルートに追加されます。このオプションをオンにすると、ファイルシステムから手動で削除しない限りプロジェクトからコンテンツを削除できません。

    Add the file(s) to the archive at this location

    オンにすると、指定した項目がアーカイブルート以外の指定した場所に追加されます。

    共有のプロジェクトファイルを検索する場合、またはプロジェクトのディレクトリ構造外にあるファイルを参照する場合は、相対パスまたは環境変数を使用することもできます。

    For more information    詳細については、 環境変数の使用および 相対パスの使用を参照してください。

  7. プロジェクトにディレクトリを追加する場合は、[Advanced]をクリックします。

    次のプロジェクトエントリ設定によって、(ファイルまたはディレクトリの) Javaソースを生成されるファイルに含める方法を指定できます。

    詳細設定

    説明または対処方法

    Include Java source files in archive

    生成されるアーカイブにソースファイルを含める場合に選択します。ほとんどの運用環境では、Javaソースコードを含まないようにします。

    Add the files to the root of the archive

    ソースファイルをアーカイブのルートディレクトリに保存する場合に選択します。このオプションをオンにすると、手動でコンテンツをファイルシステムから削除しない限り、プロジェクトからコンテンツを削除できません。

    Add the files to the archive at this location

    オンしてからソースファイルを保存するディレクトリを指定します。

    注記:   これらのプロジェクトエントリは、([Project Settings]ダイアログボックスの[Contents]タブにある[Edit]をクリックすると)[Edit archive entry ]ダイアログボックスでも編集できます。

  8. OK]をクリックすると、ファイルまたはディレクトリが追加されます。

    コンテンツがどのようにプロジェクトに追加されているかを表示(または編集)するには、[Project Settings]ダイアログボックスの[Contents]タブをクリックします。

For more information    プロジェクトコンテンツの編集の詳細については、 プロジェクトコンテンツの設定の管理を参照してください。

ファイルおよびディレクトリをプロジェクトに追加する他の方法   Project]>[Add to Project]の順に選択する方法は、ファイルおよびディレクトリをプロジェクトに追加する方法の1つでしかありません。他には次の方法があります。

個別のファイルを追加する場合の注意   通常は、ディレクトリ全体をプロジェクトに追加します。ただし、次の項目を追加することもできます。

サブプロジェクトをプロジェクト全体としてではなくコンテンツとしてトップレベルのプロジェクトに追加する場合、名前はグレー表示され括弧で囲まれてナビゲーションペインのアーカイブレイアウトビューに表示されます。

ナビゲーションペインの更新   Workbenchで変更を加えると、Workbenchによって、ナビゲーションペインの[Directory]タブおよび[Project]タブのコンテンツが自動的に更新されます。Workbenchの外で変更を加えた場合は、[View]>[Refresh]の順に選択するか、または<F5>を押して変更内容を表示します。

プロジェクト全体の追加

ディレクトリまたはディレクトリツリーをプロジェクトに追加する( ソースファイルのプロジェクトへの追加で説明されています)と、アーカイブ内のファイルおよびディレクトリの構造が、(ディスク上の)ソースディレクトリのファイルおよびディレクトリのレイアウトに一致します。

ディレクトリ全体を指定すると、ディスク上のそのディレクトリ内で後で変更、追加、削除した内容は、自動的にプロジェクトに反映されます。アーカイブファイルは、ファイルシステムの既存のソースディレクトリ構造から移動するだけで再配置できます。プロジェクトによって使用されるソースディレクトリ構造内であれば、このような変更内容は自動的にプロジェクトに反映されます。

除外されるもの   ディレクトリ全体をプロジェクトに追加する際には、Workbenchによって、生成されるアーカイブから次のタイプのファイルが除外されます。

これらは一般的に、バックアップまたはバージョン制御情報のファイルであり、生成されるアーカイブには属しません。

サブプロジェクトのプロジェクトへの追加

次の手順で、サブプロジェクトをプロジェクトに追加する方法を説明します。

For more information    サブプロジェクトの作成の詳細については、 プロジェクトおよびサブプロジェクトの作成を参照してください。

Procedure サブプロジェクトをプロジェクトに追加する

  1. 追加するプロジェクトを開きます。

  2. Project]>[Subproject]>[Subproject]の順に選択します。

    For more information    他の方法については、 ファイルおよびディレクトリをプロジェクトに追加する他の方法を参照してください。

    ファイルの選択ダイアログボックスが表示されます。

  3. 追加するサブプロジェクトまで移動して選択します。

  4. Open]をクリックします。[Add to Project]ダイアログボックスが表示されます。

    AddSubProj1

  5. Add to project]フィールドで、指定したアーカイブを追加するプロジェクトを選択します。

    注記:   トップレベルのプロジェクトおよび関連するサブプロジェクトのみが選択肢として表示されます。

  6. Include in parent archive]をオンにすると、サブプロジェクトのコンテンツがペアレントアーカイブに追加されます。

    Include in parent archive]がオフの場合、サブプロジェクトはペアレントプロジェクトより前に作成されますが、そのコンテンツはペアレントアーカイブには含まれません。

  7. (生成されたすべてのファイルを追加するのではなく)生成されたこのプロジェクトのアーカイブをペアレントアーカイブに追加するには、[Add the generated archive of the subproject to the parent archive]をオンします。

    (生成されたアーカイブの代わりに)生成されたこのプロジェクトのファイルをペアレントアーカイブに追加するには、[Add the contents (individual files) of the subproject to the parent archive]をオンにします。

  8. 最後の2つのオプションでは、ペアレントアーカイブにアーカイブを追加すると選択したか、または個別のファイルを追加すると選択したかによって、表現が異なります。

    Add the generated archive of the subproject to the parent archive]をオンにした場合は、次のいずれかのオプションを設定して、指定したアーカイブのペアレントアーカイブへの追加方法を決定します。

    サブプロジェクトの設定

    対処方法

    Add the child archive to the root of the parent archive

    オンにすると、指定したアーカイブがペアレントアーカイブのルートディレクトリに追加されます。

    Add the child archive at this location

    これをオンに(して場所を入力)すると、指定したアーカイブがペアレントアーカイブのルートディレクトリ以外の場所に追加されます。

    共有のプロジェクトファイルを検索する場合、またはプロジェクトのディレクトリ構造外にあるファイルを参照する場合は、相対パスまたは環境変数を使用することもできます。

    For more information    詳細については、 環境変数の使用および 相対パスの使用を参照してください。

    Add the contents (individual files) of the subproject to the parent archive]をオンにした場合は、次のいずれかのオプションを設定して、(生成されたサブプロジェクトのアーカイブではなく)サブプロジェクトのコンテンツの追加方法を決定します。

    サブプロジェクトの設定

    対処方法

    Add the files to the root of the parent archive

    オンにすると、アーカイブのコンテンツがペアレントアーカイブのルートディレクトリに追加されます。

    Add the files to the archive with this prefix

    オンにしてからプレフィックスを入力すると、指定したプレフィックスを持つディレクトリにアーカイブのコンテンツが追加されます。

    共有のプロジェクトファイルを検索する場合、またはプロジェクトのディレクトリ構造外にあるファイルを参照する場合は、相対パスまたは環境変数を使用することもできます。

    For more information    詳細については、 環境変数の使用および 相対パスの使用を参照してください。

  9. OK]をクリックすると、チャイルドアーカイブ(またはファイル)がペアレントアーカイブに追加されます。

ヒント:   コンテンツがどのようにプロジェクトに追加されているかを表示するには、[Project Settings]ダイアログボックスの[Contents]タブをクリックします。

For more information    プロジェクトコンテンツの追加の詳細については、 プロジェクトエントリの修正を参照してください。

 
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プロジェクトの表示

ナビゲーションペインの[Project]タブを使用してプロジェクトを表示します。次の3つの方法で、ディレクトリおよびファイルがファイルシステムおよびアーカイブでどのように構成されているかを確認できます。

[Source layout]ビュー   source layout]ビューでは、ハードディスク上でのプロジェクトのファイルおよびディレクトリの構成が反映されます。サブプロジェクトは、フォルダとしてトップレベルに表示されます。

アーカイブビュー   アーカイブレイアウトビュー」および「アーカイブコンテンツビュー」は両方とも、プロジェクトの作成の結果としてできるアーカイブの構成を反映します。アーカイブレイアウトビューは、プロジェクトファイルおよびディレクトリが、生成されるアーカイブでどのように構成されるかを表す開発指向の図であり、アーカイブコンテンツビューは、生成されるアーカイブの内容に最も近い表現になっています。この2つのビューには次のような相違点があります。

ヒント:   [Directory]タブまたは[Project]タブの下部のサブペインでマウスをファイルの上 に置くと、ファイルの完全な名前およびパスを確認できます。Workbenchツールチップは、アー カイブビューで、アーカイブに存在するファイル(WEB-INF/web.xmlなど)をディスク上の場所 (C:\dev\SimpleEar\web.xmlなど)と比較する場合に特に便利です。

 
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プロジェクトの管理

開いているプロジェクトは、トップレベルのプロジェクトである場合、またはサブプロジェクトである場合があります。Workbenchを使用すると、ファイル、ディレクトリ、サブプロジェクト、パス、クラスパスなどを追加または修正することによって、開いているプロジェクトの設定を管理できます。次の操作によってプロジェクトを修正できます。

For more information    チーム開発および設計の考慮事項の詳細については、『開発ガイド』を参照してください。

 
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プロジェクトを開く

プロジェクトを開くには、(拡張子が.SPFである)プロジェクトファイルを開きます。トップレベルのプロジェクトファイルに加える変更内容は、同じトップレベルのプロジェクトの一部である他のサブプロジェクトとともに、自動的にそのファイルに保存されます。

同じトップレベルのプロジェクトの一部であれば、一度に複数のプロジェクトを開くこともできます。たとえば、EAR、WAR、EJB JAR、およびアプリケーションクライアントが同じトップレベルのEARの一部であればすべて同時に開けます。

注記:   コンポーネントまたはサブプロジェクトを追加するたびに、プロジェクトファイルは自動的に保存されます。エディタを使用してソースファイルに変更を加える場合にのみ、明示的に保存する必要があります。

Procedure プロジェクトを開く

  1. File]>[Open Project]の順に選択します。

  2. プロジェクトディレクトリまで移動します。

  3. プロジェクトファイル(.SPF)を選択し、[Open]をクリックします。

    左上のナビゲーションペインに、プロジェクトのアーカイブレイアウトが表示されます。ファイルは、ナビゲーションペインの下部のサブペインに表示されます。

    ヒント:   [Directory]タブのプロジェクトファイルまで移動してファイルをダブルクリッ クすると開けます。

    OpenFile

 
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一般的なプロジェクトの設定の管理

[Project Settings]ダイアログボックスの[General]タブでは、開いているプロジェクトの情報を表示したり、プロジェクトクラスファイルを保存するソースディレクトリの場所を変更したりすることができます。

Procedure プロジェクトの設定を表示または修正する

  1. プロジェクトを開きます。

  2. Project]>[Project Settings]の順に選択します。

  3. General]タブを選択して、次のようにオプションを表示または修正します。

    ProjSettingsGen

    設定

    説明または対処方法

    Project

    現在開いているプロジェクトが表示されます。

    Project Type

    作成したプロジェクトのタイプが表示されます。

    Project directory

    開いているプロジェクトのルートディレクトリが表示されます。

    Project file

    開いているプロジェクトのファイル名および場所が表示されます。

    Project version

    J2EEバージョンが表示されます。

    Use source directory for classes

    Javaファイルを、対応するソースファイルと同じディレクトリにコンパイルするかどうかを指定します。

    デフォルトでは、このチェックボックスはオフになっており、クラスはプロジェクトのルートディレクトリの下にあるbuildディレクトリにコンパイルされます。buildディレクトリを変更するには、(次の)[Class directory]の設定を変更します。

    チェックボックスをオンにすると、すべてのプロジェクトクラスは、ソースファイルとともにソースディレクトリに生成されます。

    Classes directory

    プロジェクトのコンパイルされたクラスファイルが配置されるbuildディレクトリのルートが表示されます。生成されたクラスは、Workbenchによって、アーカイブの作成時にこのディレクトリに書き込まれます。

    デフォルトは、プロジェクトのルートディレクトリの下のbuild/project_name-classes です。ディレクトリを変更するには、別のディレクトリを入力または検索します。

    Archive file path

    アーカイブの名前および場所が表示されます。Workbenchによって、生成されたアーカイブは、プロジェクトルートに相対なこの場所に書き込まれます。

    この場所は、プロジェクトの作成時に定義済みです。

 
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プロジェクトコンテンツの設定の管理

[Project Settings]ダイアログボックスの[Contents]タブを使用して、ファイルおよびディレクトリのプロジェクトが、ソースレイアウトおよびアーカイブレイアウトでどのように構成されるかを指定します。

RemoveProj1

このダイアログボックスでは、テーブルのプロジェクトエントリに関してファイルおよびディレクトリを定義できます。各エントリにより、ファイルシステムのソースファイルまたはディレクトリの場所、およびプロジェクトアーカイブへの追加方法が定義されます。

ファイルおよびディレクトリの場所を指定する際は、環境変数、絶対パス名、および相対パス名を使用できます。

環境変数の使用

Windows環境変数は、開発チームが、プロジェクトのディレクトリ構造の外にあるファイル(単一プロジェクトファイルまたはJAR)を共有する場合に便利です。共有されるプロジェクトファイルによって、異なるチームメンバーのマシンの異なる場所に存在するファイルまたはディレクトリが参照される必要があります。通常Workbenchでは、プロジェクトのルートディレクトリの下にないファイルを検索する場合に環境変数を使用します。

環境変数は、Windows Systemコントロールパネルの[Environment]タブを使用して設定します。構文%varname%または${varname}を使用して、Workbenchの変数を参照します。次の場合にWorkbench変数を使用できます。

注記:   (Windowsコントロールパネルで設定した)環境変数の値を有効にするには、Workbenchを再起動する必要があります。

(環境変数ではなく)相対パスを使用すると、プロジェクトのディレクトリツリーにある共有のプロジェクトファイルを検索しやすくなります。たとえば、「src」ディレクトリによって、プロジェクトのディレクトリの下にある「src」というディレクトリが参照されるように指定できます。

相対パスの使用

プロジェクトルート」は、たとえばC:\MyProj\Proverbsのように、プロジェクトファイルが含まれるハードディスク上のディレクトリです。相対パスはプロジェクトのディレクトリ内のファイルを参照する場合に使用でき、たとえば2つ上のディレクトリレベルを指定するには.\..\mydir\file.jarを指定します。

デフォルトでは、ソースディレクトリがルートディレクトリの下にネストされていれば、指定するファイルまたはディレクトリのパスは、プロジェクトのルートディレクトリの相対パスです。それ以外では、ハードコードされたパスを指定する必要があります。Workbenchで設定した場所はプロジェクトファイルに保存されます。

場所の設定は、サブプロジェクトおよびおそらく他の開発者の間で共有されるため、絶対パスは避けるようにします。プロジェクトのディレクトリにないプロジェクトファイルおよび他のソースファイルを共有する必要がある場合は、Workbenchで環境変数を設定します。

For more information    チーム設計の考慮事項の詳細については、『開発ガイド』を参照してください。

プロジェクトエントリの修正

Procedure プロジェクトエントリを修正する

  1. Project]>[Project Settings]の順に選択します。

  2. 修正するプロジェクトを開きます。

    現在のプロジェクトおよび関連するサブプロジェクトの中から選択できます。

  3. General]タブで、クラスディレクトリおよびアーカイブディレクトリを表示および修正(必要な場合)します。

    注記:   Workbench内でプロジェクトのタイプ、ディレクトリおよびファイル名を完全に修正することはできません。 プロジェクトのリネームを参照してください。

  4. Contents]タブを選択します。

    プロジェクトエントリにはファイルおよびディレクトリがあります。次の図に示すように、各プロジェクトエントリは、ソースの場所および関連するアーカイブの場所によって定義されます。

    RemoveProj1

    設定

    説明または対処方法

    Project

    修正するプロジェクトです。

    Source location

    選択されたエントリのソースの場所です。エントリのソースがプロジェクトのルートディレクトリの相対パスでない場合は、フルパスが表示されます。

    後でソースディレクトリに追加するファイルも、プロジェクトアーカイブに含まれます。

    共有のプロジェクトファイルを検索する場合、またはプロジェクトのディレクトリ構造外にあるファイルを参照する場合は、相対パスまたは環境変数を使用することもできます。

    For more information    詳細については、 環境変数の使用および 相対パスの使用を参照してください。

    Archive location

    選択されたエントリのコンテンツのアーカイブがある場所です。アーカイブの場所は、ソースファイルと同じ場合と異なる場合があります。

    アーカイブの場所はすべて、アーカイブルートディレクトリの相対パスです。

    設定するパスによって、アーカイブ内のディレクトリ構造が識別されます。たとえば、「src\com\proverb」を指定すると、「src\com\proverb」を持つアーカイブ内のファイルおよびディレクトリが、アーカイブのディレクトリ構造として含まれます。

    アスタリスク(*)は、指定したディレクトリの、ネストされたサブディレクトリを除くすべてのファイルを含ませることを示します。

    Add Entry

    プロジェクトにファイルを追加できます。

    Add Directory

    プロジェクトにディレクトリ(およびオプションでサブディレクトリ)を追加できます。

    Edit

    選択したエントリ名または場所を編集できます。

    Delete

    選択したプロジェクトエントリを削除できます。

    For more information    エントリまたはディレクトリの追加の詳細については、 ソースファイルのプロジェクトへの追加を参照してください。エントリの削除の詳細については、 プロジェクトからのファイル、ディレクトリ、サブプロジェクトの削除を参照してください。

  5. エントリをダブルクリックするか、またはエントリを選択して[Edit]をクリックし、修正するプロジェクトエントリを選択します。

    表示される[Edit archive entry]ダイアログボックスは、ファイル、ディレクトリ、またはサブプロジェクトエントリのどれを削除するかによって異なります。

  6. エントリを修正した後、[OK]をクリックします。

 
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プロジェクトからのファイル、ディレクトリ、サブプロジェクトの削除

プロジェクトから項目を削除するには、[ Project Settings]ダイアログボックスを使用する、または[Project]タブの[Remove From Project]ポップアップメニューを使用するという2つの方法があります。Workbench内からプロジェクトのソースファイルまたはディレクトリを削除しても、ハードディスクからは削除されません。Workbenchによって、ファイルまたはディレクトリを参照するエントリ(または規則)が削除されるだけです。

Procedure [Project Settings]ダイアログボックスを使用してファイルを削除する

  1. Project]>[Project Settings]の順に選択します。

  2. Contents]タブを選択します。

  3. プロジェクトから削除する1つまたは複数のエントリを選択します。隣接する項目を選択するには、<Shift>を押しながらクリックします。隣接していない項目を選択するには、<Ctrl>を押しながらクリックします。

    RemoveProj1

  4. Delete]をクリックします。

  5. OK]をクリックして、削除を実行します。[Cancel]をクリックすると、削除を実行せずにダイアログボックスが閉じます。

    OK]をクリックした場合、Workbenchによって項目が削除され、プロジェクト内で参照されないようになります。

[Remove From Project]ポップアップメニューの使用

ナビゲーションペインの[Project]タブで、削除するファイルまたはディレクトリを右クリックすることもできます。[Remove From Project]を選択すると、次のように、[Project Settings]の定義(すでに説明済みで、SPFファイルにも反映されています)からプロジェクトエントリが削除されます。

Workbenchによって、削除されるディレクトリツリーが表示されます。たとえば、src\a\b\c.javaを選択して削除する場合は、Workbenchによって、srcディレクトリツリーが削除されることが通知されます。これを確定すると、Workbenchによって、プロジェクトからツリー全体が削除されます。

 
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プロジェクトのリネーム

プロジェクト(.SPFの前にある名前)をリネームする必要がある場合がまれにあります。一般的には、プロジェクトファイルを直接編集することはありませんが、この場合は直接編集しなければなりません。

Procedure プロジェクトをリネームする

  1. オペレーションシステムのツールを使用してプロジェクトファイルをリネームします。

  2. (オプション)[Project Settings]ダイアログボックスの[Contents]タブで、クラスディレクトリを変更して、更新されたプロジェクト名に一致するようにします。これにより、新しいプロジェクト名がbuildディレクトリのサブディレクトリとして表示されます。

  3. (オプション)配備されたオプジェクトのプロジェクト名、および配備計画のURL要素を更新します。

Step 2および Step 3は、すべてのプロジェクト名を一貫させる場合にのみ必要です。これらを調整しなくてもプロジェクトは作成されます。

 
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コンパイル、作成、およびアーカイブ

Workbenchによって、個別のJavaソースファイルを「コンパイル」したり、完全なプロジェクトを「作成」したり、J2EEサーバへの配備のためにコンポーネントをJ2EE互換の「アーカイブ」にパッケージ化したりするために必要なツールが提供されます。この節では、次の手順を説明します。

 
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Workbench環境のセットアップ

コンパイルおよび作成のWorkbench環境のセットアップには、次の項目が含まれます。

Javaコンパイラの定義

デフォルトでは、WorkbenchによってJavac 1.3コンパイラが使用されます。[Preferences]ダイアログボックスの[Build]タブを使用すると異なるコンパイラを指定できます。Javaファイルがコンパイルされるごとにコンパイラに送られるオプションも指定できます。

For more information    詳細については、 作成設定を参照してください。

プロジェクトクラスパスの定義

プロジェクトクラスパスは、Workbenchによって検索される、ソースコードが参照するコンポーネントの場所を定義します。

プロジェクトクラスパスの編集には環境変数を使用できます。

For more information    詳細については、 環境変数の使用を参照してください。

Workbenchによって、次の値が使用されプロジェクトクラスパスが構築されます。

項目

説明

Workbenchデフォルト

デフォルトでは、Workbenchによって次の項目が使用されます。

  • 標準JDKデフォルトクラスパス(すべてのプロジェクト)

  • J2EEプロジェクトのコンパイルに必要なJ2EE APIパッケージを提供するexteNd WorkbenchJARファイル J2EE 1.2プロジェクトのファイルはj2ee_api_1_2.jarで、J2EE 1.3プロジェクトのファイルはj2ee_api_1_3.jarです。

    J2EE API JARファイルをクラスパスから誤って削除した場合は、Workbenchインストールディレクトリの「compilelib」ディレクトリで検索できます。

プロジェクトコンテンツ

[Project Settings]ダイアログボックスの[Contents]タブには、プロジェクトに追加したコンポーネントが表示されます。Workbenchによって、これらの項目が、プロジェクトに追加した順番にプロジェクトのクラスパスに追加されます。

クラスパス

プロジェクトに、クラス(たとえばEJBを参照するサーブレットを含むWAR)、JAR(Struts JARなど)、または関連するプロジェクトファイル(EJB JARおよびEJBクライアントJARなど)のbuild従属性がある場合、[Project Settings]ダイアログボックスの[Classpath/Dependencies]タブを使用すると、これらのbuild従属性を表示できます。

関連するプロジェクトのSPFファイルまたはアーカイブをクラスパスに追加すると、build従属性を解決できます。次の理由から、プロジェクトのSPFファイルをクラスパス上に置くことをお勧めします。

  • プロジェクトファイルをクラスパスに置くと、Workbenchによって、関連するプロジェクトがいつ変更されたか、および関連するプロジェクトを再作成する必要があるかを決定できます。これにより、常に最新のアーカイブを持つことができます。

  • アーカイブをクラスパスに置くと、Workbenchによって、プロジェクトが変更されたかを決定できません(その結果、古いファイルが使用される可能性があります)。

ペアレントプロジェクトのクラスパス   サブプロジェクトを含むプロジェクトがある場合、次のように、Workbenchによってコンポーネントが作成されペアレントプロジェクトのクラスパスが構築されます。

  1. ペアレントプロジェクトが作成されるに、参照されるプロジェクトが作成されます。

    参照されるプロジェクトは、[Project Settings]ダイアログボックスの[Contents]タブまたは[Classpath/Dependencies]タブで指定されます。

  2. 参照されるプロジェクトの作成が成功すると、Workbenchによって、次の項目が使用されペアレントプロジェクトが作成されます。

    1. ペアレントプロジェクトのコンテンツ

    2. ペアレントプロジェクトのクラスパス

    3. (コンテンツ、クラスパス、参照されるプロジェクトという同じ規則に従って構築される)参照されるプロジェクトのクラスパス

    EARプロジェクトがあり、EARにWAT (サブプロジェクト)が含まれ、WARにユーティリティJARが含まれるとします。WorkbenchによってまずJARのクラスパスが構築され、次にWARのクラスパスが構築されます。

Procedure プロジェクトクラスパスに追加する

  1. プロジェクトが開いている状態で、[Project]>[Project Settings]の順に選択します。

  2. Classpath/Dependencies]タブを選択してクラスパスエントリを選択します。

    ProjClasspath

  3. Add Entry ]または[Add Directory]をクリックします。

    選択ダイアログボックスが表示されます。

  4. ファイルを追加する場合は、[Browse]をクリックし、適切なディレクトリまで移動して1つまたは複数のファイル(アーカイブまたはプロジェクトファイル)を選択し、[Open]をクリックします。隣接していない複数のファイルを追加するには<Ctrl>を押しながらクリックし、隣接する複数のファイルは<Shift>を押しながらクリックします。

    ダイアログボックスでファイルを検索する代わりに、1つまたは複数のファイルを直接入力してプロジェクトのクラスパスに追加することもできます。各エントリを引用符で囲み、エントリ間はスペースで区切ります。入力時は環境変数を指定できます( 環境変数の使用を参照)。

    ディレクトリを追加する場合、ディレクトリを入力(必要な場合は環境変数を指定)するか、または[Browse]をクリックしてディレクトリを選択します。

  5. OK]をクリックします。

  6. 他の必要な項目に Step 3および Step 4を繰り返します。

  7. (オプション)単一のクラスパスエントリを編集するには次の手順に従います。

    1. エントリを選択します。

    2. Edit]をクリックして、ダイアログボックスでエントリを修正します。

    3. OK]をクリックします。

  8. すべての必要なクラスパスエントリを追加、配置、および編集したら、[OK]をクリックして[Project Settings]ダイアログボックスを閉じます。

    これで開いているプロジェクトを作成できるようになりました。

 
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コマンドの使用

Workbench[Project ]メニューのアイテムを使用すると、個別のJavaファイルを「コンパイル」したり、プロジェクト全体を「作成」したり、プロジェクト「アーカイブ」を作成したりすることができます。または、ナビゲーションペインでファイル、プロジェクト、またはアーカイブを右クリックしてポップアップメニューの項目を実行できます。次のメニュー項目があります。

プロジェクトメニュー項目

機能

Compile

現在開いているJavaファイルがコンパイルされます。

(現在開いているファイルと、プロジェクトおよびサブプロジェクトの他のファイル間にある相互依存関係は、チェックされません)

注記:   [Compile]は、ナビゲーションペインでプロジェクトファイルを右クリックすると表示されるポップアップメニューからは使用できません。

Build

  1. 現在開いているトップレベルのプロジェクトおよびサブプロジェクトにあるすべてのファイルがコンパイルされます。不必要な再コンパイルを避けるため、従属関係チェックが実行されます。

  2. Always save modified files before compiling]パフォーマンス設定が有効になっている場合は、修正されたプロジェクトのファイルが保存されます。詳細については、 環境設定を参照してください。

  3. 生成されるクラスファイルは、[Project Settings]ダイアログボックスで指定された場所に書き込まれます。

Rebuild All

  1. 修正内容に関わらず、現在開いているトップレベルのプロジェクトおよびサブプロジェクトにあるすべてのファイルがコンパイルされます。

  2. Always save modified files before compiling]パフォーマンス設定が有効になっている場合は、プロジェクトの修正されたファイルが保存されます。詳細については、 環境設定を参照してください。

  3. 生成されるクラスファイルは、[Project Settings]ダイアログボックスで指定された場所に書き込まれます。

Build and Archive

  1. [Build]コマンドで説明した機能が実行されます(従属関係チェックの結果によりファイルが再コンパイルされます)。

  2. トップレベルのプロジェクトおよびサブプロジェクトにより定義されたアーカイブが作成されます。

Rebuild All and Archive

  1. [Rebuild All]コマンドで説明した機能が実行されます(プロジェクトのすべてのファイルが再コンパイルされます)。

  2. トップレベルのプロジェクトおよびサブプロジェクトにより定義されたアーカイブが作成されます。

Procedure Javaファイルをコンパイルする

Procedure プロジェクトを作成する

Procedure アーカイブを作成する

コマンドラインからの作成

Workbenchでは、WorkbenchIDEの外でプロジェクトを作成できるコマンドラインツール(「xwbbuild」)が提供されます。

Procedure コマンドラインからプロジェクトを作成する

  1. コマンドウィンドウを開きます。

  2. Workbenchbinディレクトリ(xwbbuildが含まれる)を現在のディレクトリにします。

  3. 次のコマンドを発行してください。

      xwbbuild projectFile operation
    

    ここで、

    引数

    説明

    projectFile

    作成するプロジェクトのプロジェクト(.SPF)ファイルへのパス

    operation

    次のいずれか1つ

    • build — 指定したプロジェクトのアーカイブを構築および作成する([Project]>[Build and Archive]の順に選択する場合と同じ)

    • rebuild — 指定したプロジェクトのアーカイブを再構築および作成する([Project]>[Rebuild All and Archive]の順に選択する場合と同じ)

    • clean — プロジェクトのbuildディレクトリからすべてのファイルを削除し、アーカイブも削除する(WorkbenchIDEでは対応するものはない)

    注記:   xwbbuildによって、プロジェクトの処理中にメッセージが表示されます。

たとえば、次のコマンドによってmyApp Workbenchプロジェクトのアーカイブが構築および作成されます(前回プロジェクトが作成されアーカイブされたときより後に変更が加えられた場合)。

  xwbbuild c:\WorkbenchProjects\myApp\myApp.spf build

注記:   WorkbenchIDEおよびxwbbuildによるビルド処理には、Apache Antが使用されます。xwbbuildを提供できる追加のコマンドラインオプションおよびAntを使用したカスタム処理の方法を含む、Antの使用の詳細については、 Antの使用を参照してください。

 
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アーカイブの検証

アーカイブの配備記述子は、アーカイブの配備を試行する前に検証します。[Project]>[Validate Archive]の順に選択すると、SunのVerifierクラスが実行されます。

検証プロセス   検証の際は、Workbenchによって次の項目が実行されます。

  1. プロジェクトが作成されアーカイブされます。

  2. プロジェクトアーカイブの配備記述子が、J2EE仕様によって指定される配備記述子DTDおよびアーカイブの内容に対して検証されます。

  3. トップレベルの配備記述子によって指定されたサブプロジェクトまたは事前に構築されたアーカイブの配備記述子が検証されます。

    注記:   ペアレントプロジェクトの配備記述子に表示されていないサブプロジェクトは、検証されません。

  4. メッセージが出力ペインの[Validate]タブに書き込まれます。

検証出力   [Validate Archive]によって、次の場所に情報が書き込まれます。

出力ペインの[Validate]タブで、文字列「result.txt」が含まれているラインをダブルクリックすると、ファイルをテキストエディタで開くことができます。result.txtファイルには次の項目が表示されます。

Procedure プロジェクトアーカイブを検証する

  1. プロジェクトが開いている状態で、[Project]>[Validate Archive]の順に選択します。

    このメニュー項目を選択すると、アーカイブが構築され(構築が成功した場合)検証されます。

  2. プロセスが実行された後、出力ペインの[Validation]タブをチェックします。

  3. 検証エラーがある場合は、検証ペインで次のテキストをダブルクリックします。

      Look in file "C:\TEMP\Results.txt" for detailed results on test assertions.
    

    result.txtファイルが開きます。

エラーの確認および修正が終了したら、アーカイブの検証を再試行できます。

    First Previous Next Last ツールガイド  05/22/03 08:41:32 

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