第1章

開発環境

この章では、Novell exteNd Director 開発環境のユーティリティツールおよびその他の基本機能について説明します。 ここでは、より高いレベルのexteNd Directorツールを使用したアプリケーション開発作業を支援するために提供されているサポート機能について学習します。トピックは次のとおりです。

For more information    基本的なプロジェクトレベルの操作(一般的なプロジェクトの作成、プロジェクトへのファイルの追加、プロジェクトの作成、およびアーカイブの作成など)の詳細については、を参照してください。

 
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ユーティリティツールについて

最も低いレベルでは、exteNd Director 開発環境は、次のユーティリティツールおよび機能を含むファイルシステムベースのツールセットです。

 
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基本ペイン

exteNd Director 開発環境は、サイズの変更が可能な次の3種類のペインで構成されます。

devenvUI

ワンタッチスプリッタを使用して、シングルクリックでペインを縮小または展開できます。

 
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ナビゲーションペイン

ナビゲーションペインでは、プロジェクトやレジストリのさまざまな面にアクセスできます。 次に、表示されるタブを示します。

[構造]タブは、Javaソースファイルが開いている場合にのみ表示されます。 [プロジェクト]または[ディレクトリ]タブが選択されている場合、ナビゲーションペインは、ディレクトリを表示する上部ペイン、および選択したディレクトリ内にあるファイルのリストを表示する下部ペインの2つのサブペインで構成されます。

ナビゲーションペインの使用

ナビゲーションペインの使用方法

操作内容

使用する方法

詳細

ファイルを開く

ダブルクリック

上部のサブペインでディレクトリを選択すると、下部のサブペインの[ディレクトリ]および[プロジェクト]タブにファイルのリストが表示されます。

ナビゲーションペインでプロジェクト、ファイル、およびディレクトリを操作する

右クリック

たとえば、選択した内容に応じて、ファイルを開く、ファイルのコンパイル、プロジェクトへのファイルの追加、プロジェクトからのファイルの削除などの操作を実行できます。

開いているファイルを切り替える

編集ペインのタブ

アクティブにするファイルのタブをクリックします。

開いている次および前のドキュメントに移動する

[ウィンドウ]メニュー

[ウィンドウ]メニューを使用して、開いている[次]のドキュメント(<Ctrl>+<F6>キー)および[前]のドキュメント(<Ctrl>+<Shift>+<F6>キー)を切り替えます。

ソースおよびアーカイブビューを切り替える

[プロジェクト]タブ

ソース内のディレクトリやファイルと、生成されたアーカイブ内のディレクトリやファイルの構成を比較できます。

For more information    詳細については、プロジェクトの表示を参照してください。

Javaソースファイルで、構造を表示および移動し、そのメンバーのタイプや可視性を参照する

[構造]タブ

編集ペインでソースファイルを開いてから、[構造]タブをクリックします。 上の方にあるドロップダウンリストを使用して、ファイルのクラス、メソッド、およびフィールドをさまざまな方法でソートします。 クラスメンバーをダブルクリックして、編集ペインのカーソルをそのメンバーのソースコードに合わせます。

追加情報の表示

ファイルの完全な名前およびパスを参照するには、[ディレクトリ]または[プロジェクト]タブの下部のサブペインでそのファイルにマウスポインタを合わせます。 これは、[プロジェクト]タブのアーカイブレイアウトまたはアーカイブコンテンツビューで、理論上アーカイブに存在しているファイル(WEB-INF/web.xmlなど)とそのファイルシステム名(C:\dev\proj4\web.xml)を比較する場合に特に役に立ちます。

[構造]タブで、クラスメンバーをポイントすると、その署名が表示されます。

[構造]タブのアイコン

[構造]タブでは、各項目は2つのアイコンで識別されます。 左のアイコンは項目の可視性を示し、右のアイコンはそのタイプを示します。 次の表に、アイコンを定義します。

アイコンのカテゴリ

アイコン

説明

可視性

sp-icon-lock

(錠前)

保護

sp-icon-package

(青い立方体)

保護されたパッケージ

sp-icon-key

(鍵)

プライベート

アイコンなし

パブリック

タイプ

sp-icon-class

(ドキュメント)

クラス

sp-icon-cube

(グレーの立方体)

フィールド

sp-icon-constructor

(プラス記号)

コンストラクタ

sp-icon-function

(関数記号)

メソッドまたは関数

 
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編集ペイン

編集ペインは、ファイルエディタの作業領域で、 開いているファイルのコンテンツが表示されます。 [表示]メニューの項目を使用して、出力ペインおよびナビゲーションペインを非表示にして、作業領域を広げることができます。

 
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出力ペイン

出力ペインは、アクセス可能な複数の情報タブを提供します。

その他のタイプのメッセージおよびインジケータは、ステータスバーに表示されます。これは、出力ペインの下にあります。

 
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基本操作

この節では、次の作業について説明します。

 
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開発環境の起動

この節では、exteNd Director 開発環境の起動と終了の方法について説明します。

Procedure Windowsから開発環境を起動する

  1. Windowsの[スタート]メニューで、すべてのプログラムのリストを表示します。

  2. [Novell exteNd 5.0]>[Director]>[Director Designer]の順に選択します。

Procedure 開発環境を終了する

 
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プロキシサーバの使用

プロキシサーバを使用する場合、xd.conf (Novell exteNd\xaa のtools\binディレクトリにあります)で、プロキシホストとそのポートを指定する必要があります。 次の行のコメントを解除し、サイトの値を指定します。

  vmarg -DsocksProxyHost=proxy-host
  vmarg -DsocksProxyPort=proxy-port-number
  vmarg -Dhttp.proxyHost=proxy-host
  vmarg -Dhttp.proxyPort=proxy-port-number

プロキシの必要がないホストがある場合は、次のプロパティを使用して、該当するホストを|で区切って指定できます。

  vmarg -Dhttp.nonProxyHosts=host1|host2...

 
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プロジェクトおよびファイルを開く、保存、閉じる

この節では、exteNd Director 開発環境でプロジェクトファイルやソースファイルを操作する方法について説明します。

For more information    プロジェクトの操作の詳細については、を参照してください。

プロジェクトファイルの操作

既存のプロジェクトを操作するには、そのプロジェクトファイルを開きます。exteNd Directorプロジェクトファイルの拡張子は、.SPFです。

Procedure プロジェクトファイルを開く

  1. [ファイル]>[プロジェクトを開く]の順に選択します。 ファイルの選択ダイアログボックスが表示されます。

  2. プロジェクトのSPFファイルに移動します。

  3. SPFファイルを選択して、[開く]をクリックするか、またはSPFファイルをダブルクリックします。exteNd Directorにより、ナビゲーションペインの[プロジェクト]タブにプロジェクトが表示されます。

    複数のプロジェクトを開くことはできません(ただし、開いているプロジェクトの複数のサブプロジェクトを操作することはできます)。 プロジェクトを開いているときに、別の(関連のない)プロジェクトを開く場合、exteNd Directorは、最初のプロジェクトおよび関連付けられているファイルを閉じてから、2つ目のプロジェクトを開きます。

または、次の手順で開くこともできます。

  1. ナビゲーションペインの[ディレクトリ]タブで、プロジェクトファイルに移動します。

  2. ファイルをダブルクリックするか、またはファイルを右クリックして表示されるポップアップメニューから[開く]を選択します。

プロジェクトファイルを最近開いたことがある場合は、[ファイル]>[最近使用したファイル]の順に選択して、リストからファイルを選択することもできます。

Procedure プロジェクトファイルを保存する

プロジェクトを保存するためにユーザによる操作は必要ありません。 プロジェクトのコンテンツまたは設定を変更すると(たとえば、ディレクトリをプロジェクトに追加するなど)、プロジェクトファイルは自動的に保存されます。

exteNd Director 開発環境でプロジェクトを変更するには、プロジェクトファイルが書き込み可能である必要があります。 この場合、一般的には、バージョン制御システムからプロジェクトファイルをチェックアウトする必要があります。

Procedure プロジェクトファイルを閉じる

ソースファイルの操作

この節では、Java、JSP、XML、およびプレーンテキストなどのソースファイルを開く方法、保存する方法、および閉じる方法について説明します。

Procedure ソースファイルを開く

  1. [ファイル]>[開く]の順に選択します。 ファイルの選択ダイアログボックスが表示されます。

  2. ソースファイルに移動します。

  3. ファイルを選択して[開く]をクリックするか、またはファイルをダブルクリックします。exteNd Directorにより、適切なソースファイルエディタを使用して編集ペインにファイルが表示されます。

または、次の手順で開くこともできます。

  1. ナビゲーションペインの[ディレクトリ]タブで、ファイルに移動します。 プロジェクトが開かれていて、ファイルがそのプロジェクトに含まれている場合、[プロジェクト]タブでもファイルを参照できます。

  2. ファイルをダブルクリックするか、またはファイルを右クリックして表示されるポップアップメニューから[開く]を選択します。

ファイルを最近開いたことがある場合、[ファイル]>[最近使用したファイル]の順に選択して、リストからファイルを選択することもできます。

開いているファイルの操作   ファイルは一度に1つだけアクティブになります。 デフォルトでは、編集ペインで開いている各ファイルに対してタブが1つあります。 ファイルをアクティブにするには、タブをクリックします(タブの表示をカスタマイズおよびオフにすることができます。表示初期設定を参照してください)。

また、[ウィンドウ]>[その他のウィンドウ]の順に選択し、開いているドキュメントのリストからファイルを選択することで、開いているファイルをアクティブにすることもできます。

Procedure ソースファイルを保存する

[ファイル]>[名前を付けて保存]の順に選択すると、現在開いているファイルのコンテンツを別のファイルに保存できます。

ヒント:   編集ペインでタブを右クリックしてファイルを保存することもできます。

Procedure ソースファイルを閉じる

ソースファイルが変更されている場合は、exteNd Directorにより、ファイルを閉じるか、そのペアレントプロジェクトを閉じるか、または開発環境を終了する前にファイルを保存するようメッセージが表示されます。

ファイルシステム操作の実行

exteNd Director 開発環境からファイルを削除したり、ファイルの名前を変更したりできます。

Procedure 1つまたは複数のファイルを削除する

  1. ナビゲーションペインの[プロジェクト]または[ディレクトリ]タブに移動して、ファイルが含まれるディレクトリを選択します。

  2. 削除するファイルを選択します。 複数のファイルを選択するには、<Shift>キーまたは<Ctrl>キーを押しながらファイルをクリックします。

  3. 右クリックして、[削除]を選択します。

  4. 削除を確認します。

    ファイルシステムからファイルが削除されます。

    削除したファイルが、プロジェクトに含まれるディレクトリ内にあったためにプロジェクトに存在していたのではなく、個別に現在のプロジェクトに追加されている場合は、プロジェクトからエントリを削除するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。

  5. [はい]をクリックして、削除したファイルをプロジェクトから削除します。

Procedure ファイルの名前を変更する

  1. ナビゲーションペインの[プロジェクト]または[ディレクトリ]タブに移動して、ファイルが含まれるディレクトリを選択します。

  2. 名前を変更するファイルを選択します。

  3. 右クリックして、[名前変更]を選択します。

  4. 新しい名前を指定します。

    ファイルシステムでファイルの名前が変更されます。

    注記:   複数のファイルを選択した場合は、最初のファイルの名前のみが変更されます。

    名前を変更したファイルが、プロジェクトに含まれるディレクトリ内にあったためにプロジェクトに存在していたのではなく、個別に現在のプロジェクトに追加されている場合は、プロジェクトで新しいファイル名を使用するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。

  5. [はい]をクリックして、プロジェクトで新しいファイル名を使用します。

 
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製品バージョン情報の参照

exteNd Director 開発環境およびそのツール(エディタ、ウィザード、ビューアなど)についてのバージョン情報を参照するには、[バージョン情報]ダイアログを使用します([ヘルプ]>[Directorについて]の順に選択します)。 これは、インストールした製品コンポーネントを確認する必要があるときに役に立ちます。

 
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基本ウィザード

さまざまなサポートアプリケーションファイルの展開作業を効率良く進めるために、exteNd Director 開発環境で提供されている基本ウィザードを使用できます。

使用する基本ウィザード

操作内容

XMLおよびCSSウィザード

  • XMLファイル、XMLスキーマファイル、およびXMLカタログファイルを変更する

    For more information    を参照してください。

  • DTDファイルをXMLスキーマファイルに変換する

    For more information    を参照してください。

  • XSLスタイルシートファイルを作成する

    For more information    を参照してください。

  • CSSスタイルシートファイルを作成する

    For more information    を参照してください。

Webサービスウィザード

  • 標準Webサービスの作成とサービスへのアクセスに必要なJavaクラスを作成する

    For more information    を参照してください。

  • WSDL (Web Services Description Language)ドキュメントを作成する

    For more information    を参照してください。

汎用J2EEプロジェクトウィザード

次の汎用J2EEアーカイブのプロジェクトを作成する

  • EAR (Enterpriseアーカイブ)

  • WAR (Webアーカイブ)

  • JAR (EJBアーカイブ)

  • JAR (アプリケーションクライアントアーカイブ)

  • RAR (リソースアダプタアーカイブ)

  • JAR (単純なJavaアーカイブ)

  • 展開専用(作成不可)アーカイブ

For more information    プロジェクトおよびサブプロジェクトの作成を参照してください。

汎用J2EEファイルウィザード

次の標準J2EEコンポーネントを作成する

For more information    ソースファイルの作成およびを参照してください。

展開ウィザード

展開記述子およびexteNd展開計画を作成する

For more information    およびを参照してください。

 
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基本エディタ

ソースファイルをexteNd Director 開発環境で開くと、適切なエディタが自動的に編集ペインに表示されます。 次に、表示される基本ソースエディタの概要を示します。

開くファイル

編集ペインに表示されるエディタ

詳細の参照先

Javaファイル

Javaエディタ

JSPファイル

JSPエディタ

HTMLファイル

HTMLエディタ

テキストファイル

テキストエディタ

XMLファイル

XMLエディタ

XMLスキーマファイル

スキーマエディタ

XMLカタログファイル

XMLカタログエディタ

XSL file

XSLエディタ

CSSファイル

CSSエディタ

WSDLファイル

WSDLエディタ

J2EE展開記述子ファイル

展開記述子エディタ

exteNd展開計画ファイル

展開計画エディタ

JAR、J2EEアーカイブ、またはZIPファイル

コンテンツの読み込み専用リスト

For more information    exteNd Directorのすべてのエディタで提供される中心的な機能については、を参照してください。

 
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基本ビューア

exteNd Director 開発環境では、他の異なるタイプのファイルを表示(編集ではありません)するために、次のツールが提供されています。

 
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イメージビューア

GIF、JPG、JPEG、またはPNGファイルを開くと、編集ペインにイメージビューアが表示されます。 次の方法でイメージをズームできます。

作業内容

操作手順

ズームイン

左クリックするか、または<+>キーを押す

ズームアウト

<Ctrl>キーを押しながら左クリックするか、または<->キーを押す

イメージを実際のサイズに戻す

<Shift>キーを押しながら左クリックするか、または<=>キーを押す

ヒント:   これらのファイルを外部プログラムで開く場合は、使用するファイル拡張子とプログ ラムを初期設定で指定します。詳細については、ファイルの関連付け初期設定を参照してくだ さい。

 
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クラスビューア

.classファイルを開くと、.classファイルの情報がクラスビューアに表示されます(ただし、[プロジェクト]タブのアーカイブコンテンツビューで.classファイルをダブルクリックした場合は、対応する.javaファイルがJavaエディタで開きます)。 クラスビューアには、次の情報が表示されます。

 
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Webサービスの基本ツール

exteNd Director 開発環境の基本Webサービス機能には、次のものがあります。

For more information    詳細については、, およびを参照してください。

 
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デバッグ機能

exteNd Director 開発環境で作業している場合、デバッガを実行して、J2EEおよびその他のJavaコードをトラブルシューティングすることができます。

Procedure デバッガを使用する

[初期設定]ダイアログの[一般]タブでデフォルトのデバッガコマンドを指定できます。

Procedure デフォルトのデバッガコマンドを設定する

  1. [ツール]>[初期設定]の順に選択します。

  2. [一般]タブの[デバッガコマンド]設定で、デバッガを起動するためのコマンドを指定します(ガイドラインについては、次のデバッガコマンドの指定を参照してください)。

  3. [OK]をクリックします。

デバッガコマンドの指定   [ツール]>[デバッガの起動]の順に選択したときに、exteNd Directorが発行するオペレーティングシステムコマンドを指定します。 コマンドラインからデバッガを起動する方法については、デバッガのマニュアルを参照してください。

コマンドに環境変数を含めるには、%varname%または${varname}という構文を使用します。これらの変数の値は、コマンドの起動時にexteNd Directorによって置き換えられます。

オペレーティングシステムに設定されている環境変数のほかに、exteNd Director 開発環境に事前定義されている環境変数も使用できます。

 
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ツールバーの管理

この節では、exteNd Director 開発環境でのツールバーの使用を制御する方法について説明します。

 
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ツールバーの表示

メインツールバー(メニューバーの下に表示されます)は開発環境のグローバルツールバーです。 個々のツールには、独自のツールバーも含めることができます(編集ペイン)。 これらのツールバーは表示または非表示にできます。

Procedure ツールバーを表示または非表示にする

タブの表示   1つのタブがあるツールバーは、標準のツールバーとして表示されます。 複数のタブがあるツールバーは、タブ付きツールバーとして表示されます。

 
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ツールバーの設定

ツールバーを設定して、表示されるボタンおよびタブを制御できます。

Procedure ツールバーを設定する

  1. ツールバーを右クリックして、[設定]を選択します。

  2. [ツールバー設定]ダイアログが表示されたら、このダイアログを使用して、次のいずれかを行います。

    作業内容

    操作手順

    ボタンの追加

    1. ダイアログ上部のカテゴリを参照して、追加する事前定義ボタンを探します。

    2. ツールバーに複数のタブがある場合、ダイアログ下部のツールバーキャンバスで該当するタブを現在のタブにします。

    3. ボタンをツールバーキャンバスまでドラッグして、目的の場所にドロップします。

      または

      ボタンを選択し、[ボタンの追加]コントロールをクリックして、現在のタブの最後に追加します。

    ヒント:   [その他]カテゴリには、ツールバーボタンを視覚的 にグループに整理するために挿入できるセパレータ(垂直なバー) が含まれます。

    ボタンの移動

    ツールバーキャンバスの現在のタブ内で、ボタンをドラッグアンドドロップします。

    または

    ツールバーキャンバスでボタンを選択して、[ボタンを左へ移動]または[ボタンを右へ移動]コントロールをクリックします。

    ボタンの削除

    ボタンをツールバーキャンバスからドラッグして、キャンバス外にドロップします。

    または

    ツールバーキャンバスでボタンを選択して、[ボタンの削除]コントロールをクリックします。

    または

    ツールバーキャンバスでボタンを右クリックして、[削除]を選択します。

    タブの追加

    [タブの追加]ボタンをクリックして、タブ名とツールヒントのテキストを指定します。

    タブの名前の変更

    1. 目的のタブをツールバーキャンバスの現在のタブにします。

    2. [タブの変更]ボタンをクリックして、タブ名またはツールヒントのテキスト、あるいはその両方を変更します。

    タブの移動

    1. 目的のタブをツールバーキャンバスの現在のタブにします。

    2. [タブの移動 - 左]ボタンまたは[タブの移動 - 右]ボタンをクリックします。

    タブの削除

    1. 目的のタブをツールバーキャンバスの現在のタブにします。

    2. [タブの削除]ボタンをクリックします。

  3. [OK]をクリックします。

 
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初期設定の設定

次の初期設定を使用して、exteNd Director 開発環境を設定することができます。

Procedure 設定を指定する

  1. [ツール]>[初期設定]の順に選択します。

    [初期設定]ダイアログが表示されます。

  2. 目的のタブを選択します。

  3. 初期設定を行います。 特定の初期設定については、次の節を参照してください。

  4. [OK]をクリックします。

 
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一般初期設定

一般初期設定は次のように指定します。

設定

説明

最近使ったファイルの数

[ファイル]メニューに表示する最近開いたファイルの数を指定します。デフォルトは10です。

最近使ったプロジェクトの数

[ファイル]メニューに表示する最近開いたプロジェクトの数を指定します。デフォルトは5です。

開いていたプロジェクトを再ロード

起動時に、前回exteNd Director 開発環境を終了したときに開いていたプロジェクトを自動的に再ロードします。 デフォルトは[いいえ]です。

開いていたファイルを再ロード

起動時に、前回exteNd Director 開発環境を終了したときに開いていたファイルを自動的に再ロードします。 デフォルトは[いいえ]です。

作業を有効にする

作業機能を有効にするかどうかを指定します。 オンにした場合、exteNd Directorによって出力ペインに[作業]タブが表示され、タスクの作業リストを保守できます。

For more information    詳細については、作業リストの保守を参照してください。

Webブラウザ

exteNd製品のヘルプを表示するときに使用するWebブラウザを指定します。 パスを入力するか、またはボタンをクリックして、ブラウザを選択します。

デバッガコマンド

[ツール]>[デバッガの起動]の順に選択したときにexteNd Directorによって呼び出されるコマンドを指定します。デバッグ機能を参照してください。

ヘルプドキュメントの場所

ヘルプが必要な場合に、開発環境がexteNd製品のヘルプを検索する場所を指定します。 パス(通常はローカルディスク上)、またはURL (通常はNovell exteNdドキュメントWebサイト)のいずれかを指定できます。 この設定には、インストールプログラムによって、デフォルトのパスまたはURL(ヘルプをローカルにインストールするよう選択したかどうかによる)が入力されています。

[今後このメッセージを表示しない]ダイアログをリセットする

[リセット]ボタンを押すと、[今後このメッセージを表示しない]チェックボックスが含まれるすべてのダイアログが再び表示されるようになります。

 
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作成初期設定

作成初期設定は次のように指定します。

設定

説明

コンパイルの前に変更されたファイルを常に保存する

設定されている場合(デフォルト)、コンパイル、作成、または再作成の前に、変更されているすべてのファイルが自動的に保存されます。 このプロパティが設定されていない場合は、exteNd Directorにより、保存されていないファイルを保存するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。

For more information    他の保存オプションの初期設定の詳細については、バックアップ初期設定を参照してください。

コンパイラ

コンパイラを指定します。 デフォルトはJavac 1.3 ("Modern")です。

この設定にJikesを選択する場合、Jikesコンパイラ(jikes.exe)は、exteNd Director 開発環境のインストール時に提供されないので注意してください。 ご自身でjikes.exe自体を入手して、システムPATHに追加する必要があります。

生成されるクラスバージョン

コンパイラがターゲットにするJREバージョンを指定します。 1.4 (デフォルト)に対してコンパイルする場合は、1.3または1.4のクラスをコードに含めることができます。 1.3に対してコンパイルする場合、コードに含めることができるのは1.3のクラスだけです。

コンパイラオプション

コンパイラの一般的なコマンドラインオプションを有効にできます。

 
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表示初期設定

表示初期設定は次のように指定します。

設定

説明

[ディレクトリ]タブ

[ディレクトリ]タブでディレクトリおよびファイルがどのように表示されるかを指定します。 [コンパクトモード]では、選択されているディレクトリパスとその関連ソースファイルだけが表示されます。 [標準モード](デフォルト)では、すべてのディレクトリが表示されます。

[プロジェクト]タブ

[プロジェクト]タブでディレクトリおよびファイルがどのように表示されるかを指定します。 [コンパクトモード]では、プロジェクトで選択されているディレクトリパスとその関連ソースファイルだけが表示されます。 [標準モード](デフォルト)では、すべてのディレクトリが表示されます。

ナビゲーションペインのアイコン

ナビゲーションペインで大きなアイコンまたは小さなアイコンのどちらを表示するかと、テキストの有無を指定します。

編集ペイン

次の項目を指定します。

  • 開いている各ファイルを編集ペインに表示するかどうか

  • タブをエディタに対してどこ(上部または下部)に表示するか

Windowsのカラースキームを使用

この設定は、Windowsでの色の選択をexteNd Director 開発環境に適用する場合にオンにします。 デフォルトでは、開発環境は、独自のカラースキームを使用します(この設定を変更した場合、結果を確認するには、開発環境を再起動する必要があります)。

 
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編集初期設定

編集初期設定は次のように指定します。

設定

説明

フォントサイズ

編集ペインの画面フォントサイズを設定します。 デフォルトは12です。また、[印刷]タブから印刷フォントサイズを設定することもできます。印刷初期設定を参照してください。

各タブ文字に対するスペース

各タブに対して入力されるスペースの数を設定します。デフォルトは4です。

行番号表示

編集ペインで行番号を非表示にするか(デフォルト)、それとも表示するかを設定します。また、ソースエディタで<Ctrl>+<L>を押して、個々のファイルに対して行番号の表示および非表示を切り替えることもできます。

垂直マージンを表示

ペインの右側にマージンラップガイド(80文字に設定されています)を表示します。 デフォルトはオンです。

対応する括弧および大括弧をハイライト表示

入力時に、対応する括弧および大括弧に囲まれたテキストをハイライト表示します。 デフォルトはオンです。

スマートインデントを使用

改行時に、現在の行のインデントレベルに基づいて、新しい行のインデントレベルを設定します。 デフォルトはオンです(NetBeansベースのJSPおよびHTMLエディタではサポートされません)。

タブ文字の代わりにスペースを使用

タブキーが押されたときにスペースを使用します。 デフォルトはオフです。

chromacodingを使用

テキストをカラーコード化します。 オフにすると、すべてのテキストの色は黒になります。 デフォルトはオンです。

水平スクロールバーを表示

[必要な場合のみ](デフォルト)または[常時]のいずれかを選択できます。

For more information    テキストオプションについては、を参照してください。

省略語初期設定

事前定義されている言語構成要素に展開される単語など、1つまたは複数の行のテキストに展開できる省略語を定義できます。 省略語を定義した後、エディタにその名前を入力して、<Ctrl>+<U>を押すか、または右クリックして[テキストツール]>[完全な省略語]の順に選択することで、略語を展開されたテキストに置換できます。

略語が展開されたときに挿入ポイントが配置される場所を示すには、省略語の定義で%cを使用します。

たとえば、省略語mainが次のように事前定義されていて、Javaファイルで使用されるとします。

  public static void main(String args[])
  {
      %c
  }

Procedure 省略語を定義する

  1. [ツール]>[初期設定]の順に選択し、[編集]タブをクリックして、[省略語]セクションを展開します。

  2. [追加]をクリックします。

  3. [省略語]テキストボックスに省略語(ショートカット)を入力して、[OK]をクリックします。

    省略語は、単一の単語にする必要があります。また、大文字と小文字が区別されます。

  4. [定義]テキストボックス内をクリックして、略語を展開した後のテキストを入力します。

  5. [OK]をクリックします。

Procedure 省略語を削除する

  1. [ツール]>[初期設定]の順に選択し、[編集]タブをクリックして、[省略語]セクションを展開します。

  2. [省略語]テキストボックスで略語を選択します。

  3. [削除]をクリックします。

  4. [OK]をクリックします。

Procedure 省略語を編集する

  1. [ツール]>[初期設定]の順に選択し、[編集]タブをクリックして、[省略語]セクションを展開します。

  2. [省略語]テキストボックスで略語を選択します。

  3. [定義]テキストボックス内をクリックして、省略語を変更します。

  4. [OK]をクリックします。

Procedure 省略語をソースコードで使用する

  1. 省略語ショートカットをエディタに入力します。

  2. ショートカットテキスト内にカーソルを置くか、ショートカットテキストをハイライト表示します。

  3. <Ctrl>+<U>を押すか、または右クリックして[テキストツール]>[完全な省略語]の順に選択します。 ショートカットテキストが、該当する省略語に対して定義されている展開後のテキストに置換されます。

注記:   省略語テキストが定義されていない場合、[完全な省略語]コマンドは無視されます。

バックアップ初期設定

次を制御する初期設定を設定できます。

デフォルトでは、自動保存およびバックアップ処理は有効ではありません。

すべてのプロジェクトのバックアップ方法を制御するグローバルバックアップ初期設定を設定できます。 ただし、プロジェクトには同一の名前のファイルが含まれている場合があるので、各プロジェクトに対して別々のバックアップおよび自動保存を保存できます。 このためには、バックアップおよび自動保存ファイルの両方に対して、ファイルのソースディレクトリを基準にした相対的なサブディレクトリを指定します。 並行バックアップディレクトリにバックアップされるファイルは上書きされません。

注記:   バックアップまたは自動保存ディレクトリに相対名を指定した場合、名前はソースファイルに対して相対的になります。

自動保存またはバックアップ、あるいはその両方の初期設定は次のように指定します。

設定

説明およびパラメータ

自動保存有効

exteNd Director 開発環境でソースファイルを変更すると、定期的にファイルのコピーが保存されます。

ソースファイルと同じディレクトリに自動保存

(デフォルト)

自動保存ディレクトリ

保存されたファイルを格納するための別のディレクトリを指定します。

絶対パスを入力するか、またはソースディレクトリに対する相対パスを指定できます。

[参照]を使用して、ファイルシステム上でディレクトリを検索します。

自動保存ファイルの拡張子

自動保存ファイルの拡張子を指定します(デフォルトは.SAVです)。

自動保存の間隔(分)

ファイルの保存頻度を指定します(デフォルトは5分ごとです)。

バックアップ有効

exteNd Director 開発環境でソースファイルを保存するときに、直前のバージョンのファイルのバックアップコピーが作成されます。

ソースファイルと同じディレクトリにバックアップ

(デフォルト)

バックアップディレクトリ

バックアップファイルを格納するための別のディレクトリを指定します。

絶対パスを入力するか、またはソースディレクトリに対する相対パスを指定できます。

[参照]を使用して、ファイルシステム上でディレクトリを検索します。

バックアップファイルの拡張子

バックアップファイルの拡張子を指定します(デフォルトは.BAKです)。

Procedure ファイルの自動保存またはバックアップの方法、あるいはその両方を定義する

  1. [ツール]>[初期設定]の順に選択し、[編集]タブをクリックして、[バックアップ]セクションを展開します。

  2. [自動保存有効]または[バックアップ有効]、あるいはその両方を選択します。

  3. 前の説明に従って、自動保存またはバックアップ、あるいはその両方のパラメータを指定します。

  4. [OK]をクリックします。

エディタの関連付け初期設定

これらの初期設定では、exteNd Director 開発環境でNetBeansベースのエディタを使用して編集されるファイルのタイプを指定します。

For more information    NetBeansベースのエディタで編集されたファイルタイプの追加および従来のJava、JSP、またはHTMLエディタの使用を参照してください。

コードの完成初期設定

For more information    パーサデータファイルの作成を参照してください。

XMLカラー初期設定

XMLエディタのソースビューで使用される色を指定して、タグ、引数、値、テキスト、エラー、およびホワイトスペース(ダイアログではws)など、XMLドキュメント内のさまざまなタイプの情報を表示できます。

各タイプの情報に対して、前景色および背景色を指定できます。 色のリストから選択するか、または省略記号のボタンをクリックして独自のカラーを定義できます。 太字フォントも指定できます。

Procedure XMLエディタで使用されるカラーを指定する

  1. [ツール]>[初期設定]の順に選択し、[編集]タブをクリックして、[XMLの色]セクションを展開します。

  2. 指定した色を使用する情報のタイプを選択し、前景色または背景色、あるいはその両方を指定して、太字フォントを使用するかどうかを指定します。

 
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ファイルの関連付け初期設定

exteNd Directorでは、サードパーティツールを使用して、特定のファイルタイプを編集できます。 ファイルをexteNd Director 開発環境で開かずに、外部エディタで起動するように初期設定を設定できます。 [ファイルの関連付け]タブを使用して、ファイル拡張子を外部エディタに関連付けます。 各ファイルタイプに対して、次のエディタやプログラムでファイルを開くかどうかを選択できます。

Procedure ファイルタイプの起動方法を定義する

  1. [ツール]>[初期設定]の順に選択して、[ファイルの関連付け]タブをクリックします。

  2. [追加]をクリックします。

  3. ダイアログボックスにファイル拡張子を入力して、[OK]をクリックします。

  4. ファイルタイプに次の初期設定のいずれかを指定します。

    設定

    説明

    Directorで開く

    (デフォルト)exteNd Directorソースエディタを使用してファイルを開きます。

    デフォルトのWindowsプログラムを使用して開く

    該当するファイルタイプに使用されるWidowsのデフォルトエディタを使用してファイルを開きます(Windowsエクスプローラでファイルをダブルクリックするのと同じです。たとえば、メモ帳を使用して.TXT拡張子のファイルを開きます)。

    次のアプリケーションで開く

    指定したアプリケーションでファイルを開きます。 アプリケーションのパスを入力するか、または[参照]をクリックしてアプリケーションを指定します。

    注記:   エディタによっては、ファイルを開くたびに新しいプログラムインスタンスが起動するので、この設定は、常にお勧めできるとは限りません。

  5. [OK]をクリックします。

警告:    XMLファイル拡張子を外部エディタに関連付けた場合、外部エディタを使用してexteNd展開計画を編集すると、exteNd Directorエディタが提供するデフォルト設定の利点を活用できなくなり、プロジェクトは展開計画に関連付けられなくなります。

 
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印刷初期設定

印刷初期設定は次のように指定します。

設定

説明

印刷モード

モードをモノクロ(デフォルト)またはカラーに設定します。 カラープリンタを使用する場合は、カラーモードを使用します。

フォントサイズ

印刷フォントサイズを設定します(デフォルトは10です)。 [編集]タブで画面フォントサイズを設定することもできます。編集初期設定を参照してください。

行番号を印刷

行番号を印刷するかどうかを設定します。 デフォルトでは番号は印刷されません。

 
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展開初期設定

展開初期設定は、展開記述子エディタおよび展開計画エディタにより使用されます。 これらのエディタのいずれかを開くと、exteNd Directorは、すべてのプロジェクトのクラス(サブプロジェクトのクラスを含む)をロードします。 次に、エディタは、これらのクラスの情報を使用して、クラス、メソッド、メンバー変数などのリストが表示されるダイアログに入力します。 クラスが最新でない場合は、エディタに表示される情報が正しくなかったり、情報が表示されなかったりする可能性があります。

展開記述子エディタまたは展開計画エディタにアクセスするときにexteNd Directorでプロジェクトを自動的に作成するかどうかを制御できます。 次のいずれかの作成設定を指定できます。

設定

説明

常に自動的にプロジェクトを作成する

展開記述子エディタまたは展開計画エディタを開くときに、自動的にプロジェクトを作成します。

この設定は、エディタが常に最新のクラスすべてにアクセスするようにします。

プロジェクトを自動的に作成しない

展開記述子エディタまたは展開計画エディタが開くときに、プロジェクトのファイルを作成しません。 プロジェクトおよびサブプロジェクトを手動で作成する必要があります。

この設定は、プロジェクトやサブプロジェクトを作成する必要がない場合(XMLモードで編集している場合など)に使用します。 この場合、XMLファイルを編集することはできますが、エディタのプロジェクトクラスのリストは、空白になるか、最新のものが表示されないことがあります。

プロジェクトを作成するようプロンプトを表示する

いずれかの展開エディタを開くたびに、プロジェクトを作成するようプロンプトを表示します。

この設定は、プロジェクトをいつ作成するかを指定する場合に使用します。

注記:   エディタは、アーカイブからではなくファイルシステムから直接クラスをロードするので、展開エディタでクラス情報をロードするためにアーカイブを作成する必要はありません。

次の展開初期設定も指定できます。

設定

説明

デフォルトサーババージョン

新しいexteNd Application Server展開計画を作成するときに初期状態で選択されるサーババージョンを指定します。 J2EE 1.2プロジェクトのサーババージョン、およびJ2EE 1.3プロジェクトのサーババージョンを指定できます。

For more information    詳細については、を参照してください。

 
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バージョン制御初期設定

For more information    バージョン制御の使用を参照してください。

 
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プロファイルの設定

exteNd Director 開発環境で使用する次のタイプのプロファイルを定義できます。

 
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サーバプロファイル

サーバプロファイルは、サーバのホスト名およびポートなど、J2EEサーバの情報を保存します。 展開時に選択すると、サーバプロファイルは、展開先のサーバをexteNd Directorに指示し、そのサーバへの展開に必要な情報を提供します。 サーバプロファイルは、特定のサーバに適用されるので、 複数のサーバに展開する場合は、各サーバに対して別々のプロファイルを設定する必要があります。

サーバプロファイル情報を指定する方法は、サーバの設定によって決まります。 たとえば、サーバがセキュリティ証明書を使用する場合、httpsプロトコルを指定します。 サーバ名、サーバポート番号、データベース名などの指定方法も、サーバの設定によって変わる場合があります。

For more information    特定のJ2EEサーバの設定の詳細については、サーバの製品マニュアルを参照してください。

Procedure サーバプロファイルを作成する

  1. [ツール]>[プロファイル]の順に選択します。

  2. [プロファイル]ダイアログボックスの[サーバ]タブで、[新規]をクリックします。

  3. [新規サーバプロファイルの作成]ダイアログで次の設定を指定します。

    設定

    説明

    プロファイル名

    プロファイルを識別する意味のある名前を入力します。 名前にピリオド(.)を含めることはできません。

    ヒント:   独自の開発環境に基づく命名スキームを定義します。 たとえば、プロジェクト名、サーバ名、サーバタイプ、データ ベースタイプなどを含めることができます。

    サーバタイプ

    サーバタイプをリストから選択します。

    サーバタイプは、ブランドおよびバージョン番号に従って整理されています。 バージョン番号は、特定のサーバタイプでサポートされている最も低いバージョンを示します。 多くの場合、サーバタイプは以降の複数のバージョンにも有効です。

    原則として、ターゲットサーバのバージョン以下で最も近いブランドのサーバタイプを選択する必要があります。

    展開ツールディレクトリ

    サーバの展開ツールが含まれるディレクトリ。通常は、次のようなパスです。

      C:\Program Files\Novell\exteNdn\AppServer\bin
    

    または

      C:\bea\wlserver6.1spn\bin
    

    サーバが別のコンピュータ上にある場合は、ツールを実行するためのネットワークアクセス、またはローカルディレクトリにあるツールのコピーのいずれかが必要です。 一部のサーバに対しては、exteNd Directorはリモート展開をサポートしていません。

    高速展開ディレクトリ

    高速展開の場合のみ。

    exteNd Directorが高速展開用のファイルを書き込むディレクトリを入力します。 サーバによっては、高速展開用の特定のディレクトリにファイルを書き込む必要があります。 サーバの設定に合った場所を指定してください。 ディレクトリリストについては、高速展開ディレクトリの設定を参照してください。

    ヒント:   高速展開では、JSPページやサーブレットなどの J2EEコードが処理されます。 コンポーネント、画像、ルールな どのリソースを高速に展開するには、「リソースおよびクラスの 動的ローディング」で説明されているexteNd Director Hot Deploy機能を使用します。

    For more information    高速展開の詳細については、高速展開を参照してください。

    サーバ名

    次の形式を使用してサーバ名を設定します。 httpを実行するサーバの場合は、次の形式を使用します。

      servername
      http://servername[:port]
    

    httpsを実行するサーバの場合は、次の形式を使用します。

      https://servername[:port]
    

    サーバがデフォルトポートをリスンしていない場合は、ポート番号を指定します。

    データベース名

    exteNdアプリケーションサーバの場合のみ。

    アーカイブを展開するサーバ上にあるデータベースの名前を指定します。 通常は、SilverMasterにアーカイブを展開するため、アプリケーションのURLにデータベース名を含める必要はありません。

    注記:   exteNd Directorアプリケーションデータ用に作成したデータベースにアーカイブを展開する必要はありません(『exteNd Directorアプリケーションの開発』のexteNd Directorプロジェクトの展開に関する節を参照してください)。

    ターゲットサーバ

    BEA WebLogicサーバの場合のみ。

    ターゲットサーバの名前を入力します。

  4. [OK]をクリックして、[新規サーバプロファイルの作成]ダイアログボックスを閉じます。

  5. [OK]をクリックして、[プロファイル]ダイアログを閉じます。

高速展開ディレクトリの設定   次の表は、[サーバプロファイル]ダイアログで指定する高速展開ディレクトリを示します。

サーバ

高速展開ディレクトリ

Novell exteNd Application Server

SilverStream&Reg; eXtendApplication Server

%INSTALL_DIR%\webapps

Apache Tomcat

%INSTALL_DIR%\webapps

BEA WebLogic

%INSTALL_DIR%\config\targetname\applications

安全なサーバとの接続   exteNd Director 開発環境は、サーバプロファイルを使用して、展開時にターゲットJ2EEサーバに接続します。 サーバプロファイルが安全なサーバを示している場合、exteNd Directorは自動的にSSL接続を確立します。 サーバは、agrootca.jar(Novell exteNd Common\libディレクトリにあります)にリストされている商用認証局証明書のセットを使用します。 展開先のサーバが、agrootca.jarにリストされていないCA証明書により発行された証明書を使用する場合、exteNd Directorはサーバに正常に接続できません。 JARファイルのコンテンツを変更できるツール(SunのJARユーティリティやWinZipなど)を使用して、CA証明書をagroootca.jarに追加できます。

 
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データベースプロファイル

exteNd Director 開発環境でのデータベースアクセスに必要なツールを使用するように、データベースプロファイルを設定する必要があります。例は次のとおりです。

使用するツール

データベースプロファイルが必要な場合

EJBウィザード

データベーステーブルに基づいてエンティティBeanを作成する場合

展開計画エディタ

コンテナ管理エンティティBeanの持続フィールドをデータベースのフィールドにマップする場合

データベースプロファイルは、exteNd Directorがデータソースに接続してテーブルおよびフィールド情報を取得できるようにするJDBC情報を提供します。 複数のプロファイルを作成して、異なるデータベースおよびJDBCドライバをサポートできます。

Procedure データベースプロファイルを作成する

  1. [ツール]>[プロファイル]の順に選択します。

  2. [プロファイル]ダイアログボックスの[データベース]タブで、[新規]をクリックします。

    [新規データベースプロファイルの作成]ダイアログで次のように設定を指定します。

    設定

    説明

    プロファイル名

    プロファイルを識別するための名前を入力します。

    JDBCドライバ

    JDBCドライバのクラス名を入力します。 任意のJDBC 2.0準拠ドライバを指定できます。

    MySQL Connector/Jドライバ(exteNd Director 開発環境に付属します)を使用するには、次のように指定します。

      com.mysql.jdbc.Driver
    

    Sun JDBC-ODBCブリッジドライバ(exteNd Director 開発環境に付属するJREにあります)を使用するには、次のように指定します。

      sun.jdbc.odbc.JdbcOdbcDriver
    

    他のJDBCドライバを指定する場合、exteNd Director 開発環境がドライバクラスをロードできることを確認します。次のドライバクラスを使用可能にするを参照してください。 MySQL Connector/JドライバおよびSun JDBC-ODBCブリッジドライバに対しては、自動的にクラスが設定されます。

    JDBC URL

    目的のデータベースを指定するURLを入力します。例は次のとおりです。

      jdbc:mysql://localhost:63306/Director50?profileSql=false&maxRows=0
    

    または

      jdbc:odbc:TestDB
    

    注記:   最初のコロンの後に入力するテキストは、ドライバ固有です。

    接続カタログ

    (オプション)接続先のデータベースのSQLカタログ(サブセット)を指定します。例は次のとおりです。

      PayrollDb
    

    データベースドライバがカタログをサポートしていない場合、この要求は無視されます。

    接続カタログがサポートされている場合は、取得されるデータベーステーブルを設定できます。 接続カタログは、非常に大きなデータベースに接続している場合、またはデータベーステーブルのサブセットに接続する(たとえば、運用データベースアクセスを除外する)場合にのみ役に立ちます。

    データソース名

    このデータベースプロファイルに関連付けるデータベース名を指定します。 次のようなデータソース名を入力できます。

      SilverBooks
    

    または、次のような完全なJNDI仕様を入力できます。

      java:pm/JDBC/SilverBooks
    

  3. [テスト]をクリックして、JDBC URLで指定されているデータベースとの接続をチェックします。

    このテストでは、データベースとのJDBC接続を行います。 接続が使用できない場合、または設定が正しく指定されていない場合、このテストは失敗します。

  4. テストダイアログで、データベースユーザ名およびパスワードを入力し、[OK]をクリックしてアクセスを検証します。

  5. [OK]をクリックして、[新規データベースプロファイルの作成]ダイアログボックスを閉じます。

  6. [OK]をクリックして、[プロファイル]ダイアログを閉じます。

Procedure ドライバクラスを使用可能にする

  1. JDBCドライバが含まれるJARまたはその他のアーカイブファイルを入手します。

  2. 次のいずれかを実行します。

  3. exteNd Director 開発環境を起動します。

 
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レジストリプロファイル

exteNd Director 開発環境は、Webサービスレジストリのプロファイルを定義する機能を提供します。 これらのプロファイルは、レジストリの検索やWebサービスの公開を可能にする情報を提供します。

For more information    レジストリプロファイルの詳細については、レジストリプロファイルの定義を参照してください。

 
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バージョン制御の使用

バージョン制御システムを使用する場合、exteNd Director 開発環境をバージョン制御システムにアクセスするように設定できます。 これにより、開発環境で作業している場合に、プロジェクトのファイルに対してバージョン制御操作を実行できます。

 
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バージョン制御へのアクセスを設定する

exteNd Director 開発環境でバージョン制御操作を実行するには、バージョン制御を有効にするための初期設定を調整して、バージョン制御システムのサポートを設定する必要があります。

Procedure バージョン制御設定を調整する

  1. [ツール]>[初期設定]の順に選択し、[初期設定]ダイアログを表示して、[バージョン制御]タブに移動します。

  2. [バージョン制御を有効にする]プロパティをオンにします。

    開発環境のバージョン制御機能がオンになります。

  3. 使用可能なバージョン制御システムのいずれかを選択します。

    このプロパティでは、実際には、サポートするバージョン制御コマンドを開発環境に対して指示するバージョン制御システム「定義」を選択します。exteNd Directorには、複数の一般的なバージョン制御システム(ClearCase、CS-RCS、CVS, Visual SourceSafe)の定義が付属しています。 これらの1つを選択する場合は、そのまま使用するか、またはニーズやシステム構成に合わせて、定義されるコマンドを編集できます。

    バージョン制御システム定義自体を作成することもできます。 これにより、ユーザが使用している可能性があるほぼすべてのバージョン制御システムに対して、開発環境のサポートを設定できます。

定義の操作   次のトピックでは、バージョン制御システム定義の操作について詳しく説明します。

バージョン制御システム定義の編集

バージョン制御システム定義は、開発環境が表示するバージョン制御メニュー項目のリストを指定します。 各メニュー項目は、選択したバージョン制御システムのコマンドライン操作にマッピングされます。また、これは、操作がどのように実行されるかについての詳細を指定します。 リストを編集して、メニュー項目を変更、作成、または削除できます。

Procedure 定義を編集する

  1. [初期設定]ダイアログの[バージョン制御]タブで、[バージョン制御システム]ドロップダウンリストから定義を選択します。

  2. [設定]ボタンをクリックします。

  3. [設定]ダイアログで、バージョン制御メニュー項目のリストを変更します。

    作業内容

    操作手順

    メニュー項目の動作を変更する

    [バージョン制御コマンド]リストボックスから項目を選択して、コマンドプロパティを編集します。

    選択したメニュー項目の名前を変更する

    [編集]ボタンをクリックします。 名前には、文字、数字、スペース、および特殊文字を使用できます。

    <Alt>キーと一緒に押してキーボードからメニュー項目にアクセスする場合に使用するニーモニック文字を編集することもできます。

    新しいメニュー項目を作成する

    [追加]ボタンをクリックして、項目の名前およびニーモニック文字を指定します。 新しい項目は、リストの最後に追加されます。

    選択したメニュー項目を削除する

    [削除]ボタンをクリックします。

    メニュー項目の順序を切り替える

    位置を変更する項目を選択し、矢印ボタンを使用して、その項目をリスト内で上下に移動します。

コマンドプロパティ   次の表は、バージョン制御メニュー項目の[設定]ダイアログで指定できるコマンド関連プロパティについて説明しています。

プロパティ

説明

コマンド

メニュー項目が実行するバージョン制御システムのコマンドライン操作。

コマンドに環境変数を含めるには、%varname%または${varname}という構文を使用します。これらの変数の値は、コマンドが実行時にexteNd Directorによって置き換えられます。 変数の値が判別できない場合は、空の文字列に置き換えられます。

コマンドプロパティの横にある展開ボタンをクリックすると、事前定義されている環境変数を使用できます。 変数を選択して、現在のカーソル位置に挿入できます。

完了時に再ロード

コマンド実行の終了時にターゲットファイルを再ロードするようにexteNd Directorに指示します。 これは、ファイルを変更する可能性のあるコマンド(check in、check out、またはgetなど)を実行するときに役に立ちます。

実行の待機

ユーザに制御を返す前にコマンドが終了するまで待機するようにexteNd Directorに指示します。 ターゲットファイルに影響のないdiffやhistoryなどのコマンドに対しては、実行を待機しない方が適切です。

ソースフィルのディレクトリでコマンドを実行する

ターゲットファイルのディレクトリを起点にしてコマンドを実行するようにexteNd Directorに指示します。 このプロパティをオンにしない場合、コマンドは現在のディレクトリで実行されます。

事前定義されている環境変数   次の表は、バージョン制御メニュー項目に指定するコマンドに含めることができる、事前定義された環境変数について説明しています。

変数

説明

%_PATH%

ターゲットファイルのフルパスおよび名前。例は次のとおりです。

  x:/com/myco/myfile.java

%_DIR%

ターゲットファイルのディレクトリ。例は次のとおりです。

  x:/com/myco

%_NAME%

ターゲットファイルの名前(ディレクトリなし)。例は次のとおりです。

  myfile.java

%_BNAME%

ターゲットファイルの基本名(ディレクトリおよび拡張子なし)。例は次のとおりです。

  myfile

%_EXT%

ターゲットファイルの拡張子。例は次のとおりです。

  java

%_PROMPT prompt-text%

ダイアログを表示して、値を入力するようユーザに求めます。 このダイアログには、指定したprompt-textが含まれます。

この変数の値は、ユーザがダイアログの入力フィールドに入力した内容になります。 ユーザがダイアログの[キャンセル]ボタンをクリックすると、コマンド全体がキャンセルされます。

%_COMMENT%

コメントを指定するようユーザにダイアログを表示します。

コメントは、一時ファイルに保存されます。 この変数の値は、その一時ファイルの名前になります。

バージョン制御システム定義の作成

exteNd Director 開発環境でバージョン制御システムの定義が提供されていない場合は、独自の定義を作成できます。

Procedure 定義を作成する

  1. [初期設定]ダイアログの[バージョン制御]タブで、[追加]ボタンをクリックします。

  2. プロンプトが表示されたら、バージョン制御システム定義の名前を入力します。

    定義名には、文字、数字、スペース、および特定の特殊文字を使用できます。 指定した名前は、[バージョン制御システム]ドロップダウンリストに追加されます。

    exteNd Directorにより、定義を保存するためのXMLファイルが作成されます。 このファイルの名前は、ユーザが指定した定義名と一致します(ただし、スペースは下線に置き換えられます)。ユーザの定義XMLファイルは、exteNd Directorにより、Novell exteNd tools\Resources\version_control_configディレクトリに、付属の定義XMLファイルとともに保存されます。

  3. [設定]ダイアログが表示されたら、バージョン制御システム定義の詳細を指定します。

    For more information    「バージョン制御システム定義の編集」を参照してください。

バージョン制御システム定義の分散

バージョン制御システム定義を編集または作成したら、exteNd Director 開発環境がインストールされている他のコンピュータにこの定義をコピーできます。

Procedure 定義を配布する

  1. Novell exteNdのtools\Resources\version_control_configディレクトリで、バージョン制御システム定義のXMLファイルを探します。

  2. このファイルを、各ターゲットコンピュータの対応するディレクトリにコピーします。

    ターゲットコンピュータで開発環境が実行されている場合は、[初期設定]ダイアログの[バージョン制御]タブにある[バージョン制御システム]ドロップダウンリストに、コピーした定義が自動的に追加されます。

バージョン制御システム定義の削除

特定のバージョン制御システム定義が必要ない場合は、削除することができます。

Procedure 定義を削除する

  1. [初期設定]ダイアログの[バージョン制御]タブで、[バージョン制御システム]ドロップダウンリストから定義を選択します。

  2. [削除]ボタンをクリックします。

    exteNd Directorにより、確認を求めるメッセージが表示され、定義がリストから削除されます。定義のXMLファイルは、Novell exteNdのtools\Resources \version_control_configディレクトリから削除されます。

 
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バージョン制御へのアクセス

バージョン制御アクセスが有効な状態でexteNd Director 開発環境を使用する場合、ポップアップメニューを介して、アクティブなバージョン制御システム定義で指定されているコマンドを使用できます。 次のいずれかを右クリックします。

BasicsVersionControl

バージョン制御システムを実行すると、結果のテキストメッセージが出力ペインの[バージョン制御]タブに表示されます。

 
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作業リストの保守

exteNd Director 開発環境を使用して、アプリケーション開発タスクを編成および追跡する作業リストを保守できます。 作業リストは、出力ペインの[作業]タブで保守します。

ToDo1

次の操作を実行できます。

さらに、作業が必要な領域を示したり、その作業の性質を説明したりするために、さまざまなウィザードやツールによって作業リストに項目が生成されます。

 
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[作業]タブでの作業

[作業]タブを初めてクリックした場合、リストに項目を追加するツールやウィザードを実行したことがなければ、作業リストは空です。生成された項目の操作を参照してください。

項目の作成   まず、1つまたは複数の項目(タスクまたはフォルダ)を追加します。

Procedure 項目を追加する

  1. 追加する項目の前にある項目を選択して、<Ins>キーを押すか、または右クリックして[項目の追加]を選択します。

    ヒント:   [編集]>[作業項目の追加]の順に選択して、リストの最後に項目を挿入す るか、または<Shift>+<Ins>キーを押して、選択した項目のチャイルドとして項目を追加 することもできます。

    [作業項目の追加]ダイアログが表示されます。

  2. 次の情報を入力します。

    プロパティ

    説明

    説明

    作業リストの項目に表示するテキスト。

    メモ

    (オプション)項目に関する追加の情報。 このテキストは、項目にマウスポインタを合わせたときに、その項目のツールヒントの一部として表示されます。

    開いているプロジェクトに追加する

    開いているプロジェクトにこの項目を関連付ける場合、リストからプロジェクトを選択します。

    プロジェクトを選択すると、作業項目が、プロジェクトのフォルダのリストの最後に追加されます(必要に応じてフォルダが作成されます)。 プロジェクトの作業フォルダは、次のような名前の最上位フォルダです。

      projectFile in pathToProject
    

    たとえば、プロジェクトファイルがc:\myProjects\myEAR\MyEAR.spfにある場合、プロジェクトフォルダは次のような名前になります。

      MyEAR.spf in c:/myProjects/myEAR
    

  3. [OK]をクリックします。

    項目が作成されます。 項目をプロジェクトに関連付けた場合、その項目は、プロジェクトのリストの最後の項目として作成されます。

    項目をプロジェクトに関連付けていない場合、その項目は、選択した項目の後に兄弟として作成されます(ただし、項目を追加したときに項目が選択されていなかった場合は、リストの最初の項目として追加され、<Shift>+<Ins>キーを押して項目を追加した場合は、新しい項目は選択した項目のチャイルドになります)。

新しい項目が、入力した説明、およびチェックボックスとともに表示されます。 チェックボックスは、項目の完了ステータス(次の節を参照)を示します。

項目の編集   項目を編集することで、項目の完了ステータスを示し、その説明および注意を変更します。

Procedure 項目を編集する

  1. 項目を選択します。

  2. 右クリックして、[項目の編集]を選択します。

    [作業項目の編集]ダイアログが表示されます。

  3. 必要に応じて、情報を更新します。 完了ステータスを指定するには、[完了パーセント]リストボックスから値を選択するか、または値を入力します。

  4. [OK]をクリックします。

空のチェックボックスは、タスクが開始されていないことを示します。 薄いチェックは、部分的に完了していることを示します。 濃いチェックは、完了を示します。

ToDo2

ヒント:   項目を選択して右クリックし、[完了項目の切り替え]を選択することによって、項 目の完了ステータスを0~100パーセントの範囲で切り替えることができます。 完了ステータ スが0の場合は100に設定され、0以外の場合は0に設定されます。 また、単に項目のチェッ クボックスをオンにして切り替えることもできます。

ツールヒント   項目にマウスポインタを合わせると、その項目のツールヒントが次のように表示されます。

  %完了: メモ: noteText

階層の作成   ツールヒントは階層構造にすることができます。つまり、項目に他の項目を含めることができます。 たとえば、関連するタスクのフォルダを作成できます。

Procedure 階層を作成する

同様に、1つまたは複数の項目をアウトデントするには、項目を選択して、[<]を押すか、または右クリックして[アウトデント]を選択します。 項目にチャイルドがなくなり、フォルダとして表示されなくなります。

項目の移動   ドラッグアンドドロップを使用して、項目を移動できます。 項目でマウスボタンを押したままにして、リスト内で項目を移動します。 水平の線は、項目の移動先を示します。 マウスボタンを放すと、項目が移動されます。 フォルダを移動すると、そのコンテンツもすべて移動されます。

項目はリスト内のどこにでも移動できます。

ヒント:   複数のエントリの最後を選択してすぐにドラッグした場合に限り、一度に複数の項目 をドラッグできます(最後のエントリを選択した後でクリックすると、1つの項目が選択された 状態に戻ります)。

項目の削除   一度に1つまたは複数の項目を削除できます。

Procedure 項目を削除する

  1. 削除する項目を選択します。 フォルダを選択して、フォルダとそのすべてのコンテンツを削除できます。 <Shift>キーまたは<Ctrl>キーを押しながらクリックすると、リストの複数の項目を選択できます。

  2. <Del>キーを押すか、または右クリックして[項目の削除]を選択します。

    削除を確認するメッセージが表示されます。

  3. [はい]をクリックして、項目を削除します。

キーボードショートカットの使用   次に、[作業]タブでサポートされているキーボードショートカットを示します。

キー

説明

上矢印

1つ上の項目に移動します。

下矢印

1つ下の項目に移動します。

Home

リストの最初の項目に移動します。

End

リストの最後に表示されている項目まで移動します。

右矢印

縮小されたフォルダの場合は項目を展開します。その他の場合は次の項目に移動します。

左矢印

展開されたフォルダの場合は項目を縮小します。その他の場合はペアレントに移動します。

Enter

項目の展開/縮小状態を切り替えます。

+

すべての項目を展開します。

-

すべての項目を縮小します。

Ctrl+A

すべての項目を選択します。

Ctrl+/

すべての項目を選択します。

Ctrl+\

すべての項目の選択を解除します。

Shift+上矢印

選択範囲を上に拡張します。

Shift+下矢印

選択範囲を下に拡張します。

Shift+Home

選択単位をリストの先頭まで拡張します。

Shift+End

選択範囲をリストの最後まで拡張します。

Ctrl+上矢印

項目の選択状態を変更せずに、フォーカスを1つ上の項目に移動します。

Ctrl+下矢印

項目の選択状態を変更せずに、フォーカスを1つ下の項目に移動します。

Ctrl+Space

項目の選択状態を切り替えます。

Shift+Space

現在選択されている項目からフォーカスのある項目までの範囲にある項目を選択します。

>

選択項目をインデントします。

<

選択項目をアウトデントします。

Ins

項目を兄弟として追加します。

Shift+Ins

項目をチャイルドとして追加します。

Del

選択した項目を削除します。

作業機能の無効化   作業機能を使用しない場合は、一般初期設定([ツール]>[初期設定])の[作業を有効にする]をオフにして、この機能を無効にできます。 作業を無効にすると、[作業]タブは表示されなくなり、[編集]>[作業項目の追加]メニュー項目が無効になります。

注記:   作業機能を無効にしても作業リストは維持され、後で作業を再び有効にすると表示されます。

 
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生成された項目の操作

exteNd Director 開発環境のさまざまなウィザードおよびツールによって作業項目が生成され、作業リストの対応するプロジェクトフォルダに追加されます(プロジェクトの作業フォルダは、「projectFile in pathToProject」という名前の最上位フォルダです)。 たとえば、サーブレットウィザードでは、サーブレットのGETおよびPOST要求の処理に関する項目や、任意のインタフェーススタブメソッドの実装に関する項目が追加されます。

@todoコメント   作業リストに項目を入力するほかに、ウィザードは、javadocスタイルの@todoコメントを、生成したソースファイルに含めます。 これらのコメントは、作業リストで生成される項目よりも詳細です。 すべての@todoコメントがリストに表示されると作業リストが見づらくなりますが、詳細な作業ではこれらの@todoコメントが役に立つ可能性があります。

生成される項目のアクション   生成される項目は、[作業]タブでユーザが作成する項目と似ていますが、次の例外があります。

生成される項目には、アクションが関連付けられていることがあります。 生成される項目にアクションが関連付けられている場合、次のいずかを実行することで、そのアクションを呼び出すことができます。

注記:   項目にアクションが関連付けられていない場合、最初のメニュー項目は[起動アクション]で、無効になっています。

通常、アクションは、関連するファイルを開くアクションです。 たとえば、サーブレットウィザードにより生成された、サーブレットのGET要求の指定に関する作業項目をダブルクリックすると、exteNd Directorはサーブレットのソースファイルを開き、適切な場所に挿入ポイントを配置します。

 
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Antの使用

exteNd Director 開発環境は、ユーザが[プロジェクト]メニューのいずれかの作成コマンドを選択してプロジェクトを作成するときに、Apache Antを内部的に使用します(コンパイル、作成、およびアーカイブを参照してください)。 この方法で作成を行うだけの場合、Antについて理解する必要はありません。 ただし、Antへの直接アクセスは、次の目的のためにも提供されています。

これらのタスクのいずれかを実行する場合は、この節を読んで、Antとその使用方法を理解してください。

 
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Antとは

Apache AntはJavaベースの作成ツールで、makeに似ていますが、makeが持つ短所がありません。 Antとmakeの重要な相違点は次のとおりです。

AntはオープンソースApacheのサブプロジェクトです。 独自のタスクの定義やbuildfileの作成の詳細など、Antの詳細については、ant.apache.orgを参照してください。

 
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exteNd Antツールの使用

1組のexteNdツールを使用して、コマンドラインからAntを起動できます。 これらのAntベースの実行可能ファイルは、Novell exteNd tools\binディレクトリにあります。

2つの実行可能ファイルの相違点は、xdbuildは入力としてexteNd Directorプロジェクトファイルを取り、xdantはAnt buildfileを取る点です。 これらのツールはコマンドラインから起動します。

xdbuildの構文   xdbuildのコマンド構文は次のとおりです。

  xdbuild projectFile target options

各オプションの説明は、次のとおりです。

引数

説明

projectFile

プロジェクト(.spf)ファイルへのパス。 このファイルは、特に、プロジェクトのアーカイブを構築および作成するAnt buildfileの名前を指定します。

target

次のいずれかのプロジェクトbuildfileターゲットを指定します。

  • build - 指定したプロジェクトのアーカイブを作成します([プロジェクト]>[作成してアーカイブ]の順に選択した場合と同じです)。

  • rebuild - 指定したプロジェクトのアーカイブを再作成します([プロジェクト]>[すべて再作成してアーカイブ]の順に選択した場合と同じです)。

  • clean - すべてのファイルをプロジェクトの作成ディレクトリから削除し、アーカイブを削除します(開発環境に同等の機能はありません)。

options

オプションについては、次の説明を参照してください。

xdantの構文   xdantのコマンド構文は次のとおりです。

  xdant CustomizedTargets options

各オプションの説明は、次のとおりです。

引数

説明

CustomizedTargets

buildfileで定義した1つまたは複数のターゲットを指定します。

options

オプションについては、次の説明を参照してください。

オプション   xdbuildおよびxdantで提供できるオプションは次のとおりです。

オプション

説明

-help

使用方法の情報を出力します。

-projecthelp

プロジェクト(ある場合)の説明の後に、buildfileで定義されたターゲットを出力します。

-version

Antのバージョンを出力します。

-quiet

出力されるメッセージを最小限に抑えます。

-verbose

処理に関する詳細な情報を出力します。

-debug

デバッグ情報を出力します。タスクとJavaクラスのマッピング、およびプロパティと値のリストを含みます。

-emacs

(xdantのみ)装飾なしのログ情報を出力します。

-logfile file

出力を画面ではなくfileに送信します。 このオプションは、fileが存在しない場合はfileを作成し、存在する場合は上書きします。

-logger class

ログを実行するクラスを指定します。 デフォルトのロガーは、org.apache.tools.ant.DefaultLoggerです。また、別の組み込みログクラス(付属のクラスについては、Novell exteNd Common\libディレクトリにあるant.jaraを確認してください)を指定したり、独自に作成したログクラスを指定したりすることもできます。

For more information    詳細については、ant.apache.orgのAntマニュアルを参照してください。

-listener class

classをリスナとして追加します。 次のいずれかのイベントが発生すると、リスナに通知されます。

  • 作成が開始される

  • 作成が終了する

  • ターゲットが開始される

  • ターゲットが終了する

  • タスクが開始される

  • タスクが終了する

  • メッセージがログ記録される

デフォルトのリスナはありません。 別の組み込みリスナクラス(付属のクラスについては、Novell exteNd Common\libディレクトリのant.jaraを確認してください)を指定するか、または独自に作成したリスナクラスを指定できます。

For more information    詳細については、ant.apache.orgのAntマニュアルを参照してください。

-Dproperty=value

buildfileに設定されているプロパティ値を上書きします。 プロパティは、buildfileに<property>要素として定義されます。

-buildfile file

(xdantのみ)使用するbuildfileを指定します。 このオプションが指定されていない場合、Antは現在のディレクトリのbuild.xmlを使用します。

(このオプションはxdantにのみ適用されます。これは、xdbuildは常に、exteNd Director 開発環境が自動的に作成するプロジェクトbuildfileを使用するためです。)

-find file

(xdantのみ)現在のディレクトリからbuildfile fileを検索します。 現在のディレクトリで見つからない場合は、fileが見つかるまで、ペアレントディレクトリをルートディレクトリに達するまで検索します。

fileが指定されていない場合は、build.xmlを検索します。

 
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xdbuildの例   次のコマンドは、exteNd DirectorプロジェクトmyAppのアーカイブを作成します(最後にプロジェクトが作成およびアーカイブされてから、変更が加えられている場合)。

  xdbuild myApp.spf build

次のコマンドは、すべてのファイルを再作成して、myAppプロジェクトのアーカイブを作成します。

  xdbuild myApp.spf rebuild

次のコマンドは、buildディレクトリからすべてのファイルを削除し、アーカイブを削除します。

  xdbuild myApp.spf clean

xdantの例   次のコマンドは、現在のディレクトリのbuild.xmlにあるデフォルトのターゲットに対して定義されているタスクを実行します。

  xdant

次のコマンドは、現在のディレクトリのbuild.xmlにあるパージターゲットに対して定義されているタスクを実行します。

  xdant purge

次のコマンドは、test.xmlのパージターゲットに対して定義されているタスクを実行します。test.xmlが現在のディレクトリにない場合、Antは、ペアレントディレクトリでルートディレクトリに達するまで検索します。

  xdant purge -find test.xml

 
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各国対応サポート

この節では、exteNd Director 開発環境での各国対応のサポートについて説明します。

 
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フォントの指定

一部の言語が正しく表示されない(たとえばボックスとして表示される)場合や、システムのフォントマッピングが適切でない場合は、exteNd Director 開発環境に対して別のフォントを指定して、メニュー、ラベル、ダイアログなどで使用できます(次の説明に従って変更しても、エディタ自体には影響はありません)。

Procedure 開発環境で使用されるフォントを変更する

  1. [ツール]>[初期設定]の順に選択して、[表示]タブをクリックします。

  2. [Windowsのカラースキームを使用]設定をオンにします。

  3. exteNd Director 開発環境を終了します。

  4. ide.propsの次の行に、代替フォント名(およびオプションでサイズとカラー)を指定します。このファイルは、Novell exteNdのtools\Resources\Preferencesディレクトリにあります。

      font-name-standard = font-name 
      font-size-standard = font-size 
      font-name-big = font-name 
      font-size-big = font-size 
      output-font-name = font-name 
      output-font-size = font-size 
      output-background-color = font-color 
      output-font-color = font-color 
    

フォントサイズはポイントで指定します。 カラーは、R、G、Bの整数値として指定します。たとえば、255、255、255は白、0、0、0は黒になります。

Sunでは、大部分のシステムで最適なフォントマッピングを提供するために、フォント名としてSerifを使用することを推奨しています。

 
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開発環境の拡張

exteNd Director 開発環境を(高度な拡張性APIを介して)拡張して、カスタムツールや機能を追加できます。 開発環境の拡張性APIの入手と使用については、Novell exteNd販売代理店までお問い合わせください。



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